2/16-24 洗馬エンタープライゼス

2/16(土) 美鈴湖畔ピラータのギターサークル時間が午後から午前に変更となり、休日昼まで寝ていることが多い私にはちょっとバタバタするけど生活習慣の改善には良い。明るいうちに帰宅出来るのも、星は見えないけど安全度は増す。

2/17(日) 平田のアルピコ自工へクルマを持っていく。ピザ屋で手荒く扱われていた平成元年式アルトバンを17年前?に譲り受け、月に1〜2度は動かすようにして維持してきた。平成時代も間もなく終わるし、これが最後の車検となるだろう。やはり若干の交換部品が要るとのことでクルマを預け、代車を断ってそのままジョギングで店を発つ。地形図を片手にロゲイニングの練習も兼ねる。

Cross南西の松本空港に寄ると、いつもより大きな飛行機がランディング。カンボジアのチャーター機とのことでギャラリーも多く、得した気分。さらに塩尻市岩垂原の広大さに毎度驚きつつ洗馬(せば)地区まで南下し、美寿々酒造を発見。塩尻ワインロゲイニングの全コントロール(チェックポイント)のうちここだけ、本戦でも反省ランでもまだ来ていなかったから、3年を経てようやくコンプリートした気分。街並みに歴史深さを感じ少し奥の方も冒険しつつ、塩尻駅から電車で帰る。

2/22(金) トレーニング距離稼ぎで自転車通勤をジョギング通勤に振り替える日が多くなっている。この日は帰りがけに車検整備の終わったクルマを回収する。けれど時刻はまだ帰宅ラッシュの大渋滞。つくづく通勤にクルマは使えないと痛感する。自分の足を使えば、楽になるのに。

2/23(土) ジャスコの映画館で「翔んで埼玉」を鑑賞。テレビでテルマエ・ロマエ2を観て程よく期待値が下がっていたし、宣伝で茶番劇だと割り切っている通りのものだが、地誌好きにはたまらないネタが満載で終始楽しかった。毛無峠を越えて群馬に分け入っていくシーンは「危ないよ!」と声に出そうになる。近々ロケ地探訪もしてみたい。

Susuki2/24(日) 定番の薄川ジョギングを、今日は地形図を片手に行う。こんな抜け道があったんだと新たな発見をしつつ帰宅し、今月の総距離を300kmに乗せる。しかし左膝が故障気味でスピードが出せず、トレーニングの質が上がらない。休脚期間に入って、来月また頑張ろう。

2/10-11 アウトレット・ミー・ビー・ミスアンダーストゥッド

Alpsfarm土曜は完全休足とし、日曜はジョギングで安曇野市に出る。堀金であづみ野自転車道を離れ、さらに北アルプス山麓の方へ。辿り着いたのは穂高の「さかた菓子舗」。以前は松本市新村にあり、上高地や乗鞍に行く時に度々寄って買って行ったものだが、移転してからなかなか機会がなかった。焼きおやきを3つ買い、イートインコーナーで頂く。薄いが食べ応えのある皮と、これでもかとぎっしり詰まった餡が特徴。特に「ひじきくるみ」は忘れがたき絶品だ。この店こそ中信地方のおやき西の横綱と呼びたい。(東の横綱は生坂村の勝家商店を想定しているが、今でもやっているのか…?)

Outlet穂高駅へ下りて、電車で帰るかぎりぎりまで迷ったがそのまま豊科方面へ走る。カタログギフト会社のエントランスが梓川アウトレットという小さなバッタ屋(と言ったら失礼か?)になっていて、先々週寄った時に気になったデュミランリュックがやっぱり欲しくなった。旅行&買い物用に長年活躍したアディダスリュックが相当ぼろぼろなのに、金欠を理由に買い替えを先延ばしに先延ばしにしてきたんだ。値段をよく見たら2,900円の60%オフで1,160円、さすがバッタ屋。背中にベンチレーションがあるし、チェスト(胸部)ストラップを自分で付ければ旅行中のジョギング移動も安心だろう。という訳で食事や買い物を挟みつつ42km走行。

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祝日の月曜。連日の長距離走はまだ無理な脚だが、どうせ市内あちこち買い物するならジョギング移動でいいやと出撃。スーパーやホムセンなど5ヶ所回ってまとまった走行はないが、13kmのジョギング記録とする。二月に入ってようやく冷え込む日もあるが、それにしても暖かい冬だ。

1/26-27 人は石焼き 鳥は白

Glee1月は順調にジョギング距離を稼いでいるが「ここで調子に乗ると故障する」という経験則もあるので、土曜は休養とする。信州大学グリークラブ第57回定期演奏会の招待券が手に入ったので、音楽文化ホールへ聴きに行く。久々にホールで聴く純音楽。筑波大学に例えればメンネルコールだが、ここはそこそこの人数を保っていて羨ましくも思う。その迫力だけでなく、ハーモニーもしっかりしていて、もっと聴いていたかった。メインプログラムが終わった後の弾けっぷりに、学生時代を思い出さずにはいられない。

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Swan日曜はクルマを豊科生協に駐めてからジョギング。まず石焼きおやきの店「うしこし」へ。灰焼きほどマニアックではないがなかなかのボリュームと硬さがある。サイクルラックやイートインコーナーもあり、ここもファンになってしまいそう。

さらに犀川沿いに豊科白鳥湖や大王わさび農場をゆっくり見物しつつ北上。あづみ野自転車道に入ってようやくペースアップしクルマに戻る。1月300kmを越えた。生協やセリアで買い物をして帰る。

むらよしギムナシオン(参戦記ページ)に去年3月の上高地線ロゲイニングをアップ。今年の春ステージは筑北村とのことで、また地図読み練習から頑張って上位を目指そう。

1/12-14 おやき巡りのバカは走る

年末年始にお金を使いすぎたから、この三連休は基本じっとする。けどジョギングくらいは出る。

441土曜は奈良井川沿いに南へ、やまびこ自転車道の未成区間を繋いでいく。塩尻市のちょっと気になるおやき屋さん「旬菜花」に初めて寄ってみる。昼までにだいぶ売れてしまったのか残り少ないが、ふっくらおやき2個と信濃おやき1個を確保。苦手な人でも大丈夫そうな食べやすさだし、また来て他の餡も食べてみたい。店内は松本山雅FCとルビィちゃんの神殿と化しており、それを見るのが目当てだったとも。塩尻駅まで走って終了[22km]。次の列車まで時間があるし、やっぱり観光案内所でチロルの森ソフトクリームとフォンビィベトナムコーヒーを頂く。この組み合わせは最強。

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2ndpow日曜のジョギングは東へ。ファーマーズガーデンやまべに寄って元気おやきを補給しつつ、薄川を遡っていく。以前気になった入山辺温泉霞山荘のあたりをもうちょっと探索したい。まぁバス停の広告と橋の銘板以外に当時を偲ぶものは無いのだけど、少し先に進んでみたら薄川第2水力発電所があった。ちょっとした発見に満足し、引き返して帰る[21km]。

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Damoyaki祝日の月曜は犀川沿いに北へ。明科を過ぎて生坂村の日岐に入り、ダム堰堤を渡って昨秋オープンした「いくさかの郷」が目的地。24時間使えるトイレが建設中のため、道の駅の条件をまだ満たしていないようだ。ともかく「かあさん家(ち)」ブランドの灰焼きおやきを買い食い。硬くて噛めば噛むほど味が出る、マニアックな食い物だ。

復路はいつもの右岸県道ではなく左岸の国道19号を行く。右手に蜂ヶ沢砂防学習公園というのを見つけて寄ってみると、かつての天井川が一部保存されて散策できるようになっているのが面白い。国道の上を跨ぐほど高くなってしまって、土砂災害に難儀していたとのこと。これ地図にも載ってないし、ジョギングのスピードじゃないと気が付かなかっただろう。

明科駅まで走って[37km]、電車で帰る。そういえば先月250km走り、12月としては自己最長だった。今月も距離だけは順調に伸ばしているが、基本だらだら走。これから質を高めていきたいが、それが大変なんだろうな。

12/15-17 成田現地闘走

Shonan青春18きっぷで使える5回分のうち北海道で3回使う予定で、残りの2回を先に消化することにした。という訳で土曜の始発で東京方面に向かい、町田で小田急線に乗り換え神奈川県藤沢市の湘南台駅で下車する。バーガーキングで早めの昼食後、やって来ました湘南台文化センター宇宙劇場。プラネタリウム版planetarianの上映館は今のところ全て巡礼しているが、ここは映画館ほどではないにしろ音響が良いのがサプライズ。8台あるというスピーカーで、Gentle Jenaが沁みる。

Sakaiせっかくだから光学式投影機ケイロンさんの実力を見るべく、次の回の生解説&オリジナル番組「夜空が暗いはずはない!?(若本規夫)」も観賞していく。クラシック曲をバックにハイブリッド映像が駆使されていて、気分は宇宙を手に入れたラインハルトさま。これも何度でも観たい。

地図を良く見ると「ろんぐらいだぁす!」の聖地、境川サイクリングロードが近いので、軽くジョギング。無数のロードバイクが行き来している。飯田牧場にも寄りたかったけど、うっかり通り過ぎてしまった。9kmを走り終え藤沢駅からまた電車で、葛飾区の実家に帰省する。

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北海道からの帰りに新千歳から成田までLCCに搭乗する予定で、到着する第3ターミナルから鉄道駅への乗り継ぎにどれくらい掛かるのか、自分の足で確かめる必要がある。という訳で日曜、実家から東に向けてジョギング開始。葛飾橋を渡って千葉県に入ると、ロゲイニング中らしき人々とすれ違う。およそ新京成線沿いに鎌ヶ谷へ。国道464号は高速道路を通す計画でもあったのか、北総線を挟んで上下線が大きく離れている。西白井駅は昔時々遊びに来ていたのだけど、もう記憶がないなあ。行く先のガスタンクは、言われてみれば木星に見える。

Imba白井駅のマルエツで小休止し、小室駅はちょっと寂しい所。かつて住宅都市整備公団線の終着駅、つまり地の涯てだった千葉ニュータウン中央駅はでっかいジャスコがある。印西牧の原駅は、駅名からして農家が牛を引いてそこらを歩いているようなイメージだったが、シネコンはあるわジョイ本はあるわ観覧車はあるわ…千葉ニュータウンって凄い。道路も常に渋滞気味だ。ここからようやく、下総台地らしい雑木林が目立つようになる。印旛日本医大駅を過ぎると左手に印旛沼が広大で、右手は在来線最速160km/h運転のスカイライナーが行き来する。

成田湯川駅前後は国道が未通で、ここだけちょっと北側の小道を迂回する。旧八生村(はぶむら)の道路元標を発見しつつバイパスに出て、成田市街地に入ってコンビニ休憩。左手にでっかいジャスコ、右手に成田山新勝寺。いよいよ頻繁に離陸する色とりどりの飛行機が間近に迫ってくるし、誰も歩いてない歩道には世界各国の名所等を紹介するプレートが埋め込まれていてインターナショナル感が国際的!

Track出発してから6時間半で空港第3ターミナルに到達し、本題の現地調査に入る。到着ロビー前から思わず走りたくなる陸上トラックのようなペイントの歩道を走って、空港第2ビル駅の改札まで6分50秒掛かった。この結果をもとに当日、着陸の遅延を睨みつつどのスカイライナーに乗るか判断することになる。せっかくだから第1ターミナルまで不案内な歩道を進み、計59kmを7時間弱で走り終えた。大きなことをやり遂げた気分だが荷物は小さくて、どうみても空港利用者じゃない。検問こそ廃止されたが警備は物々しく、怪しまれないよう気を使う。展望デッキで滑走路を眺めていると、雨がぽつぽつ降りだしてきた。来た道を引き返す成田スカイアクセス線で、あっという間に葛飾に戻る。

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Morin月曜は有休。千葉県の大多喜町を巡礼をすべく予定をがっちり立てていたが、疲労体にタイトな乗り継ぎがしんどいし、南は天気が悪そう。という訳で東武線に乗り北へ行こうランララン。2010年代の覇権アニメ「宇宙よりも遠い場所」の聖地、群馬県館林市を目指す。茂林寺前駅で下車し、しゃくまんえんを下ろした設定の駅前郵便局でなけなしの配当金を受け取ってからジョギング開始。茂林寺はぶんぶく茶釜で知られる狸寺。昔、学芸会で演ったっけ。

Gazebo巡礼マップPDFを読んで、ロゲイニングのように取捨選択しながら進む。つつじが丘公園のあの東屋からは青空に那須連山の眺め。向井千秋記念子ども科学館に立派そうなプラネタリウムがあるが月曜定休。みずほ銀行を見つけて、年末ジャンボミニを買っておく。しゃくまんえん当たりますように。館林駅前までで走行9km。花山うどんでおっきりこみを頂き、カフェ・ド・スタールでケーキとコーヒー。いい時間だ。

東武線で引き返し、久喜駅から18きっぷで松本に帰る。イイダヤ軒のかき揚げそばが「帰って来た時の味」。さあ着々と年末の準備を整えていこう。

12/8-9 信州信濃の神社よりも私は搗きたての餅がいい

土曜は月例のピラータギターサークルの為、美鈴湖畔までギターを背負ってジョギング往復。暗くなるとつい星めぐりの旅で足を止めてしまうので、なかなか里に下りられない。

1259日曜も山へジョギング。美ヶ原温泉の藤井沢ダムから、コンクリ舗装とダートが混在する道を登って行く。林道かと思って調べたら、松本市道2704号線とのこと。渋池に到達する頃には寒気と標高で手がかじかむ。そこから藪を漕いで1258.9m三角点を発見。松本山雅J2優勝パレードの音声が風に乗って聞こえてくる。

下山は某MTBショップでGトレイル?と呼ばれているらしいシングルトラックを走る。下りる人を見送る形で石像が置いてある。MTBで楽しい道ならトレランでも楽しい。ここは初めてだし地形図を見ながら進むが、カンが悪くて現在位置が分かりづらいのがもどかしい。より正確な、ロゲイニングで配布された地図を持ってくれば良かった。

Tenguだいぶ下りたところに謎神社と水場がある。市街地を東側から見おろす展望が素晴らしい。よく見れば松本城も確認できる。以前下から見上げて「なんであそこに建物があるんだろう」と不思議に思っていたが、ここだったのかー。神社名が分からないので後で調べたら、ネットにある情報は公民館報のPDFのみ。里山辺上金井町会のお天狗様、信濃神社とのことだ。

ファーマーズガーデンやまべに寄って玄米5kgやリンゴ、大豆等を買い込み、パンを食う。丁度やっていた餅つき大会で出来立ての餅も頂き、あとは米担ぎマラソン状態で帰宅。冬休みの予定を詰めているうちに週末が終わる。九州の佐賀県に行きたかったが往路に使いたいフェリーが取れず、北海道の函館散策&釧網本線の旅とした。夜行バス、東北&北海道新幹線、18きっぷ、特急、LCC、京成スカイライナーと盛りだくさんだが、乗り継ぎがタイトすぎて不安もいっぱい。遅延を考えて副案も練る。練る。寝る。

11/22-25 宇宙よりも有乳湯温泉

木曜の仕事を終え、美鈴湖畔へ向かう。近頃はジョギングばっかりで、チャリで登るのは久々。こんなに重いの・・・。んでピラータ八周年記念の夜にちょっとワイワイ、食事とウイスキーを頂く。自分が酒を飲むのは、年間に片手で数えるほどしかない。寝袋で雑魚寝する。

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金曜祝日の朝、外は小雪が舞っている。冬が来たのだ。間もなく晴れてきて出撃。武石峠を越える予定だったが冬期閉鎖期間に入ったのがちょっと気になるのと、それ以上に頭がズキズキするのが問題。帰宅するか迷いつつ一旦集落に下りて、三才山トンネルを上田へ抜ける。鹿教湯温泉の外湯にゆっくり浸かり、回復を図る。

Planet最近無料化した平井寺トンネルを抜け、上田創造館に到着。プラネタリウム11時の回を観ていく。客は自分の他に親子2組。まずオリジナル番組の星座解説、続いて配給番組のミラクルプラネット(声優に瀧本富士子さんの名が)、これで終わりかと思ったら生解説もちょっとやってくれたのは嬉しい。投影はフルデジタル化されていて、ドーム中央に鎮座している光学式投影機GX-ATはもう動かないのだろうか。館内には小規模ながら民俗資料館などもあり、よくある科学館とは違う独自性を感じる。

相変わらず北風が冷たいので、ニュータンタンメンで大辛を食べていく。自分がラーメンを食うのは酒を飲むよりレアな出来事だったりする。緩い坂を登って青木村に入り、先日スルーした大法寺三重塔を拝観。別所温泉にあるやつと記憶がごっちゃになりがちだが、どちらも国宝に指定されている。大昔の木造高層建築が全く崩れてないのは凄い。田沢温泉有乳湯(うちゆ)も初訪で、人気に見合ったアルカリ泉質が心地よい。

Uchiyuゆっくりしすぎて、せっかく修那羅峠(しょならとうげ)に登ったが石仏群を見ていく余裕がなくなってしまった。JR聖高原駅まででサイクリングを終える。下りでドン冷えの身体に輪行作業が辛い。けれどもう連休を満喫した気分。

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土曜は近所の田溝池〜浅間温泉ジョギング12.5km。ラン趣味を始めた頃からの基本ルートで、急登は負荷が掛かるし下りの500m直線はぶっ飛ばすから、インターバルだのフォームだのと面倒臭いことを考えなくても勝手に走力が付く。

Joyama日曜もあまり遠出する気にはならず、とりあえず玄関を出てから行き先を考えている始末。喉が渇いたからまず松本城付近の湧き水を飲みに行き、新村〜梓川村(昼食休憩)〜梓橋〜城山公園展望台とジョギングして21km。そろそろ冬休みの予定を立てたい。佐賀に行くのか函館に行くのか。

11/10-11 東山道は通さんぞう

Hofuku土曜の10時前、北へジョギングスタート。明るいうちに目的地に着ければ良いだろう。岡田で善光寺道と東山道(とうさんどう)が分岐し、今日はその東山道を進む。鹿柵を越えて峠道に入ると枯れ葉のジュータン。稲倉峠(1120m)付近からの展望は昔と比べ、すっかり無くなった。

四賀錦部に下りて、東へ保福寺町の街道を進む。「どこまで走るの」「上田を目指してます」「ええ、けっこう遠いよ」そんな会話をしつつ、道はまた細いつづら折りに。登れども登れどもまだ先がある。じっと上を見る。一遍水という水場がありがたい。天気予報は晴れなのに山は分厚い雲。良く言えば幽玄かな。

中間地点、保福寺峠(1345m)からの景色はウォルター・ウェストンが絶賛したとかしてないとか。今日は何も見えぬ。ここで摂る補給食は200kcalほど。体脂肪を燃やす触媒程度で良いんだよ。さらに細く長く切ない道を上田側に下りていく。所々旧東山道筋と交差するが、今日はあくまで県道181号の舗装路を行く。入奈良本の集落で一安心、熊鈴を外す。

Kakashi青木村中心街で買い食いしたり、道の駅でまったりしたり。公園には夫神岳(おかみだけ)を背景にカカシがたくさん。ここからは国道143号の直線路がずっと続く。下り勾配なので気は楽だ。夕方5時、ようやく上田市中心街に到着。富士アイスでじまん焼きを買い食い、柳の湯で風呂につかる、いつものルーチンをこなして電車で松本に帰る。

今回は初めて松本〜上田間52kmを走り切ることのみが目的だったので、寄り道はしなかった。青木村の温泉やトレッキングルート、上田の旨い店とかまた今度、自転車なら余裕をもって周れるだろうか。

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日曜は夕方まで体力回復を待ちジョギングに出るが、膝が痛くてすぐ止める。アイシングが足りなかった。天気がすごく良かったのに、ちょっと勿体無い一日である。

むらよしギムナシオンページでようやく今年分の初回に取り掛かり、2月の「冬キャン△陣馬形山編」をアップ。せっかくレース数を絞ったのに旅行記が増えて、また更新が遅れがちになるかも。

11/3-4 チャリでカチコミ上高地

Taheiばたばたした10月が終わり、さて念願の大弛峠へ行こう…と思ったらもう冬期閉鎖だって。そういえば自転車の前照灯を少し強力にしたので、じゃあ上高地国道を走ろう。という訳で昼前に松本市街を出撃。乗鞍不参加だったので今年初めてのトンネル街道となる。沢渡からははっきりと上り勾配のトンネルが続き、体力精神力をごっそり奪われてから登場するのが「ラスボス」釜トンネルである。歩道を行けるので「旧釜」よりは楽になったが。ラスボス後の小ボスみたいな上高地トンネルを抜け太兵衛平の右カーブを曲がると、どーんと正面にそびえる穂高連峰! この感動は健在である。雪を少しかぶり始めている。

Konashi市街からざっと50km1000mUPほどで上高地バスターミナルに到着。松本に住み始めた頃は毎年のように来ていたのに、もう十年以上ご無沙汰だった。釜トンネルからはマイカー規制、そしてここからは自転車も規制されるが押して歩くことは出来る。「芥川龍之介の河童」の元ネタの元ネタである河童橋を過ぎ、今年最終営業日となる小梨平キャンプ場に到着。岳沢が見える位置にテントを設営し、米をうるかす。すっかり冷えた身体を小梨の湯で温め、ご飯を炊いてレトルトのカレーとハンバーグが夕食。

Swan暗くなってテントを出ると、まだ目が慣れないうちからはっきりと、はくちょう座からカシオペヤ座にかけて天の川が確認できる。地上の梓川と競って流れているかのよう。谷あいのため360°満天とはいかないが、どこまでもどこまでも奥へ続く星々はプラネタリウムの平面とはスケールが違う。すごく遠いのに、本当に重力で引かれあっているのか? 様々な宇宙論が思い出される。自分のへっぽこ視力でもアンドロメダ銀河がぼうっと分かるようになり、プレアデス星団もきらきらと昇ってきた。しかしいかんせん寒いし、少しガスってくる。赤い大きな流れ星を見たところで満足し、テントに戻る。おやすみ。(写真ははくちょう座付近)

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Kasumi出来るだけ重ね着をしたうえでシュラフに入ったが、足の防寒が不十分だった。懐炉があれば良かったかな。夜中に何度も目を覚ましつつ、どうにか朝5時を迎える。気温-2℃の外はまだオリオン座が見える。パワージェルだけ摂っておもむろにウォーキングを開始し、少しずつ空が白むなか下流の田代池へ。焼岳、六百山、霞沢岳が世界中で崇められたどんな絵画より美しい。対して穂高連峰を隠す雲は厚くなってくる。7kmほどで戻り、朝食。

Myojin撤収してもすぐには発たず、今度は上流に向かって左岸道をジョギング開始。明神館より先に進むのは初めてで、シューパロ湖上流域のような未開感がありながら、登山者が多く歩いているので熊の心配は少ない。いつかはもっと先の槍ヶ岳あるいは蝶ヶ岳へ結びたいが、徳沢園までにして引き返す。明神池・穂高神社奥宮はもう外国人でいっぱいだが、それだけ魅力溢れる風情がある。右岸道を河童橋まで下り、14kmでキャンプ場に帰着。

Sakamakiカロリーメイトと売店のカレーパンを食って、名残惜しく上高地を離脱。釜トンネルを過ぎて少し進んだ坂巻温泉に寄り、再び冷えた身体を温める。国道っぱたにありながら秘湯感があり、ずっと憧れていた。沢渡ナショナルパークゲートという謎施設にも寄り道しているうち、雨が強くなって路面がすっかりウエット。より精神力を削られつつ、新島々から波田高速にエスケープすれば一安心。スーパーで日常の買い物をしつつ無事帰宅。今までで一番、上高地を満喫できたように思う。

それにしても今年のキャンプは、イベントのついでを含めて8ツーリング(14泊)と例年の倍以上となっている。ぜんぶゆるキャン△のせいだ。

10/28 ギターが叫びたがってるんだ

土曜の朝、不摂生がたたって喉が痛い。おとなしく引き篭もって生姜を大量摂取しつつ、録り溜めたままのドキュメンタリー番組を消化する。パタゴニア極限レースやらTJARやら・・・こりゃ自分には無理だ。胃腸だけは丈夫なんだけど、登山技術がダメダメで。足が痛くなるのもイヤよイヤよ。

Wnnn日曜、大幅に寝坊したかいあって全回復。しかしいつもは自転車又はランニングで向かう美鈴湖に、今日はクルマで向かう。恒例のピラータ音楽祭、快晴に恵まれた。あくまで仲間内イベントだが、今年は参加者が増えてちょっと賑やか。一度は音楽で食ってくことを志した人と、完全に趣味でやる人と、演奏の雰囲気が異なる気がする。

前半は室外でバンドを聴き、後半は室内で器楽曲に加わる。自分はクラシックギターソロでオーバー・ザ・レインボー。ラブライブサンシャインの映画タイトル…とは関係なくて「心が叫びたがってるんだ」からの発想。ゆえに悲愴ソナタを強引にねじ込むが、このネタ分かった人いないだろうな。正直練習不足。続いてギターデュオはG線上のアリアとシチリアーノ(バッハ)。こちらは練習の成果は出たと思う。シチリアーノは評判も良かった気がする。また来年も参加できたらなあ! それを当たり前と思わず、生活を守りつつ精進してゆこう。

同時開催のがらくた市でiPod nano第7(最終)世代をゲット。第5世代を紛失し、第6世代は故障させて以来あまり外で音楽を聴くことはなくなったが、またジョギングのお供になるだろうか。帰宅後、セットアップはまだなので何も聴かずに近所を買物ジョギング。十月の週末が終わる。

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