6/13-14 オレンジレンゲ

土曜の昼にのそのそとツールド美ヶ原コースアタック。ただし来週末に王滝ヒルクライムを控えているため、呼吸器系を壊さないよう慎重に。それにしてもずっとペースが悪いままで、ゴールまで1:36'余り掛かった。はっきり言って身体が重い。近ごろまた食い過ぎてるが、もっとアイスを食べたいよう。

Renge今年は早くも満開を迎えたレンゲツツジ。再来週のツールド美ヶ原本番まで残らないかも知れない。かつて一番の見所だった武石峰は寂しくなったが、袴越のスキー場跡地は歓声が上がってるほど見事。

例によってカフェピラータで屯する。サイクル野郎28巻まで。夏にあえて四国へ行くのもありか、でも大洗からのフェリーも乗りたいしなー、などと夏の計画も考えつつ。店のギターを少し触らせて貰ったが、ほんと、ポジションが出てこない。練習し直そう。

日曜はゆっくりジョギング。大門沢川の語源にあたる普門院を経由してから清水池、田溝池に登る。そんなに古くないように見える木道がボコボコなのは、材質か何か間違えたのだろうか。ロープで塞がれて久しいが、釣り人たちは構わず避けて歩いている。城山遊歩道の東山展望コースからさらに芥子坊主に登ると、山頂には三角点と共に御嶽大権現などの石碑がある。来週の御嶽が平穏でありますように、と手を合わせる。塩倉池に下りて帰宅。

さあ、王滝と美ヶ原の二連戦に向けて、ジタバタしつつ体調を整えていこう。

6/6-7 ローカルアイドルフェスティバル

Alpaca松本から特別急行列車で新宿へ、乗り継いで池袋下車。というわけでやって来ましたサンシャインシティ、痛いシャツの連中に付いてったら見当外れ。池袋の地理ならそんじょそこらの都会人より私のほうが詳しいようだ。しかしもう長蛇の列。女性が三割以上いるのが救い。10時半の一般入場開始から30分足らずで入れたし特典を貰えたのは良いが、前の人に続いてまた何かの列に並んだら物販棟3時間待ちだとか。そんなん向かいのメイトで済むんと違う? たまたま仕方なく寄っただけのテンションでは付き合い切れない。こ、これ以上スクフェスに時間軸を支配されてたまるか、と駆け足で一部展示だけ見て地下鉄に飛び乗る。

Tsukuda雷門からまた駆け足で仲見世を抜け浅草寺をお参りし、隅田川を下る水上バスに飛び乗る。これは素晴らしい。江戸、徳川幕府の名残りと現代の最先端が混在する風景。東京とは何なんだろう? 数々の橋とマンション群、そしてレインボーブリッジが見えてくる。

お台場で慌ただしく葛西臨海公園行きに乗り継ぐつもりが、今日の昼便は潮位が低過ぎて休航だって。ここまで急いだのは何だったのか。通しの切符を買っちゃったので諦めるわけにはいかず仕方なくぶらぶらしてると、たまたまガンダムがピカピカ光ったり首を振ったりして愛嬌を振りまいている。葛西行きに乗れたのは夕方。人気はないけどこれも素晴らしい。ビッグサイトやゲートブリッジ…ほとんど屋上で風に当たっていたので身体が冷え冷えだ。ようやく私のサイクリング趣味の原点と言える葛西臨海公園に到着。ここからバスを3本乗り継いで、葛飾の実家で一泊。

Unga翌日、生まれて初めて流鉄に乗ってあぁ〜流川(流山)。ここから『ろこどる』の人名元地名7つをジョギングで繋ぐ、他に誰もやらなそうな聖地巡礼の旅を開始する。地図は所持してないけど記憶だけで何とかなるだろう。市役所など駅周辺をちょこっと見てから北へ、「美原」は変哲ない幹線沿い。「西深井」ではこっそり写真を撮りまくれ。利根運河は緑の谷が独特で、ビリケンさんなど巡礼のハイライト。川面でぴょんぴょこぴょんぴょん跳ねているのはオイカワか? 少し北で「野田」市になる。夥しいロードバイクが行き交う運河沿いに国道16号まで東に進み、南にターン。「柏葉」(柏の葉)やおおわしの森(流山おおたかの森)はつくばエクスプレスの駅が出来て発展著しい。

Suwaコンビニ昼食を済ませて諏訪神社を巡礼すると、漫画家が奉納した絵馬がある。さらに南下して「名都借」には名都借みらい保育園がある。なづかりと読む。せんようのマッドシティこと松戸市に入り、「三ケ月」はみこぜと読む。下総台地のアップダウンに脚を取られもう体力は尽きているが、もう少し頑張らねーば粘粘ギブアップ。あれ、伊勢丹の謎噴水ってもう無くなっちゃったんだ。江戸川を渡って東京都に下り、三郷口からしょうぶ祭りで大賑わいの「水元」公園に入る。ミッションコンプリート。陽光を受ける菖蒲もが鮮やかで良いものだ。初夏の候に45km走行、いくら水分を摂っても足りない。

帰松も特別急行で。あれ、墓参りの予定だったけど、手を合わせられたのは飼い犬の墓だけだった。まぁいいや。

5/30-31 土曜ワイドスプロケ

宅配業者の声で目が覚める土曜日。そう、自転車チェーンを交換してから歯飛びが収まらないので、根負けしてスプロケも交換することにしたんだ。そもそも荷物を積んでダートを走ることもあるランドナーの場合、ロード用の8段13-26Tではクロース、つまり狭すぎた感がある。そこでMTB用のワイドな11-28Tですよ。トップ側の歯数が少ないのは謎だが、美ヶ原の下りで役に立つだろう。ロー側はもっと多い歯数も選べたが、フロント側が3段48-38-28Tで、インナーローに入れると丁度1:1。これ以上軽いのは今のところプライドが…。下らねぇけど、これで暗峠の再挑戦も可能になるだろう。

Misuzubri特に肺あたりが先週末の疲れを引きずっていて、まるでやる気が無い。けど新スプロケを試すくらいは乗っておくべきなので、林道湯ノ原線で美鈴湖へ登る。ゆっくりゆっくり、決して呼吸を荒らげないように。MTBに抜かれてもキニシナイ。そしてカフェピラータで昼食。黙々とサイクル野郎を26巻まで読み進めていると、聞こえてくるのはラブライブの話題とか。この店はおかしい(褒め言葉)。ジロ・デ・イタリアの録画中継もつい見入ってしまう。

帰宅してから、クランクを旧チャリのと交換する。これでフロントインナーへの脱チェン現象が直るかも。教訓としては、チェーンは自覚症状がなくても定期的に交換すべし。でないと前後ともギアが摩耗して余計面倒なことになる。って昔も自転車屋に怒られたっけ。

日曜もやる気なく、カーオーディオに合わせて寂しいなすんすんっなどと歌いながら安曇野を買い物ドライブ。帰ってから去年のツールド美ヶ原参戦記をアップロード。今年分の参加申込み期限に間に合ったぞ…。ただし珍しく(?)当時の怒りの感情をそのまま述べている。

夕暮れにジョギング出撃。県の森公園に寄ってもクラフトフェアは祭りのあと。その雰囲気が自分に合っている。弘法山からは夜景の始まりにハッとする。ゆっくりペースを保ち11km走行。マラソンのオフシーズンも細々と走り続けたい。それにしてもこれだけ肺が弱いと、6月下旬の王滝村・美ヶ原2連戦はどっちかが捨てレースになってしまうかも。

4/26 ギタサイ

かつて月に300km走っても400km走っても、なかなか切れず涙をのんだマラソン3時間の壁。今年はなぜ、最大で三月の250km(+自転車通勤)というイージーモードでクリア出来たのか。ゴールに待ってる人が居たり、友人のシーズンベストを抜きたいなど「心」な要因もある。勝手知ったる長野のコースに合わせた作戦や新しいシューズは「技」。すると「体」は?

今年は標高差のある練習が多かった。特に長い下り坂は太ももの前側にダメージを与え、「この程度で筋肉痛を起こすなんて走力が落ちたなぁ」と呑気に考えていた。これが、スピード持久力を司る大腿四頭筋を予想外に強化していたのでは。つまりマラソンで記録を目指すなら、距離なんかは脚を作る程度で良いから「長い下り坂」を重視すべし。そんな気がする。11月の第1回富山マラソンにエントリーしてみたけど、どうなるかな。

Takeshi21雪の季節もたびたび通った、自宅より400m高い美鈴湖畔。サイクルカフェピラータの存在は大きかった。土曜日はその報告とお礼?も兼ねて、自転車で登りに行く。その前にツールド美ヶ原のコースをタイムアタック。信じられないほどチャリが重い…いや体が重いのだ。無駄にスタミナがあるから後半は粘り、1時間33分55秒。6月末の本番に向けて、この数字を叩き台にトレーニングしていくことになる。

カフェピラータではクラシックギターの小さなサークル活動が始まっていて、それを聴きながらいつものように自転車旅行漫画「サイクル野郎」を、今回は21〜22巻まで読み耽る。微妙にチューニングがずれた基礎練による1/fゆらぎ?や練習曲の数々が本当に懐かしい。なんだこの、サイクリング部の溜まり場とギター・マンドリン部の溜まり場をミックスしたような居心地の良さは。このままだらだらと晩飯までご馳走になりたかったが、家で布団を干してきてしまったので、夕暮れ時になって慌てて帰る。

近年はギターに手を触れなくなり、そのぶん心は確実に貧しくなっている。このまま記憶の劣化が進行すれば「むらよし×クラシックギター」は無かったことになる。いいのだろうか、それで。

Keshisp日曜日は、そういえば選挙の投票に行かなくちゃ。続けてジョギングで岡田神社へ。城山遊歩道に入り田溝池、芥子坊主山に登る。アルプス公園は駐車場が満車で溢れるほどの家族連れで大賑わい。ここぞとばかりにキャーキャーはしゃげる環境がある。城山公園経由で帰宅。今度はアキレス腱が筋肉痛だわ。

あとは引き篭って、去年の車坂峠ヒルクライム&なつまちスタンプラリー参戦記をアップロード。大会は去年で最後という説もあったが、手押しストップウォッチからチップ計測に変わるものの、今年も開催されるそうだ。もう申込期限を過ぎてしまったが。

4/18-19 3x3 RUNS

Station先週末の杖突峠越えランの疲労が抜けない土曜、特急しなので松本から長野へ。新しい駅ビルはマラソン歓迎ムード。ホルン六重奏の涙そうそうを聴いてから、シャトルバスで受付会場のビッグハットへ。例年通りパワーバーセットやアミノバイタルセットを買って、歩いて夜食の買い出しをしつつ長野駅へ戻る。長電の駅そばを食う予定だったが、「SuicaペンギンとICOCAカモノハシのコラボあぶらとり紙」という特典に惹かれて明治亭のソースかつ丼にする。キャベツ多めが私の好みだ。東横インで宿泊。

Drone日曜。どうやら疲労は抜け、晴れて暖かいコンディション。北長野駅へは今年からJRでなく「しなの鉄道」になったが、ランナーにはチケットが配布されていることに変わりなく。スタート会場の長野運動公園へ歩き、Cブロックまでの特権、陸上競技場ウォーミングアップ。あ、スタート地点の上あたりを警備用のドローンが飛んでいる。あれ欲しいなぁ。

サプリなど基本戦略は去年同様。アディゼロ匠 練も足にフィットしてるし、無理だと思ってたけどサブスリー狙っちゃおうかな。隣はどんな靴を履く人ぞ、と緊張感なく長野マラソンの号砲を受ける。39秒という早さでスタートラインを跨ぐが、序盤やはり体が重く、なかなかペースが上がらない。御開帳中の善光寺さんに向かって手を合わせ、中央通りの下り坂から勢いを付ける。

15km地点でようやく序盤ロスを吸収し、さらに3時間ペースランナーとゆかいななかまたちを追う。オールスポーツのカメラに痛いポーズを取りながら、23km地点でようやく追い付き追い越した。奴らに巻き込まれると給水で混乱するし、ペースは自分で組み立てるものというプライドもある。どうにか突き放したいが・・・。

空は曇り、ぽつぽつ雨が降ってくる。これくらいなら涼しくてとても楽だ。風も少ない。高橋尚子のハイタッチやザ・カナディアン・クラブの演奏に元気を貰い、終盤に差し掛かる。しかし背後から迫り来る大勢の足音…34km地点でとうとう3時間ペースランナーと(略)に再逆転されてしまった。自分のペースが落ちているのだ。大阪マラソンの時のような大ブレーキをまたやらかしてしまうのか、その恐怖との闘いが続く。

それでも杖突峠越えランによるスタミナ補強が役に立ち、どうにかペースダウンを最小限に抑えた。もうあまり無理なスパートは掛けず安全に、南長野運動公園フィニッシュ。2時間59分01秒、二年連続三回目のサブスリー達成。やっぱり嬉しい、ガッツガッツ。

Stadiumオリンピックスタジアムには連れが待っててくれて、レモンのはちみつ漬けを頂いて疲労回復。雨がやっかいだけど、出店のケバブなどを食って回る。早々とゴールしてしまえば体力が余るので、心だけでなく体もぴょんぴょん元気なものだ。長野マラソン最後の欠点、シャトルバス渋滞は少しスムーズになったか。篠ノ井駅からの帰路も特急しなの。混雑してて座れなかったが、まぁ大丈夫。

3回サブスリーを達成したら、こんな不健康なマラソン趣味なんてやめるんだ。という考えもあったけど、もうちょっとだけ続くんじゃ。

4/11-12 手良へ・・・

灯油を切らし、暖房なしで迎えた四月。意外な寒さで体がついてかず、風邪をひくギリギリ手前だ。それでも課題のスタミナ不足を解消すべく、土曜は長距離ジョギング・・・のつもりが寝坊。とりあえず美鈴湖畔のカフェピラータに登り、サイクル野郎を19〜20巻まで読み進める。全37巻だから、ようやく折り返したところ。そのあと林道湯ノ原線を走るが、下り坂なのに時々歩いてしまうくらい調子が悪い。それでもファーマーズガーデンやまべまで寄り道して野菜を買い込んで帰る。走行23.6km。

日曜は起きられた。県議会議員選挙の投票を済ませてから、松本駅へ。行き先は高遠か上田か・・・券売機の前で固まるくらい悩んで、「カードで目的地までの切符が買える」というのが決定打となり高遠行き決定。こうそくじゃない、たかとおだ。

Takato伊那市のちょっと手前、飯田線北殿駅で電車を下り、東へ向かってジョギング開始。県道207号の手良(てら)という地名がかっこいい。「六道の堤」という桜の名所を回ってから国道361号に入る。そう、この時期の高遠は桜と排気ガスが充満するクレイジータウン。クルマの渋滞っぷり、歩いたほうが速いと違うか。鉾持神社付近からの遠景を楽しんでから、時計を止めて城址公園に入園500円。お好み焼きを食ってから満開のタカトオコヒガンザクラを撮り回る。いくつか遊歩道が閉鎖されてるせいか、もう見慣れたせいか、狭く感じた。

Tsueここからジョギングは国道152号「杖突街道」を北上、もう後戻りはできないぞ。小集落を繋ぐ緩い登りが延々続く、トレーニングにはうってつけの道。やがて標高1247mの杖突峠を越える。かつて高遠に住む親子が初めて東京に向かう時、子が諏訪地方の広大さに驚いていると親が「東京はこのべえ(倍)はあるだ」と諭したと云われる、その風景である。

ヘロヘロになりながら諏訪大社上社前宮と本宮をお参りしていく。下社のような痛絵馬はほとんど見掛けないけど「にこのぞが1番!」とかイミワカンナイ。茅野駅までで走行47.4km。ここの駅そば「特上」は旨いぞ。電車が来たので不覚にもつゆを残してしまった。

体調が悪いのに無理押しした感のある週末だったが、この疲れが回復すれば長野マラソンでのピーキングには間に合うだろう。スピードは期待できないが、後半に粘れる走りをしたい。

4/4-5 答え一発 マックミニ

そろそろ円安による値上げがありそうなMac mini(Late2014)を購入。これまでMacBook(Alminum Late2008)をまさかの6年半近くも使い続けてきて、ようやくの買い換えである。いわゆる「松」モデルにSSDだけ増量し、あとはデフォで妥協して136,200円(税込147,096円)なり。MacBookからの変化は、

  • プロセッサ: 2.4GHz Core2Duo → 2.8GHz Core i5(2コア)
  • メモリ: 8GB → 8GB
  • ストレージ: 256GB SSD → 512GB SSD

Macmini・・・あまり変わってねえ。もともとリッドクローズドと言って外付けディスプレイ等を使ってデスクトップパソコンのように使っていたので、使用感覚もほとんど同じ。さすがにニコニコ動画はぬるぬる動いてくれるようになったし、USBポートが2つから4つになったのも嬉しいが。ノート並みの省エネマシンで地球にもやさしい?

それと、ずっと欲しかったプロ向け(?)映像編集ソフトFinal Cut Proも購入。直後に税込28,800円から34,800円に値上がりしたので、急いで良かった。ともかくこれで、不便を極めていたチャリ載動画の制作環境が大幅に改善した。あとは新マウントを開発せねば。

MacBookの方は、見た目だけは最新のMacBook Proと同じ。各種ケーブルが外れたことだし本来のノートパソコンらしく、スタバでドヤリングにでも使おう。

さて晴れて暑いが風は穏やかな条件の土曜、信州スカイパーク10kmサイクリング&ウォーキングコース改め「信州スカイロード10」でタイム計測ランニングを行う。何とか4'30"/km以内ペースで例年通り36km走れればと考えていたが、ハーフマラソンの距離を過ぎた途端に脚が回らなくなる。スタミナ切れ・・・3周の30kmで走行終了。全体としては目標ペースに収めたが、これでは長野マラソンでサブスリーは無理だ。今後の練習でせめて3:05'前後のタイムを望めるようにしたい。

日曜は36kmの買い物サイクリングと、8kmの近所ジョギングでレスト走。昨年GWツーリングの「御嶽山麓から福井へ」編をようやくアップロードした。いよいよ更新遅れが一年に達しようとしている。ここで尻に火がつけば良いが。

3/28-29 ハルミヤ国物語

Shiokita土曜は松本城の梅の花を観てから、諏訪盆地を目指してジョギングで南下。五千石街道を行くつもりが、トイレのある場所を伝っているうちに東山山麓線に上がっていた。アップダウンが激しくなるが、松本盆地越しの北アルプスが絶景。

Onodachi1日中やまみち、もとい旧中山道で旧塩尻峠に到達。御野立公園の展望台・・・は老朽化で閉鎖されていた。ここもかよ。安曇野市の長峰山のようにガッチリとしたものに造り替えられることは稀で、ブーム(?)の頃建てられた数多の展望台は予算も付かず、こうして朽ちていくしかないのだろうか。

諏訪湖を一周しようという強気案もあったが、疲れたので下諏訪までにする。思い通りに駆けずり回れない。今はこつこつと体力を付けていこう。諏訪大社下社春宮の境内に入るところで丁度4時間0秒、ランはここまで。今の時期は秋宮ではなくこっちにご神体(?)があるはず。隣りの「万治の石仏」もお参りする。良く見ると逆万字が彫られてあるので、外国人はびっくりしそうだ。Suicaを使って電車で松本へ帰る。

Jikka3日曜は安曇野へ。昨日の疲れで始めは怠いが、やがてそこそこに調子に乗ってくる。もう春の水をたたえた拾ヶ堰沿いに、堀金まで走って引き返す毎度のルート。豊科南部公園内1周をオマケに加えて、終盤はいよいよ疲れたが、マラソン後半のシミュレートには良い感じ。

距離は土曜32.1km、日曜25.7km。ようやく数字は稼げるようになってきたが、遅きに失する。長野マラソンまでもうちょっとじたばたしたい。

3/21-22 教えてあげようかぼく福寿

土曜開催の「春の松本ランニングフェスティバル2015 in 信州スカイパーク」。去年、10kmの部で40分切りという目標を達成したので、第4回の今年は初めてハーフにエントリーした。出走時間が10時15分と遅めで、受付はその1時間前までOK。穏やかな日差しのもと、花粉症に悩みつつチャリでのんびり会場入り。10kmランナーのゴールたけなわである。チャントが似合いそうな松本山雅ユニフォームのランナーも多い。

一方チャンコが似合いそうなのが、体重体脂肪それぞれ5%マシマシ状態の私。先週からようやく朝練に取り掛かったとは言え、練習不足に絞れていない体が情けない。いっそ寝坊してDNSした方が良かったのでは、と思いつつスタート。一応サブスリーペースで行けるとこまで行く作戦だが、脚の重さと呼吸の苦しさで序盤から心が折れそう。頑張る意味なんてあるのか? でも、少なくとも一人は応援してくれているはず。

一旦下がってペースを組み直すべきか、でも15秒差で前を走る集団が気になる。あれに追い付けば楽になるだろうが…、しばらく葛藤する。でもせっかくのレースなんだから楽しんじゃえ、とばかりに7〜8km区間で猛チャージして追い付いた。どうやら女子1位とその先導ランナーと愉快な仲間たちのようだ。しかし無理がたたって肺がおかしくなる。万事休すか・・・。しかしピッチを上げて肺活を抑えつつ食らいついていたら13km過ぎ、さっきまで苦しかったのが嘘のように楽になった。ハーフの距離だとこういうこともあるんだ。

Harurun後半もライバルたちと壮絶な叩き合い。攻めの走りを繰り返したにも関わらず、潰れずフィニッシュできたので気分が良い。走って良かった! 記録は1時間27分26秒で男子完走695名中40位。今の自分にこんな力が残っていたとは。過去の栄光は悪だが、腐ってもサブスリーランナーと言うことか。もちろん満足してはいけない数字だ。ゴール後、しばらく写真でも撮りながらうろうろしてみたが、Sさんに会えなかったのが心残り。

長野マラソンに向けては、スタミナ不足が深刻だ。日曜はもう少し距離と時間を稼ぐべく、ゆっくりジョギングで北へ。北国西街道(善光寺道)のバイパスで自称「全国初の有料道路」を謳う馬飼峠を越える。自転車でも困難であろう崩落箇所あり。

Fukuju旧四賀村の錦部に、赤怒田(あかぬた)福寿草公園がある。福寿草まつりたけなわで、大勢の年配者が写真を撮りまくっている。このなかでは私が一番若いんじゃないかってくらい。近場ながら初めて訪れてみたが、黄色い花が数十万株ともなると見事なものである。

買い食いを繰り返しつつ、復路は東山道(江戸道)で稲倉峠(しなぐらとうげ)を越える。熊に会わなくて良かった。距離25km、獲得標高差680mくらい。完全に諦めるにはまだ早い。明日からも頑張ろう。

3/15 轍 気になります

「二度目のサブスリーを獲りたい」という積年の思いに加え、心身を砕いてからの「ドン底から這い上がりたい」という強い動機があった去年に比べると、今年はついトレーニングを先送りしてしまう。ずるずると先送りしすぎて、マラソンの完走すら危うい状況になってきた。どんなに日々が暗く絶望的であっても(そこまで悪くないと思うけど)、レース中の3〜4時間くらいは輝いていたいじゃないか。そして何より、走るということは楽しいもの。元気と平和の証しである。

平日の朝練を復活させ、土曜は休足とした。日曜はジョギングで美ヶ原温泉、藤井砂防ダムから渋池へのダートを登る。気温が高いうえ風が強く花粉症的には悪条件だが、少し怠い程度で収まっている。西側の山からの風をモロに受け鼻水ズルズルな通勤時に比べると、こっちの東山は案外大丈夫なのかも知れない。熊鈴を忘れたので時々口笛で警戒しながら走る。

Icemisuzu登るにつれ残雪が多くなり、標高1200mの渋池は真っ白。ここまで自分と並走していたオートバイの真新しいワダチが美ヶ原林道に出ず、さらに奥の作業道?に続いている。それにしては戻ってくるワダチがないので、遭難でもしてるのかしら。と心配しつつも自分はミイラ取りじゃないので美鈴湖へ下りる。サイクルカフェピラータで昼食。最近夜のピザ会で度々来ていたが、漫画を読める空気ではなかった。これでようやくサイクル野郎を、17〜18巻まで進める。新メニューのシュークリームが美味かった。

下山は御殿山見晴台から浅間温泉へ。お腹いっぱいなのに、つい癖でぴっこのジェラートを買ってしまう。よもぎ味にはあんこ入りを組み合わせたかった。走行20km程度。

あとはまた平日朝練を踏んで、3月21日の信州スカイパークハーフマラソンは自己ワーストとの闘いになりそう。

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