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5/27-28 白根の山を歩いてみたい

土曜、上野から新幹線で高崎へ。吾妻線方面の普通列車に乗り換え、長野原草津口駅でカラクルS輪行を解く。10時半出発、国道292号旧道を行くとすぐ水場があるのが有り難い。旧六合村を経由し、草津温泉のコンビニで昼食。

Yamada弱虫ペダルの聖地とも言える志賀草津道路を西へ、ゆっくりゆっくり登っていく。午後だし下りてくる自転車の方が多いが、いずれにせよクルマやオートバイに比べて超少数派か。白根山付近は相変わらず火山活動による規制で遊歩道が封鎖されており、国道を行く車両もさっさと通過しろという異様な雰囲気。万座三叉路からもう少し頑張って日本国道最高地点2,172mの碑、そして渋峠ホテルに着く。到達証明書ろんぐらいだぁすとーりーずVer.が第二弾となり、また購入する。発売一ヶ月でシリアルナンバー455、なかなか好調らしい。ホットチョコレートを頂き小休止。

Kenashi絶景に次ぐ絶景だが、すっかり見慣れてしまった感。万座三叉路に引き返して西へ折れ、万座温泉街に下りて登り返しあり。気がかりなのは、去年通過したとき万座峠にラブライブサンシャインの寝そべりぬいぐるみが3体捨てられていたこと。心優しいお方が持ち帰ってくれていれば…との願い虚しく、今回新たに2体増えている。どうしてこう心が痛むのか、うまく説明できない。一体だけ持ち帰ろうか、それはそれで残された4体が可哀想だ。

そんな気分のまま、毎年恒例の毛無峠に到着。小串鉱山に向かって手を合わせる。年齢とともに元気でここまで来られるのは難しくなるのかなぁ、などと考える。とりあえず今日は、新戦力SPDペダルのおかげで楽に登れた(腰は痛いけど)。ランドナーで使っているトゥクリップ・ストラップ式より引き足効果が実際高い。標高差積算2,000mの旅程だが慎重すぎて脚力を余してしまったので、引き換えして鞍部の3番カーブまではがしがし漕ぐ。あとは須坂駅まで急な下り坂が続くのみ。

中途半端な時間にも開いてて嬉しい「かねき」で定食を頂き、輪行で東京へ帰る。

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日曜は軽く近所ジョギング程度。5月はほとんどジョギングしてないが、目先の大会がなければ毎年こんなもんだっけ?

むらよしギムナシオン(参戦記サイト)に去年5月の銚子ジオパークロゲイニングをアップ。こういう目標があれば少しはマシになるんだ。

5/13-14 雨ニモマケズ雨引山麓

Geki松本駅から小径自転車カラクルSで美鈴湖へ向かう。SPDペダル化した恩恵で激坂もだいぶ登りやすくなったが、その先が通行止めだった。先週の大雨災害で、復旧工事をしている。土曜にも関わらず作業をしているので、急いでいるのだろう。六月末のツールド美ヶ原には間に合うかな(今年も不参加ですすみません)。

迂回してカフェピラータ着。ギターアンサンブルの相談とか、布教用に貸したレヴュースタァライト円盤の回収とか、居合わせた人々との雑談とか。今なお私にとって一大拠点である。

Miglior雨が降り出すなか山を下り、松川村へ急行。ミリオレ・マテリアルという店でジェラートを頂く。翌日のイベントでコントロール(チェックポイント)としているのに未訪だった。美味しくて良かった。また他のコントロールの状態を最終確認しつつ、しゃくなげの湯で温泉入浴。面倒なので夕食もここで頂く。雨がしのげる某所でゲリラキャンプ。

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Start日曜の早朝、穂高駅近くの穂高支所にスタッフ集合。第三回となる信州サイクルロゲイニング2023_安曇野Stageを開催する。競技者として参加したいのに、コースプランナーを担当している為それが出来ないのが辛い。ともかく今回はコントロール数を1.5倍の48ヶ所に増やし、初級者でもいっぱい回れるし上級者には様々な戦略の余地がある、皆が5時間最高に楽しめる地図を目指した。またこれまでの地道な活動の成果か、招待等で無理やり人数を集めなくても自然と多くの方(48名)にエントリー頂き、だいぶ賑やかになった。こうなると運営側にもポジティブな空気が流れるものである。

Gate44名出走。スタート時刻こそ曇り空だったが、やがて断続的に本降りの雨がやってくる。だが会場でじっとしていても運動不足になるし、プランナーとしては参加者の気持ちになって雨のサイクルロゲを体感することも欠かせない。合羽を来て昼食がてら、いくつかのコントロールを回ってみる。そこで会った参加者たちから直接声を聞けたのも良かった。こんな天気にも関わらず、誰もかれも楽しそうである。(後日公開された公式カメラマンさんによる写真も、参加者みなすごく良い表情をしていた。)

Mapcont全員が時間内に無事帰還。イベント目的の一つ「安全面の意識向上」は達成されたように思う。和やかに閉会し、スタッフも解散。松本駅まで自転車を漕ぎ、輪行して特急あずさで東京に帰る。という訳で、次回私がプランナーを担当するのは千曲サイクリングクエスト3(信州サイクルロゲイニング2023_千曲Stage)となる。アニメTurkey!プロジェクトが始動している注目の街だが、さすがに松本平を離れると土地カンが薄い。コントロール選定の大半はCafe自転車屋マスターさんや亀清旅館若旦那さんとの協業となるが、私なりに調査を重ねて深みのあるコースにしたい。

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→Facebookアルバム: 信州サイクルロゲイニング2023_安曇野Stage(全コントロール解説や当日の様子など)

5/3-5 那須 輪行袋の渡り鳥

Ooarai3日、普段通り自宅で朝食を摂ってから、常磐線で茨城県へ輪行。水戸でガルパン列車IV号に乗り換え、大洗駅でランドナーを組む。磯前神社を参拝していたら正午を過ぎてしまった。ほぼ午後だけのサイクリングでどこまで行けるのか、クロモリ重戦車パンツァーフォー!

海門橋で河口を見てから、関東第三の大河、那珂川を遡る旅が始まる。土手道や国道123号などを北西に進み、栃木県に入ると八溝山地と交差するため一旦大きくアップダウンする。EV列車が終着する烏山からまた平坦な、国道294号。

123那珂川の本流沿いに黒羽で泊まる予定だったが、大田原中心市街地の方が何かと揃ってそうなので少し西に進路変更。前方に左から高原山・大佐飛山地・那須連山と三つの山塊が見えてくる。目指すは一番右。

大田原はNHK天気予報で栃木県北の代表都市としているが、なるほどこんな街だったか。追い風に助けられて、ほぼ午後だけで114km、400mUP走れた今日。手頃な食堂は見付けられず、スーパーで買い食いして城跡公園でゲリラキャンプ。

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Volcano4日、黒磯で那珂川を渡れば那須街道のヒルクライム開始だ。戦争博物館(休館中)前に置かれている97式中戦車チハたんに驚きつつ、那須湯元を経てクライマックスのボルケーノハイウェイへ。九合目行きロープウェイ駅からは2時間待ちのアナウンスが聞こえてくる。歩いたほうが早いずら。

ヘロヘロに疲れつつ標高1470m、峠の茶屋に到着。さっさと引き返して那須岳の西へ回り那珂川源流の碑を見に行く予定だったが・・・雲ひとつない青空、おニューのザンバランシューズ、これは登らないと男の恥だ。頑張って、張り切って、ザンバランでえいえいおー!

Chausu徒歩1時間で茶臼岳1915mに登頂! まぁ小バエやロープウェイが吐き出した人々でわちゃわちゃしてて、那珂川河口〜源流RTA達成ヤッターという気分ではない。少し離れた所に腰掛けてパンをかじりながら、やっとぼーっとする。お鉢周りも絶景に次ぐ絶景。遥か遠くに雪を被っているのは越後や会津の山々だろうか。

那須連山の主峰はここだが、福島県境の三本槍岳の方が2mだけ高いらしい。いずれ登る機会があるだろうか。峠の茶屋に下山してきのこ汁を頂き、深刻な塩分不足を解消。奈須にきのこは欠かせない。つつじ吊り橋を観光して、鹿の湯で温泉に浸かる。

Itamuro那須高原スカイラインのアップダウンをこなして板室へ。那珂川本流の源流部は諦めたので、ここが今回の旅で見る最上流となる。たくさんの鯉のぼりが泳ぐ景観は、ありきたりだけど感動してしまった。自転車で来たがゆえの感情だろう。

塩原温泉でまた入浴し、食堂で夕食を摂って箒川の公園でゲリラキャンプ。満月近く星空は今ひとつ、早く寝よう。この日の走行93km、1720mUP(+登山5.5km、450mUP)。

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Nikkou5日。樹齢1500年と云う塩原八幡宮の逆杉は、どきっとするような巨木。日塩もみじラインは概ね斜度8%以内に抑えられ、早朝でクルマは滅多に来ないし、新緑爽やかなヒルクライムに心が洗われる。だが前日までの無理が祟って体力の限界が近づいていた。

下り坂で冷え切った身体を温めるため龍王峡を少しだけ散策。鬼怒川温泉の廃ホテル群は目の保養か。SL大樹とすれ違いつつ、杉並木を経て大谷川からは日光連山の雄大な眺め。東武日光駅前で栃木土産を調達しておこう。街中は酷すぎる渋滞…だから連休中に観光地へクルマを出すなとあれほど。

Matou足尾山地を南西に抜ける日足トンネル内部も登り坂なのが、もうキツかった。神子内地区はどこか桃源郷めいて、旅のフィナーレに相応しい。間藤駅に到着したら銅山観光をする余力なく、さっさと輪行してわたらせ渓谷鐵道に乗り込む。輪行だって体力を相当に消耗するもの、俺は詳しいんだ。この日の走行83km、1370mUP。

桐生まで完乗はせず相老で東武線に乗り換え、葛飾へ帰る。諸事情でスマホは携帯したが、期間中SNSは封止していた。自分の旅らしい旅はすごい久々、3年ぶりくらいかなあ。また糸の切れた凧のように旅をしたい。

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むらよしギムナシオン(参戦記・旅行記サイト)に去年GWの筑波山ミニキャンプ編をアップロード。今年はだいぶパワーアップ出来たかな。

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