4/29-30 この木なんの木アルビノの木
土曜、自転車で北へ向かう。追い風たすかる〜。木崎湖畔の縁川商店ことYショップニシでまたおやきを買い食いし、さらに北へ佐野坂峠を越える。白馬連峰の残雪がまだ凄い。ちょっと遠回りだが大出吊橋を経由して、国道406号を東へ。雨降宮(あめふりのみや)嶺方諏訪神社をお参りした所で本当に雨が降ってきたが、まだぽつぽつ。
ランドナーの聖地とも云われる嶺方峠の絶景を抜け、鬼無里村(現長野市)に入る。いろは堂という垢抜けた感じのおやき屋さんがあって、店内で食べてみるとこれが絶品。ワイルドな生坂おやきと対照的な上品さで、これはこれでファンになってしまった。
さらに天候が怪しくなり、長野市街地に入って土砂降りに。私を叩くこの雨にも、何か意味があるのでしょう。どうにか権堂アーケードにある国内最古級の映画館、相生座に行き着く。あの毛無峠・小串鉱山でロケを行ったという「アルビノの木」がようやく長野県内でも封切りとなり、その初日なのだ。メインロケ地だった須坂市からの客が多いと思われ、72席という狭いスクリーンながら午前の回は満席、そしてこの午後回も半分くらい埋まった。松本でも5/3のみ上映されるが、その日は別用があるので長野へチャリで来た。
低予算映画らしく、演技にしろ展開にしろ突っ込みどころが多い。そのテの作品が好きな人にはたまらないだろう。だが大自然の雄大さをこれでもかと詰め込んだ映像の美しさは、期待を遥かに上回った。個人的には小串鉱山が必要以上に「命を飲み込む死の谷」に見えてしまうというバイアスがあって困る。それでも観に来て良かった。終了後には初日舞台挨拶で監督と主演が登場。是非写真を撮ってSNSにがんがん上げろと言う。質問コーナーでは昔小串鉱山に住んでいたという方からも声が飛んでいた。
長野駅の明治亭でソースかつ丼を食べ、マラソン時に買った特急回数券が余っているのでしなの号で松本へ帰る。
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日曜は天気良好なれど、自室にカンヅメ。夕方にようやく、近くの芥子坊主山へジョギングに出る。もう走り方を忘れているな。
という訳で去年ゴールデンウィークの自転車キャンプツーリング記「じっくり佐渡」をアップロード。今年のGWは別のことに使う予定。
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