4/5 その後の長野へ。

Tamizobench 花粉症に鼻をくじかれ、腰痛に腰を折られ、生活は夜型へ。…心身の悪循環に陥っていたらしい。朝型に回復してきた今朝未明、一週間ぶりにジョギングに出る。1〜3月のトレーニングでは毎月ギリギリ300kmを確保していたが、スピード持久力を付けるための「つらい」ランはしなかった。こうなっては長野マラソンでサブスリーだの何だのと数字的なことは諦めざるを得ない。でもせめて後に繋がる良い走りが出来るようにしたい。もう直前だけど、もう少し走ってみよう。とりあえずの浅間温泉〜田溝池12.7kmルート、坂を登っているうちに明るくなる。

山頂泊としては9年ぶりの山登りだった、去年の苗場登山記をアップ。けっきょく登山にまでは趣味の幅を広げず仕舞いの自分だが、こういうライトなものは良い。

3/24 春ラン万丈

いつもの自転車通勤ルートが、金曜に続いた土曜日。やって来ました「第1回 春のランニングフェスティバル2012 in信州スカイパーク」略して春ラン。心配だった雨は上がり、私が到着する頃には別種目がゴールしたりスタートしたりしていた。ここの陸上競技場に入るのは初めてで、スタンドの高い所からの眺めが良い。

Harurun ざっと名簿に目を通すと、メイン種目の10kmには男子募集枠200名だったところに288の名があり、そのラストに鈴木雷太選手の名前もある。主催団体TOY BOXの関連なのかな。全種目を合わせれば800人弱で、第1回大会としては盛況と言えるだろう。スタートが近づきぞろぞろと集合するが、だれも先頭に立ちたがらない。これが松本の市民性。私は遠慮しないぞ。

11時20分に号砲となり、ダッシュで飛び出す。勢いが良すぎた分を修正している間に順位を下げるが、やがて向い風区間になると少しずつ取り戻す。あわよくばキロ3分半ペースで、なんて妄想は打ち砕かれ、何とか4分前後をキープするのがやっと。勝手知ったるこのサイクリング&ウォーキングコースは、今月ついに車道との平面交差が一切ないという国内でも稀有な10kmコースに生まれ変わった。

半分を過ぎて単独走となる。8km地点で丁度32分だったから、悪くても40分切りという目標はクリアできそうだと思った。しかしここから時間が掛かり、フィニッシュタイムは40分16秒。あれ!?…まぁこれが今の実力なのだろう。過去データと比べると、大町ハーフの10km通過タイムや塩嶺10マイルの平均ペースにも負けている。しかし10kmフィニッシュの草レースは初めてなので、悪くも悪くもこれが自分の持ちタイムとなる。とにかく体が重いんだ。

あとは大会終了までうだうだして、いつもの食品スーパーに寄りつつ帰宅する。スタミナは充分に余っているので、夕方にはレスト走として田溝池〜浅間温泉12.5kmをゆっくりジョギング。

3/20 蒼き大回りと白き短

午後になってクルマで信州スカイパークに行き、ジョギングを開始する。もう慌てる時期なので、ハイペースできっちり4周走るつもりでいた。ようやく新10kmコースに青いラインが引かれていて気になるが、ここは今の走力を過去と比べて把握するため旧9kmコースの白いラインを選ぶ。

今日はあまり花粉症を感じず「行ける」と思っていた。しかしやっとキロ4分半を切るくらいの苦しいペースが続き、やがて風が強くなってくるとガタ落ち。単なる一昨日の疲れかも知れない。
Westpool 2周で止めるか。いや、ゆっくりでもあと1周走っておいた方が長野マラソンへ望みが繋がるかも…。という訳でUターンし、新コースの青ラインを試走、という形にする。西側の陸上競技場付近は以前からほぼ供用されていたので、東側のやまびこドーム付近が新たに確定したルートとなる。まだ一部欠けているが、4日後のランニングイベントには支障ないだろう。距離表示もいずれは付けてくれると有り難いな。

計28kmを走行。買い食いと7ヶ月ぶりの給油をしつつ帰宅。

3/18 梓川ピーキングエリア

寝不足が積もっていたところに花粉症が一気に悪化し、土日とも昼まで眠ったが走る気分にはなれず。土曜日は雨の中2万歩のウォーキングだけした。
日曜の今日は、うだうだと伊那駅伝のテレビ中継を観る。見覚えのある景色のなか、激走する選手たち。チームで体調を揃えなければ下位に沈んでしまうであろう、難しい競技だなと思う。

ようやくジョギングに出てみるが、すぐに腕がしびれて止まりそうになる。本来なら4週間後に迫った長野マラソンに向けて本番を想定したランニングをバンバンやり終え、2週間かけて体調を悪化させ、その後最高に持っていくピーキングの勝ちパターンにしておきたかった。いま体調が悪くてどうする。
Eyetree 無理に走ることもないが、肥満傾向を食い止めるためにもゆっくりで良いから距離を稼いでおきたい。梓川サービスエリア内をぷらっとしているうちに、ようやく苦しさは引いてきた。安曇野市南部総合公園の周回も混ぜてあづみ野自転車道を進む。いつもここを走る時に「なんて平和なんだ」と思う。平和は主義主張するもんじゃない、感じるものなんだと。

道の駅堀金で折り返す。時折猛スピードですれ違うランナーは、県の市町村対抗駅伝予選会に向けた走り込みだろう。それとも長野マラソンで私と戦うことになるのか。おっそろしいなぁ。復路でも南部公園周回を入れ終盤はすっかり復調、日暮れと小雨のなかジョギングらしいペースに戻りつつ28.6kmを走り終えた。

3/11 リバースランニング

昼過ぎ、強い南風に押されるように北へ向けてジョギング開始。岡田宿の追分から右の東山道(江戸海道)に入り、稲倉峠を目指す。昨日までの雪が残り、軽トラ一台通っただけと思われるワダチの上をシャクシャク進んでゆく。
Nagao 峠からは西へ、稲倉長尾遊歩道となっている尾根を進む。雪深い急坂でほぼ歩きだが、一部平坦なところをズボズボ走るのは楽しい。人間の足跡はなく、動物のものは見掛ける。でかいやつは熊のじゃないか? 心配なので口笛を警笛にしつつ、刈谷原峠に到着。
あとは北国西脇往還(善光寺街道)で岡田宿に戻る。岡田神社付近にて午後2時46分その時を迎えた。今日は黙祷代わりの鎮魂ランとして、去年3月11日のルートを逆回りで走っている。それで震災前の日本が還ってくる訳じゃないけど、私は相変わらず元気だ。距離18.4km、標高差500m終了。

むらよしギムナシオンに去年9月の八ヶ岳縄文の里ハーフマラソン参戦記をアップ。いかん、こんな更新ペースのままレースシーズンに入っている。

3/4 春が来ると拾ヶ堰には桜が目一杯咲き乱れるだ

「明日がんばろう」と目一杯食って結局走らず。そんな日が続いて体の重さを感じつつ、ようやく今日は安曇野へジョギングに出る。冬のあいだ凛として見えていた北アルプスは、春のガスっぽさの向こうだ。
Hotaka 拾ヶ堰沿いのサイクリングロードを堀金〜穂高と進んで大王わさび農場の中を抜け、大口沢に向かうマラソン練の定番ルート。キロ5分前後の好ペースだったが、30kmあたりから脚が止まってしまった。どんなに食べておいても、走行中の補給がないとやっぱり壁に当たっちゃうんだね。スローで何とか田溝池まで登り降りし、40km弱で帰宅。
毎年膝を壊す3月上旬、今のところ控えめなので大丈夫だ。

【今後のレース予定】
3月:春のランニングフェスティバルin信州スカイパーク(10km)
4月:長野オリンピック記念長野マラソン
5月:なし
6月:富士山国際ヒルクライムサイクルロードレース
7月:ツール・ド・美ヶ原高原自転車レース大会
8月:全日本マウンテンサイクリングin乗鞍
以降未定。2月の青梅マラソンを含めて4月までに3つもランニングイベントに参加してしまうので、5月の塩嶺王城10マイルや一度出てみたい6月の乗鞍天空マラソン等も見送り。自転車ヒルクライムに専念するために、長野で悔いのない走りをしたいものだ。食いまくってるけど。

2/26 嬉々甲斐甲斐

今日はスピードにがっつくのはやめて、自分本来の旅ジョグに戻ろう。

Shiopass と言う訳で、松本から五千石街道と中山道で塩尻峠に登る。歩道はうっすら積雪が残る程度で、心配したほど走りづらくなかった。釜口水門で補給食をとりつつ、諏訪湖南岸を進む。月初に御神渡りがあったのが遠い過去のように、湖面の氷はもう融けている。

空はスッキリ晴れず気温もあまり上がらないが、強い追い風がペースを助けてくれる。コンビニパンも走りながら食いつつ、甲州街道で富士見峠を越える。ここからは富士川水系。

国道20号を左にそれて間もなく、山梨県北杜市に入る。松本からの自走ジョグとしては初めて長野県外脱出を果たし、軽くガッツポーズ。しかしここから小淵沢駅までが結構登る、最後の難関だ。

Kobuchi 駅前を素通りし、もう少し八ヶ岳方面に登ったスパティオ小淵沢が今日のゴール、68km。わりとここの露天風呂が好きなのだ。あとは駅に戻って山賊そばを立ち食いし、列車で帰松する。ジョギングで7時間余り掛かった道のりが鈍行でも1時間余り。まぁ存分に楽しめた旅だった。先週同様、また日曜日に疲れちゃったね。

2/19 地震雷火事青梅路

Omerapid 昨日横浜をびっこ引きながら歩きまくった影響で一部の筋肉が張っているが、まぁ走れるだろう。葛飾の実家を発ち、新宿からはE257系を使った快速青梅マラソン号に乗って、睡眠不足が解消するころ河辺駅に終着。

やってきました伝統の青梅路30km。河辺小学校で受付を済ませ、荷物を置くならゴール前の総合体育館が有利だろうと思って移動する。しかしあちこちの走友会に全て占有されており、諦めて外に出る。チクショー、群れなきゃ何も出来ん連中め。貴重品だけ有料で預けて、荷物はそこらに放っぽるしかない。

預かり所も受付数に限りがあるとかで、早めに済ませた。あとはウォーミングアップしつつも、ひたすら暇。冷え込んでいるので長野マラソンTシャツの上にシマノのロゴが入った長袖レーシャツを重ね、軍手もして待つ。やがて小学生鼓笛隊のパレードが始まった。「残酷な天使のように~」…どうせなら荒城の月やってくれた方がごっつ良かったのに。

11時30分号砲、は聞こえなかった。白状すると少々欲張った申請タイム(ハーフベストからの換算値)で得たスタートポジションだが、ラインを跨ぐまで1分12秒。ここから目標の2時間7分30秒(4'15"/km)切りを目指すため、遅れを取り戻す旅が始まる。どいつもこいつものんびり走りやがって、サバ読み過ぎじゃないか? 2km過ぎて「帰ってこいよ~」を大音量で流してるあたりからようやく邪魔が少なくなり、帰ってくるぞと勇ましくマイペースを作れるようになる。

ああ、これが青梅マラソンの風景だ。御岳山の坂とかいつか自転車で走ってみたいなぁ。

順調にかっ飛ばし21km地点。語り種となる軍畑の急坂もこなした。あとはこのままのペースで行けば楽々と目標達成だな。…そう油断したのもつかの間、右腹の上あたりが痛くなってスパートを掛けられず、終盤いよいよ苦しくなった。

Startgoal ラスト1kmを切ると呼吸困難に陥る。あちゃー、また気胸症?再発か。肺活が半分になったぶん頻度を倍にして何とかまとめ、フィニッシュ。少し落ち着くと「気持ち良かった~」と思わず言葉に出しちゃう自分、きめぇ。

記録は2時間06分16秒(4'12"/km)、速報で441位と出ているが分母不明、多分1万人以上だろう。2時間切りのようなインパクトもなくほぼ予想通りの数字だが、こんな華奢な肺で4月の長野マラソンどーすんだ。課題は山積みである。

完走おにぎりを食らって若干の写真を撮り回り、ボリュームゾーンが駅を埋め尽くしに来る前に青梅の地を離脱する。拝島で乗り換えれば今回の旅のメインイベント、八高線乗車体験だ。東京では珍しい地方交通線、気動車だったら良かったがフツーの電車だった。

八王子で下車し西放射線ユーロードを歩くこと1km、銭湯でリフレッシュする。あとはスーパーあずさ23号で帰松。さ、まずはいいかげん体重の増加傾向を食い止めないとな。

2/16 ハイ、シューズ

Japan2 昨年4月から使用していた高速ランニングシューズ「アディゼロMANA5」はもう靴裏がツルッツルで、路面状況によってはパワーロスが無視できないレベルになっていた。そこで青梅マラソン決戦用に気合のニューモデル「アディゼロJAPAN2」を購入。手に持った感じや実測値はかつてのアディゼロシリーズほど軽くないけれど、実際に履いて近所ランに出てみると、何もしてないのにあっという間に最高速に達する。と言うと大袈裟かな。でも実際体がびっくりしてしまうので、もうちょっと履き慣らしておきたかった。
まぁ向こう2〜3年はどんな距離でも、決戦用はこれ一足でいけるだろう。

2/11 楽をしても空論空論 苦労しても空論空論

Lightblue 朝に雪が降っていたので午前中は動かず。晴れて雪融けした午後にクルマで安曇野へ買い物に行き、そこから新村交差点経由で信州スカイパークの南西側駐車場へ。いつもジョギングの発着場所としている松本市街に近い北東側とは逆の、サイクリングコースの0km表示地点が今日のスタートだ。「いつも」と言っても仕事帰りは寒すぎるので最近は来なくなった。やはり昼間のスカイパークは広大な景色に時を忘れたくなる。

対青梅マラソン最後のスピード持久力トレーニングということで、始めっからハイピッチで飛ばしにかかる。すぐに足首が疲れるし、「こんなペースが持続するわけねー」と思いながら旧コース9kmの一周目を39分53秒で回る。
基本的にはノッて来る筈の二周目は後半ダレて39分57秒。ミズスマシみたいに同じ所をグルグル回って何が楽しいのか解らないが、今日ばかりはプチストイックに三周目に突入する。
「さすがにもう脚が回らなくなるだろう」と覚悟していたら案外粘ってくれて、ペースが落ちない。給水によるタイムロスがあったけど「どうせならベストラップにしよう!」と、軽くラストスパートをかける。この、腕がキンキンに冷たくなる感覚は久々だなぁ。肺を壊すのが怖いから猛ダッシュは掛けられないが、39分49秒で終えた。

計27kmのタイムが1時間59秒40秒、平均すると4'26"/km。「今日は良く走ったー!」と思えた。今の走力を確認する、という意味では最高のランニングだった。あとは本番補正でマイナス10秒/kmを見込み、さらにあと1秒縮められれば「とりあえず目標」のサブスリーペースで青梅の30kmを走れる空論となる。4年前に初めて申し込んだ時の夢だった2時間切り、つまり4分/km切りを実現するには圧倒的に練習不足だけれど。
ともかく今しばらく良好な体調をキープしたい。また雪で開催中止なんてことになりませんように。

つぶやき

最近の投稿動画

相互ブックマーク

勝手ブックマーク

更新ブログ

他の所有アカウント

Powered by Six Apart
Member since 05/2005