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10/31-11/2 高岡富山満腹ルート

Fuganlu土曜、マラソン受付のため松本から富山へ向かう。遠征つまり長野県外のレースは今年唯一だ。北陸新幹線の延伸開業記念で初開催となる大会だし、新幹線を使うのが正しかろう。長野では晴れてても上越妙高じゃ雨とか、僅かの時間に気候が変わるのはさすが。JRの東日本と西日本、両社分の冊子を読んでいるうちに富山到着。痛路面電車を横目に、ムクドリ対策音がけたたましい通りを少し歩けば会場の総合体育館。フルの部だけで参加1万2千人、一般募集は2日余りで定員に達したという人気だが、富山マラソンEXPOはショボい。大丈夫か? 隣接する富岩(ふがん)運河環水公園は夕暮れのライトアップが始まり、とても綺麗。

野宿の予定もあったが、雨や荷物が煩わしいので3000円の安宿をとった。ただし片道1時間かかる電鉄黒部駅前。うわあい、初めての富山地方鉄道だ! 車窓は真っ暗だけど仕方ない。ホテルも営業してるようには見えない真っ暗な外観で、風呂は近くの銭湯を使う。充分充分。

Start日曜はまず1km歩き、三セク化して「あいの里」だか「あいの風」だか「あいの土山」だか分からないナントカとやま鉄道の黒部駅へ。ICOCAが使えるのは便利。電車は進む毎に超満員になり、一般客がかわいそう。ギリギリ席を確保できて自分は楽をしたが、次回から早い時間の臨時列車を運行すべきと思う。高岡で下車し、痛バスを横目にスタート地点の市役所前まで歩く。せっかくだからゆるゆり3期の聖地、古城公園朝陽橋(ちょうようばし)に寄っていこう。会場は案の定、トイレに絶望的な長蛇の列。さっき古城公園で済ませたからいいや。荷物預け時間がタイトなのも改善して欲しいところ。

やや冷えるけど青空が締まる絶好日和。午前9時に第1回富山マラソンの号砲が鳴る。スタートダッシュは先頭集団Aブロックランナーの義務。小学生の元気過ぎる声援がスゴイ。高岡大仏に手を合わせ、路面電車までもウヤにして確保された街中コースを駆け抜ける。庄川の土手では凧揚げによる応援もある。珍しい。

さてジョギング練習量は9月に50km、10月も風邪で出遅れ120km。しかも体脂肪率21.4%にまでぷよぷよ膨れ上がった身体を、どうやって42.195km先のゴールへ運ぶかが難しい。去年、同様に練習不足で3:17'だった大阪マラソンよりマシなら御の字。欲を言えば「ボリュームゾーン」扱い基準の3:10'よりは早くフィニッシュしたいので、1kmあたり4'30"ペースを意識する。序盤は流れに乗り過ぎてオーバーペースになる場面もあるが、ライバルの背中を見送る判断も時々できるのは大阪の反省が活きている。

射水の新湊大橋は圧巻中の圧巻。左手に万国旗の海王丸や富山湾、右手に港湾の町並み、正面には美しい斜張橋を前景に劔・立山連峰がそびえ立つ。これまで参加したマラソンで一番の景色! アップダウンでペースは鈍るけど、下りるのが勿体無いほど。しまなみ海道の多々羅大橋みたいに鳴き龍現象が起こらないかと主塔部の真下で手を叩いてみたら、少し返ってきた。ここから先は富山駅までジョギングしたことがあるので、気持ちは楽。

独特なエイド給食がいろいろあるので、レース中にパワージェルなどつまらない物は持たない作戦にした。こんぶ、梅干、白えび天むす、新湊かまぼこ、プチトマト、チョコ、ますのすし、オレンジ、塩熱飴、杢目羊羹、創作和菓子パイ、甘酒まんじゅう…。特に天むすとますずしは外せない。こんなに常時お腹いっぱいで走れるマラソンも珍しい。ああ、しろえびせんべいは食いそびれた。33kmまでペースを維持し、3:10'切りが現実味を帯び始めたと油断したのも束の間、終盤の呉羽丘陵越えは甘くなかった。登り切ったところで余力を使い果たし、下り坂になっても脚がまるで回らない。「足の痛みなんて気のせいです」看板。お、おう…。

Goal順位は下げまいと5'/km前後のペースで粘り、もう駄目になりそうなラスト1kmだが、商業高校応援団の気迫に背中を押されるようにゴールへ一目散。腕を痺れさせまくりながら、3時間11分40秒でフィニッシュした。ネットタイムはそれより16秒引き。風景もエイドも、そして走りも全力で味わえた、楽しいマラソンだった。順位は出走10797名中290位で、Aブロックの面目は保ったか。でもちょっぴり悔しい。クレープを食べたり富岩運河環水公園をうろうろしたりして、会場を後にする。このぶんだと来年もし開催するなら一瞬で定員埋まりそうだ。

北陸地方は甲信越より輪をかけて車社会、マイカー信仰が激しい土地柄というイメージがある。「クルマの邪魔する奴は悪」くらいに思われてそうだが、今日そんな実感は無かった。ノーマイカーデーに対する反発はネット上で散見するが、少しずつ理解されたらなお良い。

実はもう一泊する。東横インにアーリーチェックインしてシャワーを浴び、歩いて街へ繰り出す。あれだけ食ったのに、さすがフルマラソン後は足が軽い。富山城址公園や総曲輪(そうがわ)アーケードを周り、駅前に戻るころ行列がはけた大喜(たいき)で富山ブラックラーメンを頂く。あれだけ走って汗をかいたのに、醤油味が塩っぱいぞ。

Murodo月曜は有休。雨だけど、富山と松本を結ぶ最短ルートと言えば立山黒部アルペンルートだ。時間と金は掛かるが、11月はチラシで2割引にできる。特に電鉄富山〜室堂間は未体験なので決行しよう。全完走者データ掲載の北日本新聞を買って富山地鉄のショボイ特急に乗り、立山駅へ。ソフトクリームを食ってケーブルカーで美女平駅へ。こんな日でも中国人観光客で混雑し、臨時便も多い。高原バスが行く弥陀ヶ原、天狗平の「未開の台地」感は広大で素晴らしく、室堂駅に着く頃には一面の雪景色となった。昨日見た立山連峰はどっちだ。トロリーバス、ロープウェイ、ケーブルカー、黒部ダム徒歩区間、トロリーバス、路線バスを経て信濃大町駅へ。あとは大糸線を松本まで乗れば、ぐるり一周、非常にバラエティ豊かな乗り物の旅だった。

これで今年のレースは終了。だがマラソンのシーズンはまだ始まったばっかりだ。ちょっと食事量を考えないと。

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