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11/22-23 とにかく明神 神田明神

最近ずいぶん交通費が嵩んでいる気がする。という訳で、今回の東京行きは高速バスを往復利用とする。新宿に到着し、ここからの電車賃を浮かす為には上野まで自分の足で移動するのが良い。高島屋・東急ハンズで買い物をしてからジョギングを開始する。

喧嘩のエンカウントなんて発生することなく歌舞伎町を走り抜け、コリア街を左に見て東へ。スクエニ本社、牛込郵便局(何か聞いたことあるって人多いでしょう)、神楽坂を経て外堀通りに出ればドームですよドーム。茶水から北に入れば神田明神、スピリチュアルな空間が(主に絵馬あたりに)広がる。本殿では結婚式やってる。

Shinobazuそのあと頑張れ全力で男坂を駆け上がればダイエットもバッチリ? 近くの湯島天神もお参りすると、また結婚式やってる。不忍池、西郷隆盛を見てジョギング終了。実家への手土産にヨドバシカメラでゴパンを買い、京成電鉄で帰省する。

リキの墓に手を合わせる以上の用事もないが、建前上の目的はBS1で放送された全日本マウンテンサイクリングin乗鞍の番組録画を観ること。森本選手のストーリーで、なるほど自転車は重い方が速い、という内容だった。

夜は地震。御嶽山の時しかり、私が松本を離れると長野県に災害が発生する。信濃の国の中心で私が守護してないといけないのか? 冗談はともかく、心配だ。

Loop翌日はTXでつくばマラソンの応援へ。その名目で学生時代の腐れ縁四人が集まった。そのうちスタートしたランナーはHM君一人で、他は大学内でうだうだスタバってるなど。ぼちぼちランナーが戻ってきて、40km地点あたりで「ケイデンスを上げろ!」と無茶な声援を送る。辛いはずだが、笑顔で応えている。結果記録大幅更新、サブスリーまで登山に例えればあと岩を一掴み。口惜しいことに、秋〜春シーズン記録としては13分余りも抜かれてしまった。いまロゲイニングでチームを組んだらこっちが足を引っ張ってしまい、打倒HT先輩どころじゃないだろう。いつまでも引退気分じゃいられない。再逆転すべく、明日から頑張ろう。

中華料理大成軒に入るとなぜか長野県歌「信濃の国」が飾られている。後はお茶して別れ、私は明日普通出勤日のため帰松。

11/15-16 ホラ吹きの休日

Alpspark去年有明山の登山に失敗したので、そのリベンジが今年の宿題だった。今週末こそ登ろうと宣言し、念のため軽アイゼンを買って準備。しかし土曜は山の天気が悪そうだし、寝坊して断念。様子を見にジョギングでアルプス公園〜城山公園を走ると、有明山は遠くからでもはっきり積雪していると分かる。こりゃダメだ、一週間遅かった。という訳で宿題は来年に先送りする。軽アイゼンはいずれ何かの役に立つだろう。小串鉱山の砂山登りとか…。

 

Shibu日曜も全くズクが出ず昼までゲームしたり眠ったりと、トランペットならぬホラ吹きの休日。せめてバーチャルで旅をしようと、美鈴湖畔のカフェピラータへサイクル野郎を読みに行く。たまにはクルマを動かさなきゃいけない的なアレで、美ヶ原温泉奥の藤井沢ダム公園に駐車してそこからジョギングとする。標高1200mの渋池まで登る林道(作業道?)はとても走り易かった。漫画内では函館から十和田湖、浅虫温泉、盛岡等を経て陸前高田Y.H.へ…。現実に戻り、下山はもりの国入口から桜ヶ丘に降りるトレイルだが、途中の祠から左に別れる道で妙義山古墳・野球場へ。藤井沢に戻る頃にはすっかり暗くなった。

むらよしギムナシオンはようやく今年分の参戦記に取り掛かり、まず3月の春ランin信州スカイパークからアップ。間もなく来年分の申し込みが始まる。10kmの部で40分切りは達成したし、長らく走ってないハーフマラソンに乗り換えようかしら。

11/9分 戸土忘備録

キャンプだというのに10時間半も熟睡してた。これで寝不足が解消したなら良い。コンビニ朝食を摂りつつ日本海沿いに出る。宮崎海岸は目を皿にして探せばヒスイの原石が見つかるとか見つからないとか。境橋を渡ると新潟県、越後国の振り出しを意味する市振の宿。

Tenken海道の松を過ぎるといよいよ天下の険、親不知子不知に入る。北アルプスがそのまま海に落ちる断崖絶壁に、国道8号の洞門がへばり付くように延々と続くさまは壮観だ。途中の天険トンネルは、歩行者と自転車は旧道で避けることができる。一枚岩に彫り込まれた「如砥如矢」の字が、明治期の開道の喜びを伝える。それまでの北陸道は遥か眼下、わずかな波打ち際を命懸けで通行したんだとか。現代の自転車旅は、多少のアップダウンとトラックの轟音に耐えれば楽々抜けられる。

ぽつぽつ降り出した雨に急かされるように海と別れ、姫川左岸を遡る。このへん糸魚川グランフォンドで走ったわー。翡翠橋と中山橋の間は地図では道があるように見えるが、行ってみたら崖崩れで長らく通行止、永遠に復旧しそうにない。引き返して国道148号に乗り、東側の根知谷に入る。正面には雨飾山が雨に飾られ、左手の駒ヶ岳は岩壁が凄い。進むほどに坂は急になり、昨日の黒部峡谷に勝る秘境感がアップしていく。

Todo脚力の限界に挑戦するかのようなダートの激坂になり、とどのつまりが戸土集落。峠より海側に信越国境があるため、長野県で唯一海が見える集落だった。住民は今いずこ、季節によっては管理に来るらしいが、ほぼ廃村と言える状態だ。分校跡の碑のほか小屋数軒。奥の方にようやく雨戸の閉まった古民家が一軒見える程度。松本街道はこの先険しい峠道を経て松本まで続くが、この天気では冒険すまい。来ただけで満足したので、姫川まで引き返す。

根知駅から大糸線に乗り、南小谷から特急あずさでさっさと帰松。一泊二日でも近場でまだまだこんな面白いサイクリングが出来るんだ、と再確認できた旅だった。

11/8分 宇奈月なっとく

週末に二日かけてサイクリングする行動力が失われてる気がする。という訳でダルい土曜日だが頑張って早起きして輪行、大糸線に乗り込む。行き先は富山県の宇奈月温泉。来年3月にはフル規格の新幹線としては初めて駅名に「温泉」が付く黒部宇奈月温泉駅が開業し、大盛況となることが予想される。その前に訪れてみたかった。

Chinden北陸本線に乗り換え、朝日町の泊駅で下車。自転車を組み立てて扇状地を一路南へ。道路標識ごとに宇奈月温泉を示す平仮名の「う」が付く。う、う、う、うっうー。どこまで登っても背後には海が見える。その様子から舟見という地名が付いたのだろう。扇頂から黒部川右岸の県道328号に入ると、始めのキツい坂さえ登りきれば愛本堰堤と紅葉のいい景色。早くもお腹いっぱい。狭い道に猿が横切る。

1時間で宇奈月温泉に辿り着き、本日のサイクリングはほぼ終了。さあ、黒部峡谷鉄道の往復切符を一駅区間だけ買おう。終点まではいずれ「下の廊下」を歩く時に。…という予定だったが、ここまで来たらやっぱり終点まで欲しくなった。戻る頃には暗くなるだろうが、仕方ない。売店にある鱒の寿司は最後の一つ。これを買い込んでトロッコ列車の旅が始まる。あまり予備知識なしに来たのでまず電気機関車2両プラス客車13両、計15両編成には驚いた。ナローゲージとは言え、まるで大都会。

Kurobeオープン客車で風を受けながら、キーキーというフランジ音高らかに深い峡谷を分け入っていく。室井滋による楽しげなアナウンスが聞こえづらいのが難点かな。本来降りる予定だった黒薙駅を過ぎたら、写真撮影の手は緩めて鱒の寿司を頂く。ん〜ベタな観光旅行だ。ダム湖は青白く、紅葉は終盤だがまだまだ美しく、遠くの山は雪化粧。また発電所ごとにトロッコの引込線があるのが面白い。

Meiken1時間22分で欅平駅に終着。ここから先は関西電力専用鉄道となる。帰りの電車まで2時間弱の余裕を作ったので、ゆっくり散策しよう…いや、なるべくたくさん見たいから、つい小走りしちゃう性。猿飛峡を見て、川原展望台を見て、奥鐘橋、人喰岩、名剣橋、そして名剣温泉に入る。ごった返す駅周辺に比べれば静かで、露天風呂には自分ともう一名。秘境の秘湯という雰囲気を存分に味わった。

復路の「上り」列車もオープン。つい写真ばっか撮ってしまう下りに比べればゆっくりと景色を堪能できるのだが、いかんせん寒い。ダウンのベストとジャケットを重ね着してしのぐ。そろそろ夜景が始まる宇奈月に着くと、みな口々に「寒かった〜…」「さぁ温泉温泉」と言っている。自分も食堂でカツ丼を食ってから温泉会館で体を温める。極楽極楽。

Aimotoかったるいので宿泊は街の小公園でもいいのだが、今回はお行儀よくキャンプ場を目指す。富山地方鉄道沿いに扇頂まで戻って、入善町の墓ノ木自然公園が無料のキャンプ場。墓ノ木っていう名前がイカす。真っ暗森の中だしヒト気ないし。

11/1-3 骨休めロック

天気予報が雨続きの三連休。残念ながら参加イベントも人に会う用事もないし、この機会に骨休めとする。土曜は玄関から一歩も外に出ず。

Novgotenたっぷり寝て日曜。疲れがどっと出てくるのは、体が正常化してきた証拠だろう。まぁちょっとは走るか、と散歩ジョグで黄葉たけなわの御殿山見晴台経由、美鈴湖へ。サイクルカフェピラータの不定期メニュー、チキンソテーがタンパクで嬉しい。サイクル野郎という漫画は10巻まで読み進んだ。主人公たちと共に旅の意味を考えたりと、成長していく感じがする。冬期も営業しているそうなので、ちょくちょく通って薪ストーブにあたりたい。下山は熊鈴を忘れたので舗装路を三才山(みさやま)集落へ。御射(みさ)神社秋宮にお参りして帰る。計20kmは散歩ジョグと言うには長くなった。雨はほとんど降らなかった。

祝日の月曜もたっぷり寝て、案外好天だし安曇野へクルマで買い物。せっかくなのでスワンガーデンから犀川沿いにジョギングする。大王わさび農場を横目に万水川合流点あたりの草むらを探索すると、ジャージや靴に大量の種子が。ぎゃー、この季節はマズかった。往復10km。

昨年11月の国道254号松本〜東京サイクリング記をむらよしギムナシオンに掲載。これでやっと去年のぶんは完了、今年のぶんに取り掛かれる。早く、記憶が消えないうちに…。

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