5/4 禄剛埼に颯爽と
朝6時過ぎに輪島をスタート。のはずが朝市もうやっていて、歩いて回る。漆器とか野菜とかカニカニカニカニ…買ったのは草餅だけだったが。
海のキレイさに感心しながら北東へ走ると千枚田。海崖の棚田は手作業の田植えが始まっている。曽々木海岸には車道トンネルの脇にせっぷんとんねるという遊歩道があって、さらに進むと急な岩場が連続。チャリを担いで挑戦してみたけど、足場が不安定だしこんなところで遭難したくない。チキンもとい勇気ある撤退をする。
こうしていつもの私らしく遅れがぐだぐだ拡大していき、大谷川の鯉のぼりまつりを見物してるうちにロードの集団に追い越される。まぁ平地じゃ絶対に敵わない。けれど能登半島は決して平坦な道のりではなかった。登り坂になるとつい馬鹿になって抜き返してしまう。聞けば福井石川富山3県によるチームとのこと。いいなあ。
こうして回復運転しつつ最突端の禄剛埼(ろっこうざき)に到達。白い灯台があったりして、日本海側にはよくある観光地? おからドーナツやおからコロッケ、豆乳ソフトクリームを食って昼メシとする。
須須神社をお参りして内能登に回ると、能登線さいはての駅だった蛸島。8年前、ここから宇出津(うしつ)まで30km近く夜通し歩いたっけ。もう少し進んだ廃線上に、えっ何で、のと鉄道の気動車が一両ぽつんと置き去りになってるの? あまり人が来ないような中途半端な所。古い塗装が錆びた痛々しい姿に、うわー…ってなる。レールはもうずたずたに寸断されてて動かしようがないし、ここで年々朽ち果ててゆくのだろう。
富山湾越しに北アルプスを遠望しながら軍艦島、恋路海岸を経て、ちょっと遠回りな九十九湾(つくもわん)経由で宇出津へ。あとは国道をひた走って昨日の出発点、穴水に帰ってくる。でももう少し進むよ。
西岸駅にある「ゆのさぎ」駅名標で記念撮影。ツインブリッジで能登島に渡り、能登島大橋で本州に戻ると和倉温泉に到着する。もう夜の7時、距離は知らないが思う存分走った。総湯で汗を流し、適当な公園でキャンプ2泊目。
能登に行かれたのですか、8年前むらよしさんのこのページを見て労災旅行の行き先を珠洲に決めたのを、懐かしく思い出しました。
投稿: 昔SONY今EPSON | 2013-05-07 19:57
なんと、そのような影響があったのですか。
やっぱり同じ道でも夜中より昼の方が景色は良いなと思いました。
投稿: むらよし | 2013-05-07 22:49