7/28 鳥海快調かい?
昨日申し込んでおいた朝食弁当をテントの中で食べ、軽くウォーミングアップ。鳥海山はだんだん雲で見えなくなってくる。
私にとって矢島カップの紹介者と言えるkinottyさんに面会しつつ、パレード走行が始まる。受付会場からスタート地点の栩木田まで町内を練り走り、激励を受けるのだ。2ndステージが始まる。
ロード男子Cクラスの号砲が鳴り、平地を大集団がゆく。これは気持ち良い光景。登りが始まって、痛ジャージの人を目標にガンガン攻める。序盤からハイパワーなのは美ヶ原で慣れてるはず…。しかしやっと追い付いて自転車載カメラに収めたところで、力が出なくなってしまった。暑いし重いし、以降しばらく同クラスでは抜かれっぱなしになる。腰痛対策でサドルを下げたのも踏めない原因か。こりゃ失敗レース?
長い下り坂もあり、恥ずかしながらドラフティングで力を溜め直す。花立で第1給水を受け取りつつ進むと、さっきからぽつぽつ来ていた雨が急に本降りに。半月前の乗鞍で霰に降られたのに比べれば、何てことはない。身体が一気に冷却されるし、泥ヨケ付きランドナーなので精神的優位にも立つ。まるで水を得た魚のよう。斜度がころころ変化するのでリズムが難しいけど、ヒルクライムの走り方を思い出して、やっとライバル達と戦えるようになった。
あと一人抜き返すんだ!の気持ちで痛覚をオフにしつつ、祓川にゴール。1時間19分36秒、美ヶ原に比べれば順位的には振るわないが(Cクラスで美ヶ原97/396→鳥海79/224)、気持ち良いレースだった。
3年前のキャンプツーリング時はここから登山したが、今日はさすがに無理。ゴールの給水が有り難く、スイカもサービスサービス。サドルを引っ掛けるタイプのスタンドが完備されてて壮観。近くに薄水色のランドナーが駐まっている。「Mt.鳥海バイシクルクラシック」という大会名だけど、クラシカルなバイクはこの一台しか見掛けなかった。身体の冷えは緩やかで、荷物を受け取って着込みつつ下山へ。受付会場に戻ると鱒お握り2個としっかり肉の入った豚汁で温まる。
大急ぎでテントを撤収し、駅で輪行作業も済ませ、閉会式に途中から潜り込む。抽選会も始まったがもう時間がない。末等あたりで呼ばれないのを確認して離脱し、予定の列車に乗り込む。帰路もお楽しみの、鈍行とムーンライトえちごの旅。参加賞の米1kgやテントが濡れたぶん、荷物は重くなっている。
あー、日本海に夕日が沈む。新潟の銭湯で汗を流し、新宿へ。松本到着は月曜の午前10時、そのため有給休暇を取ってある。今夏の18きっぷはもう4/5を消費した。
大会は二日間トータルですっごい楽しめたし、毎年でも参加したいレベル。しかし基本鈍行で往復1620kmの遠征は、いくら趣味とは言えヘビーすぎかも。
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