7/7 扇頂からの挑戦
数ヶ月ぶりにギターケースを開けたら、いつの間にやら第4弦がブリッジの所でブッちぎれていた。仕事での指痛を理由にサボりすぎだ。最近は痛くなるような仕事はしてないし、久々に弾いてみよう。弦を直して1時間ほど、思い出しながらの練習になる。いつでもサッと、人をちょっと感動させる演奏が出来るぐらいを目指さなきゃ、むらよしじゃない。壊れた積み木の積み直しだ。
午後はチャリで出掛ける。いったいどこへ向かおう? 玄関を出てからしばらく考え込んでしまったが、決まらないので風まかせに走り出すことにする。いつしか、かつての自転車通勤路を辿って山形村に来ていた。
ここまで来たら目指すは清水高原。唐沢の蕎麦屋集落から扇状地の扇頂に向かう道もあきれるくらい長い急坂だが、そこからあえてサブルートの林道横吹線に入る。沢の急流に沿ってコンクリート舗装の道も高い斜度を維持するから、脚ごたえ満点だ。「浅間の激坂」「桜清水坂」「崖ボッチ坂」と並んでここ「裏きよみず坂」も松本地区屈指の激坂に挙げたい。勝手に命名しつつ。
やがて坂は緩くなり別荘地に入る。標高1300mにあるスカイランドきよみずが最高地点。すこし下って清水寺まで足を伸ばす。ガスってて“清水の舞台”からの俯瞰は今ひとつだが、深い木立に囲まれた古刹は山奥へ来たんだという気分にさせてくれる。
下山はメインルートでスイスイと。
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