4/15 痛の字を あつめて遅し 千曲川
睡眠不順から来る頭痛に苛まれ、ホテルの朝食おにぎりを6個ヤケ食いするも無駄に体を重くしただけのようだ。
会場に入るとハイテンションなMCや英語の案内放送があって、ビッグイベントらしい雰囲気に満ち溢れている。ずらり整然と並んだ荷物トラック、給水のあるウォーミングアップゾーン、的確なトイレの案内。一万人規模の大会になっても、長野マラソンは長野マラソンである。
この体調だと規約上は棄権するか慎重に走るかしないといけないが、8時30分に号砲が鳴るとサブスリー復帰の夢を追って突っ走る。……無理に引っ張っても、勝てる気がしない。徐々にペースを維持できなくなり、中間地点で1:30'46"。高橋尚子ゲストとハイタッチをして、もう一度テンションを上げる。
しかしまさかの腹痛を起こした。やはり棄権するか。少なくとも無理にゴールまでこんな惨めな気分で走るよりは、いっそトイレに駆け込むのも経験のうち。4分余のロスと引き換えに、ずいぶん走り易くなった。あとは開き直って、沿道の応援を楽しみながらのランとなる。知り合いに名前で応援されてるランナーが羨ましいなぁ、などと考えていたら「むらよしさん!」の声がかかる。jagen radのTさん、に見えた。ありがとうございます。とにかくこのレース、ずーっと頑張れ頑張れの声援が聞こえるから、頑張らぬ訳にはいかない。
今年の長野県は、このまま咲かずに春が終わるんじゃないかってほど桜の開花が遅い。梅や菜の花はキレイ。遠くには志賀や北信五岳、北アルプスが雪を冠っている。「ふるさと」のオカリナ演奏が、千曲川の光景に似合いすぎていて少し涙が浮かんだ。
終盤は肺痛まで起こし、呼吸量が制限される。これ、満身創痍って言葉で表現してもいい状態じゃね? それでもフィニッシュの後には笑みがこぼれた。3時間14分27秒。私にとってマラソンとはこんなものなのか、今後いろいろ考えねばならないだろうが。
あとは大きな祭りの雰囲気を楽しむように佐世保バーガー食ったりジェラート食ったり写真を撮り回ったり。篠ノ井駅から特急しなの号で松本に戻り、頭痛をこらえながら帰宅する。
ご名答!ヤーゲンのTです。よくわかりましたね。
発見できたんで思わず声をかけてしまった
絶対「あいつ誰だ?」って気になっちゃうよなぁ
なんて少し気に病んでました(笑)
相変わらず赤がトレードマークですか?
投稿: タダノブ | 2012-04-20 00:12
あ、タダノブさんだ!
↓
でもあんなに髪長かったっけ?
↓
でも多分タダノブさんだった!
こんな具合でした(笑)お元気でしたか?声援感謝しております。
赤いシャツだとスポーツ写真サービスのサイトで自分を見つけやすいのです。
投稿: むらよし | 2012-04-20 06:59