9/12-13 貧血クラクライム

Sanjiro9乗鞍以降、不安定な体調はまだまだ続く。特にここ数日は貧血気味でフラフラ。それでももうヒルクライム佐久直前。土曜日のトレーニングは美ヶ原山頂までのフルボリューム、とはいかなくても三城牧場までは登っておきたい。例の激坂、桜清水坂をタイムアタックする。ゴール後に吐きそうになっがこらえた。タイム34'33"。今年は34分を切れなくてちょっと寂しいが、ガタ落ちと言うほど悪くはない。ファーマーズガーデンやまべで野菜等を買って帰宅。メーヤウのカレーとロイヤルホストのパフェで回復を図る。

日曜はジョギング。まだ距離を稼ぐ気にはならないが、長野マラソンの好記録に結びついた標高差ランにはこだわりたい。芥子坊主まで300m登って、浅間温泉を周る12.5km。標高の高い所から少しずつ木々が赤や黄に色づき始めている。夏、終わらないで。

去年9月のまえばし赤城山ヒルクライム参戦記をアップ。次に行ける機会があれば、前日イベントから全部堪能したいものだ。

9/5-6 諏訪のうみには魚驚き

2015夏レースでまともに開催されたのはツールド美ヶ原のみで、ヒルクライムイン王滝村が中止、マウンテンサイクリングin乗鞍が超短縮という不完全燃焼に終わった。いや、まだ終わらんよ。という訳で9/20の第1回ヒルクライム佐久を追加エントリー。佐久に行ったらラーメン食べてケーキを食べるんだ。

しかし8月のジョギング距離が0kmだったし、冬シーズンに向けてそろそろ再開したい。自転車は置いといて、土曜日はまず近所5.6kmジョギングから。これだけでも長く重く感じる。

Kissfire夜は諏訪湖の全国新作花火競技大会を観に行く。昔はチャリで峠を越えて行ったものだが、先週末の乗鞍でさんざん身体を冷やした結果、予定通り(?)体調が不安定だし、電車でいいや。連れが浮台船席を取っといてくれたので、波に揺られながらまったりと新作の芸術を眺める。諏訪の花火は盆地で跳ね返る残響音が特徴。フィナーレのキスオブファイヤーは湖面から突き上げる振動が凄い。帰りに大行列の屋台クレープを食べてから駅に行ったら、もう臨時列車は心配なほどガラガラだった。

日曜もジョギングに出て、雨が降り出したけど何とか田溝池〜岡田旧道の10.9km走行。あとは、やらねばならない事は多い筈だけど、ゆっくりと過ごす休日。いつかまたフルマラソンを走ったり、ジョギングで旅が出来るようになるかしら。

7/19-20 夕涼み 扉温泉 扉閉じ

日曜の夕方、やっと外出する気になってチャリで山辺の谷に向かう。桜清水坂をアタックするようなズクもなくぶらぶらしていると、中村・千手(せんぞ)と三反田・上手町(わでまち)の間を横切る北沢渓谷に農道の橋が掛かっているのを発見。自然保護団体とモメてたらしいが、いつの間に完成していたんだな。こんな所を通るのは酔狂な自転車乗りくらいだろう。

Tobirastoneさらに東の扉温泉街をぐるっと。街と言っても入浴施設と高そうな旅館が一軒ずつの他は、何か骨が転がってる廃旅館が一軒あるだけ。扉峠へ通じる県道67号は長らく通行止で、街の近くでも写真のようなありさま。18年前初めて美ヶ原に登った時にも使った道だが、酔狂な自転車乗り以外に需要はなさそうだし、もうこのまま廃道になるかも知れないね。諸行無常。

一応風呂の支度をして来たのだが、「桧の湯」受付終了の18時30分をわずかに過ぎてしまいアウト。帰る。

月曜も休日だが、夜になってやっとジョギングに出るだけ。山の向こうが稲光でピカピカぴかりん、夏だなぁ。水路にはホタルの生き残りが一匹。浅間温泉で飲泉して帰る8.2km。

という訳で3週間前のツールド美ヶ原動画がやっと完成。ニコニコ動画に5倍速編を、その補完としてユーチューブに等倍速をアップロード。相変わらずニコ動の100MB制限が厳しく、晴天レースは映像のコントラストが強いため容量オーバーしがち。少し暗めに補正して圧縮効率を稼ぎ、無理やり収めた。音声解説は付け焼き刃的なニンジャスレイヤー用語を乱用。Final Cut Pro Xの使い方を少しずつ覚えながら、今のところiMovie時代と大差ない仕上がりである。

→ニコニコ動画:ツールド美ヶ原2015(5倍速)
→ユーチューブ:ツールド美ヶ原2015(等倍速)

7/11-12 ツールド美原

–––ここからテツな話–––

先日の水曜がお盆休みの一ヶ月前だったので、有休を取ってJR切符の「10時打ち」をしに行った。狙うは、青森から北海道に向かう急行「はまなす」の寝台券下段。8/8は多くの会社が同様にお盆休みに入る上、まもなく青函トンネルを通る夜行は全廃されるという噂なので、一瞬で売り切れることが予想される。松本駅3箇所の窓口は常に忙しそうで10時きっかりは難しく、3分前に自分の番が来てしまった。たまたま今週末に大阪行きの用事があるので、先にそっちを発券してもらい時間を稼ぐ。そしてはまなす10時打ちの旨を伝え「今です!」(軽く頭を下げる程度)、ッターン!

TicketsJR最期の定期急行、最期の定期客車列車、最期の青い寝台車…貴重な体験が確定する。合わせて、未乗だった東北新幹線盛岡〜新青森間の特急券乗車券、それ以外の区間用に北海道&東日本パスも発券してもらう。パスは急行の寝台利用時でも乗車券として使える筈だが、窓口員とその認識が食い違ってややこしかった。片道で考えればフツーに新幹線と昼行特急を使ったほうが安いし早いが、鉄道を手段ではなく目的として楽しむならアリかと。それに北&東パスは旅の道中や帰路にも使える。

–––テツな話ここまで–––

Miharaというわけで迎えた週末、特急&新幹線というゴージャス街道で大阪の親戚宅へ。土産として梅田で姪(姉)にスマホ用CDリッピングマシーンを、心斎橋で姪(妹)にアンプ内蔵エレキギターを買って持ってく。散財が危険水準をオーバーしてるが、投資の心意気で…。そうこうしてるうちに夕方になってしまったので、予定していた二上山付近の冒険はやめた。ジョギングで古市から道の駅羽曳野〜堺の美原ジャンクションを周る15km余。美原って地名は流川もとい流山市にもあったが、こっちの方がクルマ多いな。それにしても大阪は蒸し暑すぎて汗が止まらない。よくこんなところに人が大勢住むものだと思う。そして皆がクーラーを点けるから余計暑くなるイメージ。まぁ冬は松本の方がクレイジーだがな。

日曜は近鉄電車の急行で名古屋、高速バスで松本に帰るオケラ街道。

6/13-14 オレンジレンゲ

土曜の昼にのそのそとツールド美ヶ原コースアタック。ただし来週末に王滝ヒルクライムを控えているため、呼吸器系を壊さないよう慎重に。それにしてもずっとペースが悪いままで、ゴールまで1:36'余り掛かった。はっきり言って身体が重い。近ごろまた食い過ぎてるが、もっとアイスを食べたいよう。

Renge今年は早くも満開を迎えたレンゲツツジ。再来週のツールド美ヶ原本番まで残らないかも知れない。かつて一番の見所だった武石峰は寂しくなったが、袴越のスキー場跡地は歓声が上がってるほど見事。

例によってカフェピラータで屯する。サイクル野郎28巻まで。夏にあえて四国へ行くのもありか、でも大洗からのフェリーも乗りたいしなー、などと夏の計画も考えつつ。店のギターを少し触らせて貰ったが、ほんと、ポジションが出てこない。練習し直そう。

日曜はゆっくりジョギング。大門沢川の語源にあたる普門院を経由してから清水池、田溝池に登る。そんなに古くないように見える木道がボコボコなのは、材質か何か間違えたのだろうか。ロープで塞がれて久しいが、釣り人たちは構わず避けて歩いている。城山遊歩道の東山展望コースからさらに芥子坊主に登ると、山頂には三角点と共に御嶽大権現などの石碑がある。来週の御嶽が平穏でありますように、と手を合わせる。塩倉池に下りて帰宅。

さあ、王滝と美ヶ原の二連戦に向けて、ジタバタしつつ体調を整えていこう。

6/6-7 ローカルアイドルフェスティバル

Alpaca松本から特別急行列車で新宿へ、乗り継いで池袋下車。というわけでやって来ましたサンシャインシティ、痛いシャツの連中に付いてったら見当外れ。池袋の地理ならそんじょそこらの都会人より私のほうが詳しいようだ。しかしもう長蛇の列。女性が三割以上いるのが救い。10時半の一般入場開始から30分足らずで入れたし特典を貰えたのは良いが、前の人に続いてまた何かの列に並んだら物販棟3時間待ちだとか。そんなん向かいのメイトで済むんと違う? たまたま仕方なく寄っただけのテンションでは付き合い切れない。こ、これ以上スクフェスに時間軸を支配されてたまるか、と駆け足で一部展示だけ見て地下鉄に飛び乗る。

Tsukuda雷門からまた駆け足で仲見世を抜け浅草寺をお参りし、隅田川を下る水上バスに飛び乗る。これは素晴らしい。江戸、徳川幕府の名残りと現代の最先端が混在する風景。東京とは何なんだろう? 数々の橋とマンション群、そしてレインボーブリッジが見えてくる。

お台場で慌ただしく葛西臨海公園行きに乗り継ぐつもりが、今日の昼便は潮位が低過ぎて休航だって。ここまで急いだのは何だったのか。通しの切符を買っちゃったので諦めるわけにはいかず仕方なくぶらぶらしてると、たまたまガンダムがピカピカ光ったり首を振ったりして愛嬌を振りまいている。葛西行きに乗れたのは夕方。人気はないけどこれも素晴らしい。ビッグサイトやゲートブリッジ…ほとんど屋上で風に当たっていたので身体が冷え冷えだ。ようやく私のサイクリング趣味の原点と言える葛西臨海公園に到着。ここからバスを3本乗り継いで、葛飾の実家で一泊。

Unga翌日、生まれて初めて流鉄に乗ってあぁ〜流川(流山)。ここから『ろこどる』の人名元地名7つをジョギングで繋ぐ、他に誰もやらなそうな聖地巡礼の旅を開始する。地図は所持してないけど記憶だけで何とかなるだろう。市役所など駅周辺をちょこっと見てから北へ、「美原」は変哲ない幹線沿い。「西深井」ではこっそり写真を撮りまくれ。利根運河は緑の谷が独特で、ビリケンさんなど巡礼のハイライト。川面でぴょんぴょこぴょんぴょん跳ねているのはオイカワか? 少し北で「野田」市になる。夥しいロードバイクが行き交う運河沿いに国道16号まで東に進み、南にターン。「柏葉」(柏の葉)やおおわしの森(流山おおたかの森)はつくばエクスプレスの駅が出来て発展著しい。

Suwaコンビニ昼食を済ませて諏訪神社を巡礼すると、漫画家が奉納した絵馬がある。さらに南下して「名都借」には名都借みらい保育園がある。なづかりと読む。せんようのマッドシティこと松戸市に入り、「三ケ月」はみこぜと読む。下総台地のアップダウンに脚を取られもう体力は尽きているが、もう少し頑張らねーば粘粘ギブアップ。あれ、伊勢丹の謎噴水ってもう無くなっちゃったんだ。江戸川を渡って東京都に下り、三郷口からしょうぶ祭りで大賑わいの「水元」公園に入る。ミッションコンプリート。陽光を受ける菖蒲もが鮮やかで良いものだ。初夏の候に45km走行、いくら水分を摂っても足りない。

帰松も特別急行で。あれ、墓参りの予定だったけど、手を合わせられたのは飼い犬の墓だけだった。まぁいいや。

5/30-31 土曜ワイドスプロケ

宅配業者の声で目が覚める土曜日。そう、自転車チェーンを交換してから歯飛びが収まらないので、根負けしてスプロケも交換することにしたんだ。そもそも荷物を積んでダートを走ることもあるランドナーの場合、ロード用の8段13-26Tではクロース、つまり狭すぎた感がある。そこでMTB用のワイドな11-28Tですよ。トップ側の歯数が少ないのは謎だが、美ヶ原の下りで役に立つだろう。ロー側はもっと多い歯数も選べたが、フロント側が3段48-38-28Tで、インナーローに入れると丁度1:1。これ以上軽いのは今のところプライドが…。下らねぇけど、これで暗峠の再挑戦も可能になるだろう。

Misuzubri特に肺あたりが先週末の疲れを引きずっていて、まるでやる気が無い。けど新スプロケを試すくらいは乗っておくべきなので、林道湯ノ原線で美鈴湖へ登る。ゆっくりゆっくり、決して呼吸を荒らげないように。MTBに抜かれてもキニシナイ。そしてカフェピラータで昼食。黙々とサイクル野郎を26巻まで読み進めていると、聞こえてくるのはラブライブの話題とか。この店はおかしい(褒め言葉)。ジロ・デ・イタリアの録画中継もつい見入ってしまう。

帰宅してから、クランクを旧チャリのと交換する。これでフロントインナーへの脱チェン現象が直るかも。教訓としては、チェーンは自覚症状がなくても定期的に交換すべし。でないと前後ともギアが摩耗して余計面倒なことになる。って昔も自転車屋に怒られたっけ。

日曜もやる気なく、カーオーディオに合わせて寂しいなすんすんっなどと歌いながら安曇野を買い物ドライブ。帰ってから去年のツールド美ヶ原参戦記をアップロード。今年分の参加申込み期限に間に合ったぞ…。ただし珍しく(?)当時の怒りの感情をそのまま述べている。

夕暮れにジョギング出撃。県の森公園に寄ってもクラフトフェアは祭りのあと。その雰囲気が自分に合っている。弘法山からは夜景の始まりにハッとする。ゆっくりペースを保ち11km走行。マラソンのオフシーズンも細々と走り続けたい。それにしてもこれだけ肺が弱いと、6月下旬の王滝村・美ヶ原2連戦はどっちかが捨てレースになってしまうかも。

4/26 ギタサイ

かつて月に300km走っても400km走っても、なかなか切れず涙をのんだマラソン3時間の壁。今年はなぜ、最大で三月の250km(+自転車通勤)というイージーモードでクリア出来たのか。ゴールに待ってる人が居たり、友人のシーズンベストを抜きたいなど「心」な要因もある。勝手知ったる長野のコースに合わせた作戦や新しいシューズは「技」。すると「体」は?

今年は標高差のある練習が多かった。特に長い下り坂は太ももの前側にダメージを与え、「この程度で筋肉痛を起こすなんて走力が落ちたなぁ」と呑気に考えていた。これが、スピード持久力を司る大腿四頭筋を予想外に強化していたのでは。つまりマラソンで記録を目指すなら、距離なんかは脚を作る程度で良いから「長い下り坂」を重視すべし。そんな気がする。11月の第1回富山マラソンにエントリーしてみたけど、どうなるかな。

Takeshi21雪の季節もたびたび通った、自宅より400m高い美鈴湖畔。サイクルカフェピラータの存在は大きかった。土曜日はその報告とお礼?も兼ねて、自転車で登りに行く。その前にツールド美ヶ原のコースをタイムアタック。信じられないほどチャリが重い…いや体が重いのだ。無駄にスタミナがあるから後半は粘り、1時間33分55秒。6月末の本番に向けて、この数字を叩き台にトレーニングしていくことになる。

カフェピラータではクラシックギターの小さなサークル活動が始まっていて、それを聴きながらいつものように自転車旅行漫画「サイクル野郎」を、今回は21〜22巻まで読み耽る。微妙にチューニングがずれた基礎練による1/fゆらぎ?や練習曲の数々が本当に懐かしい。なんだこの、サイクリング部の溜まり場とギター・マンドリン部の溜まり場をミックスしたような居心地の良さは。このままだらだらと晩飯までご馳走になりたかったが、家で布団を干してきてしまったので、夕暮れ時になって慌てて帰る。

近年はギターに手を触れなくなり、そのぶん心は確実に貧しくなっている。このまま記憶の劣化が進行すれば「むらよし×クラシックギター」は無かったことになる。いいのだろうか、それで。

Keshisp日曜日は、そういえば選挙の投票に行かなくちゃ。続けてジョギングで岡田神社へ。城山遊歩道に入り田溝池、芥子坊主山に登る。アルプス公園は駐車場が満車で溢れるほどの家族連れで大賑わい。ここぞとばかりにキャーキャーはしゃげる環境がある。城山公園経由で帰宅。今度はアキレス腱が筋肉痛だわ。

あとは引き篭って、去年の車坂峠ヒルクライム&なつまちスタンプラリー参戦記をアップロード。大会は去年で最後という説もあったが、手押しストップウォッチからチップ計測に変わるものの、今年も開催されるそうだ。もう申込期限を過ぎてしまったが。

4/18-19 3x3 RUNS

Station先週末の杖突峠越えランの疲労が抜けない土曜、特急しなので松本から長野へ。新しい駅ビルはマラソン歓迎ムード。ホルン六重奏の涙そうそうを聴いてから、シャトルバスで受付会場のビッグハットへ。例年通りパワーバーセットやアミノバイタルセットを買って、歩いて夜食の買い出しをしつつ長野駅へ戻る。長電の駅そばを食う予定だったが、「SuicaペンギンとICOCAカモノハシのコラボあぶらとり紙」という特典に惹かれて明治亭のソースかつ丼にする。キャベツ多めが私の好みだ。東横インで宿泊。

Drone日曜。どうやら疲労は抜け、晴れて暖かいコンディション。北長野駅へは今年からJRでなく「しなの鉄道」になったが、ランナーにはチケットが配布されていることに変わりなく。スタート会場の長野運動公園へ歩き、Cブロックまでの特権、陸上競技場ウォーミングアップ。あ、スタート地点の上あたりを警備用のドローンが飛んでいる。あれ欲しいなぁ。

サプリなど基本戦略は去年同様。アディゼロ匠 練も足にフィットしてるし、無理だと思ってたけどサブスリー狙っちゃおうかな。隣はどんな靴を履く人ぞ、と緊張感なく長野マラソンの号砲を受ける。39秒という早さでスタートラインを跨ぐが、序盤やはり体が重く、なかなかペースが上がらない。御開帳中の善光寺さんに向かって手を合わせ、中央通りの下り坂から勢いを付ける。

15km地点でようやく序盤ロスを吸収し、さらに3時間ペースランナーとゆかいななかまたちを追う。オールスポーツのカメラに痛いポーズを取りながら、23km地点でようやく追い付き追い越した。奴らに巻き込まれると給水で混乱するし、ペースは自分で組み立てるものというプライドもある。どうにか突き放したいが・・・。

空は曇り、ぽつぽつ雨が降ってくる。これくらいなら涼しくてとても楽だ。風も少ない。高橋尚子のハイタッチやザ・カナディアン・クラブの演奏に元気を貰い、終盤に差し掛かる。しかし背後から迫り来る大勢の足音…34km地点でとうとう3時間ペースランナーと(略)に再逆転されてしまった。自分のペースが落ちているのだ。大阪マラソンの時のような大ブレーキをまたやらかしてしまうのか、その恐怖との闘いが続く。

それでも杖突峠越えランによるスタミナ補強が役に立ち、どうにかペースダウンを最小限に抑えた。もうあまり無理なスパートは掛けず安全に、南長野運動公園フィニッシュ。2時間59分01秒、二年連続三回目のサブスリー達成。やっぱり嬉しい、ガッツガッツ。

Stadiumオリンピックスタジアムには連れが待っててくれて、レモンのはちみつ漬けを頂いて疲労回復。雨がやっかいだけど、出店のケバブなどを食って回る。早々とゴールしてしまえば体力が余るので、心だけでなく体もぴょんぴょん元気なものだ。長野マラソン最後の欠点、シャトルバス渋滞は少しスムーズになったか。篠ノ井駅からの帰路も特急しなの。混雑してて座れなかったが、まぁ大丈夫。

3回サブスリーを達成したら、こんな不健康なマラソン趣味なんてやめるんだ。という考えもあったけど、もうちょっとだけ続くんじゃ。

4/11-12 手良へ・・・

灯油を切らし、暖房なしで迎えた四月。意外な寒さで体がついてかず、風邪をひくギリギリ手前だ。それでも課題のスタミナ不足を解消すべく、土曜は長距離ジョギング・・・のつもりが寝坊。とりあえず美鈴湖畔のカフェピラータに登り、サイクル野郎を19〜20巻まで読み進める。全37巻だから、ようやく折り返したところ。そのあと林道湯ノ原線を走るが、下り坂なのに時々歩いてしまうくらい調子が悪い。それでもファーマーズガーデンやまべまで寄り道して野菜を買い込んで帰る。走行23.6km。

日曜は起きられた。県議会議員選挙の投票を済ませてから、松本駅へ。行き先は高遠か上田か・・・券売機の前で固まるくらい悩んで、「カードで目的地までの切符が買える」というのが決定打となり高遠行き決定。こうそくじゃない、たかとおだ。

Takato伊那市のちょっと手前、飯田線北殿駅で電車を下り、東へ向かってジョギング開始。県道207号の手良(てら)という地名がかっこいい。「六道の堤」という桜の名所を回ってから国道361号に入る。そう、この時期の高遠は桜と排気ガスが充満するクレイジータウン。クルマの渋滞っぷり、歩いたほうが速いと違うか。鉾持神社付近からの遠景を楽しんでから、時計を止めて城址公園に入園500円。お好み焼きを食ってから満開のタカトオコヒガンザクラを撮り回る。いくつか遊歩道が閉鎖されてるせいか、もう見慣れたせいか、狭く感じた。

Tsueここからジョギングは国道152号「杖突街道」を北上、もう後戻りはできないぞ。小集落を繋ぐ緩い登りが延々続く、トレーニングにはうってつけの道。やがて標高1247mの杖突峠を越える。かつて高遠に住む親子が初めて東京に向かう時、子が諏訪地方の広大さに驚いていると親が「東京はこのべえ(倍)はあるだ」と諭したと云われる、その風景である。

ヘロヘロになりながら諏訪大社上社前宮と本宮をお参りしていく。下社のような痛絵馬はほとんど見掛けないけど「にこのぞが1番!」とかイミワカンナイ。茅野駅までで走行47.4km。ここの駅そば「特上」は旨いぞ。電車が来たので不覚にもつゆを残してしまった。

体調が悪いのに無理押しした感のある週末だったが、この疲れが回復すれば長野マラソンでのピーキングには間に合うだろう。スピードは期待できないが、後半に粘れる走りをしたい。

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