1/28-29 草軽軽便ジョギング
本白根山噴火による周辺規制強化の報に接し、5月に須坂あるいは山ノ内からチャリで草津温泉に向かう予定だったルートの代替を考える。…いや、今スグ行きたくなった。
という訳で、日曜の始発電車に乗って中軽井沢駅に到着。国道146号をジョギングで、北へ行こうランララン。膝の痛みが心配でスロウにスタート、どうやら大丈夫そうね。登るにつれ、間近に浅間山が雄大。朝までの大寒波は徐々に緩んでくるが、標高1410m、峰の茶屋付近はさすがにかじかむ。群馬県に入ると溶岩台地の緩い下り。車道は除雪されてるが、歩道は無かったり雪に埋もれてたり。若干心苦しいが、走りづらくはない。
北軽井沢のセーブオンで軽食休憩とし、さらに草軽電気鉄道の旧駅舎を見物。名前の通り草津と軽井沢を結んでいた軽便鉄道で、どこかのおっちゃんが乗ったことあるって自慢してたの、心底羨ましかった。今日はボクが草軽電鉄だ! 向かう先には本白根山、特に噴煙などの異常は見られない。左手には毛無峠のU字地形が雪化粧で輝く。
急な下りを経て吾妻川を渡り、大津からの国道292号は最後の力を振り絞るように一歩一歩登る。鞍部を過ぎ、温泉街に入るとようやく顔がほころぶ。5時間40分でほぼフルマラソンの距離を走破し、湯畑に到着。標高差は480m+570mってとこ。辺りはそこそこ賑わっているが、これでも報道の影響で少ないのかしら。
宿のチェックインまで時間があるし、グランデフューメのジェラート・ラスク食べ放題! ごめん、たっぷり5杯も頂いちゃった。せっかく走ったのにね。宿は閑静な北はずれのhotel takaで、内湯で汗を流し部屋に戻ると、もう布団に吸い込まれそう。でももうちょっと何かしなきゃ。お腹が落ち着くのを待って、タオルを持って外出。観光客ウエルカムな三つの外湯の一つ、熱めの地蔵湯に入る。
行列で有名な「静」も今夜は閑古鳥。ジューシーな焼き鳥を頂いてライトアップの湯畑をぷらぷらしてると、もう明日死ぬんじゃないかってくらい満たされてくる。さらにヌルめの千代の湯にも入って、セーブオンで夜食と朝食を買って宿に戻る。おやすみ。
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月曜日。たまたま噴火騒動前に用もなく有休を申請してあったので、仕事は休み。宿の温泉に入ってから街に繰り出す。白旗の湯は凄く熱い湯船と、物凄く熱い湯船。湯巡りの締めには丁度良く、これであらゆる病は治ったに違いない。宿をチェックアウトし、白根神社に火山活動の早期沈静化を願う。山びこの揚げまんじゅう等を食べ歩きつつバスターミナルへ。ゆもみちゃんまんじゅうを買って、さよなら草津温泉、また来るよ。軽井沢への帰路は高原を行く草軽交通の急行バス。やっぱ乗り物は楽だわ。
バスは長野県に入り峰の茶屋で左折し、白糸ハイランドウェイへ。ここは原則としてチャリや徒歩は禁止されている。三笠での降車は私一人。旧三笠ホテルってのを見学したかったんだ。調度品は超ド豪華だが、現代のビジホの方が便利だよなぁとか考えてしまう。広さと豪華さを競い合うような超高級別荘地を歩き抜け、旧軽井沢ではスロウスタートの聖地巡礼がてら、毎度のようにミカドコーヒーのモカソフトを食べる。コーヒーラスクも買って行こう。平日だし、聞こえてくる言葉は外国語ばかりの街。
軽井沢駅前の草軽電鉄デキ12機関車の展示も今見ると感慨深い。さらに国鉄の旧駅舎がしなの鉄道によって再び活用され始めており、構内にミニSL?など楽しそうなものを作っている。あとは電車で松本に帰る。
今月は旅ジョギングが充実していたものの、そのぶん金を使い過ぎたし来月は節約しなきゃ。流行りの冬キャンプなら可能だろうか?
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