3/27 樹氷供給

部屋から少しでもモノを減らそうとしている最中なのに、本を2冊買ってきてしまった。

レールウェイマップル中国・四国編
流行りの鉄道地図帳を昭文社が作ったもの。鉄道旅行をしていると気になる単線or複線や行き違い駅が一目で判るし、廃線跡や景色ポイント、映画ロケ地も載っているからうっかり見逃してしまうことが少なくなるだろう。読んでいると顔がニヤニヤしっぱなしで困る。35万分の一地図で道路も書かれており、同社のツーリングマップルには無い標高別の色彩表現は美しい陰影を伴って高低をイメージし易く、自転車旅行の計画にもかなり使える。今後の改訂でさらなる情報の追加が期待されるが、実用性を損なわない範囲だと良い。
サイクルスポーツ4月号
付録のロングライド&ヒルクライム100大会ガイドが目当て。どこでどんな大会があるのかネットだけでは把握しづらかったので、こういう冊子が手元に欲しかった。「(乗鞍は)ランドナーや小径車、ママチャリも見受けられる」の一文がランドナー乗りとして嬉しい?

林道湯の原線の樹氷 今日はチャリで美鈴湖へ。松本浅間カントリークラブのルートは、そこの人が余程ぶぁいく嫌いなのかあるいはかつて事故が多発したのか、二輪車通行禁止になっている。何だか自転車でも躊躇われるので、登りで使うのはここ十年でまだ2回目だ。治りかけの膝を壊さないよう慎重に、450mアップのもりの国まで上がる。まだ樹氷が残っていて、風が吹くとバリバリと剥がれて降ってくる。美ヶ原温泉に降りて帰宅。

余談。富士登山競走の山頂コース完走を目指す強力なキチガイライバルがこんなところに・・・。それにしちゃあ脚ほせーよ。

3/5 更新マーチ

Okadastraight 自転車で標高差400mの稲倉峠に登る。三寒四温と呼ぶには異常に暖かいのだけど、待ちに待った春サイクリングの気持ち良さを有り難がりながら行き来する。同じ道をクルマなんかで走ったらすごく勿体ないだろう。
距離は延ばさず、32日間続いていたジョギングも今日はとうとうサボる。しっかり膝の完治を待ちたい。

さて最近XHTMLだのCSSだのをかじった勢いで、『キッチンメイドWebページ』の更新情報をRSSで配信してみることにした。自動生成サービスとかは難しくてよく解らないから、Macのテキストエディタで手打ちする。RSSの文法は、バージョン2.0なら本当にシンプルで何とかなる。
一番面倒なのは、更新日時を入力するところ。「Fri, 05 Mar 2010 21:56:14 +0900」というフォーマットで書かなければ、RSSリーダーが認識してくれないのだ。これを自動化するにはAppleScriptを組めばいいんだけど、そんなプログラム言語の分野ともなるとチンプンカンプンだ。とにかくネット上にあるサンプルを切った貼ったの半日がかりで、組んではいけないプログラムの例みたいなものが出来た。稚拙でも一瞬で動いてくれればそれでいい?
というわけで『むらよしのホーム』の更新情報もRSSフィード化。「参戦記をアップしました〜」とかブログでだいたい報告してるから要らない気もするが。そもそも世の中の何%くらいの人がRSSリーダーなんて使っているんだろう。大勢のブログを把握するには欠かせず、自分はViennaを使用中。

RSS 2.0←むらよしのホーム更新情報(ブラウザによってはクリックしてもソースが表示されるだけかも知れません)

3/3 多苦杯膝

Jinnikusunset 3月もジョギングを一日10kmは確保したいが、なかなか膝の回復が遅く、様子を見ながらのスローペースが続く。今日は岡田旧道〜田溝池の10.4kmを走行。
明日から天気が崩れそうだし、自転車も乗っておくことにした。これも膝に負担がかかるが、ジョグよりは楽だ。夕方に浅間温泉から人肉館ルートで、自宅から400mアップの美鈴湖まで登る。こちらもゆっくりゆっくりであるが、6月のツールド美ヶ原までには激しく攻められるようにしたい。

Mozzamust 帰宅後の冷えた体で、宅配ピザを注文。キッチンメイドでは初めてという白身魚を使った期間限定メニュー「モッツァマスタード フィッシュ&バジルソーセージハーフ」にしよう。Mサイズが1680円と割安なので、これのクリスピー生地で。モッツァレッラの存在感や控えめのマスタードなど味のバランスが丁寧に調味されており、二ヶ月で終わるのは惜しくも感じられた。でも魚って仕込みが面倒なのかな。

1/30 洩矢がって参りました

今月下旬はチマチマと短距離ジョグをするだけで、目標通りの減量はちっとも出来ず。こうも引き蘢って食べてるばかりではいけないと、今日はチャリで諏訪へ向かう。しかし道中に白いタイヤキの店があるから困る。2つ食えば腹に響くよ。
Suwafuji 融雪剤を踏みながら塩尻峠を越え、例によって岡谷市の釜口水門にチャリを置く。ここから諏訪湖畔を時計回りにジョギング開始。来る度に湖岸の整備が進んでいて、『チャレンジ!諏訪湖一周16km Walking&Jogging』の豪華な標識が1km毎に設置されるようになった。最近は暖かめで湖面の氷はとかち尽くされているものの、白鳥の群れや富士山の眺めなどをゆっくり堪能しつつ一周。これだと月間200kmに微妙に足りないので、天竜川沿いを少し下って洩矢神社まで、往復3.3kmを追加して達成しておく。
Suwayakei 夕食は塩天丼のジャンボエビ2本乗せ。帰路の塩尻峠越えは夜になり、ランニングシューズは風通しが良いので足が冷たかった。

1/18 バーガーの一つ覚え

通勤通学の日常が行き交う朝、自転車の旅は西へ続く。昨日の半分の距離でいいし、のんびりだらだらと。あ、気球が飛んでいる。あっちの方へ行こう。でも近くまで来たらもう着陸してしぼんじゃった。

そのうち武雄温泉。朱塗りの蓬莱門をくぐり、元湯に入る。ぬる湯とあつ湯交互につかるのが気持ち良い。ごはんやで塩気の多い焼きちゃんぽんを食べて行く。

さらに進んで有田。巨人のキャッチャーじゃない。陶器屋がずーっと軒を連ねていて、一軒寄ってくだけでも美術館のように時間が潰れる。柄の良い有田焼は高いなぁ。手が出ないのでジャンクの湯呑みだけ買っておく。

国道35号線で長崎県に入った。これで「自転車で走った道」は海路なしでも北海道沖縄を除く45都府県が繋がった。まぁどうでもいいか。佐世保市街に入り、まずは佐世保バーガーだ。ビッグマンという店でベーコンたっぷり、ワイルドな満足感。

駅前のホテルに荷物を置いてから、海上自衛隊史料館セイルタワーへ急行。日本海軍の興亡や海上自衛隊の活動をたくさんの模型や貴重な史料で紹介していて、これはもえる。半日かけてみっちり勉強したいところだ。しかし悲しいかな閉館までまた30分しかない。急いで目に焼き付け退出する。

さらにアメリカ海軍基地や巨大造船所の脇を抜け、標高191m石岳展望台へヒルクライム。ここから南九十九島の眺めは映画ラスト・サムライでも紹介されたらしい、日本を代表する風景のひとつ。ちょうど夕日が沈む時刻、言葉にならない美しさだ。対照的に東側は軍艦や市街地が望める。

港も寄ってから駅前に戻り、今度は歩いてアーケード街へ。お腹がすいてきた。馬鹿の一つ覚えでまた佐世保バーガーだ。山本という店。強めにトーストした大きめのバンズに見た目でパティが負けてるが、じつは分厚くて、和牛をうたうだけあって旨い。こんだけ食えば大満足。

佐世保中央駅からはMR松浦鉄道で佐世保駅に戻る。たった一駅区間だけの、ミニミニ大興奮の乗車体験。気動車だけど乗り心地は良かった。

チャリは輪行袋に詰めておく。明日はJRで帰るだけ。

1/18 バーガーの一つ覚え 1/18 バーガーの一つ覚え

1/17 もえる男の赤い日本地図

関門海峡の日の出を見て、サイクリングスタート。檀之浦でエレベーター使用になるが関門トンネル人道に潜って門司へ抜け、「自転車で走った道」を本州から九州に繋げる。小倉から内陸の筑豊方面へ向かい、遠賀川サイクリングロードで飯塚へ。あんまり高い煙突とか無いし、炭坑の町という雰囲気は感じられず。

米山峠に登り始めたところで路面凍結による通行止の表示が。ええっ、こんなに暖かいのに? 駄目モトで行ってみたらそのうちクルマも続いてきたので解除されたのだろう。しかしたいした峠じゃないのに登るにつれて雪景色だし、確かに一部路面がツルツルだ。俺、九州に来たんだよな?

峠を越えると太宰府天満宮。高校時の友人の話によれば修学旅行で西鉄を利用し来ている筈なのだが、全く記憶にない。寺社にも鉄道にも興味なく、ただ付いていくだけの旅なんてそんなものだったか。今の私なら西鉄に乗れるってだけでも大興奮するだろうに。

にしても何だこの人の多さは。しかも若いエキスで充満している。…よく考えたらここは学問の神様、そして受験シーズン真っ只中じゃないか。そりゃ日本で一番混雑しているかも。記憶力が欠陥している私のことはどうでもよいですが、せめて旅の安全をお守り下さい。参道では梅ヶ枝餅を買い食い。梅の味がするわけじゃなかった。

自転車で一心に旅をしていると、不思議と全てが赦される気分になる。自分が本当になりたかったものって風来坊だったんだと今さら思う。そのための努力をしてこなかったので中途半端だけど。

16時半に吉野ヶ里遺跡。閉園まで30分しかないが、私の知る限り佐賀県で唯一の観光資源なのだから素通りはできまい。半ばジョギングで園内の南側を駆けずり回る。ところでここって修学旅行で来たっけ?

平野の地平に日が沈み、脚に力が入らなくなり腰痛に怯えながらも本日推定135km、佐賀駅前に到着。仮にも県庁所在地駅なのにホテルと西友スーパーしかないぞ。ともかくチェックインし、これで全都道府県宿泊を達成。「経県値マップ」をついに赤く塗り潰した。でも日本はまだまだ奥深い。むらよしの冒険は始まったばっかりだ。

1/17 もえる男の赤い日本地図 1/17 もえる男の赤い日本地図 1/17 もえる男の赤い日本地図

1/11 君はラピュタ坂の前にいるのだ

そういえば青春18きっぷが3回分も余っている。どーすんだよこれ。

と言う訳で東京都の高尾駅に降り立った。チャリを組み立て、東京霊園へ走る。やたら広大な敷地でどうしても迷うが、ポール・ラッシュという人の墓が目印で、その近くに先祖の墓がある。
お参り後墓場の水をボトルに汲んで、いざ初めての陣馬街道ランへ出陣。目指すは和田峠。日本最大のサイクリスト人口を抱える西東京にあって最も有名な峠だろう。最終バス停からの距離3600m、標高差363mがタイムトライアル区間とされる。肋骨が軋みつつもそれなりに頑張ってみるが、脚力の低迷と腰痛の方が問題で、タイムは21分40秒と振るわなかった。ボリューム的には松本の浅間温泉〜美鈴湖間に似た峠道であった。
Jimba ここから登山道を700m進めば陣馬山。時折トレイルランナーが走って行き来しているが、自分はまったり歩きで登頂する。山頂というか公園みたいなところで、売店が複数あるし妙なオブジェがそそり立っている。全方向の眺望は八王子の町並みも見下ろせる。あいにくの曇天でアルプスや富士山はお預け。色彩豊かな時季にまた来たいな。

Kamasawa 峠に戻り、あとはチャリで神奈川県側に降りる。一部路面が凍結していたものの、つつがなく人里へ。しかしこれで終わるものではない。誰が呼んだか「ラピュタ坂」と恐れられているルートをアタックだ。なるほど天空に昇るような激坂だが、28x28Tのランドナーなのでよろけつつも足を付かずに登り切った。まぁ暗峠の半分以下だしね。距離868m、標高差158mのタイムトライアル区間は9分。
藤野駅でチャリを畳み列車に乗る。小淵沢で山賊そばを喰いつつ松本へ帰った。

1/3 ナルト・ザ・ワールド

1/3 ナルト・ザ・ワールド
もう松本へ帰る予定だったが、Uターンラッシュがやっかいだ。今日もチャリ旅にしよう。

1kmもの幅がある吉野川を北側へ渡り、鳴門公園孫崎へ。満潮時間を1時間余過ぎているが、太平洋から瀬戸内海へなだれ込む海水が川のようだ。12年ほど前だったかに淡路島側から眺めた時、いつか海峡の向こうに行ってみたいと思った。やっと来たんだ。

大鳴門橋の車道の下は鉄道も通せる構造になっているが、営業は永劫に実現しそうにない。その部分が鳴門側から450m、“渦の道”として有料歩道になっている。四国新幹線になった気分で歩き展望室へ。ガラス床の真下45mには渦潮が覗ける。観光客の様子を見ていると、子供は肝試しにガラス床の上を歩くが、大人はまず避けて通る。安全に、危険を避け続けながら生きてきた結果なんだな。

どうせなら淡路側まで、自転車も通れるようにして欲しいよ。各展望台からの眺めを堪能してから鳴門金時ソフトを食べる。熱々の蒸し芋の上にソフトクリームが乗ってて美味しい。気がつけば公園に2時間以上も滞在していた。ノンスケジュール旅の醍醐味だ。

鳴門スカイラインを走っていると、前輪がスローパンクした。チューブを交換して、多分大丈夫。国道11号に入り西へ高松を目指す。しかし向かい風が強くてなっかなっか進まない。播磨灘に浮かぶ小豆島の眺めを楽しむ余裕はない。非常食のカロリーメイトで急場をしのぎ、香川県に入ってからさらに讃岐うどんを食べる。

少しでも風を和らげようと県道10号で讃岐平野の内陸に入り、長尾街道の旧々道を探して、狭いけど車の少ない道を行く。途中、八十七番札所の長尾寺にお参り。いつか遍路旅をするだろうか。それより琴平電鉄に乗りたいよう。

高松中新町の東横インに到着。昨日今日と、お正月特価なので助かる。街を探索して今度はちゃんぽんうどんを食べ、宿のカレーも頂く。すっかり筋肉痛だし、チャリ旅はここまでにしよう。

1/2 しとしと眉山

1/2 しとしと眉山
昨日は国道170号の旧道を北に向かったが、今日は南に向かう。長野を過ぎ、交通量の少ないアップダウンは徐々に西に針路を向ける。何かまた賑わってる所があって、誘導員に言われるままに駐輪したら水間寺だった。せっかくだからお参りしよう。一生に一度は水間鉄道に乗りたいなぁ。

時間と体力があれば鍋谷峠とか越えたかったが、弱気なので紀州街道の雄ノ山峠にする。JRや高速道路が平行してるのでキツくはない。こうして和歌山県に入った。和歌山市は宇都宮市に似た雰囲気だが港町でもある。南海フェリーにチャリを載せ、海外に羽ばたこう。本州は遠くなり、右手には淡路島。ナゾのパラダイスはあの辺かなー。

やがてどっきん四国が近付き、徳島に上陸。朝ドラの舞台。阿波踊り以外に何があるのか。街の向こうには眉山が聳える。登る予定だったけど、想像してたよりデカい山に見えるし、どうしよう。

いや、ここは負けられない。汽車しかない徳島駅に寄ってから、東横イン眉山口にチェックインし荷物も置いて、夕暮れの眉山パークウェイをヒルクライム。標高277mに登頂する頃には夜景が始まっていた。これが徳島市だ。

山を下りたら、あとはホテルでのんびりと。とても阿波踊りをする元気はない。実は徳島県に宿泊するのは生まれて初めてで、つまりそれだけの目的で来た。日本で残す所はあと佐賀県のみ。・・・まず用事なんてないなぁ。

1/1 スポーツマン湿布

1/1 スポーツマン湿布
時として大阪の客層を捌き切れなくなることがあり、その際に無理をして腰を痛めてしまった。右肩に近い方で、幹ではないのが幸い。湿布でしのぐ。

餅特売は昨日で終り、今日は体力の回復を待ちながらダラダラとチャリで瓢箪山へ向かう。いざ、暗峠をアタックだ。しかし何度も前輪が浮きそうになり、それを堪えるのに相当腰を使う。常に出力MAXが求められる脚も持ちそうにない。最近のトレーニング状況と今日の体調では危険だと判断し、中盤手前でチャリを降りて引き返す。これが“激坂の聖地”の価値というもの。悔しいな、これで1勝2敗だ。登り以上に怖い下りはもう、休み休み。

麓に賑わっている神社があったのでお参りしていく。枚岡神社、河内国一ノ宮と書いてある。まぁ、今年も健康無事であれば良い。

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