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9/9 アトシマツ住職

旅の後始末はテント・シュラフ干しとコッヘル洗い。これを忘れると次にびっくりする。次があるかは判らんが。
ピザ屋ページ作成用の原稿(ビラ)を取りに行く。早々と尾道から帰ってきた理由の一つはこれだ。いや、体力と米も残ってなかったけど。事実、足がもう痛くてチャリの街乗りでさえちっとも踏み込めない。今日のトレーニングはサボっておこう。

スパムメールが旅の間に数百通たまっている。知らないアドレスからのメールは全てspamフォルダに放り込んでいるのだが、いちおう件名と差出人はざっと目を通す。するとTV◯京某チャンプ番組でここの画像(厳島の鳥居)を使いたいとの要請が。
でも「今日中にご連絡いただけると幸いです」だって。業界の人は忙しいんだな。もう3日経ってるよ、残念?

9/8 尾道ドケチ巡り

9/8 ドケチ巡り
無事に朝を迎えた者だけが拝める、海の向こうから橙色の来光。尾道は日の出だ。 昨夜は寝る直前になってテントを張ろうとしたら、浜は満潮で水没していた。後回しにしといてよかった。

朝食後7時には出撃して、向島右回りを始める。昨日の疲れは残るが、映画ロケ地の坂道や岩子島など、自転車ならではの機動力を活かして巡る。

自転車では非推奨とされる尾道大橋も、正しい車道走行に慣れてる人なら問題ないだろう。最後の海を越えて、ついに本州到着! 一つの旅が終わった。

尾道に来るのは3回目。最初は何の冠詞もなくチャリで通り過ぎ、2回目は去年、何となく途中下車したら面白かった。YAMATOも居たし。今回はすっかりロケ地巡りとなる。

有名な「ふたり」の事故現場を探すが、大林監督の意向でわざと迷うように作られたロケ地マップのお陰で、坂だらけの路地を駆けずり回るハメに。それはそれで楽しいし、見付けた時の喜びもひとしお? 顔が緩んでしょうがない。

「転校生」の御袖天満宮も外せない。ああ、この階段だこの階段だ。是非オミクジを引きたかったが、財布に百円玉がなかった。不覚。

他にもロケ地マップや何かのプリントアウトファイルを持って徘徊してる人が多いのはさすが尾道。続いて艮神社や大林監督の出身校土堂小学校など。細い生活坂道をつたって右往左往する。

いよいよ時間がない。ホントは渡船に乗るなどしてもっとじっくり巡礼したかったが、今回の旅のメインはしまなみ海道だったと割り切るしか。 列車に乗る前に風呂に入りたいが、あるはずの銭湯がどうしても見付からない。もっとちゃんと下調べしてくりゃよかった。人に聞いても「まだ開いてる時間じゃないよ」と言うし。風呂運の悪い旅だ。

テンパる私の目に入ったのはシャワー付きのユニバーサル化粧室。そういえば一昨日会ったキャンパーが言ってた。いざという時は「ツカエル」と。

金掛かんない旅だな…。ある程度サッパリできて、急いで輪行、山陽本線に乗り込む。18きっぷ最後の一回だ。

オレ、何やってんだろう。予定通り中央西線の終電へ乗り継ぎ、やがて松本に帰り着くだろう。

9/7 バリバリ今治

9/7 バリバリ今治
朝、公園を散歩するとかつて泊まったテントウ虫型の遊具を発見。しかし公園の様相は変わったように思う。

夜の雨は出発までには止み、広域農道を北へ、ゴーゴー今治。トンネルを抜けると、日の光りを受けて輝く横一文字の三連“来島海峡大橋”が! そう、私がサイクリング部現役の頃はまだ供用されてなくて、いつか必ず走りに来ようと心に誓っていた「しまなみ海道」をついにゆくのだ。さあ、僕の住む島へ帰ろう。

糸山サイクリングターミナルで各橋の通行料がわりになるサイクリングチケットを購入し、いざ吊り橋へ。天気は爽やかに晴れて、ゆく手を遮るもの、ナシ! しかし要所要所で写真を撮ってしまうからなかなか進まない。とにかく素晴らしい。サイクリストはこれに憧れずして何に憧れようか。見上げれば白い巨大な塔。見下ろせば青い海。横を眺めれば多島美を極め、進むは前方の橋梁群。しまなみ海道の旅はいきなりクライマックスだ。

激しい潮流の伯方・大島大橋を渡ると伯方の塩ソフトクリーム。後味にほんのり残る。

世界一の斜張橋、多田羅大橋も美しい。橋脚の鳴き竜現象が面白い。生口島の瀬戸田港は尾道三部作のロケ地で懐かしい感じがする。ロケ地巡りはもう始まった。

因島はポルノの聖地?なかなかの街じゃん。銭湯が休みで困ったが。 南回りにしたらアップダウンがきつい。本因坊秀策の墓を参り終わる頃には、にちぼつ。もう少し頑張って向島に渡る。

今夜は有料でもいいや、とマリンユースセンターに辿り着いたら、3000円と言われた。ポア。

キャンプ難民化したが、干汐海水浴場の浜に張れるかしら…。

9/6 西条、カンゲキ

9/6 西条、カンゲキ
輪行でさらに西へ。車窓から明石海峡大橋を眺めると、人類って何でも出来るんだな、って気になる。

列車は瀬戸大橋を渡り、坂出で長めの待ち合わせ。商店街をうろついて、讃岐うどんを食べる。また、新聞の号外を拾う。

観音寺でも少々の待ち合わせ。大林映画の聖地だ。デンデケデケデケ。しかし今日は聖地巡礼に来たわけじゃない。

夕方、愛媛県の伊予西条に到着。ここで輪行を解き走り始める。降り続けた雨は止んでくれた。間もなく小松中央公園。さぁキャンプだ。そのためにテント等を満載したフル装備で来ているのだ。

入口近くの屋根場に先客が一人いた。「ここ、良さそうですね。」ご一緒させて貰う。その人はお遍路の最中とのこと。

夕食のおかずは惣菜で済ませたが、米は自分で炊く。まあまあ。公園近くの温泉は定休日とのことで、西条方面に戻って石鎚温泉に入る。輪行疲れに丁度いい。

9/5 くらがりに登りたがり

9/5 くらがりに登りたがり
早朝、松本駅でチャリを分解・袋詰め。すなわち輪行をする。近くで学生3人もやっている。さすが現役は作業はやっ。私の完敗だ。

輪行で列車に乗るのは4年ぶりだろうか。青春18きっぷが余っているので、中央西線の鈍行を乗り継ぐ。溜まりに溜まったPodcastを消化するのに最適の機会だ。中京圏で聴取するなら「つボイ楽耳王」がよく似合う。

大阪府柏原で降り、古市の親戚の所に荷物を預けてから、生駒山系に向かう。

「暗峠(くらがりとうげ)」。 おそらく車道国道では日本最狂の斜度を誇り、ここを自転車で足を付かずに登り切れれば、えーと、その何だ、坂馬鹿of坂馬鹿と言えるだろう。まさに西の聖地!

近鉄線のガード向かい、一方通行の路地から激坂が始まる。国道だけど…。いかなりギアはインナーロー、心拍数はぐんぐん上がる。行けるか?

しかしチェーンが歯飛び気味だ。おかしいなあ。住宅地を抜け、公園地帯でさらに坂は壁になる。凶悪な溝を越えた所でついに脱チェン! ここでチャレンジが尽きてしまうことが俄かに信じられず、あっという間に2m後退。慌ててブレーキをかけ、派手に転倒した。

「ちっくしょぉぉぉおお!!」

歯飛びの原因は、フロントギアの磨耗にあった。普段掛けないほどの負荷に耐えられなくなったのだ。気を取り直してまた登り始めるものの、走る(すべる)、見事に(転ぶ)。何度やっても同じこと。

私の完敗だ。暗峠自体は裏側からなら越えたことがあるので、今から歩いて行ってもしょうがあんめえ。「いつかリベンジを」と心に誓い、引き返す。下り坂も凶悪なんだけど。

転倒の衝撃でトゥストラップがブッチ切れていた。帰路に自転車屋巡りをするがなかなか売ってない。しかしここが最後と思った店で3種類も置いてあった。 「ランドナー、スポルティーフに Zefal christophe本皮ストラップ」と書いてある。君に決定。着け心地も一味違うぜ。

今夜は親戚宅に泊まる。

9/4 支度支度ぴっちゃん

お休み。科学的な体調管理が出来る人間ならまだまだガンガン走れるのだろうけど、無駄に徹夜とかしてるし。
明日からは別のオバカなチャレンジをしよう。そのために今日は支度支度支度支度。…あいや、珍しく目的を持って行動すると時間って無いものだな。

そうか、時間を作るには目的を失えばいいのか。

9/3 大糸線登山客多いと

突然、千葉県の友人Nから「列車で松本を通りかかる」という連絡が来た。しかし滞在時間はあまり無いらしい。
だったら私も一緒に乗ってしまえばいいじゃん。という訳で、穂高駅まで走ることにした。まったく、体力なんてものはこんな時しか役に立たない。今日もあづみ野自転車道か…。しかし片道とはいえ島内〜穂高間を通してジョギングするのは初めてだ。天気も良い。
問題は、疲れてブレーキが掛かると列車の時刻に間に合わないということ。今月はすでに「よくブッ壊れないな」と思うくらい走っているし。時計を気にしながら自転車道の終点まで走り、さらに穂高駅までもうちょっと。結局ペースがガタ落ちになることはなく、ほぼ2時間で21.3kmを走り切り、クールダウンする時間も充分に取れた。切符を買う前にシャツだけは着替えておく。

Hotakamirror やがてJR大糸線の列車が入線。車内は登山後の客が多い。Nは北陸方面から帰宅する途中とのこと。私は松本駅で降りるが。
あ、ここからまた歩かなきゃいけないんだった。

9/2 上を向いて走ろう

天気が良く、部屋の窓から乗鞍岳が久々に大雪渓まで見えるが、親戚の和菓子屋で使うラベルの作成に追われる今日一日。気分転換にジョギングに出てみた。といっても昨日と同じコース。二回連続で同じコースってのは不真面目な私にしては珍しい。それともいちいち違うコースにするのが面倒臭くなったか。空を見上げながら走れば白い雲。あの雄大さに比べれば、自分の移動距離など些細なものである。
終盤苦しくなったが、非常電源に切り替わったような走りになり、昨日より若干タイムが縮んだ(156分→153分)。

9/1 ごちそうさん 炭酸

先月ちょっとだけ働いた職場へ、給料を貰いに行く。この金でしたいことがあった。郵便局へ持って行き、来月のフル「大町アルプスマラソン」と再来月のハーフ「三郷アップルマラソンin安曇野」の参加申込みをする。種目番号01番は勇気の印。この秋は以上二つの大会を目標に走る。

雨のち晴れになり、あづみ野自転車道をゆっくり目にジョギング。毎度、堀金の道の駅で折り返す時に自販機でドリンクを買うのだが、水野美紀並みに痩せられるはずのActiveDietがラインナップから外れていた。似たパッケージのFreeStyleってのを買って飲んでみたら、炭酸入ってんじゃん。ぎゃふん。ドリンク業界って入れ替わり激しいのね。コカコーラC2ってどこいった。JO、どこ?

走行距離は24.5km。何で走ってるんだか良く解らないが、そこに道があるなら。

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