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11/9-10 東海道四十三コントロール

元々この土曜は響けユーフォニアム定期演奏会のチケットを申し込んでいた。合わせて参加できるイベントが京都か名古屋あたりにないか?と探して、日曜の知多半島ロゲイニングにエントリー。ユーフォはあえなく落選したので予定変更を余儀なくする。土曜は一年ぶりに沼津を聖地巡礼しよう。

Enoo松本からJR身延線を経由し、東海道線の吉原へ。ずっと憧れていた岳南電車に、硬券を買って乗り込む。車窓に工場群や住宅街そして富士山を映しながら、またゴング式の踏切音を聞きながら終点の岳南江尾(えのお)駅で下車。

おもむろにジョギングを開始し、愛鷹山麓の美味しそうな茶畑の坂をがんがん登っていくと、新東名高速道路の駿河湾沼津サービスエリアに登頂する。まず上り線に侵入し、ラブライブプレミアムショップへ。知人に頼まれていた分も含めン千円のお布施をする。下り線にも侵入し、モッフル店を発見したので抹茶味を頂く。家庭用は昔よく食ったが、店舗のは初めて。懐かしい食感。

NeopasaJR原駅に下山してジョギング終了、12kmくらい。電車で沼津駅に移動する。帰ってきたー!って感じがする。もう脚は使いたくないので近くを散策する程度にし、大黒屋では映画にも出てきた今川焼を頂く。気分はすっかり海道一の弓取り、さあ桶狭間に攻め込むでおじゃる。

やば珈琲店で一休みし、ヌーマーズでCD、駅ビル水口園で静岡茶を買って電車で三島へ。新幹線こだまで一気に三河安城までワープし、大府連合首長国で武豊線に乗り換える。今日の目的地は半田駅から少し歩いた町外れにある、サンポートという安ホテル。途中でシキシマという食堂を見つけ、とんかつを注文。旨いなぁ、ソースが旨い。これは思い出の味になる。

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Gate日曜も天気晴朗なれど風が冷たい朝。セルフ管理メントがなっておらず喉が痛いが、走れなくもないだろう。知多半田から名鉄で太田川に移動する。京急蒲田めいた要塞駅で、3階ホームから今日の戦場となるテレインを一望する。地名は大田町で、大会プログラムの地名表記は誤っているが太と大の間違いは良くあること。駅前の大屋根広場が「知多半島ロゲイニングin鉄とランのまち東海市」の会場。大規模な鉄鋼工場群が市の安定財源であり、洋らんの栽培も盛んらしい。私の母の旧姓(百合草)は知多半島由来だが、東海市を訪れるのは全くの初めて(韓国の東海市ならやたら歩いたことがある)。ロゲの長野県外遠征は草津温泉以来2度目で、ソロだと初めてだ。不安と期待で胸いっぱい。

3時間の部と5時間の部、合わせて204名が一斉にスタート。ソロは5時間のみとなる。予想通り縦長のマップで、縮尺1:25000で手の平ふたつ分なら全部回れるのでは?...仮に捨てるなら西のエリアなので最後に残し、まず北に向かって走る。プランニング的には絶妙に(参加者としてはイヤらしい具合に)コントロールポイントが散らばっていて、取りこぼしが無いように進むのは難しい。正直ベストかどうか自信は無いが、加家公園を南北に分断する独自ルートで行こう。

Buddha通過証明となる写真はデジカメでも良いが、「愛ちた!ナビ」というスマホアプリ使用が推奨されているので使ってみる。フィニッシュ後の得点計算が不要になる反面、撮影時には画面を良く見て何度もタップする必要がある。僅か10秒でも積算すれば5分以上のロスになる訳で、勝負に徹するならデジカメの方が良かったかも。

聚楽園(しゅうらくえん)の大仏を見て、最北エリアへ。最高点のガスエネルギー館は工場敷地に囲まれ、人が通れる道は限られている。航空写真で事前サーチ済みなので不安なくクリア。問題は氷上姉子神社本宮で、トレイルが迷路のよう。コンパスと嗅覚めいたカンでどうにか発見する。他の参加者も苦労していた。この辺は名古屋市の辺境で、桶狭間が実際近い。

Canal長野県を水源とする愛知用水に沿って南へ戻る頃、時間が半分経過する。マップ全体をもう一度見渡すが、パーフェクトを達成できるかまだ微妙だ。美味しそうなみかん畑のアップダウンが続き、意外に景色が良い所も。整備された公園も多く、長野県と違って凍結の恐れが無いため飲料水道がたいていあるので助かる。

Suzuka製菓店でふるまいのわらび餅を頂き、終盤は南エリアへ。だいぶ走行ペースが落ちているし、コントロールをすんなりまっすぐ繋げず時間が掛かる。25番の一望スポット、ちょっと地図間違ってるよ。参加者としては疑心暗鬼に陥る恐れがある。街中は信号待ちも多くなり、結局数分不足する見通しとなった。最西端は諦めよう。通過証明とは関係ない風景写真をばかばか撮っていたり、細かいミスもいくつかあったし、もうほんの僅か走力があれば・・・とタレレバを言ってもしょうがない。何を捨てるか?がロゲの醍醐味だ。

Mapfin全44コントロール中43箇所を回り、5分余り残してフィニッシュ。走行距離は45.5kmで、やはり春季に比べると走力がガタ落ちしている。やがて表彰式が始まる。男女混合チームのトップも43箇所回っていて、経路やタイムを考えると私よりハイペースだったのでは? さて男子ソロは…愛知県の強豪が集まっていればパーフェクト当たり前でタイム勝負になっていただろうが、OMMという大会と日程が被ったらしく無事優勝、表彰台の一番上に登頂する。中村リョウタと呼ばれるが、正しくは良大(よしひろ)だ。まぁ太と大の間違いには慣れっこなので放っておく。

ぶっちゃけロゲイニングって麻雀並に運の要素があると思う。おまけに全カテゴリ総合で最高得点(1173点)の副賞も頂いた。インタビューがあり緊張するわ。全体を通して長野県内の大会とはまた違ったホスピタリティがあり、良い大会だった。知多ロゲ再挑戦もあるだろう。ツイッター相互フォローの方にも声を掛けて頂いた。

Mountain東海市で一銭も使わないのも悪いし、駅前の本屋で知多娘。グッズを買い漁る。カワイイヤッター! さよなら東海市、また来るよ。金山で地下鉄に乗り換え、負けたら罰ゲームとして訪れるつもりだった名古屋の軽食喫茶マウンテンへ。異常な甘口メニューが、実際好きなんだ。ローリング☆ガールズの聖地だし。甘口りんごスパにストロングコーヒーを付けて、ここでも無事「登頂」。

三角形を書くような鉄道ルートを終え、松本駅前に降り立つ。「ああ楽しかった!」旅とはこうあるべきなんだ。おっと、自宅玄関に帰るまでが旅だったね。これで今年のレーススケジュールは全て終了。来年は長野マラソンに申し込んでいないし白紙の状態だが、ぼちぼち考えよう。

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通過証明のCP写真などはこちら→Facebookアルバム: 知多半島ロゲイニングin鉄とランのまち東海市

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