6月21日 涸れ井戸スコープ

12時間も寝てしまった。筋肉の芯に根強く残る疲労物質を放出するには良かったかも知れない。元気を取り戻したところで、レース前の最終タイムアタックに出る。
…が、前半は力が出ない。昨日の晩飯から時間が経ち過ぎているのが原因と思われる。さっき食ったスパゲティがエネルギーに変換されるのを待ちながら、徐々に足に力を入れてゆく。しかしペースが安定せず、油断するといつの間にか呼吸が緩くなる。このへん、ピコピコがあれば解決するのだろうけど、人類がコンピュータに支配されてたまるか。俺は、自分の心技体で己の限界を知りたいのだ。
utsukushi0621後半は何とか持ち直したものの、ゴールタイムは11日前の計測より遅くなっていた。練習の成果が出ていなくて残念だが、坂に対する恐怖心は克服できたと思う。
ゴールで足も着かずにUターンし、ケータイで写真を撮りながら女鳥羽川源流という湧き水まで戻る。しかし涸れていた。小雨はトレーニングには有り難いが、こういった弊害があるのか。農家も困っているらしいし。

6月19日 日本の中心で疲れたと溜息

体調から言えば今日は休むべきだが、日曜に休むってのが気に食わない。近場でゆっくりと、かつ長くチャリを漕げる“崖の湯”の坂を登っていく。道行くクルマから「がんばれー」などと声が飛ぶが、全く頑張る気などない。それでもちょっとは頑張らないと前に進めない、県内有数のキッツイ坂ではある。足をなるべく使わずに足を使うのは難しく、中間地点くらいで売り切れ感が満々だ。
どうにか山の按部に着くと、休日カメラマンのジジババ達がクルマを停めて、見頃となったレンゲツツジの写真を撮っている。一足早く天国にでも来た気分なのだろう。
hachibuserindoこっちの坂道地獄はまだまだ続く。鉢伏山へのピストンコースだ。下り坂もあるからなお精神的につらい。でも草で覆われてデンと構えた鉢伏山が近付いてくる絶景に励まされ到着。丸太に腰掛けて昼食のカロリーメイトを食う。ここも意外に観光客が多く、数十名に及ぶグループが行列をなしている。熊鈴を付けてるのはどういう勘違いだよ。
15分ほど歩いて標高1930mの山頂。空気が澄んでれば富士山や各アルプスのパノラマがまるで日本の中心に立っているかのような気分にさせてくれる山だが、今日はガス気味で、かろうじて諏訪盆地や松本盆地、美ヶ原が霞んで見える程度。まぁこの時期に雨が降ってないだけでもラッキー。よく登ってきたなという達成感は充分。
チャリで高ボッチ高原にも寄り、下りでは一般市民のミニバンや軽を煽って強引に追い越す。なんてむなしいんだ。

今夜はまたサッカーだのF1だのと中継番組があるが、そろそろ心を鬼にして生活を守らねばならぬだろう。レース本番まであと1週間だ。

6月18日 ゲソ売り切れ

だるいのはいつものことだからチャリで出撃した際は気付かなかったが、今日は明らかに足が回らない。昨日の疲れもあるけど、ここ数日バイオリズムがドン底にあるのだと思う。呼吸力の強化も兼ねてるから、苦しければ苦しい程いい練習にはなるのだが。400mUPの美鈴湖でもうイヤになり、さらに200mUPの渋池では止めるつもりでスローダウンしたが、タイム計測のためもう100mUPの第2CPまで頑張ってみる。もちろんタイムはズタズタで、しかも完全に足が売り切れた。トレーニングと言うより、坂への恐怖心を植え付けられた気がする。
misuzu0618ともかく美鈴湖まで下りて、遊歩道を歩いてみる。梅雨の晴れ間の土曜、やはり釣り人が多い。いつもは通過するだけのポイントだけど、まったりしてみると意外に、山に囲まれたひっそり感がいい。チェッカーズの「愛と哀しみのラストショー」が似合いそう(誰も知らないか)。

夜は電器屋に行ってDVDレコーダーのパンフを漁ってくる。自分は録画して観るほどテレビ好きではないので無用だが、実家の親父が「DVDってどうやって観るんだ」と嘆いている。いや別に、父の日にどうのこうのという訳ではない。だいいち今年の私にはそんな余裕が無い(以前はiBookを身内にばらまいてたのだが)。ただ、「もし買うならどれかなー」とパンフを眺めるのが趣味なだけ。でもDVDレコの歴史をちゃんと学んでこなかったせいで、どれがいいのかさっぱり分からん。好きなメーカーはPioneerなんだけど、東芝や松下あたりが簡単そう。

6月17日 雪渓に向かって走れ

深夜サッカーを観たあと豪快に眠ってしまい、またしても大寝坊だ。急いで生卵乗せカレーを食って気合いを入れ、チャリで出撃。近頃ダラけてるので、距離とアップの両方を稼ぐことを念頭に、まず大町市へガンガン向かう。
2時間弱で着いた木崎湖なんぞには目も呉れず、小熊山(林道小熊黒沢線)を登り始める。何でもインターネット情報によれば、この山からの景色が良いとのこと。ただし名前の通り熊が出るらしいから、念のためケータイのMP3機能を鳴らす。それまでの平坦な道から一転してぐんぐんと標高を上げて行くが、時々足を止めて写真を撮る。激ユルのCECILじゃなくて、QUEENのBICYCLE RACEみたいな、やる気の出そうな曲を入れておくべきだね。
途中、小熊山山頂へのトレッキングコース(片道20分)があるので、予定外だが歩いてみることにした。10mも歩くと、さっそく熊の足跡が…。やっぱやめた。
fromkogumaチャリでだいぶ登ったところで、目的地のパラグライダー場に到着。うわ〜、この俯瞰は凄いわ。写真じゃうまく表現できないけど、かなりの高度差感と広がりのある景色だ。大糸線の電車がチマチマと動いているのも見える。草地に座ってまったりと眺めるも良し。
帰りは、北側に下りることにする。北アルプス鹿島槍ヶ岳や五竜岳の雪渓に向かって走るとハイな気分。路上にたむろする猿たちを蹴散らして(いやどいてくれただけ)、スキー場まで下りると牛の放牧が見られる。夏のスキー場をサイクリングするのって妙に楽しいんだよね。ここからさらに西側に下りる。
あとはマクドで空腹を紛らわせ、アウタートップのハイスピードで松本に帰った。そんなに急がなくても雨夢最終回には間に合うのに。

6月16日 フレンチバルブ

朝は雨。午後に止む見込みであるから、わざわざ午前中にトレーニングに出る道理はない。昼にはほぼ止んだので、予定通りチャリに乗る。今日こそはガッツリと鉢伏山に登りたい、が、山の方は雲がかかっており、おそらくあの中は雨だ。とりあえず牛伏寺(ごふくじ)に寄り道。これもけっこう登る。年始には大勢の初詣客が訪れるこの寺だが、平日はほとんど人影もなく、山奥にひっそりと大きく構えている。松本に大地震をもたらすとされる牛伏寺断層の、名の由来としても有名だったりする。
franceゆっくりとお参りしたあと、鉢伏山は諦めて(すっかりヘナチョコだ・・・)もうちょっと道なりに登る。急峻な沢に、フランス式階段流路が造られている。大正時代の構造物で、なるほど独特の美しさがある。見物中に雨が本降りになってきたので退散。俺のタイヤチューブもフランス式だぜ。

で、今夜はサッカーのコンナンタラカップである。朝型生活の定着を目指しているのに、キツい時間帯に放送しやがる。ゆえに、先に寝てしまおう。

6月15日 赤いグラブ

朝練を習慣化、の野望は疲労感と降雨でついえた。難しいもんだな。雨がほぼ止んだスキに銀行巡りや日用品の買い物を済ませ、某ハンバーガーショップでパオチキンを食べる。したらまた本降りになってしまった。傘がないので止むまでボケボケと待つ。
ウチに帰って、チャリの整備をちょっとだけやってみる。気分が乗って来たので、汚れを磨いたり、異音のする箇所を分解して直してみたりする。というかよくよく調べると、こんなにも破損箇所だらけのチャリンコになっているとは思わなかった。先代の同型チャリの部品も利用して、オーバーホールを施した気分。
shinaguraent気がついたらもう夕方6時。せっかくサイクリング用の赤いグラブを新調したところだし、近場で楽な稲倉峠へ向かう。で、登り始めて気がついた。「ここって先日、熊の足跡のあった場所じゃないか!」・・・昼間ならともかく、夕闇に特攻む場所じゃない。かといって引き下がる訳にもいかず、携帯電話のミュージックプレイヤーをガンガン鳴らす。滅多に使わない機能だが、メモリにはRie fu1曲とCECIL数曲が残っていた。音楽を聴きながらチャリを漕ぐのはいい気分だが、森を見上げるとそこに熊が居るんじゃないかと不安になり、ブルブル震えながら峠に達した。

さて、どっちに下りる??

しばらく葛藤した後、足跡の目撃箇所を避けてそのまま向こう側に下りることにした。が、その時である! 「ガサガサッ」…おいおい勘弁してくれよ、茂みに何か居る。鳥肌を立てながら、来た道を引き返すことにした。ベルを鳴らしたり、音楽に合わせて歌ったりしながら。女声にキーが合わないが・・・。たいした距離じゃないのに、人里の有り難みをたっぷり味わう羽目になった。

6月14日 ガキの使いだった

夜通し起きてた後、チャリで浅間の激坂へ。これまで「重いギア比で登るロードレーサーの方々に申し訳ないから」という理由でほとんど使わなかったランドナーのインナー1速を、ついに本気で解禁。戦いの為には、もはや手段を選ぶ余裕はないのだ。するとどうだろう、目論み通りタイムが早くなった。無理をせず中間地点(700mUP)で終わりにしたが、今日のペースで走り切れれば良い記録が出そうだ。それでも究極目標である“クラス内10位以内入賞”は絶対無理。ガキの使いみたいなトレーニングをしてる場合じゃなかったかな…。
asamaview引き返し途中まで下りて、数年前の山火事の影響でまだ禿げ山になっているポイントに行く。ここから箱庭気分で松本市街を見下ろせるのだ。午前8時半。みんなあくせくと出勤や登校をしている頃だ。まったりと座って自動車の羅列とかを眺めながら、どうしたら自分、この街でうまくやっていけるのだろうかと想う。まぁ今は考えるべきことじゃない。
昼は動画ファイルでも眺めながら、うだうだと体力の回復を待つ。夕方前に今度はジョギングへ、いつもの田溝池コース(10km)をゆっくりと。朝練夕練をこなしたことになる。ぜひ習慣化したいのだが。

6月12日 踏切の涙

「チャリで白馬までの往復なんて余裕だ」なんて昔公言したことがあったが、未実行なので今日やってみることにした。行きはLSDを意識してなるべく停滞しないように、木崎湖・中綱湖を華麗にパス。後立山連峰や雨飾山を背景とした青木湖はさすがに美しいが、それをも横目にしながら佐野坂峠を越え、2時間40分で白馬駅前に到着した。帰りのことを考えると、さすがにここは遠いと感じる。ジャスコのベンチでレモンコークをあおりながら、昨日買ったポッキーを貪る。
shirouma帰りは、普段見慣れない山々の写真を撮りながら進む。白馬の語源となった「代かき馬」の雪型もはっきりわかる。青木湖では岬の湖面に降りてみたりもした。さらに中綱湖をへて木崎湖に向かう。
その時である。周りに田畑しかない小さな踏切で、乗用車が脱輪しているという非常事態を発見。現場に駆けつけてみると、踏切を塞いで私の交通を妨げたことを詫びてきた。「押しても動かせないんですか?」と聞くと「はい、いま人を呼びましたし、列車も止めました」。…そんな、一生に一度あるかないかの不幸を、実に冷静に言ってのけるものである。まだ30代と思われるヤンパパで、幼い娘2人が事の重大さを理解せずに周りでぴょんぴょん遊んでいる。私はしばらくそこに留まることにした。いざ持ち上げるって時に男手が必要になるかも知れないことと、野次馬根性半分である。やがてJRのライトバンとJAFのトラックが到着して、ジャッキアップ。さて、どうやって前へ動かすの?
そこへ近所のオッサンが、営農サンバーを駆って鉄製のハシゴを持ってきた。これがGood Job!! 脱輪していた車輪がうまい具合にハシゴに乗り、乗用車は脱出成功。JR職員はケータイで列車運行再開を指示していた。私は退散。となりの海ノ口駅に寄ってみると、まだ出発できないでいる列車の中で、乗客たちが退屈そうにしている。もうちょっとだけ我慢してね。
アルプスの夕陽に見とれながら帰路を急ぐも、途中からナイトランになってしまった。スキヤでキムチ牛丼セット特盛を食らってから帰宅。

6月10日 雨と風呂のあとに

今シーズン初めてヘルメットを冠った。気合い充分、ツールド美ヶ原のレースコースでタイムアタック。はじめから飛ばす。浅間の激坂ですぐ呼吸が上限を突いた。これすなわち修行不足なり。腕力で登ろうにも、そっちに酸素が回らない。次第にペースはまったりとしたものに。それでもスプリットタイムを気にして時々頑張ってみる。特に後半に現れる長い急坂は、毎度ここで精神的にプッツンして大きくペースダウンしてしまうので、そうならないように気をつけた。
終盤のハイスピードバトル区間になると、霧雨が降ってくる。長野県に梅雨のはじまりを告げる雨だった。とたんにウエットコンディションになり、下り坂ではブレーキングも余儀なくするが、本番も雨の可能性があるので、ライン取りなんかも重要な課題だろう。
最後にひと登りして、ゴールの天狗の露地へ。タイムは1時間30分14秒。先月のデータより10分早いが、自己記録更新には至らなかった。そういえば足も呼吸も全然使い切っていない。今日の凡走は、多分に私を弱気にさせた、腰痛によるものだ。まずこれをもうちょっと何とかしないと、勝ち負けにならないよー。
rainUTそんなことより、今日ここまで登って来たのには訳がある。自然保護センターに入館し、熊情報板を見るのだ。それは「くまっぷ」とかいうふざけた名前が付いていて、熊や糞、足跡のポイントが印されている。この山域にもツキノワグマが棲息してやがることが判明。林道や山道に入る時は気を付けよう。
退館する頃には霧も深く、本格的な雨。ウインドブレーカーはすぐにびしょ濡れになり、体感気温が急降下。人里に下りる頃には指がしびれてしまった。すぐに風呂に入って溶かす。

6月9日 カントリーロード

意外に高気圧が頑張ってて、まだ梅雨入りしない。しかしぼちぼち最後の晴れ間になるかも。というわけで昨夜、「チャリで日帰り軽井沢」という計画を立ててはみたが、今の体力じゃ無理と判明。それじゃ何処に行こうかと地図を眺めたりサイトを巡ってるうちに、ひどい夜更かしをした。
例によって大寝坊で起きたが、昨日まるまる休んだにしてはダルい。おい、梅雨前にバテルなよ。で、アクティブレスト(?)として隣り町の明科へ出かける。そろそろ名物のアヤメが咲いてるかな、と思ったら全然まだだった。そのまま旧四賀村に入り、ゆっくり坂を登る。普段あまり通らない田舎の道をチャリで流すのはいい気分だ。
urashinagura仕上げに裏稲倉峠も登る。まずクルマの来ない、静かな峠である。それを越えて半分下りると、稲倉城址への遊歩道を発見。本郭まで600mとあるので立ち入ってみる。が、とても急な坂でキツい。ほどなく、熊の足跡らしきものを発見。この山域にも居るのか…? 念のため、ここは敗退することにした。次は鈴を持って来よう。

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