6/18-19 ツツジがあかいな破風ヒヘホ

Uflower土曜、自分にしては早起きして6時半に自転車で出撃、ツールド美ヶ原前の最終タイムアタックをする。しかし夜型の生活が続いているのに無理したところで、十分な力は出ないか。先月の計測時より脚力は付いたと思うのだけど、タイム1:28'13"。49秒しか縮まってない。まあいいや、梅雨時なのに絶好の快晴、レンゲツツジの群落が美しい。ついでに台上まで散歩したいところだが、少しだけ写真を撮って、怒られそうなほどの猛スピードで下山する。渋池〜慰霊塔間の道路陥没でブッ飛びそうになった。

もりの国から美ヶ原温泉へ下り、9時集合に遅刻してしまったが、カフェピラータのイベント「湯ノ原線タイムアタック」に追いかけ参加する。既に美ヶ原を一本登った後だけに、こちらはゆるゆる漕ぐしかない。普段23分前後のところ、26'59"掛かった。初参加だったが、次の機会にはロードの連中を脅かしたいものだ。

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日曜、始発しなの1号で長野へ。連れのクルマで須坂市の五味池破風高原自然園に向かう。元々チャリで登ろうと考えてた坂だが、序盤の集落から急坂なうえ、その後は松本で例えれば扉温泉〜扉峠間(現在通行止)みたいな隘路が続き、ジョギングが一番楽なのでは?と思うくらいの険道だった。

Hafuともかく破風岳に急行すべく、第一駐車場から直に乳山三角点ルートを歩き登る。ここもレンゲツツジが見頃で、なだらかな牧場跡をピクニック気分で・・・と行きたいが雲行きが怪しい。そもそも地形図にない道だし配布されてる登山マップもアバウトで、草地を適当に登っているうちに実は遭難状態なんじゃないか? と内心不安になる。

標識を見つけてホッとしたのも束の間、まさかの雨が降ってくる。晴れて暑くなる予報を信じ切っていたので、対策をしていなかった。一応ウインドブレーカーだけ持参したし、連れも長袖ではあるが、あまり冷えてしまうと・・・。でもあとちょっとで頂上のはず、行こか戻ろか。結局強引に進むが、あとちょっとが長い。どうにか破風岳1,999mに到着するも、毛無峠や群馬は真っ白な霧の向こう。止まない雨も、あるんだよ。

下山は大平遊歩道に乗り、遭難を免れた。しかし後で風邪を引かぬか、心配は続く。みーるマーマのディナーバイキングで爆食いし、最終しなの26号で松本に帰る。

6/11-12 安曇野めぐりのチャリは登る

Gotengt土曜は、ギター担ぎジョギングで美鈴湖畔のピラータ往復がせいぜい。復路は御殿山トレイルに入る。山の上にギターケースって、何かシュールだ。

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Az5km日曜、友人が出る信州安曇野ハーフマラソンを観に行く。チャリがパンクしてて、9時スタートに遅刻。平日じゃなくて良かった? 拾ヶ堰沿いの5km地点で待ち、エントリー5000人の中から友人を見つけることに成功。16km地点でも同様。暑さにやられる参加者も多い中、かなり追い上げていた。後半失速しがちな自分とは対照的。大会は田舎の長閑さと都市型の運営力を併せ持っている。私が初めて参加したランニングイベントである三郷アップルマラソンの後継イベントだし、一度は出てみたい。

Akashina豊科の凌駕ラーメンと穂高デニーズをはしごして別れ、ファーマーズガーデン明科で玄米5kgを購入。咲の聖地(?)龍門渕あやめ公園ではハナショウブが見頃で、久々に寄る。あやめ、ジャーマンアイリスとの違いは相変わらずよくわからないが、咲く時期が違うみたい。

Nagamineそこから長峰山へヒルクライム。標高差400m程度だが米が良い負荷になって、脚がつりそうになった。安曇野を一望する絶景は健在。さらに標高差270mの豊科カントリー倶楽部坂を登って帰宅。

という訳で、ヒルクライムイン王滝村の動画編集がちっとも終わらない。仕事じゃないんだから効率なんて考えずじっくり作りたいが、せめてツールド美ヶ原までには終わらせないとキューが溜まって破綻しそう。

6/4-5 王滝で逢うた気

Mokusei昼過ぎの普通列車で松本から木曽福島へ。輪行を解き、木曽川支流の王滝川に沿って西へ20km余り入った所が王滝村の中心地。さらに4km奥に松原スポーツ公園がある。今年もやって来ました、ヒルクライム・イン・王滝村。前日受付を済まし、チャリティ缶バッジを購入。イノブタ料理が名物の王滝食堂は法事だかで本日貸切との報に接し、夕食は二合目まで登った所の木犀舎にしてみる。グーグルマップが捕捉してない店なので情報は少ないが、何だか居心地が良いピザ・パスタ屋さん。ピザ生地にはそば粉が練り込んであってほんのり苦い風味、また食べたい。

ゲリラキャンプ明け、朝食にひめやのほうば巻きを食べてから松原スポーツ公園に集合する。空はドンピシャで梅雨入りしてしまい、雷雨中止になった去年と同様に雨模様。しかし好転しつつあり、スタート直前には太陽が射すシーンも。参加者は300名弱で、御嶽山に向かって二礼二拍手一礼の神事を行ったあと8時10分、一斉スタートとなった。

Himeya序盤の平地はパレード走行だが、わりと高速。実質初参戦で気負いなく、後方からスタートしたのだがだいぶ離されてしまった。村中心部からさあヒルクライム。沿道の応援にはなるべく手を振って応えつつ、とりあえず半分よりは前に順位を上げていく。石碑群や清滝・新滝を横目に、おんたけ2240スキー場地帯へ入っていく。

コースプロフィールは距離24km、標高差1,290m。何となく1:20'くらい?と考えていたが、どうも雲行きが怪しい。また雨が降ってきたし。終盤はお腹が空いてしまい、それまでマッチレースしていた人に置いて行かれた。ほうば巻きは特上に旨かったけど、菓子を朝食代わりにするもんじゃないと痛感。会場で配っていたパワーバーウエハースとバナナも追加で食べておいたが、それが無かったら完全に終わっていただろう。

Tanohara穂高岳や乗鞍岳を望み、いよいよ御嶽山も間近に、七合目にあたる田の原がフィニッシュ。1:27'54"という長丁場になったが、ここまで来られたのが嬉しい。一休みして天然公園の遊歩道を歩く。すぐ左にかの火山災害の献花台。まだ見つかってない人もいるんだよね。いちばん奥に遥拝所がある。三体像の向こうに、雪渓を残した御嶽山が大迫力。ここから先はまだ警報レベル2で、登ることは出来ない。復路の木道歩きでは大自然を満喫する。ゴールエリア間近には展望台があり、開田高原や木曽山脈を一望する絶景! みんな、来ればいいのに。

Village乾きつつある路面で無事集団下山を終え、テント等をパッキングしてから表彰式も見ていく。トップは1:07'とのこと。時間が押して予定の列車時刻が迫ったので急ぎ木曽福島へ戻り、輪行。奈良井あたりは漆器祭の客が大勢乗り込んできて賑やかだ。帰宅していろいろ乾かせば週末終了。いつの日かきっと、御嶽山山頂まで登りたい。

5/27-29 多摩の湖には魚多し

金曜は有休を頂き、松本から高速バスに乗って中央道日野で途中降車する。近くの甲州街道駅から、初めて多摩モノレールを利用。ワクワク、これがとある聖地か。立川北駅で降りクリスピークリームで軽く朝食を摂れば、立川シネマシティで劇場版ガールズアンドパンツァーの極上爆音上映が始まる時間。既に松本の映画館で観た作品だし、立川極爆のためだけに東京へ下るのもどうかと思って諦めていた。まさか、こんなBDが発売される頃まで上映を続けているとは思わなんだ。しかも平日午前に席が8割方埋まってるってどういうこと? 早めに中央付近を予約しといて良かった。序盤はイスまで揺れる重低音に戸惑うほど。ウーファーに注ぎ込まれている電気エネルギーが猛烈! 爆音と言うより爆風に曝されている感じ。館内無風なのにね。

Sayamako「ガルパンはいいぞ。」とお決まりのツイートをキメ、昼食は立川マシマシでマシライスのライスマシ。ラーメン苦手な自分にちょうど良いが、豚由来の脂肪が凄い。という訳で、モノレールに終点の上北ふたご…もとい上北台駅まで乗ってから、北へ歩こうランララン。丘陵地帯に入り、多摩湖の上と下を分離する堰堤を抜ける。期待して訪れた玉湖神社はひどく寂れている(後で調べたら「たまのうみじんじゃ」と読み、廃社されている)。さらに北側にあるのが、埼玉県所沢市の狭山湖である。こちらを見るのは初めて。それにしても、市街地に囲まれながらこんな広い自然っぽい風景があるんだな。水源地のため柵が張り巡らされ、散策の自由は無いが。

付近はトトロの森という雑木林が点在していたり、自転車用ペダルメーカーの三ヶ島があったりするが、時間切れで7kmのウォーキング終了。西武プリンスドームを見上げつつ、西武球場前駅から山口線「レオライナー」に乗る。案内軌条が側方にあり、コンクリート上をタイヤで走る珍しい電車だ。西武遊園地駅からは多摩湖線。次駅の武蔵大和って強そうな駅名だな。後は拝島線、新宿線を経て西武新宿駅へ。西武鉄道に乗るのも初めての経験だった。左右からの客引きをかいくぐりながら歌舞伎町を歩いて突っ切り、東新宿駅から東京メトロ副都心線で明治神宮前〈原宿〉駅へ。初めて乗る路線はここまでにして、後は普通に葛飾の実家に向かう。

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Laketown土曜、午前は法事関係。先週に親切だった伯父が亡くなった。午後は時間が出来たので、埼玉県へジョギング。しかし地図の記憶が曖昧で、曇り空だし信州みたいに山が見えないので方角が解らず、すっごい不安。平野部での方向感覚を鍛え直さないと、ロゲイニングで惨敗するよ。少々迷いつつもだいたい合ってたみたいで、そうか公園を経て走行14km、ホテルニュー越谷…もといジャスコレイクタウンに到着する。あいててよかった! 面積ダントツ日本最大、山形村アイシティ21の十倍はあるというショッピングモールに初見参。疲れたのですぐ入口のコールドストーンという謎アイスクリーム屋に入る。自分の注文時は遠慮してもらったが、バイトさんがアイスを混ぜ混ぜしながら歌うサービスが好評のようだ。アルプス一万尺が聴こえてくると体が縦に振動する、これ山雅FCを擁する松本の風土病。さらにふるさとの訛り懐かし的な気分でサンクゼールの店舗に寄ったり。しかしモール内を6kmくらい歩き回った割に何も欲しくはならず、ガルパンの4DX上映は満席で観られないし、土産に買ったのは十万石まんじゅうだけである。これはグンタマ地方でないと入手できないからね。

電車で実家に戻り、自宅では観られないNHK BS1「ラン×スマ」長野マラソン編を観ていく。毎年この時期、これを建前に帰省しているのだ。今回は東京よりサイタマ重点な。終了後すぐに発ち新宿へ。帰りの高速バスは臨時便しか取れず西口の旧バスターミナル付近での乗車となるが、せっかくだからバスタ新宿を見物していく。なるほど格段に便利になったが、ベンチが足りなすぎる様子。バスは臨時便でも無線LAN(Wi2)が使えて助かった。車内でブログの下書き等をしつつ、夜中25時ごろ帰松。

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日曜、疲労で家から一歩も出たくないが、レース直前週に自転車に乗らないのは如何なものか。という訳で林道湯ノ原線タイムアタックだけしておくが22’58”、あまり良くない。ピラータで昼食。漫画を読んだりガルパン談義をしたりして、週末終了。体調を持ち直して次を迎えたい。

5/21-22 塩尻ワイナリーフェスタ Vol.1

3月に参加した塩尻ワインロゲイニングの朝、駅前の観光センターに「塩尻ワイナリーフェスタ2016」のチケットを求める行列が出来ているのを見た。コンビニ端末での販売も瞬殺だったらしい。そんなプラチナチケットを連れが確保してくれていた。という訳で土曜はワインの飲み歩きへ。例年酒を飲むのはマウンテンサイクリングin乗鞍の前夜にコップ1〜2杯だけという超下戸の私だが、この日のために最近はなるべく毎日泡盛を飲んで、少し慣らしたんだ。

Festa参加者は土・日各2,500名。ロゲの時「このワイナリーいいなぁ」と思った城戸ワイナリーについては従業員3人で非常に生産量が少なく、各日96名しか買う権利が与えられない。買う権利と言ってもオプーナじゃないよ。その抽選箱に半券を投入し、いざ駅前会場スタート。まず意外性と品質を併せ持つワイナリーであるイモ高(志学館高校)に…と思ったがシャトルバス待ちの行列が悩ましい。あれに乗って正規の左回りルートを辿ると、常に混雑と闘うことになりそうだ。

という訳で逆回りに歩き出した。駅裏にサントリー塩尻ワイナリーがあり、敷地に入れるのはフェスタの日だけ。施設を見学したり専用の漆ワイングラスで試飲したりおつまみを買い食いする。ここでは無料試飲の他、有料試飲で岩垂原メルローの赤を頂く。なるほど濃い気がする。岩垂原を「いわだれっぱら」と発音するのは私だけでいい、と思ったら次の人もそうしていた。つられたのか、ガチのジモティなのか。つまみに信州鹿肉のミートボールと、開田高原アイスクリームも食す。フェスタの常連たちは自前のおつまみを持ち込んでいるようだ。

Kidoさらに南西へ長々と歩く。平出遺跡あたりの長閑な風景を堪能しつつ、憧れの城戸ワイナリーに到着。有料試飲が出来るってだけでも有難いらしく、人気集中を避けるためここだけはシャトルバスが通じていない。道中前後に人が歩いていなかったので不安だったが、正規ルートをすっ飛ばしてきた人々でやはり賑わっている。二人で1杯ずつ、ピノグリとシャルドネを頼んで飲み比べ。シャルドネの方が馴染むな。普段非公開な貯蔵庫の中は神聖な雰囲気で、代表がマニアたちに何やら説明している。あ、家族経営でもタイムカードがあるのね。他グループの記念撮影に応じたら「お兄さんにきっと好運が訪れるよ!」と言われた。

各務製粉でお茶を貰いつつ一休み。続いて桔梗ヶ原のワイナリー集中地帯に突入する。シャトー・メルシャンは巨大な樽が並ぶ地下セラーが、城戸とは対照的に良い意味で枯れている(後日注:現在は使われていないそう)。試飲所ではナイアガラ四重奏団がモーツァルトやムソルグスキーを演奏している。ずっと聴いていたいが、次へ行かねば。

Grape隣りの井筒ワインは有料・無料ワインの他にジュースの試飲も旨い。地下セラーはダンジョン気分。ここでは土産にぶどうジャムを買っていく。斜向かいにはロゲの入賞賞品だった五一わいん。トラクターの荷台に乗れるやつが面白そうだが行列なので諦める。有料の竜眼にごりワインが、今日の試飲で一番飲みやすかった。これくらいの度数の低さが自分にはお似合い。

奈良井川が形成した河岸段丘を2段降りると信濃ワイン。遅い昼食としてピザやジャンボフランク、ミノリヤアイスクリームを注文し、また名物の生ぶどうジャムがクラッカー付きで自由に食べられて良い。地下セラーは撮影禁止。ここの有料試飲(何だったか記憶が飛んだ)でシメ。ここまで7km余りの歩行距離だった。帰りはシャトルバスに乗ろう。周れたのは全11ヶ所のうち6ヶ所。だがロゲイニング競技じゃないから、勝ち負けなんてない。

駅前会場で抽選結果を確認すると…よっしゃ勝った! 当選率4%をくぐり抜けた。「お兄さんにきっと好運が訪れるよ!」と言われたはこの事だったか。今年はクジ運が半端無く好いから、年末ジャンボも買っちゃおうかって勢い。こうして「城戸ワイナリーオータムカラーズ ナイヤガラブリュット2015」を1,944円で購入する。私なんかには豚に真珠だろうが、きっと意味があると思いたい。

各務製粉の出店で旬菜花おやき、あと観光センターでチロルの森ソフトクリームやフォンビィコーヒーを頂き、人波が引いた駅前はすっかり祭りの後。自分らもリーブ。電車や階段で酔いが回り、松本駅でしばらく動けなくなってしまった。今日救急車の出動を2回見たことが脳裏をよぎるが、どうにか復活して無事帰宅。

Takabo翌日曜日、僅かに二日酔いを感じつつ自転車で高ボッチにアタック。度々ギアがインナーローに入る急坂続き。終盤ヘタレたのはMTB用クランクのせいにしよう。左右幅が広いので、輪行にも支障がありそうだ。崖ノ湯口信号から高ボッチY字路まで48'49"。今回も鉢伏ピストンは諦め、ゆるゆるともう少し登って高ボッチ駐車場へ。新緑と初夏のような陽気が昨日に続く今日でした。少し歩いた山頂1664.9mからは諏訪盆地を見おろすも、富士山は霞の向こう。

下山は塩尻峠方面へ。国道に出ると、昨日行きそびれたサンサンワイナリーがある。出来たばっかりピカピカである。今日のフェスタ参加者たちに混じって中を見学するが、さすがに試飲はしない。丘の上なので風景も良好。

中山の松川パン商店で遅い昼食にし、帰宅。すぐにクランクをランドナー用に戻した。こうして塩尻色の週末が終わる。買ったワインはいつ飲もう。

5/14-15 たておん!!

Takeshi1土曜うだうだして、昼にやっとチャリ出撃。今年最初の、ツールド美ヶ原コースのタイムアタックを行う。体調が良いとは思えないが、珍しくほとんど集中力を切らさなかった。ペダルを踏み下ろすというより回すという感覚が、時々だが出る。フィニッシュ1:29'02"と、大台をクリアして一安心。しかし夢の1:20'切りにはあまりにも遠い道のりだ。下山途中にカフェピラータに寄って、遅い昼食を頂く。どうしてか、アニメ好きが集まる店。

帰宅後、一部歯抜けてたクランクと、合わせてスプロケやチェーンも交換する。クランクをデフォで付いてたランドナー用アンデルから、安物のMTB用アルタスにしたら84g重くなった。入手性の高い48-38-28Tって他に選択肢ないんだよね。アルミ歯からスチール歯になったから耐久性は期待できるが、最近タイヤもケチって重いママチャリ用をはいてしまったし、そのぶん明日から減量がんばらなきゃ。ボトムブラケットの回転が重いのも気になるが、工具をまだ持ってないし、いつの日か。とりあえずペダリングに新品らしいダイレクト感()は蘇った。

Nagamochi日曜、電車で下諏訪駅へ。今度は諏訪大社下社の御柱祭、里曳き・建御柱だ。長持行列が多数練り歩いており、非常に華やかな雰囲気。駅から近いし、上社よりも観光客向けと言えよう。オルゴール記念館にも入り浸りつつ秋宮と春宮の間を往復して、露店のやきそばを食って、たった3杯の振る舞い酒でベロンベロンになりつつジョギング開始。また諏訪湖畔を岡谷までだが、短めで済ます。上田に行くとたいてい寄る富士アイスがここにもあり(本店は甲府らしい)、じまん焼き2コとソフトクリームを頂く。安くて大ボリューム! さらにスーパーでソースチキンカツと揚げパンを食い足して、電車で帰る。

あれ?

5/7-8分 三城でヘタリア

金・土は出勤日だったけど、土曜はサボる(いや一応有休)。ジョギングで美鈴湖畔、カフェピラータへ。ジロ・デ・イタリアの録画を観ながら、いつものカルボナーラ。少しギターを弾いて下山する。

3jiromay日曜、そろそろ自転車ヒルクライムの練習を始めるべく、三城(さんじろ)牧場に登る桜清水コテージ坂へ。中間の菖蒲沢分岐は良好なタイム(16'00")だったが、単にペースコントロールが出来てなかっただけ。後半ヘタり、鞍部ゴール34分52秒。これを叩き台に、これから頑張ろう。それにしても薄川流域の標高1,000m付近は木々が折れまくり、雨氷被害がまだ生々しい。山辺で野菜等買って帰る。

ゴールデンウィークが終わり、生活は平常モードへ。

5/1-2分 佐渡再来OKさ

Oma夜中は突風でテントごと吹っ飛ばされそうになるし、早朝は雷雨。東屋からさっさと撤収するのがゲリラキャンプの流儀だが、出撃は7時と遅くなった。佐渡ロングライド210kmのスタート地点から、それと同様に北へ向かう。ただし昨日周った二見半島はカットし、中山トンネルを抜けて再び相川へ。鉱石を運搬したという大間港跡にも廃趣味にはたまらない遺構が残り、かつての大繁栄が思い起こされる。千畳敷の歩道には謎の海上橋が架かっていて、RPGのダンジョンみたいに行き止まりに宝箱とかありそうな雰囲気。

Senkaku海岸美の中心、尖閣湾は遊歩道から見下ろす。晴天なら有料展望台やボートに乗るのも楽しかろうが、合羽を着るか迷う程度の雨が断続的にぱらつく空模様。そういえば今日から五月。五月雨というにはまだ早いか。景色は残念だが強力な追い風には恵まれて、外海府をガンガンズンズングイグイ北上。10km毎の佐渡LR標識を次々クリアしていく。

Zedそして目の前に現れるのが、自転車乗りの語り草となる跳坂、通称「Z坂」である。海岸沿いなのにこんなに登るのかというインパクトはあるが、昨日の白雲台に比べればゆるゆる。ここから北は最果ての雰囲気に包まれる。

Ono大野亀は草原の遊歩道が気持ち良い。賽の河原はまさに最果ての霊場。誰もいないし、おどおどと手を合わせる。二ツ亀は絶景の海水浴場。高千以降ここまで昼食の買い出しポイントがなく、またカロリーメイト昼食だ。弾崎(はじきざき)灯台まで見て、外海府海岸は終了。

内海府は向かい風になるが、午前に比べればだいぶ和らいだので楽。見どころは特に無く、自転車親子を追い抜いて夕方早く両津に帰還した。フェリーターミナルの土産街が開いてるうちに来られて良かった。夕食はスタミナ道場みなとで、新鮮な刺身を頂く。煙草臭いのは田舎の食堂あるあるだから仕方ないのかな。風呂は椎崎温泉にて。先程の親子もいて、やはり一昨日白雲台に登ったんだそうな。どこから来たのかは聞きそびれたが、日本語が流暢な外国人だった。

Tokiwaという訳で3日間のサイクリング終了、自転車を輪行袋に詰める。自分なりに出来るだけ深く佐渡を味わったつもりだが、私はこの旅で強くなれたのだろうか。一周と言うには真野あたりが抜けているし、金北山に登らなかったのも残念。また来たい。ゲリラキャンプして翌朝、佐渡汽船フェリー「ときわ丸」で島と別れる。席は奮発して1等を取っておいた。つい船内を探検してしまうので、着席時間は半分になるが。朝食としてながもうどんを食べておく。

穏やかな海を渡り、新潟港で下船。立派なフェリーターミナルは、80万都市新潟あっての佐渡航路と思わせる。乗車券の都合で亀田駅まで走り、また輪行してJR信越本線。長岡駅で昼食をとり、上越線、飯山線と乗り継ぐ。飯山駅付近を散策してから北陸新幹線に1駅区間だけ乗り、長野で会食。特急で松本に到着し、無事帰宅。

4/30分 白雲台ブルー

Toki両津湾に日が昇り、早朝便のフェリーが出港してゆく。新潟県最大の湖である加茂湖はカキの養殖が盛んで、向こうには大佐渡山地の稜線が雲に見え隠れ。トキの森公園は開園時間前だが、近くを通ってみると「アオ!アオ!」の鳴き声とともに数羽のトキが飛来する。見られる可能性は低いと思ってたから、ラッキー。

Osado島の中心から北へ、大佐渡スカイラインを登坂開始。これがキツい! 16%のコンクリ坂が延々と続き、心が折れた。ほぼ登りきった所の白雲台には交流センターがある。ブルーヒーターにあたりながらコーヒーとビスコッティを頂き、しばらく悩む。佐渡最高峰の金北山(きんぽくさん)に通じる防衛省管理道路は予め通行許可を取ってあったが、山は濃霧に包まれているし…登山断念。ここからだって国仲平野を見下ろせば左に両津湾、右に真野湾、それと加茂湖と水を張ったばかりの田が水面を繋げている絶景が拝める。店員の話によれば、昨日5歳児が親と自転車で登って来たんだって。

Warito標高942mがスカイラインのピーク。浮島がある乙和池に寄り道しつつ、西へ降りて行く。二見半島の俯瞰が凄い。眼下には佐渡金山の象徴、道遊の割戸が大きく開いている。白雲台以西はアスファルトながらやはり急斜面で、万人に勧められるサイクリングルートじゃないな。楽しかったけど。

Senkoという訳でいざ島観光の中枢、佐渡金山跡へ。黄金週間だけあって客入りもゴールデン。時間はあるし、明治以降の道遊抗と江戸時代の佐太夫抗の両方を巡る。過酷な労働に幸せはあったのか。けれど鉱山は男のロマン。少し金箔をまぶしたソフトアイス(店頭ではソフトクリームと誤表記)を食い、更に里へ降りるとシックナーや超巨大選鉱場の跡に圧倒される。

相川のワイドブルーで温泉に入り、南の二見半島周回へ。里は雨気味なのに、金北山の霧は晴れてらー。今日は大手資本の店舗が揃う佐和田の街まで。弁慶という回転寿司の店で地物を中心に頂き、モスで時間を潰して海岸ゲリラキャンプ。

4/28-29分 両津チャリ吉

木曜の仕事から帰宅し、すぐ支度、ばたばたと出発した。JR松本駅から輪行で新潟県に向かい、しなの鉄道北しなの線、えちごトキめき鉄道妙高はねうまラインで真夜中の直江津駅に到着する。チャリを組み、少し走ればフェリーターミナル。佐渡汽船は自転車の航送料金が異様に高いので(※後日注:人の運賃も含むので勘違いでした)、また分解して輪行袋に詰める。これなら手回品切符で済む。早朝便の乗船まで待合室で過ごそうというハラだったが、夜間閉鎖。仕方ない、軒下で野宿しますか…。

Akane翌、昭和の日。高速カーフェリー「あかね」出航。期待に胸が高まったのも束の間、低気圧の影響で海は時化、揺れが大きい。これは吐きそう…。逃げ場なんて無いし、祈るような気持ちでこらえ続ける。どうにか小木に入港、佐渡島に初上陸を果たす。ゴールデンウィークに入ったがまだ観光客の姿は少なく、たらい舟は暇そうだ。私は、しばらく舟はカンベンかな。チャリを組んでサイクリング開始。

Watatsuまずは島の南西部、小木半島の周回から。矢島・経島、宿根木(しゅくねぎ)集落など細かく観光をこなす。沢崎灯台をまわり、北側の鄙びた海岸は波が高く洗われそう。火山の名残という岩が多いのが意外。それにしても寝不足と船酔いで体調が良いわけなく、ちっとも脚に力が入らない。内陸に入り、にわかに雨宿りしたところでカロリーメイト昼食。

Akadom佐渡国一ノ宮たる渡津神社(わたつじんじゃ)をお参りし、心機一転。羽茂(はもち)から島の南岸に出て、海の向こうにうっすら越後の山々を見ながら北東へ急ぐ。集落ごとに村社が異なるのが面白い。白山、熊野、松前、小田原、諏訪、八幡、住吉、etc...。まだふらふらながら追い風に助けられて姫崎をまわり夕刻、両津の街に行き着いた。新潟行きの船が出ているが、まだ帰らない。食品スーパーが見つからずやたらうろうろした後、定食屋でトンカツを食い、ゲリラキャンプする。

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