7月23日 軽井沢への重い業

昨日、足が「走り足りない」とほざきやがった。なら嫌と言う程走らせてやる。たしか先月「今の体力じゃ無理だ」と思って廃案にした、松本⇔軽井沢の日帰りサイクリングプランがある。実行に移せ。そもそも一日170kmを超える距離が平地でも未経験な上、大小たくさんの峠を越えなければならない。

というわけで、朝の5時半に松本を出撃。目標は日没までに帰って来る事。すぐに第一関門の三才山トンネルへ登り500mUPが始まる。予想外に雨が本降りになり、避暑地に着く前に体がヒエヒエになる。
mochizuki丸子町側に降りると雨は止む。長門町から立科町へ、地図からは確認しにくいごっつい峠がある。ここからは中山道に入り、芦田宿、茂田井宿、望月宿と、所々江戸時代の風情を残した宿場町のアップダウンをクリアして行く。望月町は9年前のGW合宿で買い出しをした際、確か映画館があって「小さな町なのにがんばってるな」と思ったのだが、今日ぐるぐる探してみても映画館は見つからない。記憶違いなのか、潰れちゃったのか。今は望月町ではなくて佐久市に編入されてるし。
八幡宿、塩名田宿、岩村田宿、小田井宿、御代田宿。もう疲れてるのに、ここからさらに登りがキツくなるが、北国街道と合流する追分宿に至る。狩人の「コスモス街道」(あずさ2号の次に売れた曲)に歌われているので感慨深い。「右は越後へ行く北の道 左は木曽まで行く中山道♪」コスモスは咲いていない。

11時過ぎ、ついに軽井沢駅に到着。ここまでコンビニ休憩以外は5時間半走りっぱなし。帰りもそれだけ走らなきゃならないと考えると、大変気が重い。ともかくハヤル気持ちを押さえてまずは碓氷峠へ。駅からすぐだけど。うわぁい群馬県群馬県。霧で何も見えないし、寒い。さすが避暑地軽井沢。
引き返して駅の南側に降りると、巨大アウトレットモールがある。土曜日ということもあるが、大変賑わって繁盛している。これだけでもセクハラ大魔王●さんの力たるや、某国の主席なんかよりも強かったんだなと感心できる。
karuizawaTBレンタサイクルじゃなくて自分のチャリで観光してるのは珍しいかも。旧軽井沢に行くと、歩行者天国のメインストリートはさらに人だかり。見ろ!人がゴ(しつこい)。郵便局にチャリを置いて、ソフトクリームだけ食って無駄に歩き回ってたら、2時間が経過してしまった。ここを観光するのは初めてだったから…。帰りはマジ急がないとやばい。

追分宿から北国街道に折れ、しばらく下り坂が続く。晴れて来たのはいいが、急に暑くなる。小諸懐古園をスルーし、海野宿も通過して、上田から松本街道に入る。最大の関門、青木峠への600mUPがつらい。登り坂ではもはや加速どころか速度の維持もできず、実に弱々しく進む。
最後に名も無き峠を2つ越え、19時前、日没ギリギリに帰宅。はい、もう嫌と言う程走りました。足が参ったと言っております。ちなみに距離は概算177kmで自己新。アップも合計2200mで自己記録大幅更新。明日の事は知らないが、今日は満足感でいっぱいだ。

7月19日 チャ梨花

TOYAfrom2珍しく朝寝坊せずに起きて、涼しいうちにチャリで浅間の激坂に行く。そろそろまた本腰入れて体を鍛え直さないと、と思って頑張ってみたが、すっかり足は弱っていて売り切れ。立ち漕ぎを多用せざるを得なかった。700mUPの第二チェックポイントまで。
夕方に、左足首の完治を祈願してまたクルマでほりで〜ゆ〜温泉に行く。回数券を持ってるとついつい通ってしまう。帰りに堀金村ベイシアスーパーで加工食品を安く買い溜め出来るという利点もあるし。

ところで最近、某商品の購入を検討するべくネットオークションをウォッチしてるが、いわゆるチャリンカーが大量に激安出品していて、心が揺れる。最後のババさえ引かなければメチャ得という、仕手株のようなチキンレースだ。
しかし仮に自分が得をしたとしても、その分泣く人間がいる。ゼロサムどころか明らかに世の中を悪い方向に向かわすことになるだろう。そんなダークサイドに手を貸す行為は、まず良心が咎めるべきだし、いずれは自分の生活を脅かす。
私は去年詐欺被害に遭っているが、金額よりも、そんな事実が恨めしい。

それにしてもチャリンカーって俗称はチャリダーと紛らわしくて迷惑だな。

7月17日 マイファニーサイクリング

a-karasu昨日のパソコン漬けでまた生活を乱し、一日の活動が夕方から始まる。今日は「あづみ野やまびこ自転車道」の、ジョギングでは行かない堀金村以北をチャリで見に行く。大口沢を経由する際に往復で300mアップ程ある以外はほとんど平坦だけど、これこそ極めてフツーでファニーなサイクリングなんだよね。いつの間にか「高い所に登ってこそサイクリング」という妙な価値観が出来上がっていた。自分の原点は江戸川サイクリングロードであるのに。反省。

7月15日 無題

捻挫中(?)の左足首が痛痒くなってきた。いろいろ無理はかけたけど、ようやく回復軌道に乗ったようだ。自然治癒力万歳。
misuzukoBS本当は今日という日にやりたいことがあったのだが、この足では明後日あたりに延期だ。足首に負担の無いチャリでゆっくりと浅間の激坂を登る。野生の鹿が2匹いて、逃げてった。アップは美鈴湖まで。最近は習慣化してないせいか、普通に疲れた。
冷蔵庫の中がほとんど空っぽで、食事はネギご飯・卵ぶっかけでしのいでいる。明日は野菜をいっぱい買って来よう。

7月13日 プロジェクタX

生活の乱れ極まり、夜更かし暁を覚えまくり。左足首は相変わらず使い物にならず、ならばチャリに乗ってみてはどうか。腰痛以外の万病を治す不思議なチャリ、大事にしていたランドナー。お庭で雨に濡れていた。17日ぶりにまたがってみる。チャリンコ人生でこれほどのブランクを空けたのは初めてで、久々の感触は何だか重い。だけど足首には負担が掛からないみたいで、ガンガンと大町市へ向かう。やがて緩い登りが延々と続くのだが小雨の中、完全ノンストップで標高1433m、扇沢に着いた。まだ朝8時10分である。
kurobe-rainbow実はここ扇沢からアルペンルート最高点の室堂までの往復が¥8,500¥5,770と安くなるクーポン券を後生大事に持っていたのだが、期限が明後日で切れるので是非使ってみたかった。天気悪そうだけどな。まずトロリーバスに乗り込む。バスなのにサウンドが電車だし、架線のあるトンネル内をけっこう飛ばす。頭の中には中島みゆきの「地上の星」がエンドレスに流れる。黒部ダムに着いて、左足をかばいながら展望台へのトンネル階段を登る。そこでむらよしが観た景色とは…?
tateyamaEケーブルカーを経由してロープウェーに乗り込む頃には、興奮のるつぼにあった。なんでチャリンコでちょっとの距離に住んでいながら、今までここに来なかったのかと。高度を上げるに従って、Tシャツ一枚じゃ寒くて耐えられなくなる。立山直下を貫通するトロリーバスの終点が室堂。実に標高2450mまで来た。でも足が悪いから軽く散策だけして帰ろうね。
・・・おい、ふざけるな。あこがれの3000m峰、立山山頂はすぐそこじゃないか。足に魔法を掛けてでも登れ。逆に悪化し始めた天候とスピードを競いながら、岩稜を制し私は一番高い所に居た。プロジェクタのスクリーンじゃお話にならない、全方位の繊細で雄大な地球を感じるか。空気は冷たいか。岩を掴む両手は痛むか。
MURODOfromFUJI魔法もクソも無い、左足首は一歩ごとに金切り声を上げる。おかげで下山には時間がかかり、扇沢への帰りは最終便になってしまった。混むんだろうなと思ったら、トロリーバス乗客オレ一人!? ロープウェーもオレ一人!? ケーブルカーも…。
17時51分、チャリに戻る頃には大雨。空腹が限界なので街へ下りた所のマクドに寄る。セットが安くなるクーポン券を後生大事に持っていたのだが、期限が明日で切れるので是非使ってみたかった。
松本への帰路は睡魔との闘いとなった。ともかく、チャリダーむらよし復活である。

6月26日 力ずくで得る幸せ

記録的な猛暑にやられ、刻々と悪化してゆく体調。暑いんだけど寒くて痛い、という風邪のような症状だ。朝までに治るよう祈りつつ、氷嚢をして寝る。

こうして6月26日の目覚めを迎えた。若干の症状は残るが、こんなものはなぁ、走ってるうちにどうでもよくなるんだ! 消化器官がまともに働くか分かんないけど、スパゲティ150gとVAAMチャージを腹に詰め込む。
asamastartレースが始まると、すぐに先頭集団に追い付くべくスタートダッシュをかける。この時はまだ入賞を諦めていなかった。沿道から「ランドナー速ぇ」なんて声がかかると余計調子に乗って、誰も通ろうとしないインコースからごぼう抜き。先頭集団のすぐ背後に迫る。かくして普段8分余かかる最初の激坂区間を7分余で通過。いくら何でも無理し過ぎだ。ここからは自重する。
やがて脇腹がキリキリ痛くなる。単にボトルのエネルゲンに体が拒絶反応を起こしただけの気もする。いよいよ締め殺されそうになったので、一旦止まるようなスローダウン。すぐに回復していつものペースに戻す。まだまだ頑張って、悔いのない強気の走りをしたい。それが楽しいんだろ!
終盤は腰痛とも闘う。息も足も気力もいっぱい。己は限界の苦しみを乗り越えて新たなる地平を見たか。ゴールして時計を見て、確かに私はガッツポーズをした。いや正直、もうちょっと上を狙えると考えていたのだが、今日の体調なりには力を出し切る事が出来たのだろう。昨日までの二ヶ月間は無駄ではなかった。
ゴール地点で、今大会で唯一の知り合いのS浦さんと会う。怪我を押してまで参加を決行したらしい。他の人は最初の激坂にビビってエントリーを見送った模様? まぁ都合もなかなか付かないだろうけどね。
lastslope私はゾンビのようにふらふらと歩きながら、写真を取りまくる。これはもはや趣味かも。日射が強烈で、足が進まないんだけど。今年は見事なレンゲツツジの咲きっぷりだ。

下界に降りて帰宅し、まず風呂。食欲が全然無いのでカロリーメイトをかじり、再び会場へ。焼けるようなアスファルトに尻餅を焼きながら座る。S浦さんのMTB女子入賞表彰を見届け、お楽しみの抽選会へ。ハイ残念。スーパーで甘い物を買って帰る。

とりあえずの短期目標を終え、目の前が真っ暗になって絶望してしまうかと思いきや、まだわりと充実した気分だ。

(詳しい参戦記は近日中にホームページの方にアップします。)

レース速報

入賞は大幅に逃すが去年より12分44秒早く、
3年前の自己記録も2分21秒更新。
1時間24分11秒。
ゴールの天狗の露地より。
050626_0939.jpg
(夕刻、細かい数字を訂正)

6月25日 熱いきつね

短期目標としていたツールド美ヶ原を明日にひかえ、直前練習として稲倉峠に出た。キツい走りはせず、メカチェックを主眼にギアチェンジを頻繁に行った。あっという間に峠に着いて、裏側へ降りる。キツネが前を横切った。(関係ないけど昨日からFirefoxでこのBlogを書いている。)
imanakaシャワーを浴びてからレース受付に行く。ルーフキャリアにチャリをくくり付けたクルマが、全国から松本浅間温泉に集結している。会場では有名な今中大介選手がステージを盛り上げていた。
見回してみると、クラス別のMTB以外はみんな超やる気マンマンのロードレーサーだが、数台のランドナー(旅行用自転車)も見掛ける。今年こそランドナー王はこの俺だよ(?)。
さらにあたりをキョロキョロと見回して、知った顔がないかと探してみる。いない。配布された参加選手名簿もざっとチェックしてみたが、去年妙に多かった筑大サイクリング部関係者はほとんど見当たらなかった。
それにしても猛烈に暑い。暑いというより熱い。最高気温35.9度だって。みんなやられちゃえばいいのに。

つーか自分がやられてるし。夜になってもバテが回復しないので、明日レ−ス後に食う予定だった板チョコを、我慢しきれずに頬張ってしまった。吉凶やいかに…。
まぁたかがホビーレースだよ。落ち着け、俺。落ち着け、俺。

6月23日 さあ野麦峠

わたしはまだまだ山へ籠らなければならない。ものすごくやる気無さげなペースで、野麦街道を西へチャリを漕ぐ。行き先はズバリ野麦峠。「峠の知名度ランキング」でもやれば五本の指には入りそうだが(他に碓氷峠、大菩薩峠、天城峠、鈴鹿峠あたりがライバル?)、おおまかにでも場所を知っている人は少ないだろう。
なるべく疲れを残さぬよう、決して「急ごう」なんて欲が出ないように時計もケータイも家に置いて来た。トンネル連続地帯がイヤだが、それを抜けると旧奈川村の、素晴らしく交通量の少ないド田舎を走る事ができる。沢沿いの明るい道を少しずつ登っていくと、腹が減って来た。このままじゃハンガーノックだけど停まりたくない。
そこで、チャリを漕いだままランチにした。フロントバッグからパンをまさぐり出して食う。どうせ誰も見ちゃいないよ。もう一個食う。ジュースも飲む。
出発から推定3時間半ほどで、標高1672mの峠に到着。飛騨が見える。3年前はトレーニングの仕上げとして、この峠を越え旅に出たものだ。今日は残念ながら引き返す。「あゝ野麦峠」は近日中に読んでみたい。映画版も観られるといいが。
nomugikawaura

6月22日 自転車男はつらいよ

パワー重視のトレーニングをする為、レース中間地点の第2チェックポイントまでとしてタイムアタック開始。浅間の激坂を必死に漕いでると、前方にロードレーサーの人を発見。小心者なので(と安全面から)相手は選ぶが、ともかく抜き去る。で、一度抜いたら返り討ちを喰らわないよう、全力で逃げる。おかげさまで、第1チェックポイントまで[3.5km350mUP+1.5km平坦路]を20分ジャストという好記録で駆け抜けた。
しかしその後は呼吸制限いっぱいを維持できたものの、いつものペースに落ちる。脳に血が回らず意識が薄れてつらいよ。でも全力を尽くす事ほど楽しい事もない。きっと本番は、そんな気持ちになれれば頑張れる。予定通り第2CPで時計を止め、さっき抜いた人に「こんな所で休んでんのかよ」と笑われないようにすぐ引き返す。急激に冷えた足がツリそうになった。
チャリで本気を出す練習は、今日で終わり。今日で終わり。今日で終わり。

densha昨日買ったカップラーメン(ああ確かに煮干醤油だね程度の味)を食って風呂に入って、身支度をする。山に蘢ってばかりいないで、たまには街に出て映画でも観ようと思ったのだ。折しも割引券が今日来たポスティング広告に付いてたし。タイトルはそう、「電車男」。脳に血が回らず、看護士役の女優の名がエンドロールまで思い出せない。物忘れがすっかり重症化してしまったものだ。
見終わったあと、何だか死神が襲って来るような恐怖感に震え、真っ先に外に出てしまった。そのままコーヒー豆を買いに行く。日常が還ってくる。

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