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7/13 嘆きのクライヶ原

乗鞍高原へ自転車で向かう。早朝で涼しいし2時間半もあれば余裕余裕、と高をくくっていたら案外進まない。急いでギリギリ、8時の集合時間に間に合わせた。ヒルクライムイベントで同宿する先輩方のコース試走会があり、K原さんが誘ってくれたのだ。

しかし天気は予報に反して悪化。しばらく雨宿りしてみたが、先行スタートしているK野さんを追いかけるためスタート。I田さんはあっという間に視界から消えた。本番までに追い付けるだろうか。
ちょっと頭がフラフラするので、梅チューブを補給して何とかリズムを取り戻していく。それも万能ではなく、位ヶ原山荘あたりでもうスタミナが尽きた。一番軽いギアでも泣きたいほどキツい。鳥海のステージレースに耐えうる体を作りたい。そのための今日だから、これでいい。

Sekkeistop 抜きつ抜かれつしていたI川さんにも置いていかれ、登ってても身体は冷える一方。強風が駆け抜けるハイマツ帯で、霰が降ったり日が差したりと激しい天候変化のなか、ゴールの大雪渓に到着した。ここから先は落石の恐れがあり、まだ冬季閉鎖が解除されていないのだ。それでも松本市街地から2000m余りアップし、もうたくさん。走る前は「乗鞍エコーラインと乗鞍スカイラインの往復ビンタでもいいっすよ」などと調子こいていたが、とてもそんな余裕は残ってないや。
そこに避難小屋があり、命が救われる思い。持参した防寒装備は十分と思ったが、それでも寒い。何かもう奇声を発しながら、位ヶ原山荘まで下りる。5人で飲み物を一杯ずつ飲んでいくだけなのにストーブを暖めてくれるし、こういう時のココアは今までで一番おいしいココアだ。

雨が小康状態になった隙に乗鞍高原まで下り、ひこーき雲で昼食にして、解散。一人だったら途中で引き返すような天候だったが、今日は良い修行になった。無事帰宅してシャワーとメシを済ませたら、もう眠るしかなかった。

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