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9/26-27 サイジョザンノボレ0927

Ginga土曜の昼、鈍行列車を川中島駅で降り、川中島古戦場まで歩く。最寄りの駅とは言えない位置だが、あえてやってみたかったのだ(花巻空港駅から空港まで歩く的な)。小一時間で到着し、あの上杉謙信と武田信玄の像を見て長野市立博物館を観覧する。この辺りが陸地になる頃からの歴史を一気に学ぶことが出来て良い。続いて併設のプラネタリウムへ。今回の映像は配給番組のみで、投影機ウラヌスさんの出番は無し。また日を改めて来たい。

Shiori南長野公園通りは、長野マラソンの最終盤で走る思い出深いストレート。初めて大戸屋なる店で夕食を摂り、農協スーパーで買い出ししておく。今夜の宿は栞舎(しおりや)さん。ゲリラキャンプが価値基準の私にとってビジホは高級ホテル扱いだが、ここはその倍の料金。素泊り専用ながら凄い親切丁寧なおもてなしで感激するし、御主人もマラソンランナーとのことで話が弾む。GoTo割が無くてもまた泊まりたい。

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Matsusr日曜の朝、また小一時間歩いて松代に向かう予定だったが、宿の方にクルマで送って頂けた。これは頑張らねば! という訳でやって来ました第2回信州松代ロゲイニング。去年125名だったらしい参加者が今年254名とのことで、男子ソロの部には強豪BさんGさんTさんの姿があり未知の強敵もいるだろう。上位に割って入るのは大変だが、トレーニング状況はジョグ八月80km、九月110kmという体たらくだし、身の丈に合った戦略が必要だ。

Twitterフォロー先の愛知県勢IさんYさんに挨拶し、芸人「こてつ」「もう中学生」「長野市長」や松代甲冑隊で賑やかな開会式を経て緊張の地図オープン。予想通り横長のテレインで、西端の岩野橋を中間地点と仮定してぐるりと作戦を立てる。それを逆回りに変えて準備完了、今回は雨が降っても大丈夫なようにしておく。

God午前10時に一斉スタート、まず北に向かう。やはり私の足は遅く次々抜かれるが、地図読みの妙でコントロールポイントには先着する、を何度か繰り返す序盤戦。千曲川を渡って川中島古戦場あたりは昨日訪れたこともあり首尾よくクリア。雨は一時パラつく程度。オリンピックスタジアム北の安手はカットし、丁度半分の1時間30分で岩野橋。

テレイン中で唯一と言える山に向かう。地図上では西から登る道を見落としていたが、国道に標識を発見したのは幸い。ここがのんのんびより聖地、上杉謙信が陣を張ったとも云われる妻女山だ。展望台を下から撮れば得点になるけど、せっかくだから登って景色を楽しむ。パーキングエリア裏のコントロールは回り込むのが面倒そうなのでカットし、ようやく松代らしい城下町に斬り込んで行く。

Saijo激しい運動は久々で、足が攣りそうになるのを堪える終盤戦。道の細かさにびびってまた一つカットしたが、フィニッシュタイムは2時間51分、つまり9分余し「行っとけば良かった…」。ヨセの弱さは要改善だ。全33箇所中30箇所、2200満点中2053点の成績で表彰式を待つ。走行距離は推定30.3km。

結果、男女混合の優勝チームに負けつつも男子ソロの部で三位を確保(33名中)。岡崎朋美さんから賞状を受けとる。7月の長和町ロゲでの惨敗からどうにか入賞圏内に復帰できて、とりあえず安堵してしまう。参加料二千円でちゃんとしたTシャツも付く激安イベントだが、副賞に菓子折りも貰えて嬉しい。だがブロンズコレクターで満足してはいけない。もう一つ二つ順位を上げるために、強くならなきゃね。

Map松代=大本営というイメージでだいぶ昔に2回ほど訪れた街だが、今回それにまつわるコントロールは無かった。ちょうど長野駅行きの路線バスが来たので、ゆっくりせず乗っちゃう。また温泉入浴にでも来よう。自分褒美に駅ビル明治亭のソースかつ丼(ヒレ)を昼食とし、鈍行で松本に帰る。次戦の予定は、今のところ無い。

→Facebookアルバム: 第2回信州松代ロゲイニング2020(通過証明のコントロール写真全部ほか旅の景色や大会の様子)

9/21-22 ジャイシで遭いましょう

四連休の3日目、それも10時半になってようやくチャリで出撃、南へ向かう。一泊なのでサイドバッグこそないが、一応自炊用具を積んだフルキャンプ装備である。ルビィ誕でラブライバーが集う塩尻市の旬菜花さんでおやきを買い昼食とする。シャインマスカットがごろごろ入ったぶどうおやきが新しい。

Otama国道19号が木曽路に入る直前の桜沢で県道254号に入る。狭いけどキツくはない道が辰野町に入り、心地良い走りで標高1072mの牛首峠に到達。お玉ヶ池ハイキングコースの案内板があり、距離1km、標高差200mと結構歩くようだが急ぐ旅でもないので寄り道してみよう。もちろん熊鈴を鳴らしつつ、ハイカーひとりとすれ違う程度でお玉ヶ池へ。窪地にちょろちょろと湧く不思議な泉だ。何か御利益はあるかな?

峠は中央分水嶺で、太平洋側に下りるとすぐ飯沼の集落。祖母の生家は、この家だろうか。国道153号を南下してすぐまた西へ、県道201号の谷に入る。はぜかけの稲と蕎麦の花が眩しい。横川ダムを経て15時半に蛇石(じゃいし)キャンプ場に到着。自宅から中途半端な距離ゆえなかなか目的地になりえず、初めて来た。利用は無料だが、来ているのはほぼ地元ナンバーという穴場中の穴場。携帯の電波はかろうじて届き、ツイッター等で各地のキャンプ場から大混雑の阿鼻叫喚が伝えられる。ここはまだ余裕がある感じ。欠点は、水道に「この水は飲めません」と書いてあること。たぶん川の水だ。

Jaishiその蛇石というのが国の天然記念物で、川底に露出した褐色の岩脈に石英の縞模様が加わり長さ数十メートルの大蛇に見えるというもの。大小二脈ある。この奇観を宮沢賢治に見せたらどんな物語を書くだろう。魚が見当たらないほど澄んだ水だが、釣りをしている人がいる。

横川ダムへぷらぷらと散歩してキャンプ場へ戻る途中、擁壁の上に黒い物体が。どうせまた岩を熊と見間違えているのだろう。しかし、もぞもぞと動いている。あのラブリィな丸い耳は紛れも無く熊だ。しまった熊鈴を鳴らしていなかったんだ。今まで山で熊なんか見たことないぞと豪語していたのに、ついに遭ってしまった! 成獣ではないが、思わず数歩後退する。ここを通らないとキャンプ場に戻れないし困ったなぁ。そこに一台の自動車が通りかかって、熊が怯んだように見えた。親熊の気配は無いし、今のうちに通過しちゃえ(→動画ツイート)。こうして事なきを得たが、明日この山域を出るまで気は抜けない。

夜は星空撮影、そのためのキャンプと言って良い。しかし雲が多い。雲間に、こと座の平行四辺形が解るくらいに空は暗いのに。もう一時間待ってみようとふて寝して、そのまま面倒くさくなって就寝。

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Masumi翌朝、口笛で警戒しつつ無事に山域脱出。辰野駅前から有賀(あるが)峠に登る。ここも初めてだが、特に展望は無い。諏訪市の宮坂醸造「セラ真澄」で小瓶のKUROとKAYAを買い、旅の土産とする。辰野や諏訪はサイクルスタンドのある店が多くて助かるわ。

下諏訪町の富士アイスでじまん焼き3種を買い食いし、足りないので岡谷市の富士アイスでもじまん焼き2種を買い食い。なるほど店によってバランスは異なるが、激安で素晴らしい。塩尻峠を越えて14時前には松本市に帰宅し、プチキャンプツーリング終了。今年の初キャンプであった。

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