10月17日 背伸びしない

MacOSXのターミナルの知識がないくせに、それであれこれやろうとするから深い深い迷宮にはまり込む。気がついたら夜の雨が降っていた。
申し訳程度にもならないが筋トレだけして、借りてきた映画「転校生」のビデオを観る。古いなー! 20年くらい前は、テレビでこういうくすぐったい喜劇をよく見ていた気がする。そんな懐かしい気分。

10月15日 新尾道ひかり停車

バイノーラル録音だとかいうものをネット上で収集していて、ちょっと遅くなったけどトレーニングに出ようと準備。したら雨がざあざあ降って来た。現状無理する動機もないので、休んじゃうことにする。
とはいえ引き蘢りもやばいから、傘をさして歩いて街へ下り、ツ○ヤへ。先日急に途中下車した縁で、尾道三部作と新・尾道三部作を借りてみようと思って。どんな映画か知らないけれど、どうやら青春モノなのね。洋画には抵抗がある私だが、邦画はキッカケさえあればすんなり観れる。それはたぶん「男はつらいよ」シリーズが心の中でトップモストにあるからだ。しかしそんな気紛れにツタ○の趣味が合う訳もなく、発見できたのは6作のうち4作。しかもDVDで置いてあるのは「ふたり」だけだった。とりあえずそれと「転校生」のVHSを借りた。
スターウォーズ6部作よりは面白いだろう、ぐらいの軽い気持ちでまず「ふたり」を観たが、これ・・・名画だわ。一部合成が稚拙なのは“味”として捉える必要があるが、ゆっくりと着実に時が進み成長していくストーリー。口惜しいけど心に残る久石節と合わせて、見終わった後のさわやかで実のある余韻はかなりのものである。
もうすでに尾道が“聖地”になってしまった。そういえば八甲田山も観る前と観た後の2回行ったことだし、尾道もまたじっくり歩きたいな。

10月12日 時をかける大和

あちこち歩き回ったせいで、足がつらい。もう一日頑張ってくれ。ちょっと寝坊して8時に宿を出る。朝日を浴びる瀬戸のさざ波。ミニフェリーは通学の足。
Onomichi尾道大橋を目指して街を縦断する。丘からやや見下ろす尾道水道は、また独特の美しさがある。橋は歩行者無料。いっそこのまま歩いて四国を目指す? まさかね。デジカメがメモリーカードも電池も終わりかけてるんだ(歩く根性がないだけ)。
向島側に降りると、そこは造船所や鉄工所が並ぶ工業の島。パチンコが島の娯楽だ。やがて日立造船所の門に辿り着く。映画「男たちの大和」ロケセット行きのシャトルバスに乗る。大した距離じゃないが、造船所構内を通るためバス移動になるようだ。つーか、もうここは船なんか造ってなくてガランとしてるだけじゃん。
Yamatoすなわち映画の撮影のため、6億円かけて原寸大の戦艦大和を一部端折って再現してある。撮影が終了したので、こうやってしばらく一般公開している訳だ。プラモデルでしか触れたことがないあの大和を、本当のスケールで体感できるのは感激ものだ。じっくりと観察したいが、時刻の都合で早足で回る。しかし出口で待ち構えている1,200円の映画前売券を買ってしまった。12月になったら観に行かねば。それ以前に、尾道を舞台にした大林映画6作も観たくなったので、近いうちにレンタル屋に行こう。
昨日今日さんざん見送った渡船にやっと乗る。激安。尾道駅前に到着し、街に別れを告げ列車に乗る。あとは適当に腹ごしらえしつつ、東へ帰宅する旅。車窓には福山城、岡山城や姫路城、さらに日本離れした威容を誇る明石海峡大橋。
大阪を過ぎれば見慣れた風景に退屈なだけ。音楽でも聴いてまどろむ。松本駅に到着して外に出ると、寒っ! さすが信州。アパートの部屋に戻っても、まだ夜行フェリーの揺れてる感覚が残ってる気がする。

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