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3/19,20 火曜サスペンド劇場

ふとケータイ用のサウンドノベルアプリをダウンロードする。私は子供の頃から大の活字嫌いで、中学の頃「このままではいかん」と思って家の本棚に置いてあった赤川次郎だの西村京太郎だのを少々読んだが、結局は活字とほぼ無縁の自分に戻った。ここ十年で読んだ小説と言えば「八甲田山死の彷徨」「松本連隊の最後」「銀河鉄道の夜」ぐらいしか思い当たらない。そんな調子ではボキャブラリーが極端に少なく、Webページやブログで書く文章は必然的に平易になる。ユニークさがあればそれでカバーしたいんだけど。
さてほんの数時間で終わると思ったそのアプリは意外と長く、どっぷりとはまり込んでしまっては中断なんて出来ない。あの下世話なサスペンスたちを読みふけった昔を懐かしむ気持ちもあるのだろう。せっかく来ている長野マラソンの参加通知書は封を開けず放置、食事中も片手に箸もう片手にケータイというはしたなさだ。それでもさすがに眠気には勝てず、布団も敷かずにストーブの前で意識を失っていた。この冬何度もこういう寝方をして、火傷の痕もある。だいいち疲れが取れないのが問題だ。
「こりずにまたやってしまった」と朝になって嘆く間もなく、アプリを再開する。もう少しで終わりだ・・・だめだ出勤の時間だ。今の仕事に就いて初めて「ずる休みをしようか」と思ったが、「あのラインのあの位置には俺が立っていなければ、ならぬっ」という安っぽい思い上がりが制した。あわててシャワーを浴びて自転車を漕ぐ。
目の前にそびえる横一文字の飛騨山脈をぼうっと見て、向こうの白川郷に思いを馳せる。あれか…。その時だった。落ちてた木の枝を前輪が巻き込みロック、派手に前転する。罠かッ!? 自分はあごから砂利に着地し、口の中にもじゃりっとした感触が入り込む。単に転んだだけなのに、殴られたような傷が出来てしまった。普通逆だろ、情けない。
仕事中、目の前に起こるあらゆる事を小説風に脳内解説している自分がいた。いつものように単純な作業を死んだ眼で反復しているだけだが、確実に脳が活性化している。それは妙に頭の良い友人と話し込んだ後の感覚に、少し似ていた。しかしやがては不安や不満にかき消される。このラインはもうすぐ消滅する。私は来月どんな仕事に就いているのかいないのか分からない。しばらく迂闊な出費は出来ないだろう。?、だれかが後ろをつけている。それももうすぐ終わりだ。

帰宅してようやくアプリを終わらせ、ジョギングは弱気のペースで6.5km。現実に還ってしまえば暗闇が怖いなんて事はない。

と、ここまで珍しく長々と書いたはいいけどタイトルが決まらぬうちに、またストーブの前でサスペンド、もといスリープしてしまった。朝、常識的には遅刻必至の時間に目が覚めた。やばいっ。大してカロリーの無いアミノ酸ゼリードリンクだけ飲み込んで、とにかくチャリで爆走する。こんな乳酸の溜まるような漕ぎ方をするのは久々だが、疲れを感じている場合ではない。どうにか間に合ったが、寝坊の代償として途中路上でケータイを振り落とし、大きな傷を付けてしまった。
今日は健康診断の日。心拍数の目標は50以下だが昼食後で不利だったのだろうか、59もありやがった。修行が足りない。

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