2024/1/1 ぼっち・ざ・箱根6区
元日午前10時、静岡県の沼津駅に降り立つ。黒澤ダイヤ様の誕生日を祝うバルーンアートが構内に飾られているなど、JR東海とラブライブサンシャインが正式にコラボを始めてからは一味違う光景だ。のっぽパン(幻日のヨハネ版)を補給してからジョギング開始するが、すぐにカルクル沼津店さんに立ち寄る。革製品はどれも良いお値段…ダイヤ様のカメラストラップを購入してみる。小径自転車カラクルS用に何か役立てたい。
さらにダイヤコーヒーさんでダイヤブレンドを購入。上土朝日稲荷神社(よしりこ神社)で初詣を済ませ、ようやく沼津市を後に東へ向かう。柿田川湧水群に寄って、そのまま国道1号バイパスを三島中心市街地を避けつつ進む。箱根路の碑からいよいよ本格的な登り坂が始まり、なるべく旧道の石畳を走る。ごつごつしていて気が抜けないが、去年みたいにこれを下るよりはマシだ。それにしても今日は気温が高く、上はロングTシャツ1枚では暑いくらい。
スカイウォークはスルーしたものの山中城跡を散策してしまうし、予定より大幅に遅れている。カロリーメイトをかじりつつ箱根峠を越えれば神奈川県に入り、道の駅から芦ノ湖を見下ろす大パノラマ。箱根神社に向かうクルマの凄惨渋滞を横目に、箱根駅伝の折り返しゲートに到着。スタッフ車などが明日の準備に勤しんでいる。あまりゆっくりできず、さあ箱根6区ランニング開始だ。ここから国道1号最高地点の標高874mまで、またキツい登り坂が続く。大渋滞に巻き込まれている路線バスの乗客が可哀想に!「この先阿鼻叫喚地獄、マイカーは引き返せ」みたいな標識を立てておけば良いのに。
小涌谷、大平台、函嶺洞門あたりまで斜度10%標識もあるキツい下り坂が続く。競う者のいないぼっち走だけど、予定の列車があるから脚のダメージを気にしている場合じゃない。芦ノ湖から小田原中継所の蒲鉾鈴廣まで、20.8km区間を2時間弱掛かった。自分なりにぶっ飛ばしたのに、駅伝選手は半分の時間で駆け抜けるのだから見上げたものだ。
一旦は諦めていたものの、さらに力いっぱい走って小田原駅に到着。沼津から50kmの箱根路を走破した。券売機操作と洗顔を急いで、小田急線のホームにはもう1631発のメトロはこね号が入線している。行きも帰りも新幹線じゃつまらないから、ギリギリ間に合って良かった。
疲れ果てているうえ能登大地震のニュースを知って顔面蒼白・・・とてもロマンス気分とは言えないロマンスカーだが、地下鉄千代田線区間は独特の優越感がある。帰ってから飲むダイヤブレンドが楽しみだ。
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