2/1 真冬の血糖
金曜の夜からむしゃくしゃして自棄食いモードに入っていた私。土曜日の朝食後、親戚の和菓子屋からラベル制作仕事に対する現物支給として賞味期限の近い菓子類が大量に送られてきた。
それならば大量に食うまで。大福餅・サーターアンダギー・チョコレート・人形焼・羊羹・東京チーズドッグ…。むしゃむしゃしてるうちに昼食の時間となったので仕上げに赤飯を食い、眠くなったので布団に入った。
それっきりだった。
・・・信州での長旅を終え、これから輪行をしてあずさ号で東京に帰る。ってところで目が覚めた。なぜかそこは長野電鉄湯田中駅だったのだが。夢ってよく解らない。それにしても一体何時間昏々と眠り続けたのだろうか。ひいふうみい…ざっと17時間。学生時代に17時間半の記録があるから惜しくも届かなかったが、久々に感じる重力、ともかくちっともフレッシュじゃない日曜日の朝を迎えた。
結果的に晩飯を抜いたとは言え、体中が角砂糖を入れすぎた紅茶のようにドロドロとした感触。これはやばい、ちょっとやそっとの長距離走じゃ償えないだろう。
それならばもっと長い距離を走るまで。という訳であづみ野自転車道へジョギングに出る。風が強いけど、冬の青空が美しい。道の駅堀金には寄らずにそのまま拾ヶ堰沿いを北上、自転車道の始点穂高橋に至った。
ここから帰路に入る予定だったが、もっと走らなきゃ糖尿病とか怖いし、思い切って国道147号をさらに北へ向かう。昨年3月末に行った50km走とほぼ同ルートでいいや。高瀬橋からの広大な風景をハイライトに、道の駅池田に至ってようやく帰路に入る。通常の長距離ジョギングだと途中で何らかのエネルギー補給をするのだが、今日はスポーツドリンク以外は無補給で行く。いくらでも体内に無駄なカロリーが溜まっているのだから。さすがにペースは前半のキロ5分からは落ちてくる。
安曇野わさび田地帯から大口沢への山道に入り、田溝池まで登って下りて4時間26分、信州での長旅を終えた。寄り道が少なかったので総距離49.3kmと惜しくも50kmに届かなかったが、これくらいの距離なら体内エネルギーだけでも何とかなるってことが分かったのは収穫だ。2月目標の250kmのうちほぼ5分の1を初日に埋められたし。体重が久々に60kgを割ったが、これは単に水分が抜けているだけだろう。さて余りの和菓子を食おう。
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