5/10 春眠朝練を覚えず

Eveskyparkmay 立夏を過ぎても春眠暁を覚えず、ちっとも朝練に出る気配がない自分。ならばとりあえず時間を確保し易い夕方に、信州スカイパークへジョギングに行く。ここを走るのは一ヶ月ぶりで、今年もまた桜の時に走りそびれてしまったなぁと思うが、他にも花は色とりどり咲いている。ガサツな男なので名前がサッパリ分からないのがもどかしい。走り始めはフォームが安定せずバタバタ苦しんだが、じきに安定。新コース10kmを49分弱で走り終え、まだ明るいのが良い季節だ。この新コースにも旧コースのように500m毎の距離表示を付けて欲しいが、予算と人出が無いんだろうな。来年の三月くらいになる予感がする。

5/5 あの道で走ってる

JRの始発列車に乗って山梨県の小淵沢駅に移動する。二月に松本からここまでジョギングしたので、今日はその続きを走るのだ。
8gatakebridge 南アルプスや富士山に目を奪われつつ、小泉~大泉の泉ラインを淡々と登ってゆく。鳥の声と高原を渡る風が気持ちいい。県道に出ると八ヶ岳高原大橋から溶岩台地の眺めが実に雄大で、一気に非日常に連れていかれる。

たまにマラソンやサイクリングのレースに出て一喜一憂するのは楽しいが、結局のところそれらは私にとって旅の手段なんだ。

清里はワンハッピープラザが廃墟になっていて驚く。花の清里と言われ(SNEG?)、ファンシーグッズを求めて大勢の若者が鉄道で押し寄せたのも今は昔か。
国道141号をもうひと登りして長野県に入り標高1375m、野辺山のJR鉄道最高地点に到達。自転車でも来たことはあるが、忘れもしない4年前、初めて参加したウルトラマラソンの発着地点が野辺山だった。あの道で走ってる。

8gatake5may 今日は青空に白雲も出て八ヶ岳が映え、つい写真ばかり撮ってなかなか前へ進まない。ソフトクリーム食っちゃうし。高原を降りると千曲川沿いに北上する旅となり、国道は交通量が多いので途中から脇道に逸れる。小海駅で遅い昼食を摂り、さらに北へ。新海姓が多いなぁとか感じるのもジョグのスピードならでは。
少し東に寄り道すると、日本に二つしかない五稜郭の龍岡城跡がある。今は小学校の敷地になっているが、自由に入城できるのが長野の山奥らしい。と言っても五稜郭タワーとか無いので、堀や石垣が鋭角だったり鈍角だったりしてる所から全体の星形を想像しよう。

Asama5may 佐久市を抜けるといよいよ目前には浅間山が迫り、夕闇も迫ってくる。乙女駅あたりで右足首が悲鳴を上げるが、あとひと頑張り。小海線区間を制覇し79km、どうにか小諸駅に辿り着いた。懐古園など名所を巡礼するにはもう遅いし体力も残っておらず、そのまましなの鉄道経由で松本へ帰る。またの機会に。

4/15 痛の字を あつめて遅し 千曲川

睡眠不順から来る頭痛に苛まれ、ホテルの朝食おにぎりを6個ヤケ食いするも無駄に体を重くしただけのようだ。
Truck 会場に入るとハイテンションなMCや英語の案内放送があって、ビッグイベントらしい雰囲気に満ち溢れている。ずらり整然と並んだ荷物トラック、給水のあるウォーミングアップゾーン、的確なトイレの案内。一万人規模の大会になっても、長野マラソンは長野マラソンである。

この体調だと規約上は棄権するか慎重に走るかしないといけないが、8時30分に号砲が鳴るとサブスリー復帰の夢を追って突っ走る。……無理に引っ張っても、勝てる気がしない。徐々にペースを維持できなくなり、中間地点で1:30'46"。高橋尚子ゲストとハイタッチをして、もう一度テンションを上げる。

しかしまさかの腹痛を起こした。やはり棄権するか。少なくとも無理にゴールまでこんな惨めな気分で走るよりは、いっそトイレに駆け込むのも経験のうち。4分余のロスと引き換えに、ずいぶん走り易くなった。あとは開き直って、沿道の応援を楽しみながらのランとなる。知り合いに名前で応援されてるランナーが羨ましいなぁ、などと考えていたら「むらよしさん!」の声がかかる。jagen radのTさん、に見えた。ありがとうございます。とにかくこのレース、ずーっと頑張れ頑張れの声援が聞こえるから、頑張らぬ訳にはいかない。

今年の長野県は、このまま咲かずに春が終わるんじゃないかってほど桜の開花が遅い。梅や菜の花はキレイ。遠くには志賀や北信五岳、北アルプスが雪を冠っている。「ふるさと」のオカリナ演奏が、千曲川の光景に似合いすぎていて少し涙が浮かんだ。

Stadium 終盤は肺痛まで起こし、呼吸量が制限される。これ、満身創痍って言葉で表現してもいい状態じゃね? それでもフィニッシュの後には笑みがこぼれた。3時間14分27秒。私にとってマラソンとはこんなものなのか、今後いろいろ考えねばならないだろうが。
あとは大きな祭りの雰囲気を楽しむように佐世保バーガー食ったりジェラート食ったり写真を撮り回ったり。篠ノ井駅から特急しなの号で松本に戻り、頭痛をこらえながら帰宅する。

4/10 ありが田溝池

6suketoya 一昨日の疲れもあるし、朝食前のジョギングはゆっくり目に田溝池〜浅間温泉12.6kmを走る。早朝でもだいぶ楽になった、春のありがた味を感じながら。桜はまだまだだけど、梅の花は見掛ける松本である。

むらよしギムナシオンには大町アルプスマラソン参戦記を追加。これでようやく昨年分を書き終えたが、今年既に参戦ラッシュでもうネタが溜まってしまった。まぁ良いことだけど。端境期に作り進めるつもりだった展望台サイトが手付かずのままだなぁ。

4/8 ジタバタジタバタくたばった

長野マラソン一週間前となり、最後のジタバタランに出る。どうせ体が重いし、負荷を掛け過ぎない程度に。

Skyparksouth 自宅から松本城〜平田駅前経由で松本空港へ向かう。雲ひとつない空と、風も穏やかな朝。冬のような寒さだったが、気温はぐんぐん上昇しているようだ。往路12kmを済ませて信州スカイパークに入り、10kmコースを1周する。写真を撮るため時々立ち止まりながらも47分余りなら悪くない。

Araitrain ピットインリキッドでエネルギーを補給してから復路に入る。下神〜信濃荒井駅前経由で、最後に丸ノ内中学校前のがんばる坂・ふんばる坂を登り11.3km。信号や踏切待ちもありタイムは往路より落ちたが、そんなに失速感なく計33.4kmを2時間42分半で終えた。相変わらず呼吸器系が華奢なんだけど。

あと一週間、もう少しジョギングで脚を慣らしながら体調を絶好に持って行ければ、充分に楽しめるだろう。

4/5 その後の長野へ。

Tamizobench 花粉症に鼻をくじかれ、腰痛に腰を折られ、生活は夜型へ。…心身の悪循環に陥っていたらしい。朝型に回復してきた今朝未明、一週間ぶりにジョギングに出る。1〜3月のトレーニングでは毎月ギリギリ300kmを確保していたが、スピード持久力を付けるための「つらい」ランはしなかった。こうなっては長野マラソンでサブスリーだの何だのと数字的なことは諦めざるを得ない。でもせめて後に繋がる良い走りが出来るようにしたい。もう直前だけど、もう少し走ってみよう。とりあえずの浅間温泉〜田溝池12.7kmルート、坂を登っているうちに明るくなる。

山頂泊としては9年ぶりの山登りだった、去年の苗場登山記をアップ。けっきょく登山にまでは趣味の幅を広げず仕舞いの自分だが、こういうライトなものは良い。

3/24 春ラン万丈

いつもの自転車通勤ルートが、金曜に続いた土曜日。やって来ました「第1回 春のランニングフェスティバル2012 in信州スカイパーク」略して春ラン。心配だった雨は上がり、私が到着する頃には別種目がゴールしたりスタートしたりしていた。ここの陸上競技場に入るのは初めてで、スタンドの高い所からの眺めが良い。

Harurun ざっと名簿に目を通すと、メイン種目の10kmには男子募集枠200名だったところに288の名があり、そのラストに鈴木雷太選手の名前もある。主催団体TOY BOXの関連なのかな。全種目を合わせれば800人弱で、第1回大会としては盛況と言えるだろう。スタートが近づきぞろぞろと集合するが、だれも先頭に立ちたがらない。これが松本の市民性。私は遠慮しないぞ。

11時20分に号砲となり、ダッシュで飛び出す。勢いが良すぎた分を修正している間に順位を下げるが、やがて向い風区間になると少しずつ取り戻す。あわよくばキロ3分半ペースで、なんて妄想は打ち砕かれ、何とか4分前後をキープするのがやっと。勝手知ったるこのサイクリング&ウォーキングコースは、今月ついに車道との平面交差が一切ないという国内でも稀有な10kmコースに生まれ変わった。

半分を過ぎて単独走となる。8km地点で丁度32分だったから、悪くても40分切りという目標はクリアできそうだと思った。しかしここから時間が掛かり、フィニッシュタイムは40分16秒。あれ!?…まぁこれが今の実力なのだろう。過去データと比べると、大町ハーフの10km通過タイムや塩嶺10マイルの平均ペースにも負けている。しかし10kmフィニッシュの草レースは初めてなので、悪くも悪くもこれが自分の持ちタイムとなる。とにかく体が重いんだ。

あとは大会終了までうだうだして、いつもの食品スーパーに寄りつつ帰宅する。スタミナは充分に余っているので、夕方にはレスト走として田溝池〜浅間温泉12.5kmをゆっくりジョギング。

3/20 蒼き大回りと白き短

午後になってクルマで信州スカイパークに行き、ジョギングを開始する。もう慌てる時期なので、ハイペースできっちり4周走るつもりでいた。ようやく新10kmコースに青いラインが引かれていて気になるが、ここは今の走力を過去と比べて把握するため旧9kmコースの白いラインを選ぶ。

今日はあまり花粉症を感じず「行ける」と思っていた。しかしやっとキロ4分半を切るくらいの苦しいペースが続き、やがて風が強くなってくるとガタ落ち。単なる一昨日の疲れかも知れない。
Westpool 2周で止めるか。いや、ゆっくりでもあと1周走っておいた方が長野マラソンへ望みが繋がるかも…。という訳でUターンし、新コースの青ラインを試走、という形にする。西側の陸上競技場付近は以前からほぼ供用されていたので、東側のやまびこドーム付近が新たに確定したルートとなる。まだ一部欠けているが、4日後のランニングイベントには支障ないだろう。距離表示もいずれは付けてくれると有り難いな。

計28kmを走行。買い食いと7ヶ月ぶりの給油をしつつ帰宅。

3/18 梓川ピーキングエリア

寝不足が積もっていたところに花粉症が一気に悪化し、土日とも昼まで眠ったが走る気分にはなれず。土曜日は雨の中2万歩のウォーキングだけした。
日曜の今日は、うだうだと伊那駅伝のテレビ中継を観る。見覚えのある景色のなか、激走する選手たち。チームで体調を揃えなければ下位に沈んでしまうであろう、難しい競技だなと思う。

ようやくジョギングに出てみるが、すぐに腕がしびれて止まりそうになる。本来なら4週間後に迫った長野マラソンに向けて本番を想定したランニングをバンバンやり終え、2週間かけて体調を悪化させ、その後最高に持っていくピーキングの勝ちパターンにしておきたかった。いま体調が悪くてどうする。
Eyetree 無理に走ることもないが、肥満傾向を食い止めるためにもゆっくりで良いから距離を稼いでおきたい。梓川サービスエリア内をぷらっとしているうちに、ようやく苦しさは引いてきた。安曇野市南部総合公園の周回も混ぜてあづみ野自転車道を進む。いつもここを走る時に「なんて平和なんだ」と思う。平和は主義主張するもんじゃない、感じるものなんだと。

道の駅堀金で折り返す。時折猛スピードですれ違うランナーは、県の市町村対抗駅伝予選会に向けた走り込みだろう。それとも長野マラソンで私と戦うことになるのか。おっそろしいなぁ。復路でも南部公園周回を入れ終盤はすっかり復調、日暮れと小雨のなかジョギングらしいペースに戻りつつ28.6kmを走り終えた。

3/11 リバースランニング

昼過ぎ、強い南風に押されるように北へ向けてジョギング開始。岡田宿の追分から右の東山道(江戸海道)に入り、稲倉峠を目指す。昨日までの雪が残り、軽トラ一台通っただけと思われるワダチの上をシャクシャク進んでゆく。
Nagao 峠からは西へ、稲倉長尾遊歩道となっている尾根を進む。雪深い急坂でほぼ歩きだが、一部平坦なところをズボズボ走るのは楽しい。人間の足跡はなく、動物のものは見掛ける。でかいやつは熊のじゃないか? 心配なので口笛を警笛にしつつ、刈谷原峠に到着。
あとは北国西脇往還(善光寺街道)で岡田宿に戻る。岡田神社付近にて午後2時46分その時を迎えた。今日は黙祷代わりの鎮魂ランとして、去年3月11日のルートを逆回りで走っている。それで震災前の日本が還ってくる訳じゃないけど、私は相変わらず元気だ。距離18.4km、標高差500m終了。

むらよしギムナシオンに去年9月の八ヶ岳縄文の里ハーフマラソン参戦記をアップ。いかん、こんな更新ペースのままレースシーズンに入っている。

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