6/28-30 雨音は登坂の調べ
松本市教育文化センターのプラネタリウムはリニューアルしてからだろうか、金曜の夜も投影がある。光学式投影機による丁寧な星空解説のあと、プロジェクタによる「コズミックコリジョンズ」の上映。これが今月限りなので、駆け込みで来たのだ。2003年の古い作品ながら緻密かつ迫力満点。最後に再び光学式投影機で補足解説してくれる。これで510円なら映画より断然良いと思うのだが、場所が辺鄙すぎて客は他に2名のみ。
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土曜、ツールド美ヶ原の前日受付がてら、ジョギングで軽く近所を一周。会場では大会裏方、ではなく今回選手として出るMさんや、乗鞍仲間のIさんMさんKさんらにエンカウント。ブース出店でマラソン大会で使えそうなバックポケット付きTシャツ等を買っておく。
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日曜は朝から雨。梅雨らしい梅雨は松本では珍しいのだが、それにしても土砂降り。距離4.7km、標高差400mの第1チェックポイント美鈴湖がゴールになると発表された。雨天中止は11年前にあるが、コース短縮での開催は初めてだろう。荷物預けをしてから軒下でじっとしていられず、ついうろうろして身体を冷やす。4年前の乗鞍と同じ失敗をしてしまった。会えたのはMさんと、乗鞍仲間のHさんだけで、他の方はDNSという。全体でもざっと出走率は50%くらいだろう。考え方は人それぞれ。私の考えを言えば、悪条件でも楽しみ経験値を積む、という貴重な機会を損失する訳にはいかない。
スタート時刻が各クラス7分遅れというのを聞かずにスタンバイしたものだから、もう歯がガチガチ言うほど体温が奪われている。断続的に強い雨が降るなかようやくスタート。応援賑やかな温泉街を抜け、名物の激坂へ。誰も転んでないじゃん。さらにキツめの坂が続くのだが、ちっともギア比を上げられない。二車線の平坦路に出て例年ぶっ飛ばす所も、もう集団下山が開始されてて一車線しか使えず勝手が悪い。油断するとセンターライン係を轢いてしまいそうだ(実際事故があったらしい)。
結果、例年のCP通過タイムより1分も遅い20分28秒でフィニッシュ。この調子でやれるだけのことはやったし、何より開催されただけ有り難い。天候は回復してきたが、強風は相変わらず。あれっ、後輪のハブクイックが緩んでブレーキとホイールが接触してやがる。どの時点からだったのか、タイムに影響したかも知れないがまぁいいや。ゴール係のKさんと話したり、カフェピラータ前でうだうだしてるうちに下山がだいぶ遅れたが、浅間温泉に着いてもまだ10時前という。振る舞いの豚汁や出店の佐世保バーガーを食って、一旦帰宅しシャワーを浴びる。
もうメットを被るのも面倒くさくて、グランフォンドKOMOROの痛いTシャツを来て、ジョギングで再び会場へ。すっかり晴れて蒸し暑いなか1時間早めての表彰式を観て、抽選会は何も当たらず。次の大会は鉢盛山登山マラソンだなーと思いつつ田溝池へ遠回りして帰る途中、またMさんにエンカウント。鉢盛山では世話になります。
去年はすっぽかしてしまったが、やはり私にとってツールド美ヶ原は年間最大のイベント。つまりこれで燃え尽きることになるが、ちょっと悔しさが残って、バネになるかも知れない。
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