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3/27,30-31 ソースシンフォニー

Suwa水曜、半端なタイミングで有休を入れた。これも今の時期はジョギングに活用することになる。中央本線の上諏訪駅で降り、石彫(せきちょう)公園から諏訪湖周回のジョギングロードを走り始める。キロ5分からのビルドアップを志すが、強い西風が絶えず吹き付け、力の配分が難しい。1周目右回り、2周目左回りの計32km。終盤はエネルギー切れもあってへろへろになってしまった。おやきを買い食いして片倉館で温泉に入り、駅前に新しく出来たツルヤでも買い食いをして列車で松本に帰る。

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Utou土曜は自宅からひたすら南へのジョギング。向かい風だが良いトレーニングだと思えば。三州街道旧道でカモシカに会いつつ善知鳥峠を越え、小野のコンビニで小休止。伊北インターチェンジを過ぎた所から一本西側の県道88号を行く。河岸段丘の上なので、余計風が強い。雨も無視できない降り方になり、合羽を着用。小沢川のダウンアップをクリアすれば、50kmで伊那市陸上競技場前に到着。またコンビニで軽く食べておく。

Gtax隣接する伊那文化会館で、間もなくプラネタリウム15時の回が始まる。五藤光学のGT-AXというモリソン型が中央に鎮座し、どうせ映像はデジタル化してて光学投影機は使わないだろうと思ってたらしっかり稼働させていた。プラネタリアンさんの生解説もノリが良く、時間があっという間に過ぎる。後半は「アースシンフォニー」という6年前のオート番組。銀河鉄道の夜で知られるKAGAYAスタジオの作品で、水をテーマにしているためか声優・歌手の水樹奈々さんがナレーションを担当している。映像も耽美的で、贅沢な時を過ごすことができた。ただ美しすぎて心にずんと引っかかるものが無いというか。それにしてもこれで240円は安すぎる。

Shiwoji雨はますます強くなり、春日公園を散歩したりさらに南に向かって歩くうちにすっかりシューズが濡れてしまう。やってきたのは「志をじ」。店内は棚という棚に新旧コーラ瓶やウルトラマンなど趣味のものが敷き詰められている。ここには地震が来ないから大丈夫だ。間もなく、かの有名なソースかつ丼大盛りが着丼。ラン後って胃が収縮してるから心配したが、最後の一切れまで名残惜しく肉の味を噛みしめることができた。お腹いっぱい、幸せ。帰りの列車まで時間があるので近くの下島駅ではなく、伊那市駅までまたけっこう歩く。飯田線で北へ帰る、趣味全開の一日だった。

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日曜は夕方に定番の、でも久々の田溝池ルートをジョギング。これで3月の距離は372kmに達したし、自転車通勤をあまり犠牲にしていない。長野マラソンまであと3週間、この緊張感を保つことができるだろうか。という訳で、長野マラソン2018の反省文というか参戦記をむらよしギムナシオンにアップ。もうひと頑張りだ。

3/23-24 あくせくちくほく

Start土曜、松本から篠ノ井線で西条(にしじょう)駅に降り立つ。歩いてすぐの筑北村役場が「信州ちくほく村ロゲイニング」のメイン会場。ランでのロゲイニングは一年ぶりだが、毎度のように上位入賞を狙いたい。それには全30コントロール(チェックポイント)のうち22〜25ヶ所は写真に撮って回る必要がある。開会式で「今回はたくさん回れるようにしました」と言っているがそうは変わらんだろ。

12時30分、3時間制限の競技がスタートし131名の参加者が四方に散る。前半は北の坂北エリアを目指すが、まず東のトレイルから。先頭を走っているつもりが、役場の裏口から出てきた参加者が大勢前を走っている。そんなショートカットあったのか…。全員追い抜くも石段や急坂は無理せず、元気な人々に先行させる。しかし結局、地図読みが速い私ともう一人とのデッドヒートになる。多分あれは、優勝候補のGさんだ。

Oniku碩水寺のガンダムマニアっぷりが気になるがゆっくり見ていけない。西に北アルプスを遠望しつつ青柳城山のアップダウンを攻め、青柳宿の水路や大切通しといった有名所もしっかり取りに行く。もの凄い勢いで走っている強豪のTさんや、ソロなら最強クラスのBさんチームとすれ違いつつ最北端のマレットゴルフ場へ。1時間が経過し、ようやくGさんが背後に見えなくなる。

ここまで取れる所を全部回ったが、前半に一つくらいスルーしておきたい。東条川対岸の丘にある80点を諦めて南下を急ぐ。「こうするのが賢いのだ」と思い込んで…。西の尾根を抜ける歩道トンネルは、ランナーの後を追うように照明が点くのが面白い。時間半分が経過し、晴れてきた空に小仁熊ダムの静けさが美しい。自分は鉢盛山登山マラソンのTシャツとアームウォーマー、ロングタイツという服装で、今日の気温だと寒いかなと心配してたけど、走っているぶんにはヒンヤリ空気が心地良いくらい。

Wade後半は南の乱橋(みだればし)宿エリア。等高線が密で難航しそうだが、時間はたっぷりある。けどやっぱり不安。最南端の急なトレイル坂の上にある130点に行く勇気はなく当然のように諦めて、最後のまとめに向かう。・・・・・・あれ、時間が余り過ぎないか? 気付くのが遅すぎた。また猛烈な勢いで走っているTさんとすれ違う。スタート周辺の安手を拾うも2時間41分08秒でフィニッシュし、19分も余らせてしまった。26.9kmしか走れなかった。平均ペース5'59"/kmだけは目標通りで悪くないが、これで入賞できるほどロゲは甘くない。ふるまいのイチゴ入り汁粉は甘酸っぱいが、心はほろ苦かった。

Maproute結果、獲得コントロール数28/30、得点1790/2000で4位に沈んだ。あの80点をしっかり取ったTさんが優勝、あの130点を果敢に攻めたGさんタキさんが2位3位。敗因は己の中途半端な経験に固執し、意外過ぎる高得点志向のプランニングに柔軟な対応ができなかったこと(近年、プランナーは毎回違う人がやっている)。「臨機応変」と言えばフォーク准将の座右の銘という扱いにされがちだが、しっかりした経験と研究に基づいた臨機応変さは持ちたい。碁打ちのような大局観も必要になるだろう。

冬はマラソン、夏は自転車という二毛作で趣味を繋いでいる自分にとって、長野県中信地区のトップロゲイナー達と渡り合える走力を鍛え上げているのは4月の長野マラソン前後のみ。つまり雪辱の機会はまた来年となるが、一身上の都合でマラソン趣味は今年限りになる可能性もある。いずれにせよ、今日の教訓は何かに活きるだろう。活かすんだ。入賞商品を持ち帰る予定だったバッグは空っぽのまま、電車で松本に帰る。

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日曜は恒例の、ギター担いで美鈴湖畔ピラータへジョギング登り降り。昨日走り足りなかったぶん、少し遠回りして帰る。頭はパーでも脚は絶好調、4週間後の長野マラソンに向けもう一度気を引き締めていこう。・・・でもとりあえず自棄食いしたい。

→Facebookアルバム: 信州ちくほく村ロゲイニング(全通過コントロールの写真など)

3/16-17 雪がやむとそこはトンジルだった

土曜の朝、ジョギングで信州スカイパークへ急行。1時間弱で陸上競技場前に到着し、受付集合に間に合わせた。今年も「春の松本ランニングフェスティバル」はボランティアでの参加とする。いつもスポーツイベントで恩恵を受けてばかりだと何だかキマリが悪いので、たまにこういうガス抜きも必要、くらいの気分で。

Banana去年同様サービス係、つまりフィニッシュ後のランナーにバナナや豚汁を用意する。標識がないので大声でランナーを呼ぶ必要があるし、行列が出来れば呼ばなくても皆並んでくれるので、わんこそばのようにじゃんじゃんよそって渡していく。トップランナーたちは厳密な栄養コントロールをしているのか豚汁に興味すら示さないが、大半のランナーは美味しそうに食べてくれる。朝方の雪は止んだが、まだ風が冷たいのだ。この状況下で、最終ランナーまで豚汁が行き渡らなかったのは痛恨の極み。原因はいろいろあるが、ぶっちゃけ主管の人が機能してないのが最大。それゆえ皆が自主的に働く空気は悪くないし、そこそこのユルさがないとボランティアなんてやってられない。

弁当と若干の土産を頂いて、帰路もジョギング。もうくたくたなのでゆっくりと、でも少し遠回りして帰る。

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Irei日曜は昼前からのジョギング。地形図を片手にロゲイニングの練習だが、地図のスケールと走行感覚とのキャリブレーションがせいぜいで、プランニングなど実践的な段階には進めず。今月上旬まで悩ましかった膝の痛みはいつの間にか完治し、ようやく坂道を思いっきり登り降り出来るようになったのは楽しい。藤井沢ダムからいくつかあるトレイルのうち左の左、でもりの国〜慰霊塔まで登り、ピラータで昼食をとる。

下山中に結構な降雪になってしまい、遠回りできず急いで街へ下りる。結局ロゲの練習は不完全なまま、今度の筑北村大会を迎える。強豪の方もいらっしゃるしまず勝てないと思うが、手は尽くそう。

3/9-11 氷川よりも、遠くへ

Matsustaあずさ回数券が今月前半を以って廃止となるので、使い納めとして松本から東京に下る。乗り心地の悪くないE257系あずさも定期運用から外れるし、いわゆるシンカンセンスゴイカタイアイスの車内販売もあずさから消える。諸行無常の響きあり。

東京駅に到着するなりキャラクターストリートへ、ラブライブ!臨時ショップの入場整理抽選券を貰いに行く。幸い最初の時間帯を引き当て、10時のオープンですぐに買い物ができた。ちょうどモバイルバッテリーを切らしていたのでまずそれ。せっかくなのでとサコッシュやマグカップ等も買って、結構な出費となる。あとは友人と落ち合って食事。

葛飾の実家に着くなり、親が昨日から入院しているので見舞いへ。思うこと多々有り。

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Hikawa翌日曜日、ジョギングで埼玉県に侵入する。右も左もすべて埼玉〜♪ そんな歌が頭の中をぐるぐる回る。西へ鳩ヶ谷を過ぎ、川口高校が見えるあたりから台地状の地形になる。山田うどんで昼食をとり、さらに産業道路を北へ。見沼の田圃地帯から望むさいたま新都心の大都会っぷりが凄い。武蔵国出身であるにもかかわらず訪れたことの無かった武蔵国一宮・大宮氷川神社を初参拝し、健康を祈願する。さらに大宮駅東口の『さいたま市宇宙劇場』前まで走って33.3km。

Pla第二昼食をとってからプラネタリウム「星空の時間」、45分たっぷりの生解説。ランと食事の後では眠くなってしまうが・・・。次の映像回はスルーして新しさと古さが混在した街を散歩し、18時の回は東日本大震災の特別番組「星よりも、遠くへ」。前週に飯田市で見た第一章の続編であり構成は似ているが、より深くより重く、また練りこまれた映像がケイロンIIIハイブリッドのシステムで遺憾なく表現されている。宇宙の深淵さと命の尊さを問う、プラネタリウムの新たな可能性まで見えた。余韻を胸に電車で実家に戻る。

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月曜は有休。雨だしまだ脚の調子が悪く、走りには出ない。もう一度親の見舞いをして、スーパーあずさで松本に帰る。スーパーが付くあずさも乗り納めとなる。

3/2-3 菱田春走

土曜、松本空港に隣接するアルウィンへジョギング。春の松本ランニングフェスティバルに今年もボランティアとして参加するため、その事前説明会に出席する。ほとんどのスポーツイベントでは恩恵を受ける側なので、たまには逆の立場で物を考える機会を得るのはプライスレス。昨年同様、豚汁コーナーあたりで作業することになりそう。信州スカイパークから地形図読みの練習をしつつ帰宅、計29km走行。

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Nakata日曜、長野市と飯田市を結ぶ「みすずハイウェイバス」に初めて乗り南へ。途中の駒ヶ根インターで下車する。過去にジョギングで走った道が松本からここまで繋がっているので、さらに南へ伸ばすのだ。七久保のスーパーで補給してるうちぽつぽつ降りだして、合羽を着用。雨天の方が花粉症には優しいコンディションだろう。天竜川西側を広域農道から南信州フルーツラインへ繋ぎ、適度なアップダウンを繰り返しながら全体的には下り基調。概ね歩道もあるので走り易かった。

飯田駅前を過ぎ33km走行、満津田食堂で時計を止める。店内には満津田という力士の写真が飾ってあり、郷土力士星取表に目を通す長野県民なら「あの人だ」と分かる。昼食に焼肉定食を頂き、少し歩いて目的地の飯田市美術博物館へ、一年ぶりの再訪。日本画の近代化に尽力した菱田春草の記念室があり、横山大観らの作品と共に一部を観覧できる。ドットマトリックスじゃないリアルの絵って凄いなぁ、当たり前かも知れないけど。女性向けゲーム・アニメ「明治東亰恋伽」の人気キャラクターだが、ここまで来る追っかけは見当たらず客はまばら。

Hoshi一旦退出して近くの飯田城温泉でアイシングと入浴をしてから戻り、今度はプラネタリウムで東日本大震災特別番組の第一章「星空とともに」を観る。始め15分は現地の映像を生解説で紹介、それから番組再生に入る。電気の供給が断たれたあの日の夜、地獄のような地上とは対照的に星空が異常に美しかったという。その究極の真実に触れたとき、被災者たちは何を思ったか。絶対に忘れてはならない。

帰りも高速バスを利用。盛りだくさんの良き旅だったが、連日の長距離走でまた脚に不安を抱える。

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