長野マラソンのナンバーカード通知証が来た。ネットエントリーの大混乱のなかで実績・予想タイムを入力した記憶が飛んだから「もしかして最後尾スタートになっちゃうかも」と不安だったが、どうやら招待選手や陸連登録選手に次ぐ列を確保した。それに見合った走りが義務となるので、何がなんでも故障だけは避けたい。まぁこれまで通り走りたい時だけ好きなように走ればいいだろう。
という訳で今日はゆっくりペースで南の薄川を渡り、千鹿頭山(ちかとうやま)に登る。千鹿頭神社の四隅を護る溝は空座になっているが、近々建御柱があるのだろうか。さらに尾根を少し奥に進むとミニミニ展望塔がある。これは初めて見るな。常念山脈を遠くに、松本市街を順光で見下ろす良い眺望だ。千鹿頭池に降りる途中からは山脈と池との対比が見られ、こっちの方が気に入ったが。
さらに東城山も登りに行く。何度か来ているけど、ここの林大城跡は深志城(現松本城)や最近廻った稲倉城、平瀬城などの親玉だと知ると感慨深い。曲輪や土塁、石垣などの規模がデカく堂々たるものだ。最近の雪が若干残っており、下りはサクサク音を立てて進む。歩きも多かったけど総距離18,1kmをジョギングとして集計する。
夕方チャリで移動し、美ヶ原温泉のウェルネスうつくしという施設を初利用してみる。貰ったタダ券の期限がもうすぐ切れるからだ。狭い風呂場の他に水着着用のバーデゾーンってのがあり、その先に25mプールがある。その為に昔買ったまま使っていなかった水泳帽と度付きゴーグルを持参してきた。それにしても狭い。2レーン分の広さで水中ウォーキングレーンがあり、老人たちが往復している。スイミングレーンは1つのみ。他に泳ぐ人がいなかったから独占できたが…。
そもそも私は泳げない。鼻や口に水が入ると大パニックになる。「素の自分ってこんなに落ち着きなかったんだ」と軽くブルーになる。おまけに伝家の宝刀『一重のし』が出来なくなった。これは水深が1.05mと極端に浅いせいもあるが、体脂肪20%を誇っているにも関わらずまるで浮かない体にショック。「こんなままでは海難事故に遭った時に真っ先に死んでしまうぞ」と、なんちゃって平泳ぎばかりで休み休み4往復したところで上がった。腕がパンパンに筋肉痛を起こしている。走り慣れない人がいきなり5kmジョグしたらこんな感じなのだろうか。
たぶん12年ぶりの水泳だったが、ブザマ過ぎて恥ずかしかった。クロールとかそんな超難度の泳法は生涯無理っぽい。トライアスリートには畏敬の念を抱かざるをえないな。
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