10/28 ギターが叫びたがってるんだ

土曜の朝、不摂生がたたって喉が痛い。おとなしく引き篭もって生姜を大量摂取しつつ、録り溜めたままのドキュメンタリー番組を消化する。パタゴニア極限レースやらTJARやら・・・こりゃ自分には無理だ。胃腸だけは丈夫なんだけど、登山技術がダメダメで。足が痛くなるのもイヤよイヤよ。

Wnnn日曜、大幅に寝坊したかいあって全回復。しかしいつもは自転車又はランニングで向かう美鈴湖に、今日はクルマで向かう。恒例のピラータ音楽祭、快晴に恵まれた。あくまで仲間内イベントだが、今年は参加者が増えてちょっと賑やか。一度は音楽で食ってくことを志した人と、完全に趣味でやる人と、演奏の雰囲気が異なる気がする。

前半は室外でバンドを聴き、後半は室内で器楽曲に加わる。自分はクラシックギターソロでオーバー・ザ・レインボー。ラブライブサンシャインの映画タイトル…とは関係なくて「心が叫びたがってるんだ」からの発想。ゆえに悲愴ソナタを強引にねじ込むが、このネタ分かった人いないだろうな。正直練習不足。続いてギターデュオはG線上のアリアとシチリアーノ(バッハ)。こちらは練習の成果は出たと思う。シチリアーノは評判も良かった気がする。また来年も参加できたらなあ! それを当たり前と思わず、生活を守りつつ精進してゆこう。

同時開催のがらくた市でiPod nano第7(最終)世代をゲット。第5世代を紛失し、第6世代は故障させて以来あまり外で音楽を聴くことはなくなったが、またジョギングのお供になるだろうか。帰宅後、セットアップはまだなので何も聴かずに近所を買物ジョギング。十月の週末が終わる。

10/20-21 日曜日にどこへも出掛けず 映像と音声を編集していた テュリャ テュリャ テュリャリャ

Chau土曜の10時キッカリ、来年4月の長野マラソンのエントリー合戦開始。例年より余裕があって55分くらいは大丈夫だったみたい。ホテルも確保済み。これで、一年遅れとなったが三年連続サブスリー賞に向けて取り組むことになる。言うは易く行うは難しを年々痛感している。泣いても笑っても、13年余り続けたマラソン趣味の集大成として、一段落のレースとしたい。

午後は小雨のなかギター背負って美鈴湖畔ピラータへジョギング。来週の音楽祭に向けて練習は大詰め。帰り、18時を過ぎればすっかり真っ暗な季節となった。星が見える夜も好き。

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日曜は素晴らしい晴天。だがクルマでちょっと買物に出掛けた以外は、ほぼ部屋に引きこもる。ツイッターのタイムラインに次々楽しそうな野外活動の報告が上がってきて焦るが、動画編集に没頭。という訳で先週の伊豆スカイライン国際ヒルクライムのチャリ載映像アップロードを何とか一週間で間に合わせた。スカイライン区間はアップダウンなので、5倍速にすると見応えがある。今日くらい天気が良かったらね。

→ニコニコ動画: 伊豆スカイライン国際ヒルクライム2018(5倍速編) #伊豆ヒル
→YouTube: 伊豆スカイライン国際ヒルクライム2018(等倍速) #伊豆ヒル

10/13-14 伊豆の登り子

Kuon土曜朝、松本駅から輪行し甲府で身延線の特急ふじかわ号に乗り換える。身延駅で途中下車すると、パネル展示があるなど意外に「ゆるキャン△」一色で嬉しい。せっかくなのでジョギングで片道5km、久遠寺をお参りする。菩提梯という287段の階段を歩き登ると、さすが日蓮宗総本山の威厳ある伽藍。えーと南妙法蓮華経とお題目を唱えれば良いのかな? 明日無事生還できますように。土産屋で「しまりんだんご」を見つけ、さらに駅前で「みのぶまんじゅう」も購入。早くも荷物がいっぱいいっぱいだ。バラ買いのまんじゅう3つは一瞬で胃袋へ。ほんのり醤油風味。

Aquaまたふじかわ号に乗り、富士で東海道線に乗り換え沼津駅で下車する。チャリを組み立てAqoursマンホールをいくつか見つけつつ、観光客で賑わう港エリアへ。沼津バーガーで深海魚バーガーセットを食い、深海魚水族館に入る。形や色の多様さに驚かされるし、深海のプラネタリウムも神秘的。シーラカンスの冷凍展示もある。シーラ、カンス!

淡島の前でGPS位置情報を拾い(スクフェサーには重要任務)、三津坂ヒルクライムを経て道の駅伊豆のへそへ。植物園の中をえらい歩いた先のMERIDA X BASEが、「第一回伊豆スカイライン国際ヒルクライム」の受付会場だ。壮大なBGMに整然と並ぶ200台のメリダバイクは一見の価値があるが、これ五年十年と維持できるのだろうか。

Spa伊豆長岡温泉で今日の疲れを癒し、ちっちゃいジャスコで食料を調達。スタート会場近くのキャンプ場の予約が取れなかったので、街中で堂々のゲリラキャンプ。

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日曜未明、テントを叩く夏の終わりの雨音にテンションだだ下がり。DNS?…だめだ、雨ニモ負ケズ(略)そういうものに私はならないと。という訳でずっしり重くなった荷物を積んで、日本サイクルスポーツセンターまで登る。雷鳴も聞こえる状況で600人くらい?、みんな頑張って参加するんだなあ。半袖の黒森峰ウェアでガタガタ震えるが、直前まで軒下で待機できたのは幸い。代わりにスタートは第1ウェーブの最後尾からとなる(チャンプと第2ウェーブの女子以外は申し込み順の配分と思われる)。空には虹が掛かり、ようやく天気が回復してきた。オーバー・ザ・レインボー! 場所柄「ラブライブ!サンシャイン!!」の痛ウェアが多いが、第1ウェーブには見当たらず。

Veloはじめはまったりパレード走行。登りに入り計測開始するが、なにぶん最後尾なので周囲はまだまったり空気。いかんいかん、踏まないと。調子良く順位を上げながら山伏峠に至る。ここからが、普段は自動車専用というふざけた伊豆スカイライン。右に相模湾、左に駿河湾を見下ろして、駆け抜けるのがもったいない景色。とにかく、肋骨のひびをおして強行出走して良かった。

Takichi最大標高差は500mに満たない。玄岳(くろたけ)を過ぎると下り基調のハイスピードバトルが始まる。雨に強いランドナーもここは苦手か、とうとう女子トップに抜かれる。奮励努力するも追い付けないまま熱海峠フィニッシュ、手元の時計で40分06秒。ああ気持ち良かった!

10koku十国峠レストハウスからは淡島を遠望。晴れて富士山が見えるともっと良かったなぁ。どんどん下がる体温、参加者チケットで海老かつバーガーセットを食うなどなるべくエネルギーを摂る。時間あるのでケーブルカーに乗るべきだったか。

一番の不安だった下山も無事済み、晴れ間にテントを広げて乾かしたりトイレで着替えを済ませたり。記念品を受け取り(順位198って言われたっけ)、表彰式を待たずに伊豆ベロドロームを後にする。修善寺駅まで下山し輪行。

Kariya伊豆箱根鉄道の踊り子号(駿豆線内は特急料金不要)で三島へ。のっぽパンを買い食いしてこだま号の下りに乗る。新幹線の各駅停車ってこんな感じなんだ。という訳で三河安城乗り換え、刈谷駅で途中下車。「夢と学びの科学体験館」16時の投影に間に合わせる。大きなお友達も結構入ってるね。もう何度も観たプラネタリウム版「planetarian」だが、投影館ごとに展示の工夫が違ってて、作品愛を競いあってるかのよう。ここではショートバージョンで、代わりに今夜の星空解説がしっかりしている。やはり光学式投影機の凛とした星空は良いものだ。

名古屋からしなの号に乗って松本まで、ぐるり一周の旅を終える。疲れは相当だが明日は有休を取ってある。これで今年のレーススケジュールはおしまい。けれど次まで間が空きすぎるなあ?

9/29-10/1 アクアリウムはいかがでしょう。どんな時も決して消えることのない、美しい鱗のきらめき。5万匹の観賞魚がみなさまをお待ちしています。

Wel雨の土曜、松本マラソンの前日。近所ジョギングのついでにスタートエリアの様子を見に行く。台風接近ながら運営が「開催の方向で」「最終判断は当日5時」と発表した。どう判断しても文句を言う人々がいるであろう厄介な状況で、粛々と準備を進めている。その心意気や良し、地元民としては静かに感謝するしかない。天気予報によれば明日の昼までは曇りで風も弱く、絶好のマラソン日和だ。

ところが一転、19時になって中止が決定された。ハナから絶望的だった名古屋方面に加え、東京方面も明日夕方から列車運休の見込みが立ったからだろう。参加者・スタッフの絶対安全や鉄道会社の働き方改革が近年の急速な流れであり、正義そのものだとは理解できる。だけど世界線がつまらない方向に収束しつつあるなあ、という思いもある。

「俺たちの松本マラソン」と称して勝手に走る人達も多いみたいだし、それに乗ろう。

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Aqua日曜の朝、乗ったのは「スーパーあずさ」だった。うわあい、初めての新型車両E353系! 近々東京へ帰省すべく特急回数券が手元にあったので、思い切って前倒ししたのだ。折角だから観光しようと車内であれこれ考え、降りた駅は山手線の浜松町駅。アニメ「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」の聖地、東京タワー水族館を訪れる。昭和感たっぷり、淡水魚メインのマニアックなこの施設は、何と四十年の歴史を今日で閉じる。惜別の人々でそこそこ賑わっているが、家主と喧嘩別れのためか、最終営業日であることを示すものは何も無い。

東京タワーもメインデッキだけ登る。松本清張原作の映画「鬼畜」の舞台で、三つ並んだエレベーターを見るだけでもう泣きそう。置き去りにされた女の子がかわいそう過ぎてね・・・一体あの後どうなったんだ。

フードコートで豚丼を食い、歩いて新橋駅に向かう道すがら愛宕山を発見。そういえばガキの頃読んだ学研?の漫画に出てきてて、行くのがずっと夢だったんだ。ぱんぱかぱーん♪と遭難しないよう気を付けて登山すると、頂にNHK放送博物館があって無料で観覧できる。8Kシアターでまったりしたり、冨田勲のシンセサイザー機が訳分からなかったり。

Gala都営地下鉄と東武線を乗り継いで、やって来ました西新井駅。足立区営の科学館ギャラクシティがあり、プラネタリウムをダブルヘッダーで鑑賞する。16時の回は「今夜の星空」で、プラネタリアンのお姉さんがノリノリ。館内中央、投影機が鎮座しているはずの場所は桟敷席になっており、投影は壁際5ヶ所のデジタルプロジェクターから行うという割り切ったシステムのようだ。

17時の回がお目当ての「planetarian」秋バージョン。郡山で見たのにまた来てしまった。入口のゆめみちゃんポップやパネル各種、上映前に行うカール・ツァイス創業地イエナの解説など、ここも作品愛たっぷりに魅せてくれる。置き去りにされたロボットがかわいそう過ぎる話に毎度しんみり。しかしいよいよ台風が近付いて「首都圏初の計画運休」が迫り、大きいお友達は少なく、ごく近所の小さいお友達がメイン客。内容は難しかったろうが、一人でも大人になるまで覚えていて、星の人を継いでくれると嬉しい。(あとファン界隈で有名な方がいらっしゃったようなので、特定できれば挨拶くらいしたかった。)

まだ電車が動いているうちに葛飾の実家に戻る。

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Ama月曜は有休。夜中は家が揺れるほどの風だったが、朝はもうドッピーカン。ジョギングで昨日行きそびれた西新井大師をお参りし、大師前駅から電車に乗る。東武大師線は初めてで、改札が西新井駅構内にしか無いのが面白い仕組み。乗り継いで牛田駅で降りる。

そこは迷路テーマパーク「アメージングスクエア」の跡地。ガキの頃からただの馬鹿でしかない私には攻略できず、いつかリベンジしようと思っているうち前世紀末に潰れてしまった。今でもスポーツ施設として生きていて、古い看板やキャラクター壁画が昔を偲ばせる。京成線を関屋駅から高砂駅まで乗り、ジョギングで実家に戻り昼食まで頂いて出発。

Tsukuba金町駅からまた京成線に乗り押上駅の東京スカイツリーへ。平日ながら「都民の日」で学校が休みなのでちょっと混んでる(長野県民の日なんて聞いたことないぞ)。展望デッキに登るとさすが台風一過の空気で、遠くまで見渡せる素晴らしい景色。これが東京、ずっと眺めていたいが時間を気にして地面に戻る。

東京メトロとJRで両国駅に移動し、いちかわ自転車店へ。ランドナー用の泥除けがずら〜っと並んでいて、未来ずら〜っ。自分のぼろぼろ泥除けをずっと國鐵廣嶋ばりにガムテープでごまかしていたが、やっと換えの部品を手に入れた。急ぎ新宿へ乗り継ぎ、16時ちょうどのスーパーあずさ23号に間に合わせる。もう台風によるダイヤの乱れは解消していて、ブログの下書きさえ終わらぬうちに松本駅に到着する。無事帰宅。

やっぱりマラソンを走れなかったのは悔しいけれど、ラストチャンスだった東京タワー水族館など、存分に代わりの楽しみ方ができた。あと、むらよしギムナシオンページに去年10月の草津温泉フォトロゲイニング参戦記をアップロード。ロゲイニングはいいぞ。謎地図を読み解こうっていう一種の知性を持った人が集まる、つまり厄介勢が存在しないからな。

9/22-23 山雅ものぐさ彼岸まで

土曜、クルマで久々に信州スカイパークへ。やまびこドーム付近から10kmコースをジョギングし始めるが、信州花フェスタ2019の関連工事で一部が塞がれており、迂回路というか短絡路になっている。460m程短いらしい。祭りは楽しみだが来年6月までこの調子とあっては、記録計測に何らかの工夫が要る。このコースは松本ランナーにとって大切なベンチマークなんだ。とりあえずドーム周回を入れて少し長めに走り、2周で20.8kmとした。ヘトヘトに頑張って平均4'47"/km…マラソン直前週にしては脚が重すぎる。

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Wel日曜も信州スカイパーク行きだが、クルマではなくゆっくり自走にする。この方がストレスが無くて良い。コースに入ってもラップは取らず、好き放題に寄り道やショートカットをしてアルウィン前へ。サッカーJ2の試合日で大盛り上がりの雰囲気。物販があるので松本山雅FCのリストバンドだけ買う。マラソンで付けてみようか。

新村の「ものぐさ太郎」まで走り25.4km。去年潰れた懶亭(ものぐさてい)が、別資本でリニューアルオープンしたので気になっていた。十割そばと山賊焼を注文、なかなかの味とボリュームである。北新駅から電車で帰宅。月曜は秋分の日の振替休日だが普通出勤日につき、もはやこれまで。

30km以上の長距離走がご無沙汰で、スタミナもスピードも衰えたまま。でも走れなくもないかな、松本マラソン。

9/15-17 諏訪のうみには祭り多し

美鈴湖畔ピラータのギターサークル日はずっと晴れの特異日だったのに、この土曜はとうとう雨。出発ギリギリまでクルマ使用も考えたが、ギターに手製の合羽を着せてジョギングを敢行。見慣れた風景も雨だと違って見えて良いものだ。無事到着し、シャツを着替えるなど。先月までは暑さにクラクラしながらだったのに、もう身体の冷えに気をつけないといけない季節。食事と練習を終え帰る頃には真っ暗。雨は止んだが霧があって、ヘッドライトがあまり届かない。これはこれで、ブラックアウトした街を走っているような幻想。

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Suwako先月と来月にお金が掛かるので、今月は松本でじっとしている。しかし諏訪くらいなら行っても良いだろう。日曜、電車に乗り岡谷駅で下車。冨士アイス岡谷店で「じまんやき」をあんことクリーム1個ずつ買い食い。それからジョギング開始、諏訪湖畔を南側から周る。半周ほどすると異世界魔王やのうりん、ラブライブの曲が聴こえてくる。野外ステージで「この素晴らしいSUWAにアニクラを!」というイベントをやっていて、若い人たちがすごく楽しそう。眺めていたいがこちらはジョギング中の身、またね。岡谷市に戻ると「諏訪湖YOSAKOI」で盛り上がっている。ケバいパパママとその子供のイベントだが、アニクラと根は一緒か。

釜口水門で引き返し、丁度ハーフマラソンの距離となる下諏訪ジャスコで終了、ってジャスコ潰れてるじゃん。でも冨士アイス下諏訪店は隣に移転していて健在。あんこ、クリーム、あんチーズを1個ずつ買い食い。菅野温泉という銭湯で汗を流し、すわのねオルゴール館や諏訪大社秋宮に寄ってから電車で帰る。

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月曜も祝日で休みだが、とうとう体調を崩したので引きこもる。NHK-FMの9時間番組「ラブライブ三昧」を聴きながら作業・・・いやなかなか作業にならんわ。それでも昨年のコモロゲイニング参戦記をアップロード。自転車の草レースで入賞なんて生涯最初で最後だったかもと思いつつ。そして、10月の予定がやたらタイトで参加できるか微妙だが、今年もエントリーしておく。行けたとしても今は車坂峠まで登る脚力があるかも怪しいし、温泉巡りを楽しもうと思う。

9/8-9 シーズンイン ザ レイン

Shinar松本では強風による農業被害があったものの、市民生活は平穏が昨日に続く今日。涼しくて、先月までの猛暑がどんなものだったか…もう思い出せない。

長雨でもジョギングくらいはできる。土曜はあづみ野CRを堀金まで行って帰ってくる平地26km、日曜は三才山側から美鈴湖ピラータ〜林道湯ノ原線の山岳21km。月末のマラソンまでに急いで脚を作り直したいが、とりあえずスローペースで走り慣れるところから。

という訳で去年の第1回松本マラソンを振り返り、参戦記をアップ。7月中旬まで頑張っていた去年と違い、今年はシーズンオフが4月下旬からと長かったので、より慎重にペースを考えないと。せっかくの地元、かっこ良く走りたいものだが。

8/26-27 不思議な不思議な石炭袋 北がケンタウルスで南十字

日曜、超早起きしてマウンテンバイクサイクリングin乗鞍の応援に行くつもりだったが、やっぱり寝坊してしまった。会いに行けなくて申し訳ない。つーか私が寂しい。スズメバチ騒ぎがニュースになっていたが、去年の人災に比べればこういう天災は仕方がないだろう。午後は九州旅の報告を兼ねて美鈴湖畔ピラータへギター担ぎジョギング。久々に走る。

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Segaぼろぼろに疲れていることを前提に取っておいた月曜有休。そういえば18きっぷが1回分余ってるし、唐突に東京方面の始発に乗り込む。お目当ては池袋のコニカミノルタプラネタリウム満天。まずチケットを取っておいて、これも唐突に思い出してサンシャイン通りに戻り「セガのたい焼き」を買い食い。セガロゴ焼きは裏面に社是が刻まれててファン歓喜。あとAqours焼き、ちかっちが可愛いので二年生セットを頂く。共に生地重点の食べ応えかな。期間限定で金型コストもあるのかちょっと高いが、機会があればまた食べたい。

Mantenいよいよ上映時間。12時の回は「銀河鉄道の夜」。伝説的ロングヒット作品で富田林田舎ちゃうもんでも観たが、ここの映像と音響のシステムは圧巻。美しくも悲しい物語に涙が流れてしまった。奇しくも今日は宮沢賢治の誕生日。

続く13時の回は「南極ヒーリング」。室内は謎香水ガスに充たされ、夏季白夜の風景と冬季極夜の星空が凛としている。なかなか南半球をやってくれるプラネタリウムって無いから嬉しい。ケンタウルス、南十字、石炭袋、カノープス、逆さまのオリオン…。銀河鉄道で宇宙よりも遠い場所を旅するダブルヘッダーだった。難点は公営館の数倍かかる料金だが、これも機会があればまた来たい。

鉄道はどこまでも続いているのに、松本にとんぼ返りしちゃうのが何だか情けない。せめて塩尻で途中下車して、松本の自宅までジョギングで帰る。

8/4-5 はちもりはいつも晴れ

Nomata土曜の午後、松本ぼんぼんに背を向けるようにフル装備のチャリで朝日村へ。さらに奥地へ登った所に、あさひプライム野俣沢林間キャンプ場がある。せせらぎのフリーサイトにテントを設営し、とりあえずご飯を炊いてレトルトカレー。このままうだうだしていたいが、ご飯が足りないから仕方ない。チャリで村の中心部へ下りる。

Onatsu

村役場の新庁舎を覗くと、大会裏方のMさんKさんらに遭遇。すなわち松本ロゲイニングのスタッフさんである。さらに建物内で、羽多野渉=サンのサインを発見! アニメでメイン級キャラを数多く務める声優で、村が産んだ二大スターの一人と言えよう(あと上條恒彦=サン)。運動広場では「お夏まつり」が開催中。こんなに子供が住んでいるのかと驚いてしまうほど盛況、と言ったらスゴイシツレイだろうか。謎歌で楽しそうに踊っている。「信濃の国ハッピー&パピー・バージョン」は私がニコニコ動画にハマった元凶なので、なんだか懐かしい。たこ焼きなどを食いつつ見物。たこたこ〜。

カメラマンのHさんにも遭遇。初代チャンピオンを狙っているのなどと聞かれるが、そんなタマじゃないし夏場は特にトレーニングしていない(7月は150km足らず、これでも頑張った方)。時間内完走さえ出来れば良い。何時間制限か知らんけど。ところで夏まつりじゃなくてお夏まつりなのは、お夏の伝説に由来しているようだが、詳細は不明。イベントはまだ続き最後には花火もあるようだが、明日は早い。キャンプ場までヒルクライムで戻り、シャワーを浴びて就寝。

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Start日曜の朝、寝袋なしだったもんで身体がキンキンに冷えてやがる。アイシングばっちり、寒さに震えながら村役場の大会会場へ。『第1回鉢盛山登山マラソン』。不思議な不思議な松本平、東に鉢伏、西鉢盛。筑摩野人なら一度は制したい山だが、個人で登る場合は役場から林道の通行許可が必要だったりで面倒。そこでこのチャンスにと軽い気持ちでエントリーしたのだが、ロード・林道・トレイル合わせて距離38.3km、比高1,620mというボリュームはなかなか想像がつかない。予想気温36℃もやばい。早々定員に達したという200名(+ショートコース100名)で和やかに記念撮影が行われたあと、7時に号砲が鳴る。

スロウスタートを心掛ける…つもりが、やっぱり押せ押せになっちゃうんだ。それでも先頭はもうはるか前方へ。最深部の御馬越(おんまご)集落を過ぎると林道エリアの砂利ダートになる。「標高が上がると涼しくなるよ!」なんて気の利いた標識を立ててあるが、逆に言うと「標高が下がると暑くなるよ!」とも言え、復路が恐ろしい。とにかく集中集中、じわじわと前を追い、後ろを離し。

Hanshaそれも長くは続かず、林道エイドあたりで失速。登山口に到達した所で17番目と言われる。もうレースって雰囲気じゃなくなり、のんびりバナナやきゅうりを頂いてからいよいよトレイルに取り掛かる。村界尾根まで距離900mで500mアップと云う急登がエグい。もう脚も肺も心臓も言うことを聞かないし、休み休みになる。尾根まで出たところで女性1位にも追い越される。自分はカロメゼリーを摂ってからリスタート。

ここから楽な尾根道…だが脚がつりそうで、しばらく歩いて回復を待つ。折り返してきたトップランナーが凄い勢いですれ違っていく。そう、急登ですれ違いになるのは面倒だがら、前半ここまで無理押ししたんだ。「富士登山競走は馬返しまで無理押ししろ」ってのと似た理屈だ。甲斐あってギリギリ間に合ったのだ。権現の庭や避難小屋を見て、標高2447mの山頂に到達。そのすぐ先に折り返し地点の反射板があり、スタッフさんから登頂証の木札を受け取る。これがないと完走扱いにならないルールらしい。

すっかり観光登山モードで、緊急連絡用に所持が義務付けられているスマホで写真を撮ったり、スタッフさんに撮ってもらったり。景色は穂高・槍〜常念が分かりやすく、下界に比べりゃ少しは涼しい。名残惜しく山頂を去り、苦手な下りへ。でも下り優先ルールだから、みんな避けてくれてモーゼ気分。もちろんケースバイケースでこちらが退避することもある。村界尾根からの急下りは本当に苦手。どうして皆、羽のように丘を下れるのかしら。自分は慎重に転ばないように。登る人を待たせちゃうが、きっと脚休めの良い機会と考えてるずら。

Dart腕力が必要なシーンはなく、懸念の肋骨ヒビの影響はほぼ無かった。最後尾とのすれ違いも済み、登山口エイドに戻る。給水がもう不足気味で、ごくごく飲めない。代わりにきゅうりを無心でがっついてしまう。ごめんなさい、だって世界一美味しかったんだ。またバナナと、あとフラスクに七分目ほど水を貰う。ここまでずいぶんゆっくりしてしまったから、30位近くまで落ちたんじゃないか。林道下りに入ると、エイドへの補充水を積んでいると思われるスタッフカーとすれ違う。

諦めずに走っていればじわりじわりと前走者が見えてくる。つーか歩いてやがる。林道エイドで給水後も気を緩めず、一つ一つ順位を回復させてゆく。ロードに入った所で靴の中の小石を取りたかったが、少しでも前を追うという気持ちの方が強く、そのまま走り続ける。レースの気持ちに戻ったのだ。するともう、わらわらと現れる歩行者たち。ショートコースのランナーがまだコース上にいるのかとゼッケン色を確認するが、確かに山頂コースだ。ヒャッハー、こりゃ楽だぜ。しかし各々、この猛暑ではそうするのがベストと判断してのことだろう。正午の太陽が照り付け、常識的には運動禁止な気温。自分の身体もギリギリのレベルで闘っている。はたらけ俺の細胞。

Slope緑のコロシアムエイドで最後の給水を摂ってからは、フラスクの残り水と相談しながら進む。もっとこまめにエイドが欲しいところだ。復路は針尾集落の中を通るルートで、住民が暖かい声や冷たい水を掛けてくれる。極めつけは消防ホース! 思わずバンザイ突撃して、無事ずぶ濡れ。

旧役場あたりでも数人ぶち抜き、20位以内に返り咲いたか? ラストに結構な登り坂しかも南向きがあり、ここで倒れたら焼き土下座になる。また脚がつりそうで、何とか走っている状態を維持するのが精一杯。登り切ってキャベツコーナーをクリアすればゴールゲート。スパートを決めつつフィニッシュのテープを切った。

手書きの記録証によればタイム5時間18分40秒、順位不明。振り返ればまず「過酷」の二文字が思い浮かぶし、水分を1リットルは持つ必要があるなど自己責任も大きい。でも他にはない良い経験が出来たし、チャレンジし甲斐たっぷりで、お前もやってみろよと人に勧めたくもなる大会だ。ふるまいのスポドリ、サラダやスープ、おにぎりを頂いて、ファミマで赤コーラを呷る。新庁舎の中はエアコンが寒いし、外はすごく暑いと感じる、わがままな体調。

End日向で誘導やアナウンス等しているスタッフさん達は、炎天下によく耐えられるなと思う。選手として走ってたほうが楽ちゃうか。男子表彰式も照り返しの強い駐車場では、関係者以外に私しかいない状況。式に駆り出される村長さんも大変だが頑張っている。レースはサバイバルの様相で、完走率とかどんなもんだったんだろう。救急車沙汰も、この暑さでは仕方ない。結局追いつけなかった女子1位らの表彰まで見て、お別れ。フル装備のチャリを曳いていたら、ボランティアスタッフのお姉さんらが野菜をくれた。高騰のおり、有難い。旅に出るまでの6日間で食べきろう。

帰路はお夏の碑を見ていく山形村ルート。帰宅するなりシャワーを浴びて、数年ぶりに扇風機を稼働させる。外気温以下には下がらないけど。県知事選の不在者投票は済ませてあるし、バタンキュー。

今日のレースはトレランシューズ(サロモンセンスプロ2)で出たが、それでもトレイルエリアでの弱さが際立った。これを克服できれば、来年はもっと上を目指せるかも。あはははは。ともかく記念すべき第1回大会で無事生還できたことは、誇りに思おう。

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翌日有休を利用して去年のマウンテンサイクリングin乗鞍参戦記をアップ。酷い筋肉痛。さあ、夏休みの計画を今から立てよう。

【追記;リザルト】

タイム 5時間18分40秒
総合順位 23位 /完走102名/参加178名/申込203名中(完走率57.3%)

※終盤もっと抜いたのでは、と思ったら、関門で引っかかって自力で引き返している人たちだった可能性。上位進出は甘くないね。

7/29 城шギング

Alnara土曜は部屋の片付けの一部だけで終わってしまい、日曜も基本ごろごろだが、台風一過で大変蒸す。そういえばラブライブサンシャイン前売券の発売日だったことを思い出し、松本シネマライツまで買いに行くついでのジョギングとする。ヨーカドーで遅い昼食を摂り、少しは坂に慣れるべく城山登り。さらに遊歩道をアルプス公園まで回って帰る。大した距離じゃない。来週の鉢盛山マラソンに向けて練習は著しく不足しているが、その頃には肋骨のヒビとか治っているだろう。治れ。

むらよしギムナシオンに去年お盆の自転車キャンプツーリング「夏の瀬戸内。とびしま海道と小豆島」編をアップ。今年も旅立つよ、九州へ。大阪まで戻るフェリーだけ予約したけど、あとは未定。往路に関しては西日本災害による運休もあるし、岡山以西は新幹線になるな。

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