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1/26-27 人は石焼き 鳥は白

Glee1月は順調にジョギング距離を稼いでいるが「ここで調子に乗ると故障する」という経験則もあるので、土曜は休養とする。信州大学グリークラブ第57回定期演奏会の招待券が手に入ったので、音楽文化ホールへ聴きに行く。久々にホールで聴く純音楽。筑波大学に例えればメンネルコールだが、ここはそこそこの人数を保っていて羨ましくも思う。その迫力だけでなく、ハーモニーもしっかりしていて、もっと聴いていたかった。メインプログラムが終わった後の弾けっぷりに、学生時代を思い出さずにはいられない。

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Swan日曜はクルマを豊科生協に駐めてからジョギング。まず石焼きおやきの店「うしこし」へ。灰焼きほどマニアックではないがなかなかのボリュームと硬さがある。サイクルラックやイートインコーナーもあり、ここもファンになってしまいそう。

さらに犀川沿いに豊科白鳥湖や大王わさび農場をゆっくり見物しつつ北上。あづみ野自転車道に入ってようやくペースアップしクルマに戻る。1月300kmを越えた。生協やセリアで買い物をして帰る。

むらよしギムナシオン(参戦記ページ)に去年3月の上高地線ロゲイニングをアップ。今年の春ステージは筑北村とのことで、また地図読み練習から頑張って上位を目指そう。

1/12-14 おやき巡りのバカは走る

年末年始にお金を使いすぎたから、この三連休は基本じっとする。けどジョギングくらいは出る。

441土曜は奈良井川沿いに南へ、やまびこ自転車道の未成区間を繋いでいく。塩尻市のちょっと気になるおやき屋さん「旬菜花」に初めて寄ってみる。昼までにだいぶ売れてしまったのか残り少ないが、ふっくらおやき2個と信濃おやき1個を確保。苦手な人でも大丈夫そうな食べやすさだし、また来て他の餡も食べてみたい。店内は松本山雅FCとルビィちゃんの神殿と化しており、それを見るのが目当てだったとも。塩尻駅まで走って終了[22km]。次の列車まで時間があるし、やっぱり観光案内所でチロルの森ソフトクリームとフォンビィベトナムコーヒーを頂く。この組み合わせは最強。

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2ndpow日曜のジョギングは東へ。ファーマーズガーデンやまべに寄って元気おやきを補給しつつ、薄川を遡っていく。以前気になった入山辺温泉霞山荘のあたりをもうちょっと探索したい。まぁバス停の広告と橋の銘板以外に当時を偲ぶものは無いのだけど、少し先に進んでみたら薄川第2水力発電所があった。ちょっとした発見に満足し、引き返して帰る[21km]。

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Damoyaki祝日の月曜は犀川沿いに北へ。明科を過ぎて生坂村の日岐に入り、ダム堰堤を渡って昨秋オープンした「いくさかの郷」が目的地。24時間使えるトイレが建設中のため、道の駅の条件をまだ満たしていないようだ。ともかく「かあさん家(ち)」ブランドの灰焼きおやきを買い食い。硬くて噛めば噛むほど味が出る、マニアックな食い物だ。

復路はいつもの右岸県道ではなく左岸の国道19号を行く。右手に蜂ヶ沢砂防学習公園というのを見つけて寄ってみると、かつての天井川が一部保存されて散策できるようになっているのが面白い。国道の上を跨ぐほど高くなってしまって、土砂災害に難儀していたとのこと。これ地図にも載ってないし、ジョギングのスピードじゃないと気が付かなかっただろう。

明科駅まで走って[37km]、電車で帰る。そういえば先月250km走り、12月としては自己最長だった。今月も距離だけは順調に伸ばしているが、基本だらだら走。これから質を高めていきたいが、それが大変なんだろうな。

2019/1/1 あくせくスカイアクセス

Karipassおんぼろ気動車が帯広駅を出て間もなく、後方から初日の出が輝く。十勝平野は晴天なれど、峠の天気は怪しい。新得駅で石勝線が分岐し、この先の根室本線は2016年の台風被害以来バス代行となっている。元旦から運行してくれるのか? 遅延・運休の情報は無いので、思い切って乗り込む。時刻表には書いてないが途中でサホロリゾート前に停車し、1人降りて乗客は6人となった。もうすっかり雪雲の下となり、私が運転手だったら心が折れそうな凍結路面の坂道をバスは悠々と進む。かつて日本三大車窓と言われた旧線に近い所を走るので、景色にお得感がある。国道38号の狩勝峠を越えて下りの代行バスとすれ違いつつ落合駅、さらに鉄道員(ぽっぽや)のロケセットが残る幾寅駅を定刻通りに通過。かつての国鉄幹線に、もう列車がやってくることは永遠に無いのかも知れない。

Higashi本来なら廃止されていたはずの「秘境駅」東鹿越がターミナルとして機能している。ここで6人とも普通列車に乗り換え。富良野まで乗れば、JR北海道の現存路線は完乗達成! 引き続き車窓を楽しみつつ滝川で函館本線、白石で千歳線に乗り換え新千歳空港駅に到着。雪ミクスカイタウンが目を引くがあまり時間がない。自分土産にマルセイバターサンドだけ買い、LCCのチェックインや保安検査を済ます。旅慣れしているつもりでも、飛行機はまだ3回目で作法に疎い。爪切りセットをかばんに入れとくだけでツッコミ入るのかー。エネルギー効率がクルマ並に悪いのでヨイショはできないが、桁違いに安全な乗り物だとは思う。

Mukawa今日のジェットスター新千歳便は概ね定刻通りに飛んでいるようだが、熊本便は乗員不足で欠航になったらしいし油断ならない。まぁ元日くらいみんな休みたいよね。15時15分発…あれ、なかなか搭乗が開始されない。整備員が左翼エンジンの下をしきりに気にしているが大丈夫か? ようやく乗り込んでも、特殊車両が近づいてきて翼に積もった雪を溶かす作業をしている。結局17分遅れでのテイクオフとなった。急加速してさよなら北海道、満席のエアバスA320は雪雲を突き抜け天上界へ。

Narita東の窓側席を取ったので眼下には鵡川から太平洋、やがて三陸海岸が見えてくる。アホみたいに写真を撮りまくりつつ、アテンダントからジェッ太君どらやきとコーヒーを購入。あとスカイライナーバリューチケットも。駅で買うより若干安いが、改札窓口で乗車券に引き換える必要がある。仙台上空を過ぎて原発街道が見えるかな、と思ったら沖に航路を曲げやがって反対側になってしまった。でも西側は夕日が眩しくて、みなブラインドを下げている様子。間もなく高度を下げつつ着陸態勢へ。うう、上昇負荷ならぬ下降負荷で耳のつんつんが止まらない。夕闇の富士山を背景に、紆余曲折した成田空港の誘導灯が美しい。

成田での乗り換え時間は42分ある。飛行機20分以内の遅れなら想定内、しかも沖止めからのバス移動を覚悟していたらサテライト通路に直付けしてくれた。預け荷物もないし余裕っぽいが、この日のために鍛えた脚力、せっかくだから第3ターミナルからの連絡歩道をダッシュで駆ける。もちろん通行人を驚かせない程度に…。先月試走して6分50秒かかった到着口(フードコート前)から空港第2ビル駅改札までの区間を、4分32秒で自己ベスト更新! 最後の懸念だった窓口混雑もなく、すんなりと間に合わすことができた。

Sl江戸川区や葛飾区で生まれ育った私としては、京成小岩も京成高砂も通過するスカイライナーは憎っくき憧れであった。一生に一度は乗ってみたい、その夢が今叶う。現代はスカイアクセス線経由となり、途中まで在来線最速の160km/h運転、その後も千葉県内はなかなかの高速走行が続く。東京都に入ると減速するが、高砂も青砥も通過する優越感。日暮里駅まで、あっという間だった。

帯広〜滝川〜新千歳空港で使った今日分の青春18きっぷを、日暮里からも使うという離れ業で交通費を浮かす。とは言え旅全体で5万円近く掛かったので、しばらくじっとしていたい。撮影した写真はミスショットを含め835枚…アホだ。旅行前は佐賀県に行こうかと迷ってたけど、やっぱり冬の北海道は満足度が激烈に高い。船とロープウェイ以外の様々な交通機関を楽しむことができた。終電乗り継ぎで無事に松本駅まで到着し、日付が変わるころ帰宅。

12/30-31 せんもーっ☆

30日。昨日の疲れで体調ギリギリ。ホテルのマクド無料券があるのでマフィンを頂き、少し離れたハセガワストアや土方歳三碑に寄り道しつつJR函館駅へ。朝焼けに函館山が眩しい。ハセストで買った「やきとり弁当(豚肉)」やザンギを食べ、今日も順調にカロリーオーバー。しかしウォーキングはここまで。

Moriあとは青春18きっぷで、ひたすら列車を乗り継ぐだけの旅。函館本線で北へ行こうランララン。今日の経路は全て乗ったことがある路線ばかりだが、季節や時刻が違えば車窓の趣も異なるだろう。しばらくやや混みの単行気動車だが、森駅の跨線橋から望む駒ケ岳が美しいし、運転士のかばんにかばんちゃんのキーホルダーが付いてて和む。長万部駅で時間があるので毎度の長万部温泉ホテル「大衆浴場」で入浴。黄緑がかったように見える高張性の塩泉は、日本一ぽかぽかする。

Yama“山線”に入り、2両編成の気動車は外国人客が多め。さすがにニセコや倶知安あたりは雪が本降り。除雪作業で列車に遅れが生じるが、十数分程度なら想定内。各地で運休が生じてるなか、よく運行してくれたと職員に感謝したい。小樽からは安定の電車運行。滝川〜旭川のみ特急ライラックでワープし、石北本線最終の臨時快速に間に合わせる。単行気動車に客4人…。23時過ぎ、ぐったりと北見駅に到着。以前ちほく高原鉄道に乗りに来た時と同じ、東横インに泊まる。梅昆布茶うめぇ。

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31日。お楽しみの朝食バイキングは食べ過ぎない程度にし、今日も青春18きっぷの旅。石北本線の車窓に小雪舞い、丘々の向こうに思いを馳せる。ルートや日程を決めず、自由に自転車で走り回ってみたいなあ。網走駅前を少し散歩。標高ゼロでこの寒さはさすが北海道と思う。

Okhotskいよいよ旅の目的、釧網本線に初乗車。単行の快速しれとこ摩周号で東へ向かう。観光客だけでなく生活で乗ってる人達もいるが、この路線はいつまで存続できるだろう。右手に濤沸湖・原生花園、左手には荒れ狂うオホーツクの海。長渕剛の歌を思い出す。この天気では知床連山や斜里岳は見えないが、冬らしい風情と思えば。

Kushiro

線路は南へ曲がり、釧北トンネルを抜けるとアトサヌプリ等の山々。さすが太平洋側は晴れている。網走で買っておいた帆立弁当をここで開ける。そうそうこれくらいが良いんだよ、という味とボリューム。やがて車窓は広大な釧路湿原に蛇行する川。鶴も居るしなかなかの車窓だが、出来ればもうちょっと高台から見渡したい。

根室本線に乗り換え西へ、釧路から池田にかけても初乗車。湿原や海岸など、道東らしい風景が楽しめる。ああ、日高山脈に2018年最後の夕日が沈む。まだ16時前なのに!

Obi帯広駅で下車。帯広と言えば豚丼を食べたいが、大晦日の夕方はどこも早じまい。スーパーの惣菜コーナーにあったわ。駅ビルでクランベリーのシャーベットも買って、今夜のホテルはパコ2。年越しそばが頂けたり、斜向かいにある提携ホテルの温泉「とかちの湯」入浴券が貰えたりと、サプライズなサービスがある。北海道って、凄い。

紅白歌合戦はAqoursだけ観る。今日は一年で一番早く寝る日。幸運に恵まれた年にさよなら。来年もそうでありますように。

12/29 ハコダテヤマノボレ1229

E5松本から上野まで夜行バスに乗り、未明の上野公園を散策。人少ないし思い切ってパンダ郵便ポストの下を覗いてみるが、暗くて良く分からないや。アメ横を歩いて御徒町駅から山手線に乗り、東京駅で一旦改札外へ。モバイルSuica特急券で入場という形を取る。新幹線ホームは早朝から帰省ラッシュの賑わい。特にJR東日本側はE2系、E3系、E4系、E5系、E6系、E7系、W7系と多彩な車両が並ぶ(が、翌日の車両故障による大混乱でそれが仇になったようだ)。

北海道への一番列車「はやぶさ1号」は窓側席が取れなかったので見送り、次発47号に乗車。E5系10両編成。欲を言えば内装に遊び心があるH5系に乗りたかったが、時間が合わず断念。「臨時列車のため車内販売はありません」とのアナウンスに、慌ててホーム売店で間食を買っておく。車内は自動販売機すら無いうえE6系を併結せず切り離しによる停車時間も無いので、下手すりゃ脱水症状を起こすぞ。ともかく東京〜大宮間は初乗車なので、まずそこから楽しみ。110km/hというのんびり走行だけど、左手に富士山が見えるのね。

Imabetsuうとうとしている間に車窓は東北の雪景色。大寒波で日本海側や空路は運休や遅延が相次いでいるらしいが、こちらは320km/hでぶっ飛ばしている。イヤホンで聴くBGMは青葉城恋唄や北上夜曲、そしてモーターマン東北新幹線が良く似合う。盛岡を過ぎても満席だった車内は、八戸、八甲田トンネルを抜けた新青森でだいぶ空いてきた。いよいよ運行がJR北海道にバトンタッチされ、北海道新幹線の区間に入る。右手には陸奥湾。事前にDVDで予習していたし親切なアナウンスもあるが、車内からはなかなか現在地の把握が難しい。青函トンネル内は140km/h制限で、新青森までじっと座ってた身には正直だるい。デッキまで歩き回って身体をほぐす。トンネルを抜けると、これぞ北海道の冬景色。思い出したように260km/h運転を再開し、東京から4時間17分かけて新函館北斗駅に到着。この先の工事も始まっているようだが、札幌開通までJR北海道は存続しているだろうか。

5tower別に買った切符で快速函館ライナーに乗り、五稜郭駅で下車。ここから五稜郭を目指して歩き始める。お天気雪で風もあるので、傘じゃなくてニット帽とサングラスを持ってくれば良かった。少し北側に寄り道し、ラッキーピエロ美原店で昼食。観光地を外したので待たずに座れた。チャイニーズバーガーとラキポテうめぇ。さらにアニメイトにも寄るが、お目当てのゾンビアニメ「フランチェスカ」グッズはもう取り扱っていなかった。開発元が潰れちゃったらしく、来るのが遅かった…。フランシュシュグッズを買うには時期尚早で、無駄足だったか。まぁ亀田川沿いの散歩道が良い感じだったから良しとする。やがて独特の角度を持つ、雪で真っ白な堀に着く。裏門橋で城内へ渡り奉行所を経て、初めての五稜郭タワーへ。これぞ夢にまで見た魔法陣。やはり長野県の五稜郭とは格が違う…。

市電に乗り函館駅前をスルーして大町駅で下車。坂を登って船見児童遊園へ。ラブライブ!サンシャイン!!の重要な聖地だが、雪だるまは無かった。つーか北海道の雪はだるまを作りづらいずら。旧函館区公会堂は工事中。観光案内所でロケ地マップを貰い、茶房菊泉(きくいずみ)に入店。まず「ラブライブの方ですか?」と聞かれ、いろいろ説明してくれる。理亞ちゃんの部屋で温かいとうふ白玉ぜんざいを頂きまったり。缶バッチも買っちゃおう。

Oldrouteリトルデーモン必訪の聖ヨハネ教会を見て、函館山ロープウェイ山麓駅へ。一旦ホテルに荷物を置きに行く予定だったけど、もう夕暮れなので登ってしまおう。だが昨日今日とだいぶ食べ過ぎているので、登りだけでも自分の足で行く。4年前の夏に歩いた登山道だし、冬も通行可能であることは検索済み。誰とも行き交わないが適度に踏み跡があり、「天は我々を見放した!」なんて叫ぶことなく山頂駅に到達した。登山道からだとまず「穴場」側に出るのが良い。ダイヤやルビィといった宝石のように美しい夜景である。さすがに風が冷たいので耳あてをしつつメインデッキに行くと、お盆休みの地獄絵図ほどではないが人がわんさかで、待たないと写真も撮れない。

Night下りは無理せずロープウェイ、と思ったら30分待ちとのアナウンス。そんなにじっとしてたら遭難しちまうわ。歩いていたほうが被害が少ない。ハンドライトを頼りに登山道を走って下りる。25分で無事山麓駅まで下山。さらに八幡坂を下りて、金森赤レンガ倉庫などを散策して函館朝市へ。夜でも営業している道下商店で海鮮丼を頂く。今夜の宿代より高価だが、北海道に来たらやっぱこれだな。

函館での歩行距離20kmくらいで、A-GATEホテルのカプセルルームへ。ウェルカムドリンクバーやうまい棒食べ放題など独特のサービスが嬉しい。お風呂に入って寝る。気になるのは明日以降のタイトな乗り継ぎ。

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