7/8-9 カルボナーラ・チャージ
土曜、昼前にうだうだとジョギング出撃。山田集落周辺の、未走破だったトレイルを埋めに行く。問題は芥子望主山の北北東にある868ピーク。北側はイバラ廃道で、トヨペット・コロナが棄ててあるのは味わい深いが、体じゅうクモの巣だらけになって何とか新田集落に脱出できた。もう帰りたい…けれどようやくの、夏らしい蒸し暑さは貴重だ。暑熱順化ってやつをするべく、もうひと頑張り、北洞からの美鈴湖へ。途中で会ったランナー曰く、数年前まで諏訪湖を十周するマラソン大会があったんだって。ひー。
ピラータでカルボナーラを頂き、うだうだしているうちに雷鳴が近づく。あまり雨雲が広がらないうちに、もりの国から妙義山古墳へ下りるトレイルで帰宅。
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日曜こそは早起き。中央西線の始発で木曽福島まで輪行し、王滝村へチャリで向かう。今回は御嶽山の方ではなく、西へ西へ王滝川を遡る。やってきました、通称「自然湖」。昭和59年大災害の副産物で、趣は異なるけれど湖に沈んだ朽木といい諸行無常感といい、夕張のシューパロ湖を彷彿とさせる。あまり変わらないうちに、今度はカヌーしに来られたらいいな。
信州最西端の集落である滝越は山奥ながら空が広く、とても長閑。かつて岐阜県側から鞍掛峠を越えてこちらへ来たことがあるけど、今は閉ざされているのだろうか。ここで引き返し、村の中心部から少し御嶽山の方へ登る。清滝の様子を見に来たけれど、報道の通り先月の大きな地震で滝壺への遊歩道は通行止になっている。道中の石碑群も一部倒れてしまったのが見受けられる。
また木犀舎で昼食とする。カルボナーラも美味しい。そしてひめやの朴葉巻、まだ扱っていて良かった。実家などへガッツリ発送を頼んでおく。御岳百草丸の店でもちょっと買い物をして、今の私に出来ることはこれくらい。自然災害と言えば九州北部が現在進行形で心配だが、王滝村も泣きっ面に蜂なんてレベルじゃない状態が続いている。スキー場は次の管理業者が見つからず、日増しに閉鎖の可能性が高まっているらしい。
木曽町三岳も地震の被害が大きく、ビーズベーカリーというパン屋は店舗が壊れ、店主宅の玄関で逞しく営業中。3つ買って、特急しなの号の車内で食べながら松本に戻る。
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という訳で第一回日本ロゲイニング選手権大会in松本24時間まで残り数日。チーム「L3豆戦車」を組むガクさんは生活をだいぶ犠牲にしながら取り組んでくれているようだし、私も一番大切なものを失って折れてしまった心で、何とか最小限の練習を積んできた。丸一年以上風邪を引いてないので免疫がないのが心配。寝冷えに気をつけて、疲労回復と読図力アップに努めて本番を迎えたい。
もし入賞できたら、ぼろぼろになった輪行袋とフロントバックを新調するんだ。
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