2/2 雪の日の自転車通勤についての見解
「雪の日はチャリ通に限る。歩道の歩行者に迷惑かけまいと考えれば、堂々車道の轍走行。」というツイートに対する反応かは不明だが、「雪の日は自転車を使うな」という意見をツイッターその他でいくつか見かけるようになった。何だかプチ炎上気分だ。自分が社会に適合しえない悪人である自覚はあるが、それはそんなに悪いことじゃないと思う。
まず車道は自動車のためだけではなく、自転車のためのものでもある。自転車は左側に寄って走行することになっているが、その場所は除雪の犠牲となる。だから自転車も犠牲になれと言うのか? いや、車道の轍を共用するしかあるまい。KYと言われるのであれば、マイカー信仰の空気そのものが間違っている。日本はその点で発展途上国であることをまず認識した方が良い。
むろん自転車と自動車は敵対すべきものではなく共存すべきものである。渋滞の先頭を走る状態であれば、時々安全な所に停車して自動車をまとめて先行させるなど、気遣いが大切となる。ただし松本市の交通事情ならその必要はあまり無い。なぜなら、どうせ車道の先もつかえているからだ。
ふだん渋滞を構成して莫大な損を生み出している自動車が、雪の日に限って渋滞を自転車のせいにする話もあるまい。
代替手段はどうだろう。自転車が雪の歩道を走行するのは言語道断。また自転車通勤者たちが大挙して普段乗り慣れない自動車を使用したら? 凄惨な状況しか思いつかない。慣れているドライバー達でさえ青森で立ち往生騒ぎがあったばかりじゃないか。バス路線があればラッキーだが、雪の日は大幅に遅延するうえ積み残しのリスクもある。それなら皆さん歩きますか。
結局、天候によって排除し合うのではなく共存する道を考えるべきだろう。その際、もし自動車が自転車を追い抜きづらい状況があれば、少しのあいだ落ち着いて自転車の速度で走ってみて欲しい。一応前に進んでるじゃないか。それが私の要望である。
さて、今日の積雪は大したことないが日陰は凍結してるっぽいし塩カルとかかったるいので、通勤はチャリンコではなく先週木金と同様にジョギングで行った。往路はやや急いで、復路は買い物などしながらゆっくり、計24.7km。
ぶっちゃけジョグ通は自転車という足を縛ろうとする人達へのアテツケのつもりで始めたものだが、良いきっかけを与えられたものである。
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