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5/30-31 土曜ワイドスプロケ

宅配業者の声で目が覚める土曜日。そう、自転車チェーンを交換してから歯飛びが収まらないので、根負けしてスプロケも交換することにしたんだ。そもそも荷物を積んでダートを走ることもあるランドナーの場合、ロード用の8段13-26Tではクロース、つまり狭すぎた感がある。そこでMTB用のワイドな11-28Tですよ。トップ側の歯数が少ないのは謎だが、美ヶ原の下りで役に立つだろう。ロー側はもっと多い歯数も選べたが、フロント側が3段48-38-28Tで、インナーローに入れると丁度1:1。これ以上軽いのは今のところプライドが…。下らねぇけど、これで暗峠の再挑戦も可能になるだろう。

Misuzubri特に肺あたりが先週末の疲れを引きずっていて、まるでやる気が無い。けど新スプロケを試すくらいは乗っておくべきなので、林道湯ノ原線で美鈴湖へ登る。ゆっくりゆっくり、決して呼吸を荒らげないように。MTBに抜かれてもキニシナイ。そしてカフェピラータで昼食。黙々とサイクル野郎を26巻まで読み進めていると、聞こえてくるのはラブライブの話題とか。この店はおかしい(褒め言葉)。ジロ・デ・イタリアの録画中継もつい見入ってしまう。

帰宅してから、クランクを旧チャリのと交換する。これでフロントインナーへの脱チェン現象が直るかも。教訓としては、チェーンは自覚症状がなくても定期的に交換すべし。でないと前後ともギアが摩耗して余計面倒なことになる。って昔も自転車屋に怒られたっけ。

日曜もやる気なく、カーオーディオに合わせて寂しいなすんすんっなどと歌いながら安曇野を買い物ドライブ。帰ってから去年のツールド美ヶ原参戦記をアップロード。今年分の参加申込み期限に間に合ったぞ…。ただし珍しく(?)当時の怒りの感情をそのまま述べている。

夕暮れにジョギング出撃。県の森公園に寄ってもクラフトフェアは祭りのあと。その雰囲気が自分に合っている。弘法山からは夜景の始まりにハッとする。ゆっくりペースを保ち11km走行。マラソンのオフシーズンも細々と走り続けたい。それにしてもこれだけ肺が弱いと、6月下旬の王滝村・美ヶ原2連戦はどっちかが捨てレースになってしまうかも。

5/23-24分 破風タイムショー

また土曜の始発で長野へ。今回は自転車を組み立て、まず須坂まで走る。ここからチャリ載動画の撮影を開始。信号待ち以外は足を付かないつもりで、毛無峠へ登る。昨日から最終区間の冬期通行止が解除されているので、さっそく来たんだ。しかし脱チェンと落下ゴミ拾いで完全にノンストップとはいかなかった。つーか標高差1500mオーバーを一気というのは辛いわ。脚がなくなる。

Hafu須坂駅前から2時間ちょっとで毛無峠に到着。連れのクルマがまだ来てないので、とりあえず破風(はふう)岳にプチ登山する。一部雪渓歩きがあったり、野ウサギと遭遇したり。山頂からは無上の景観。峠に戻って落ち合い、小串鉱山跡を探索することに。この直通の遊歩道を歩いてみたかったんだ。まだ時期が早くて地蔵堂などはオープン前。謎の鐘も設置されていなかった。今でも硫化水素臭が残る荒れた大地を砂走りのように下りて行くと、学校跡に立っているのが回旋塔。揺らしてみても、時は戻ってこない。

あと山神社の鳥居を探してみたかったが、場所の記憶が曖昧なので諦める。下手に深入りすれば遭難フラグが立つ。その戒めのための、我が毛無峠参りである。疲れでへろへろになりながら峠に戻り、サンドイッチを頂いてから下山。

日曜は、途中の気分転換に田溝池〜浅間飲泉をジョギングした以外はひたすら引き篭って動画の制作。まだFinal Cut Pro Xの使い方がよく分からないが、iMovieに比べて痒いところに手が届きまくりなのが気持ち良い。それに買ったばかりのMac miniのマシンパワーをモッテスレバ、今日中に完成するんじゃね? と思ってさらにコン詰める。深夜26時半、ようやくアップロード。他のことは何も出来なかった。このブログ更新も明後日に回して。

→ニコニコ動画: 【自転車載】その先の群馬へ。〜毛無峠・小串鉱山〜

5/16-17 ミニ回向

長野マラソンの時ってあまり歩き疲れたくないから、せっかく善光寺が御開帳中なのに寄らなかった。土曜、改めて松本発の始発電車で長野に向かいお参りする。学生の時以来か?と思って後で自分のブログを調べたら6年前の前回にも来ていたようだ。記憶はあてにならないな。この時間、回向柱に触るだけならほぼ並ばなくて済む。売店のミニ回向柱が気になるが、買ったら工作に使ってしまいそうだ。

Mizuba連れのクルマで戸隠へ。そばソフトクリームが旨い。そばの味、というよりそば茶の味と言った方が分かりやすい。そのあと飯綱東高原の水芭蕉園に行くと、花の時期はほぼ終わっていたが、やたら成長した葉に埋め尽くされているのが印象的だった。温泉施設に行けばアルパカに会えたらしいが、風呂の支度をしていなかった。

日曜。自転車いりじでクランク付け直しとチェーン交換だけするつもりが、いつの間に後輪ハブのグリスアップを始めているなど泥沼化。おれメカに弱いから取り返しの付かない事態に陥りかけつつ、どうにかまとまった。けれどもう午後、遠くへのトレーニングは諦める。

Mountbaそれより、今年こそチャリ載動画撮影用のカメラマウントを改良したい。何か画期的な方法はないだろうかと思案したが、結局ハンドルがぶれまくるヒルクライムだとトップチューブから上に生やすスタイルに落ち着く。ただこれまでの樹脂フレームがヤワで振動を拾いすぎていたから、木製フレームに作り替えてみた。ウッディ! 先々代スチールフレーム並みの高さを稼ぎつつ、軽量かつガッチリして揺れが減るはず。というわけで試し撮影として美ヶ原温泉から林道湯ノ原線を登る。TT区間は22'57"で去年と同じくらい。美鈴湖畔のカフェピラータで食事と漫画「サイクル野郎」、今日は24巻まで。

帰宅して編集にかかるが、iMovieからFinal Cut Pro Xにステップアップして初めての起動だったし、戸惑うことが多くてだいぶ時間が掛かってしまった。きっと慣れてしまえば、買ったばかりのMac miniのパワーもあるし快適なのだろう。あとは、よりブレない走りが出来る脚力が欲しいものだ。

5/4分 カッコカワイイ浅間

Wakutama未明にテントを叩く雨音で目が覚めるが、出撃する頃には止む。およそ標高0mからの坂道を、身延線に沿って富士宮市へ。日本人なら一度は訪れたい、浅間(せんげん)大社の総本宮にしてワールドヘリテージな世界遺産、富士山本宮浅間大社がここにある。カッコイイ朱塗りの社殿や、早朝のまだ静かな湧玉池などゆっくり見物。

富士山スカイラインには東の御殿場市へ結ぶ周遊区間と、その最高点付近(1460m)から五合目(2380m)までピストンする登山区間がある。一気に制覇するつもりで漕ぎ始めたが・・・どうにも頭がボーーっとして、たまらず西臼塚駐車場で休憩する。みるみる身体は冷え切って、とどめに雨が降ってくる。完全に心が折れた。登山区間はいずれヒルクライムレースで走ることにしよう。防寒防雨装備にして、東側へ下りて行く。

Goten5すると晴れて暑くなってくるし。山の天気はよく判らん。そこで太郎坊からほんの160mアップのピストンで、御殿場口新五合目に寄り道する。これでも景色は五合目らしさに溢れているし、だから五合目まで登ったことにしちゃおう。

このあと話題(マグマ?)沸騰中の箱根にでも行こうか。でも山梨県側に越えて、電車賃を浮かせたい。針路を北にとり、ふじあざみラインのスタート地点へ。道の駅すばしりにはカワイイ自衛隊グッズなんかも売っているが、はちみつソフトクリームが凄く旨い。軽井沢のモカソフト以来の感動だわ。

ゆるゆると籠坂峠を越え、山中湖付近はマイカー大渋滞。富士吉田市には北口本宮冨士浅間神社がる。こちらは何度も訪れているが、富士宮のとはかなり違った趣があることが解った。締めに吉田うどんを食べてサイクリング終了。富士急行の富士山駅からJRの松本駅までSuica決済で移動できるとは、面白い時代になった。

Shizumap三日間でおよそ距離300km、獲得標高差5000m。観光色を強く出しつつも、今の自分なりには十分に身体をいじめ抜くことが出来たキャンプツーリングだったと思う。それが一番したいことなのだから。

5/3分 川根茶ハドソン

Kawane「日本一きれいな川」を謳う気田川(けたがわ)に架かる、自転車がやっと一台通れるような吊橋「一草橋」を渡って、362号線を東へ進む旅が始まる。支流の杉川沿い、一昨年の大崩落現場を過ぎ、国道は酷道の様相に。久保尾辻という峠を越えると「天空の茶産地」が視界に広がる。初摘みの季節で風情たっぷり。今日は繋ぎの日であるつもりが、いきなり絶景を得た。

北上もとい大井っち川に沿って北上し、道の駅中川根でお茶を買って行く。大井川鐵道の千頭駅はトーマスに人だかりが出来ている。自分もゆっくり観光し、川根茶ソフトクリームを食べてリスタート。

Koibitoここからの坂がキツい。概ね二車線化されてるものの、12%坂が延々と続く。最高所を過ぎた展望所に恋人峠と書かれた鐘がある。鳴らしておくか…。下りはさらに狭く急な坂で、手が疲れるばっかりだ。茶畑の景色は相変わらず素晴らしい。

安倍川を渡る橋から富士山が見えてくる。静岡市内の銭湯に…あれ、調べておいた場所のは潰れたようだ。確かもう一軒あったはず、とスマホで調べる。私にとって旅とは原始回帰の機会でもあるから、スマホに頼るなんて負けた気分。ともかく体を洗ってスッキリし、東海道を東へ急ぐ。時間が押してる。どこでゆっくりし過ぎたかな?

薩埵峠(さったとうげ)は残念ながらスルー。せっかく海に来たんだから、海のものを食おうぜ。由比で桜えび定食を注文し、生と釜あげとかき揚げを味くらべする贅沢。それにエビの成分が膝の回復に効きそう。暗くなって、富士川河口近くの公園に到着。がたんごとん、しんかんせーんが鉄橋を渡る音を聞きながらテントに眠る。予定では明日が一番キツいのだが、ちょっと体力を消耗し過ぎたかも。

5/2分 AKH1600

松本から始発ベースの列車輪行は、飯田線の飯田で特急(ワイドビュー)伊那路に乗り継ぐ。眠たがってる場合じゃない秘境駅の数々を過ぎて、静岡県の水窪に到着。灼けるような陽射しのもと自転車を組み立て、昼の買い食いをしたらサイクリングスタート。県道389号を東に、山桜の吹雪を浴びつつ山住峠に登れば、背後に恵那山が霞む。家康ゆかりの山住神社で一休み。

Tenryusr「天竜スーパー林道なんて体力がある人が走るところで、自分には関係ない」。そう思って20年、ようやく登って来られた。ただし北端が通行止なので、ここから南への行程となる。舗装はキレイだが落石が多く、時々ゴツゴツと崩れる音もするから、降ってくる落石にも注意だ。フフフ、怖いか?

左右にたまに展望があるアップダウンが続く。グライダー発射台からは、南に向かって標高を下げる山々と、それを縫う河川の地形がよくわかる。そして赤石山脈南端の秋葉山に座す、秋葉山本宮秋葉神社の上社。火防(ひぶせ)の神様で、日本人なら一度は訪れたい神社の一つだ。東京にある秋葉原の地名由来にもなっている。長野県茅野から高遠、遠山郷を経て浜松に至る国道152号を秋葉街道と呼んで何度かサイクリングしたが、神社はずっとスルーだったんだよね。ちなみに今まで「あきばかいどう」と濁って読んでいたが、正しくは「あきはかいどう」らしい。

Akiha境内から南の展望が素晴らしい。天竜川河口や浜松の謎タワーなどを見おろす。そうこうしてるうちに16時を過ぎ、売店が閉まってしまった。しまった、もみじマークのかっこいい御守りが買えないじゃないか。急ぎ山を降り、ダメ元で下社に駆け込む。売店は閉まっているが残業(?)してる人が居て、頼んだら納めさせてくれた。近くのキャンプ場でテント設営。自炊用具は持参せず、パンやおにぎりの買い食いで繋ぐ旅である。

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