9/20 走る熱さは彼岸から

とにかく一旦膝を完治させようと、北海道の美瑛を少し走って以来一ヶ月以上ブランクを空けたが、100%回復とはいかず違和感が残る。様子を見ながら、ジョギングを再開することにした。

Ydome 仕事帰りの信州スカイパーク1周。キロ6分の巡航的ペースから入るが、筋肉が痒くなってくるあたりにブランクを感じる。辺りはどんどん暗くなっていき、もうランニング用のライトが欲しくなる季節になった。こんな空腹で10kmも走れるかよ!と思っていたが徐々に調子を上げ、ラスト2kmはキロ4分45秒までビルドアップ。計55分で走り終えた。inバープロテインを補給して自転車帰宅。

という訳で秋シーズンはすっかり出遅れ、春にも響くだろう。とりあえずまだ様子見という段階だし。大丈夫そうなら年内に何かひとつレースを入れたい。

8/16分 北海道で見る夕日は これが最後ねと

Ganbou 風の強い早朝。公園裏手の長い階段を登ると、遠軽の象徴である瞰望岩の頂に立つ。まだほとんど眠っている町を一望でき、石北本線のスイッチバック線形もよく分かる。かつては北に続いていた名寄本線に思いを馳せ、下山して出発。サイクリング最終日も、消失点まで続く一直線の道を走る。

Yuubetsu 1時間もすれば湧別の町を抜けて、ついには港に突き当たる。少し東にシフトして浜に出れば、そこは一面のオホーツク海。旅の予備日としての蛇足ではあるが、これも見たかったんだ。頭の中に長渕剛の『オホーツクの海』が静かに流れる。あるいは斉藤清六が「オホーツクオホーツク♪」と歌う一正蒲鉾のCMソングとか。テトラポッドに登って、カムチャツカのてっぺん先を睨んだり、気まぐれな恋人の夢を見たり。右手はサロマ湖の砂嘴が緑色に続くが、知床連山までは見えないか。左手は目を閉じれば樺太が見えるし、海に背を向けて両手を広げれば「こっからこっちが北海道〜」…と言うにはそうとう大きく広げる必要がある。

あとは帰るだけ、って時に本降りになる。雨中走行こそランドナーの真骨頂と言えど、あんまりずぶ濡れのまま輪行するのはブルーだなぁ。と思ったら遠軽まで戻ると止んでくれた。本日走行50km、ここの駅にてサイクリング終了。若干チャリを乾かしてから輪行し、キオスクで土産を買って10:18発の特別快速『きたみ』に間に合わせる。これを逃すと、以降間に合う列車は特急しかなくなるため、昨日急遽無理して距離を稼いだんだ。北海道&東日本パスによる帰路が始まる。

ぽっかりと時間的余裕が出来たので、どこか乗ったことのない路線を使ってみよう。時刻表とにらめっこした結果、旭川から富良野線に乗ることにした。やがて美瑛駅に到着し、乗り継ぎの列車までまた時間がある。自転車を畳んでしまっても、私にはジョギングという脚がある。裏手の丘を駆け登って行くと『ケン&メリーの木』が立ち、美瑛らしい丘々の景色にマッチする。続いて北西の丘展望公園も寄り、天気は今ひとつだが駅に戻るまで気持ち良く駆け抜けた。

Ishikari 富良野駅周辺も少しぶらぶらして、根室本線で滝川へ。あとは普通に函館本線で札幌へ向かう。遥か西の空が晴れていて、神々しい夕焼けになっている。私はこの車窓をずっと覚えているだろうか。

暗くなって苗穂で途中下車。駅前に蔵の湯という銭湯があり、食事セットが安いのでここで夕食にソースカツ丼を食う。風呂で昨日今日の汗も流した。札幌駅に移動し、急行はまなすを待つ。帰りは大枚はたいてB寝台を取った。旅情はまさにブルートレインそのもので、殺人事件とか起きたらどうしましょう、キャー!

22:00発。さぁ北海道はまだまだ長いよ。

8/9 この旅が終わったらブログ更新するんだ

Skyparkhorse 時節柄、夜遅くまでテレビ放送を観ている日が多い。結局今週も朝練に出られず、木曜になってようやく信州スカイパーク10kmジョギングに行く。5'06"/kmの入りから徐々に4'13"/kmまでビルドアップ、ラスト1kmはクールダウン。
6月後半から続く立ち仕事にも脚が慣れてきて、この季節にしては良いスピードが出る。しかしいかんせん膝の治りが鈍く、これ以上トレーニング量を増やせない。秋戦線はハーフマラソン1本がせいぜいだろうか。
今日は涼しくて、帰りに自転車で受ける風が少し痛寒い。いやだ、このまま夏が終わって欲しくない。

という訳で、明後日から一週間の鉄道&自転車旅行に出る。「昔北海道を旅した時の感覚を取り戻したい」との思いから、携帯電話は携帯しないことにした。デジカメくらいは持って行くし、ツーリングの様子は帰ってきてから、当ブログに一日分ずつ追って掲載する予定。

8/2 月月火水木スヤスヤ

Augsunset 月・火・水・木と朝練出撃に失敗して、結局木曜の夕方に信州スカイパークでジョギングする、というのが恒例になっている。夏は向い風の方が楽だなと感じつつ、5'20"/kmの入りから4'21"/kmまでのビルドアップ、ラスト1kmはクールダウンで10kmコースを終えた。汗を冷やしつつ自転車帰宅する心地よさは、この季節の特権だろう。

むらよしギムナシオンには問題の「毛無峠と小串鉱山遭難記」をアップした。ここにも書いた通り、膝の痛みが引いておらず秋のマラソンイベント参加は微妙な情勢。でも何か走って来年に繋げたい気持ちもある。

7/14 ゆっくり走ろう美ヶ原温泉

何も予定しなかった三連休の初日。摂取カロリーが消費をわずかに下回る日々が続いているせいか、疲労感に対してついネガティブになり「今日はずっと部屋でくたばっていよう!」と一旦は決める。激しい減量をこなすアスリートたちは、もっと辛い思いをしながら精神力で跳ね返すんだろうなぁ。
こんな時のためのiPod nanoとスポーツ用イヤホンだ。アクティブレストくらいなら出ていいだろう。ゆっくりジョギングで、高校野球をやってる浅間の野球場から美ヶ原温泉に回る。もうちょっと先の藤井沢砂防ダムまで登ると、防鹿フェンスが完成していた。11.9km走行を終えて帰宅し、これで心置きなく昼飯が食える。

月初に撮ったツールド美ヶ原チャリ載映像の5倍速編をニコニコ動画にアップ。これで音声案内付きでコースの紹介を果たせたが、やっぱり晴天のレースを撮って作り直したいなぁ。来年も運任せ。

7/4 十粁十色

Julyskypark 定時後、久々に信州スカイパークへ。ジョギング行為自体を忘れてしまったような重い足取りだが、徐々に心拍が上がってくる。そうそう、こんな感じ。三月から供用されている10kmコースにも、ようやく1km毎の距離表示が簡易的に設置されはじめた。まだ不完全だし、今日のペースでは正確性も検証できず。
日の長い時期に色とりどりの景色を楽しみながら走れて良かった。一周終え、空腹を我慢して帰宅。今月もまだまだ毎夕お好み焼きモドキの生活が続く。

6/24 キカザルーもといイワザルーもといミザルー

痛めた左膝が9割ほど回復したと思ったら、歳のせいかそこからの治りが遅い。でもそろそろ、今月初めてのジョギングをしてもいいかな。田溝池へ登り浅間温泉を回る大好きな12.5kmルートが、とても長く感じた。まだ速く走れないけど、秋に向けて少しずつ復活させて行きたい。

富士山国際ヒルクライムで撮影した映像について、5倍速編をニコニコ動画にアップした。ゆっくりボイス付きながらレース後1週間という私にしては異例のスピードで投稿が出来たのは、予めBGMを作っておいたから。次の美ヶ原はそうは行かないかも。

5/21 限界線上のありゃー

いくらテレビが煽ってるからって、こればかりは斜に構える訳にはいかない。部分日食にしかならない自宅をいつもより1時間早く離れて、ギリギリ金環日食が見えるという職場近くの信州スカイパークに南下する。朝なのにチャリを漕ぐほどに暗くなっていくのが奇妙だ。
Nisshoku 滑走路を眺める丘は、もしかして松本市民大集合?と思っていたが人は少ない。エモノは68kマック用の古いCD-ROM。専用グラスを買うお金がなかったので部屋中ひっくり返したら、これが表面処理的に代用になりそうだった。減光が充分でないので眼とデジカメ交互に当てながら7時34分その時。北限界線上では十数秒で終わり。ありゃー。もっとしょっちゅう起こればいいのにね。

ジョギングの支度はしてこなかったし、走るのは帰宅してから。ジョグトレーニングの間隔が開くと気持ち良くなってくるまでに時間がかかるが、ポータブルオーディオはその一助になる。田溝池まで登ってなお明るいのが助かる季節。岡田旧道を下り10km走行を終えた。

5/10 春眠朝練を覚えず

Eveskyparkmay 立夏を過ぎても春眠暁を覚えず、ちっとも朝練に出る気配がない自分。ならばとりあえず時間を確保し易い夕方に、信州スカイパークへジョギングに行く。ここを走るのは一ヶ月ぶりで、今年もまた桜の時に走りそびれてしまったなぁと思うが、他にも花は色とりどり咲いている。ガサツな男なので名前がサッパリ分からないのがもどかしい。走り始めはフォームが安定せずバタバタ苦しんだが、じきに安定。新コース10kmを49分弱で走り終え、まだ明るいのが良い季節だ。この新コースにも旧コースのように500m毎の距離表示を付けて欲しいが、予算と人出が無いんだろうな。来年の三月くらいになる予感がする。

5/5 あの道で走ってる

JRの始発列車に乗って山梨県の小淵沢駅に移動する。二月に松本からここまでジョギングしたので、今日はその続きを走るのだ。
8gatakebridge 南アルプスや富士山に目を奪われつつ、小泉~大泉の泉ラインを淡々と登ってゆく。鳥の声と高原を渡る風が気持ちいい。県道に出ると八ヶ岳高原大橋から溶岩台地の眺めが実に雄大で、一気に非日常に連れていかれる。

たまにマラソンやサイクリングのレースに出て一喜一憂するのは楽しいが、結局のところそれらは私にとって旅の手段なんだ。

清里はワンハッピープラザが廃墟になっていて驚く。花の清里と言われ(SNEG?)、ファンシーグッズを求めて大勢の若者が鉄道で押し寄せたのも今は昔か。
国道141号をもうひと登りして長野県に入り標高1375m、野辺山のJR鉄道最高地点に到達。自転車でも来たことはあるが、忘れもしない4年前、初めて参加したウルトラマラソンの発着地点が野辺山だった。あの道で走ってる。

8gatake5may 今日は青空に白雲も出て八ヶ岳が映え、つい写真ばかり撮ってなかなか前へ進まない。ソフトクリーム食っちゃうし。高原を降りると千曲川沿いに北上する旅となり、国道は交通量が多いので途中から脇道に逸れる。小海駅で遅い昼食を摂り、さらに北へ。新海姓が多いなぁとか感じるのもジョグのスピードならでは。
少し東に寄り道すると、日本に二つしかない五稜郭の龍岡城跡がある。今は小学校の敷地になっているが、自由に入城できるのが長野の山奥らしい。と言っても五稜郭タワーとか無いので、堀や石垣が鋭角だったり鈍角だったりしてる所から全体の星形を想像しよう。

Asama5may 佐久市を抜けるといよいよ目前には浅間山が迫り、夕闇も迫ってくる。乙女駅あたりで右足首が悲鳴を上げるが、あとひと頑張り。小海線区間を制覇し79km、どうにか小諸駅に辿り着いた。懐古園など名所を巡礼するにはもう遅いし体力も残っておらず、そのまましなの鉄道経由で松本へ帰る。またの機会に。

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