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4/26-27 ラン後の肥立ち

長野マラソンで限界以上の力を出せていたという事か、月曜に休みを取ってもロクでもない体調が続く。早急に朝練で自転車トレーニングを再開したかったが、土曜日の8時にようやく出撃となった。冬季閉鎖が解除になったばかりのツールド美ヶ原コースをタイムアタックする。ヒルクライム用の筋肉がゲッソリ落ちているし、マラソンランナーにはセオリーのはずの腹筋運動などをしてなかったのが祟ってすぐ腰が痛くなる。まだ時間が早いのか、自転車乗りを全く見掛けないままゴール。1:36'30"。これを叩き台に、今後二ヶ月で大幅なタイム短縮が求められる。

3jiroueふらふらとした足取りでチャリを押し王ヶ鼻、そして最高地点の王ヶ頭へ。ガスってて遠くの山は見えないが、残雪がある美ヶ原台上風景はなかなか新鮮だ。太郎小屋へ抜け、ビーナスラインへ回る。数カ所ある登り返しがダルい。アザレアラインを下りて松本市街地へ帰る。もう何も出来ないわ。

日曜日は、呆れるほどすり減ったタイヤやブレーキシューを全とっかえするなど、5月GWや車坂峠ヒルクライムに向けて珍しく整備作業。午後はしっかり走ろう、と思っていたが疲れが抜けないので、買い物ポタリング程度で止めにする。という訳でマラソンから自転車ヒルクライムへ種目変更の大事な時期、首尾は不調である。膝が痛いし。やたら食うし。とりあえずGWは何処へキャンプツーリングに行こう? それがメイン趣味だからな。

4/20 フロック・イズ・デッド

Track東横インでそこそこに朝食を摂り、長野駅から北長野駅まで気動車移動、長野運動公園までの抜け道を小走りするパティーン。今年はCブロックナンバーを付けている特権で、ウォーミングアップにメインの陸上競技場が使える。招待選手がいっぱい走っているし、サブスリーランナーの聖地って感じ。いやマラソン趣味の不健康さを考えると毒の沼地か。

昨日の受付会場で購入したサプリや補給食を口や背中ポケットに入れつつ、スタート整列へ。雨の予報は何だったのか、薄晴れで寒くもないコンディション。Cブロックに恥じないタイムは最低限の義務だし不安も大きいが、練習通りに走れば良いから悲壮感はない。8時30分いざ号砲。the Canadian Clubのライブ演奏が盛り上げる。

3時間切りの条件である4'15"/kmペースをかなり意識する。41秒あったスタートロスは10km地点までに吸収したが、ちょっと飛ばし過ぎたようで脚が硬い。マークしている選手を見送り、マイペースを組み直す。追い風区間は単騎で走れるが、コース全体としては不利な南東の風が吹いていて、ポジション取りやペース配分が難しい。

エムウェーブで高橋尚子さんとハイタッチ! そして3時間ペースランナーと愉快な仲間たちを抜く。さらに五輪大橋でも、もう一組ある3時間ペースランナーと愉快な仲間たち。橋の上は風が強いので、渡り終えるまで利用させてもらってからポイ。中間地点で1:28'16"。

25km過ぎでタダノブさんに声を掛けて頂く。「今年は行けるよ」の意味を込めてガッツポーズ。オールスポーツのカメラマンにはコロンビアポーズやダブルピースをする余裕がまだある。32km過ぎでまた高橋尚子さんとハイタッチ! ありがとう。

序盤に見送ったライバルを追い越した。千曲川の岩野橋を渡ると、雄大な景色と延々続く応援に「すごい」の声が出る。今回スピードはともかくスタミナには自信があったが、終盤は追い風区間でもペースアップできず、フルマラソンの難しさを実感。でも夢のようだ。

Stadium3時間切りを安全圏に収めたランナー達と自由に競走している感じのロングスパート。ちょっと早まったかと思ったが、腕の冷たさと呼吸を目一杯追い込んで、喜びのフィニッシュ。2時間56分53秒。自己ベストより3分落ちはほぼ事前予想通りのタイムで、泣くような感情の起伏は無い。けれど6年ぶり2度目のサブスリー。長い長いスランプから立ち直れて、本当に嬉しい。一度だけだとフロックとも言えちゃうが、これでもっと自信が持てる。

タオルやメダル、アミノバイタルサプリ&ドリンク、長野米おにぎりを貰い、預けていた荷物を受け取って着替えたら長野マラソンタウンの出店ブースへ。去年と違うドネルケバブの店で辛口を買ったら旨かった。さようなら、桜満開のオリンピックスタジアム。シャトルバスと電車で松本に戻り帰宅。経験上、やはりゴールタイムが速いほどその後の行動が楽になる。とは言えあとは家でゆっくり。明日も休もう。足りなかった事とかこれからの事を考えつつ。

4/12-13 ニャクタクバンバン

Anyouもうタイムを気にする苦しい練習は必要なくなり、ワクワクするような旅ジョグに回帰すればいい。そんなわけで土曜日は、先日の松本ロゲイニングで取りこぼしたコントロールを探しに、西への旅に出る。一部で見つけづらいという話があった梓川沿いの岩岡火打石をまずチェックして、コントロールでは無かったけど三溝駅前の安養寺で咲きかけの枝垂桜を見ていく。

あまり訪れたことがなく、頭の中で空白域だった波田南西部。ここを避けたことが、総合1位チームとの大きな差になってしまった。集落の坂道を登って行くと盛泉寺(じょうせんじ)がある。コントロールだった水沢観音堂は寺の奥の方で、ちょっと見付けづらかった。夫婦堤脇のそば盛という店を通過して、いつの間に波田山城への登山道に入る。かなりの坂で、仮に私がレースにこのルートを組み込んでいたら、後半潰れてしまったんじゃないだろうか。やがて掘割や幾重もの郭を擁する城跡に登り着く。

Nyaku少し西へ下ると、若沢寺(にゃくたくじ)跡がある。今まで全く知らなかったが、かつては信濃日光と呼ばれ、たいそう賑わっていたらしい。今は何段もの広場と石垣くらいしか残っていないが、こんな山奥に幻の大寺院があったのか。ちょっと石見銀山遺跡を思い出す光景だ。帰ってからもっと詳しく調べてみよう。ちなみにコントロールとされた忍杉跡の標識は伐採作業の都合か倒れていて、これまた見付けづらかった。レース中だったら焦っただろうな。今は当時の光景に思いを馳せながら、じっくり探索することが出来る。

山を下り渕東駅でジョギング終了、24.8km。しばらく電車は来ないようだが、このゆっくりした時間こそ貴重に感じてジタバタせず。やがて来た電車で渚駅まで乗り、ワッフルを2コ買い食いして帰宅。

Kojo翌日曜日は、前日の対として松本平東側の林小城跡を探索ジョギング。だんだんたんぼのような夥しい郭と、よく残された石垣が特徴。若沢寺とともに信濃三沢寺に数えられたという広沢寺(こうたくじ)にお参りし、花見客で賑わう松本城を経て帰宅、16.2km。

夜遅く、去年7月のMt.鳥海バイシクルクラシック参戦記をようやく仕上げてアップロード。ますます執筆の遅れが拡大しているし、もっとマメに少しずつ進めるようにしたい。

4/5-6 ラストアタックは私に

冷たい風が気になる土曜日。信州スカイパークまでクルマで行って、レース前最後のタイムアタックを開始する。キツいランニングになるので出来ればやりたくないが、悔いなくゴールする為に避けては通れぬ道。

比較対象は6年前。長野マラソンで2時間53分台を出した直前に、一周9kmコースを4周アタックした時のタイム。今は一周10kmに改良されているので、3周プラス3kmの往復で合計36kmに合わせる。4'20〜25"/kmをターゲットとしつつ、1km毎スプリットによってはサブスリーペースの4'15"を切ることもあり、急仕上げながら良くここまで走力が付いたものだと一安心。

新兵器としてジェルフラスクなるものを買って、パワージェルを2袋入れてレーシャツの背中ポケットに入れてみたが、すぐに暴れて落下してしまう。それに水増ししないと飲みづらく、自分流のマラソンでは使いものにならないことが確認できた。あと2年半前に買ったタイメックスウォッチのバンドがボロボロになり、泣く泣く増税前の駆け込みでアディゼロウォッチに買い替えたのだが、これの操作にも慣れておく必要があった。

結果、36kmを2時間37分14秒(平均4'22"/km)で6年前の2分30秒落ちとなった。まだマラソンで自己ベスト更新を狙える水準にないのは悔しいが、計算上は3時間切りが現実味を帯びてきている。呼吸がヤバいほどキツくはならなかったのも収穫。先々週の信州スカイパーク10kmレースでスピードを付け、先週の松本ロゲイニングではストップ&ゴーを繰り返しつつ5時間近く走って持久力を付け、今週はその融合を果たせた。全て計画通り。

日曜日の今日は、夕方にゆっくり浅間温泉〜田溝池の12.7kmジョギング。長野まで残り2週間、セオリー通り練習量を減らしつつ、疲れを抜いて体調を整えていこう。レースは自信を持って走りたい。

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