11/14-15 ギターかつぎマラソン

Gekiguitar土曜、雨が小康状態になった隙を突いてジョギングで美鈴湖へ登る。カフェピラータでのギターサークルのため、初めて自分のギターを持参することにした。肩紐のないケースゆえ、手に提げるかケースごと抱えるかする。これが予想以上の負担で、角やカーブごとに左右持ち手を替えながら進む。夢はでっかく虚空蔵山米かつぎマラソン。それに向けて良いトレーニング…いやオーバートレーニングで滅茶苦茶に腕が疲れた。カルボナーラを食べてサイクル野郎34巻を呼んでギターの練習をしたら、もう真っ暗で雨も降っている。下山は人のクルマに便乗させて貰った。

日曜は腕がひどい筋肉痛。もし下山もギターを抱えてのジョギングだったら、仕事はおろか生活にも支障をきたしただろう。他の方法を考えなくては。という訳で、旧軽井沢でソフトクリームの食べ比べをするなど、休日らしく過ごした。次の週末はつくばマラソンの応援へ行く。

10/31-11/2 高岡富山満腹ルート

Fuganlu土曜、マラソン受付のため松本から富山へ向かう。遠征つまり長野県外のレースは今年唯一だ。北陸新幹線の延伸開業記念で初開催となる大会だし、新幹線を使うのが正しかろう。長野では晴れてても上越妙高じゃ雨とか、僅かの時間に気候が変わるのはさすが。JRの東日本と西日本、両社分の冊子を読んでいるうちに富山到着。痛路面電車を横目に、ムクドリ対策音がけたたましい通りを少し歩けば会場の総合体育館。フルの部だけで参加1万2千人、一般募集は2日余りで定員に達したという人気だが、富山マラソンEXPOはショボい。大丈夫か? 隣接する富岩(ふがん)運河環水公園は夕暮れのライトアップが始まり、とても綺麗。

野宿の予定もあったが、雨や荷物が煩わしいので3000円の安宿をとった。ただし片道1時間かかる電鉄黒部駅前。うわあい、初めての富山地方鉄道だ! 車窓は真っ暗だけど仕方ない。ホテルも営業してるようには見えない真っ暗な外観で、風呂は近くの銭湯を使う。充分充分。

Start日曜はまず1km歩き、三セク化して「あいの里」だか「あいの風」だか「あいの土山」だか分からないナントカとやま鉄道の黒部駅へ。ICOCAが使えるのは便利。電車は進む毎に超満員になり、一般客がかわいそう。ギリギリ席を確保できて自分は楽をしたが、次回から早い時間の臨時列車を運行すべきと思う。高岡で下車し、痛バスを横目にスタート地点の市役所前まで歩く。せっかくだからゆるゆり3期の聖地、古城公園朝陽橋(ちょうようばし)に寄っていこう。会場は案の定、トイレに絶望的な長蛇の列。さっき古城公園で済ませたからいいや。荷物預け時間がタイトなのも改善して欲しいところ。

やや冷えるけど青空が締まる絶好日和。午前9時に第1回富山マラソンの号砲が鳴る。スタートダッシュは先頭集団Aブロックランナーの義務。小学生の元気過ぎる声援がスゴイ。高岡大仏に手を合わせ、路面電車までもウヤにして確保された街中コースを駆け抜ける。庄川の土手では凧揚げによる応援もある。珍しい。

さてジョギング練習量は9月に50km、10月も風邪で出遅れ120km。しかも体脂肪率21.4%にまでぷよぷよ膨れ上がった身体を、どうやって42.195km先のゴールへ運ぶかが難しい。去年、同様に練習不足で3:17'だった大阪マラソンよりマシなら御の字。欲を言えば「ボリュームゾーン」扱い基準の3:10'よりは早くフィニッシュしたいので、1kmあたり4'30"ペースを意識する。序盤は流れに乗り過ぎてオーバーペースになる場面もあるが、ライバルの背中を見送る判断も時々できるのは大阪の反省が活きている。

射水の新湊大橋は圧巻中の圧巻。左手に万国旗の海王丸や富山湾、右手に港湾の町並み、正面には美しい斜張橋を前景に劔・立山連峰がそびえ立つ。これまで参加したマラソンで一番の景色! アップダウンでペースは鈍るけど、下りるのが勿体無いほど。しまなみ海道の多々羅大橋みたいに鳴き龍現象が起こらないかと主塔部の真下で手を叩いてみたら、少し返ってきた。ここから先は富山駅までジョギングしたことがあるので、気持ちは楽。

独特なエイド給食がいろいろあるので、レース中にパワージェルなどつまらない物は持たない作戦にした。こんぶ、梅干、白えび天むす、新湊かまぼこ、プチトマト、チョコ、ますのすし、オレンジ、塩熱飴、杢目羊羹、創作和菓子パイ、甘酒まんじゅう…。特に天むすとますずしは外せない。こんなに常時お腹いっぱいで走れるマラソンも珍しい。ああ、しろえびせんべいは食いそびれた。33kmまでペースを維持し、3:10'切りが現実味を帯び始めたと油断したのも束の間、終盤の呉羽丘陵越えは甘くなかった。登り切ったところで余力を使い果たし、下り坂になっても脚がまるで回らない。「足の痛みなんて気のせいです」看板。お、おう…。

Goal順位は下げまいと5'/km前後のペースで粘り、もう駄目になりそうなラスト1kmだが、商業高校応援団の気迫に背中を押されるようにゴールへ一目散。腕を痺れさせまくりながら、3時間11分40秒でフィニッシュした。ネットタイムはそれより16秒引き。風景もエイドも、そして走りも全力で味わえた、楽しいマラソンだった。順位は出走10797名中290位で、Aブロックの面目は保ったか。でもちょっぴり悔しい。クレープを食べたり富岩運河環水公園をうろうろしたりして、会場を後にする。このぶんだと来年もし開催するなら一瞬で定員埋まりそうだ。

北陸地方は甲信越より輪をかけて車社会、マイカー信仰が激しい土地柄というイメージがある。「クルマの邪魔する奴は悪」くらいに思われてそうだが、今日そんな実感は無かった。ノーマイカーデーに対する反発はネット上で散見するが、少しずつ理解されたらなお良い。

実はもう一泊する。東横インにアーリーチェックインしてシャワーを浴び、歩いて街へ繰り出す。あれだけ食ったのに、さすがフルマラソン後は足が軽い。富山城址公園や総曲輪(そうがわ)アーケードを周り、駅前に戻るころ行列がはけた大喜(たいき)で富山ブラックラーメンを頂く。あれだけ走って汗をかいたのに、醤油味が塩っぱいぞ。

Murodo月曜は有休。雨だけど、富山と松本を結ぶ最短ルートと言えば立山黒部アルペンルートだ。時間と金は掛かるが、11月はチラシで2割引にできる。特に電鉄富山〜室堂間は未体験なので決行しよう。全完走者データ掲載の北日本新聞を買って富山地鉄のショボイ特急に乗り、立山駅へ。ソフトクリームを食ってケーブルカーで美女平駅へ。こんな日でも中国人観光客で混雑し、臨時便も多い。高原バスが行く弥陀ヶ原、天狗平の「未開の台地」感は広大で素晴らしく、室堂駅に着く頃には一面の雪景色となった。昨日見た立山連峰はどっちだ。トロリーバス、ロープウェイ、ケーブルカー、黒部ダム徒歩区間、トロリーバス、路線バスを経て信濃大町駅へ。あとは大糸線を松本まで乗れば、ぐるり一周、非常にバラエティ豊かな乗り物の旅だった。

これで今年のレースは終了。だがマラソンのシーズンはまだ始まったばっかりだ。ちょっと食事量を考えないと。

10/24-25 練習量がぴーくす

Tobiradam土曜の早朝、ジョギングで薄川ランニングコースに出る。今更ながら急にトレーニングするようになったが、まだ走力に乏しく疲れもある。スピードが付かないまま山辺の谷を遡っていく。夜明け前の山の端は美しく、それだけで遠くを旅している気分になる。扉温泉街の奥、標高1,100mの扉ダムまで登って引き返す。たっぷり走行33km。

帰宅してまもなく午前10時。長野マラソンの一次予選、クリック合戦が始まる。と言ってもきっかりに押したらジタバタせず待つ正攻法で、8分で繋がった。あとは2分ちょっと事項を打ち込んで確定。今年は34分でネット申込定員9千人分が締め切られたらしい。震災中止回を含めて10回目の参加だとゼッケンの色が銀色になるはずで、一つの区切りにしたい心境。三年以内ベストタイムを2:56'53"として予想タイム2:58'と一見弱気だが、そんなに頑張れるか…?

午後はクルマでほりでーゆ~温泉に行き、適度に水風呂も利用して疲労回復を図る。

日曜はカフェピラータの[”美鈴湖”がぴーくす]というイベント。下界から美鈴湖に至る7つの道路を全部自転車で登ろうというもの。まず現地に行くまでのルートもカウントに含めて良いし、タイムや順位もない緩いルール。朝8時集合だが遅刻しても無問題で、都合14名の参加があったようだ。各ルートのスタートとゴールを写真に撮るフォトロゲイニング風にするなど、自分なりに俺ルールを設けてスタート。

Bank激坂(休工中)、御射神社(人肉坂)、浅間峠(裏)、ゴルフ場(距離最長)、番場池(裏)と攻める。特に山の北東側は長閑で良い。林道湯ノ原線(標高差最大)はもう空腹でヘロヘロだが、マラソントレーニングを意識して何とか登り切る。ピラータに立ち寄っておにぎりを頂き、最後に一ノ瀬〜美鈴湖自転車競技場ルート。建物内部に入ってみるのは初めて。余力があればピストを借りてバンクを走ってみたいが、もう脚を使い切ってしまった。11時、店に戻ってフィニッシュ。たっぷり獲得標高差1,700m。

時間はたっぷりあるし、久々に漫画サイクル野郎を読み進める。33巻まで。こうしてここ数日は良く走ったとはいえ、11/1の富山マラソンは相当な練習不足で迎えることになる。去年の大阪マラソン(3:17')とドッコイかな。

10/17-18 あしたマミア〜ナ

長引いた風邪がようやく完治した土曜日、ジョギングで浅間の激坂を登り美鈴湖へ。遊歩道を一周して久々のサイクルカフェピラータ入り。ちょうど衛星放送でジャパンカップクリテリウムの生中継が始まるところで、これを楽しんでいく。漫画は読み進めず、明るいうちにゴルフ場ルートで下山する。来週末は[”美鈴湖”がぴーくす]というイベントがあるので楽しみ。

Kane日曜も天気良好、長野から連れのクルマで毛無峠へ。そこから徒歩で群馬県に侵入、小径を下りて御地蔵堂に至る。5月の訪問時には無かった慰霊の鐘を鳴らしてみるが、今日の小串鉱山廃墟探索は五区方面重点な。ひどいヤブだが、オフロードオートバイの連中と行き交う。スゴイ。学校跡を左にスルーして進み、初めて見る山神社は意外に立派な鳥居、それに常夜灯が片方立っている。ところが木造の祠は土台から左へ、そぉいと投げ出されたようにひっくり返っていてびっくり。雪解けなど自然の作用によるものか、人為的ないたずらなのか。

Club木の枝に取り付けられたピンクテープを頼りに、もっとひどいヤブを漕ぎ漕ぎ南へ進む。あまり深入りすると…「遭難」の文字が頭をかすめる。コワイ。ようやく少し広いところに出て、職員クラブ「狸穴御殿」が姿を現す。ほとんどの建物が潰された小串鉱山街にあって貴重な、生活を感じさせる遺構である。風呂、階段、トイレ、広間、暖炉…。コンクリート製ゆえ長く残ったようだが大きく傾いていて、平衡感覚がおかしくなりそう(右の写真はカメラ内蔵水準器で水平は取れている)。うっかり壁に手を付いたら一部崩れてしまった。こうして風化が進む。後で知ったがこの建物、熊のねぐらになっているとのこと。備えよう。

(参考:こにゃくうさん「オットの生家を訪ねる旅」裏山の探検隊さん「小串鉱山五区探索編」など)

戻るのもうんざりなヤブを何とか戻り、ジロー坂経由で峠へ戻る。あまりにジグザグ遠回りで、やはり却って時間がかかるな。だいぶ疲れるくらいには歩いた。満足して帰松。今年の毛無峠参りはこれで終了かな。

10/12 シオクラーズ

そこそこの天候に恵まれる週末が続いているし、ツイッター等で乗鞍へ行った渋峠へ行った毛無峠へ行ったなどという報告を目にする。風邪が長引いている自分はろくに外出できず、もどかしいばかり。

ようやくこの三連休最終日しかも夕方、ほぼ治っただろうと見切り発車でジョギングに出撃。体力不安で距離は乗れないので、短めで標高差を稼げる芥子坊主山往復にしておく。復路で謎反射板から荒れた未舗装路を下りてみたら、プチ廃道探索の趣になり怖いけどワクワクする。やがて塩倉集落の最深エリアに下り立った。ごく近場でもまだまだ、訪れたことのない道や集落があるものだ。10.5km走行。

むらよしギムナシオンに大阪マラソン2014参戦記をアップ。ほとんど練習せずに特攻して撃沈するパターンを今秋も繰り返すのか。富山マラソンが近い。

9/27 室内昼暗いむ 十五夜明るいむ

シルバーウィークの後ろ3日間も、また日曜の今日も、天気は悪くないのに外出せず。暗い室内、ひたすら根詰めてヒルクライム佐久の動画を作っていた。映像制作の素人丸出しな編集ながら、少しずつ上達している感覚がゲームのように面白い。今回は映像ブレの補正に一工夫いれて、だいぶ改善したように思う。一歩一歩、ヒルクライム動画の理想に近づきたい。そしてシチョーシャ=サンにどれだけ「ヒルクライムって面白そう」と思って頂けるかが大事だ。

アップロードに時間が掛かっている隙に、少しだけジョギングしておいた。見上げれば十五夜。

→ニコニコ動画: 【初開催】ヒルクライム佐久2015(5倍速)
→YouTube: ヒルクライム佐久2015(等倍速)
→YouTube: 全日本マウンテンサイクリングin乗鞍2015短縮(5倍速)

9/12-13 貧血クラクライム

Sanjiro9乗鞍以降、不安定な体調はまだまだ続く。特にここ数日は貧血気味でフラフラ。それでももうヒルクライム佐久直前。土曜日のトレーニングは美ヶ原山頂までのフルボリューム、とはいかなくても三城牧場までは登っておきたい。例の激坂、桜清水坂をタイムアタックする。ゴール後に吐きそうになっがこらえた。タイム34'33"。今年は34分を切れなくてちょっと寂しいが、ガタ落ちと言うほど悪くはない。ファーマーズガーデンやまべで野菜等を買って帰宅。メーヤウのカレーとロイヤルホストのパフェで回復を図る。

日曜はジョギング。まだ距離を稼ぐ気にはならないが、長野マラソンの好記録に結びついた標高差ランにはこだわりたい。芥子坊主まで300m登って、浅間温泉を周る12.5km。標高の高い所から少しずつ木々が赤や黄に色づき始めている。夏、終わらないで。

去年9月のまえばし赤城山ヒルクライム参戦記をアップ。次に行ける機会があれば、前日イベントから全部堪能したいものだ。

9/5-6 諏訪のうみには魚驚き

2015夏レースでまともに開催されたのはツールド美ヶ原のみで、ヒルクライムイン王滝村が中止、マウンテンサイクリングin乗鞍が超短縮という不完全燃焼に終わった。いや、まだ終わらんよ。という訳で9/20の第1回ヒルクライム佐久を追加エントリー。佐久に行ったらラーメン食べてケーキを食べるんだ。

しかし8月のジョギング距離が0kmだったし、冬シーズンに向けてそろそろ再開したい。自転車は置いといて、土曜日はまず近所5.6kmジョギングから。これだけでも長く重く感じる。

Kissfire夜は諏訪湖の全国新作花火競技大会を観に行く。昔はチャリで峠を越えて行ったものだが、先週末の乗鞍でさんざん身体を冷やした結果、予定通り(?)体調が不安定だし、電車でいいや。連れが浮台船席を取っといてくれたので、波に揺られながらまったりと新作の芸術を眺める。諏訪の花火は盆地で跳ね返る残響音が特徴。フィナーレのキスオブファイヤーは湖面から突き上げる振動が凄い。帰りに大行列の屋台クレープを食べてから駅に行ったら、もう臨時列車は心配なほどガラガラだった。

日曜もジョギングに出て、雨が降り出したけど何とか田溝池〜岡田旧道の10.9km走行。あとは、やらねばならない事は多い筈だけど、ゆっくりと過ごす休日。いつかまたフルマラソンを走ったり、ジョギングで旅が出来るようになるかしら。

7/19-20 夕涼み 扉温泉 扉閉じ

日曜の夕方、やっと外出する気になってチャリで山辺の谷に向かう。桜清水坂をアタックするようなズクもなくぶらぶらしていると、中村・千手(せんぞ)と三反田・上手町(わでまち)の間を横切る北沢渓谷に農道の橋が掛かっているのを発見。自然保護団体とモメてたらしいが、いつの間に完成していたんだな。こんな所を通るのは酔狂な自転車乗りくらいだろう。

Tobirastoneさらに東の扉温泉街をぐるっと。街と言っても入浴施設と高そうな旅館が一軒ずつの他は、何か骨が転がってる廃旅館が一軒あるだけ。扉峠へ通じる県道67号は長らく通行止で、街の近くでも写真のようなありさま。18年前初めて美ヶ原に登った時にも使った道だが、酔狂な自転車乗り以外に需要はなさそうだし、もうこのまま廃道になるかも知れないね。諸行無常。

一応風呂の支度をして来たのだが、「桧の湯」受付終了の18時30分をわずかに過ぎてしまいアウト。帰る。

月曜も休日だが、夜になってやっとジョギングに出るだけ。山の向こうが稲光でピカピカぴかりん、夏だなぁ。水路にはホタルの生き残りが一匹。浅間温泉で飲泉して帰る8.2km。

という訳で3週間前のツールド美ヶ原動画がやっと完成。ニコニコ動画に5倍速編を、その補完としてユーチューブに等倍速をアップロード。相変わらずニコ動の100MB制限が厳しく、晴天レースは映像のコントラストが強いため容量オーバーしがち。少し暗めに補正して圧縮効率を稼ぎ、無理やり収めた。音声解説は付け焼き刃的なニンジャスレイヤー用語を乱用。Final Cut Pro Xの使い方を少しずつ覚えながら、今のところiMovie時代と大差ない仕上がりである。

→ニコニコ動画:ツールド美ヶ原2015(5倍速)
→ユーチューブ:ツールド美ヶ原2015(等倍速)

7/11-12 ツールド美原

–––ここからテツな話–––

先日の水曜がお盆休みの一ヶ月前だったので、有休を取ってJR切符の「10時打ち」をしに行った。狙うは、青森から北海道に向かう急行「はまなす」の寝台券下段。8/8は多くの会社が同様にお盆休みに入る上、まもなく青函トンネルを通る夜行は全廃されるという噂なので、一瞬で売り切れることが予想される。松本駅3箇所の窓口は常に忙しそうで10時きっかりは難しく、3分前に自分の番が来てしまった。たまたま今週末に大阪行きの用事があるので、先にそっちを発券してもらい時間を稼ぐ。そしてはまなす10時打ちの旨を伝え「今です!」(軽く頭を下げる程度)、ッターン!

TicketsJR最期の定期急行、最期の定期客車列車、最期の青い寝台車…貴重な体験が確定する。合わせて、未乗だった東北新幹線盛岡〜新青森間の特急券乗車券、それ以外の区間用に北海道&東日本パスも発券してもらう。パスは急行の寝台利用時でも乗車券として使える筈だが、窓口員とその認識が食い違ってややこしかった。片道で考えればフツーに新幹線と昼行特急を使ったほうが安いし早いが、鉄道を手段ではなく目的として楽しむならアリかと。それに北&東パスは旅の道中や帰路にも使える。

–––テツな話ここまで–––

Miharaというわけで迎えた週末、特急&新幹線というゴージャス街道で大阪の親戚宅へ。土産として梅田で姪(姉)にスマホ用CDリッピングマシーンを、心斎橋で姪(妹)にアンプ内蔵エレキギターを買って持ってく。散財が危険水準をオーバーしてるが、投資の心意気で…。そうこうしてるうちに夕方になってしまったので、予定していた二上山付近の冒険はやめた。ジョギングで古市から道の駅羽曳野〜堺の美原ジャンクションを周る15km余。美原って地名は流川もとい流山市にもあったが、こっちの方がクルマ多いな。それにしても大阪は蒸し暑すぎて汗が止まらない。よくこんなところに人が大勢住むものだと思う。そして皆がクーラーを点けるから余計暑くなるイメージ。まぁ冬は松本の方がクレイジーだがな。

日曜は近鉄電車の急行で名古屋、高速バスで松本に帰るオケラ街道。

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