7/9-10 芸術の夏、日本の曲
土曜、特急あずさで東京から松本に上る。駅のSuicaロッカーにクラシックギターを預け(でかいので千円掛かる)、小径車カラクルSを組み立てて朝日村へ。天気はまずまず、ここで行うかも知れないサイクルロゲの調査に来ている。奥地のキャンプ場などを回るが、時間が中途半端でまるで不十分なまま松本駅に引き返し、ギターを回収して浅間温泉へ。お腹にバックパック、背中にギターという苦しい姿勢で神宮寺からの坂を登り、美鈴湖畔のサイクルカフェピラータへ。もうハンガーノックに近い状態で、正直しんどいヒルクライムだった。すぐに夕食をオーダー、生き返る。
若干の練習のあと、夜8時からサロン・ド・ピラータが始まる。器楽曲中心で、互いの演奏を気軽に楽しみましょうという企画で今回3回目なのかな。私は2回目か。ヨーロッパめいた雰囲気の会場で、ギター、ピアノ、声楽が演奏される。そこに日本の曲を持ち込んでしまう私は、ソロで「浜辺の歌」を初披露。あとは定番の「宵待草」「城ヶ島の雨」だ。エキゾチック! さらにYさんとのデュオで佐藤弘和の「そよ風の中、自転車に乗って」を演奏。オンラインで合わせたりはしてたが、リアルで合わせるのは今日が初めて。それでも概ね何とかなった。アンコール的に定番のモリエンド・カフェ(コーヒールンバ)も演るが、指のスタミナが持たんわ。
歓談を経て、このまま店に泊めさせて頂く。演奏する機会があるだけでも有り難いのに。
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翌朝、雨の予報だったのに晴れてる。まぁゆっくりコーヒーを頂いてから名残惜しく下山。また駅にギターを預けて朝日村へ。今回は情報収集として歴史民俗資料館に入館する。併設の朝日村美術館の方がどうもメインみたいで、カミジョウミカ展から観覧。難病持ちらしく、見たこともない画風に感じる。夥しい薬の包装を使った作品は、薬を一切飲まない私にはホラー過ぎるわ。で、ロゲプランの情報としては遺跡や道祖神の展示くらいか。
昼食として、ずっと気になっていたそば処「もえぎ野」で天ぷらそばをオーダー。あ、村出身の声優羽多野渉さんのサイン色紙が飾られている。俺じゃなきゃ見逃しちゃうね。人気店で料理が遅くなり、そばはとても旨いしツユも好みだが、近くの入浴施設に寄る時間はなくなってしまった。急ぎ松本駅へ戻り輪行とギター回収、夕方のあずさに乗って東京へ下る。
本当にサイクルロゲは出来るのか。プランニングはまだ始まったばっかりだ。
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むらよしギムナシオンページに去年8月の伊那ヒルクライムレース参戦記をアップ。今年は無さそうだな…?
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