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8/28 零感走法

ヒルクライムレースと乗鞍往復がだいぶ体にこたえたらしく、夜、妙に寝苦しい。やっと寝付いたと思ったら誰かが枕の近くを歩いている。「玄関開けっ放しだったかな…」と思って確かめようにも、金縛りに遭って動けないのだ。霊感ゼロの私でも、二夜連続でそんな体験をする程だった。

さて、お待たせしました(?)。乗鞍本番の動画をALPSLAB videoに投稿。映像自体に字幕を埋め込むべく四苦八苦してみたけどMEncoderが言うことを聞かず断念。まぁいいや。ともかくこうして見ると「練習量が足りないのでは」という自信の無さが序盤の控えめなペースに現れている。それ以降はローディに対してムスカ気分を味わえるが、それは5倍速にしてあるからで、実際はゆっくりじっくり無心に登っている、つもり。なお動画ファイルのサイズが116.1MBと激重な上、15分半と長尺なので時間のある方専用となりますm(_ _)m。

8/26 陽が照り過ぎてもノリ暗暗イム

「暑い…」。レース序盤に思わず口をついた言葉だ。素晴らしい好天に恵まれたのはいいが、ヒルクライムをするには少々陽が照り過ぎている。そのためか足取りも重く、中間地点のタイムが31分40秒。去年より10秒も遅いじゃないかと悔しがる。───

Yukemurimae 今日はとうとうやってきた日本最高のヒルクライムイベント、全日本マウンテンサイクリングin乗鞍の本番だ。カロリーメイト2箱計800kcalを朝食にして、いざスタート整列の前の方を確保。やれ脚の疲れや腰の不調はあるとはいえ、下界の不安など後にして思えば一切忘れていた。ただレースを楽しむだけに私はスタートを切ったのだ。

これではいかんとペースを上げると、これまで抜きつ抜かれつしていたライバルをランドナーならではのヘアピンインベタ戦法で置き去りにして、急坂セクションをクリアしていく。いよいよ樹木が低くなってきて見晴らしが良くなる頃、だいぶ足腰の疲れもピークに来て“レース”じゃなくて“サイクリング”モードにしようかと弱気になりかける。そこに現れた「あと5km」の看板。さっと頭の中で計算してみると、ハーフマラソンのペースで走れれば自己ベストと勝ち負けになる。俄然やる気を出して、むちを打つように重めのギア比でロングスパート。心肺の心配は無いし、これくらいの標高になれば涼しくて気持ち良く飛ばせる。ハイマツ帯で次々と同クラスの数人を抜き去ることにも成功し、あとはゴール渋滞に身を委ねるだけ。

ゴールで腕時計を止め、1時間16分19秒。よっしゃ去年の自己ベストを2分あまり縮めた! やたら嬉しくて、まるで優勝したかのようにガッツポーズを繰り返す。今月は精神的に凹みっぱなしだったが、まるで吹っ切れたかのように…。昨秋から何かと自己ベストを出し続ける快進撃も、ゆるみはしたが継続できた。
標高2700m。こんなところに自転車がわらわらと湧いているのも面白く感じられる。しばらくまったりしていればいい。毎度お世話になるG蕃さんは、小指で持ち上がるような軽量ニューマシンを駆って5位入賞。来年の参加申込は同じチームに入れてもらおうっと。筑大OBで同宿したT井さんは序盤で熱中症気味になったとのことだが、大きくタイムを落とすことも無くゴールした(ちなみにS浦さんは欠場)。

Echoontake 下山もやたら楽しい。美ヶ原の下山が雨でろくでもなかった分もあるのだろうが、標高の高い所からの景色ってすごいんだなぁ、と素直に思う。幾重もの山並みの向こうに槍穂連峰や木曽駒、御岳を遠望する。青い空に適度な筋雲。寒くもなく快適に、スタート地点へ降りてゆく。
宿の温泉にゆっくりつかってから、閉会式、そしてじゃんけん大会。景品を勝ち取ることは出来なかったが。
ここから松本市街への帰路も、まぁたかが市内移動だからとチャリで自走。疲れ身に魔のトンネル街道となったが、適当に自動車と折り合って無事帰宅。近所のラーメン屋の肉味噌ラーメンがうまい。

こうして2007年の夏は終わりぬ。

8/25 ひるどき自転車劣等

8/25 ひるどき自転車劣等
今年もまたチャリで国道158号を登る。寝坊して予定時間よりやや遅れたので、東名阪の連中がクルマで大挙して押し寄せてくる前にトンネル地帯を抜けるべく、ダイナモランプの操作以外はノンストップで急ぐ。自転車はスピードで大きく劣るので、渋滞の先頭を走り続けかねないのだ。 幸い昼時の空いてる時間帯に難無く走り抜け、2時間半で乗鞍高原に到着。高原なのにかなり暑いわ。いろいろ散策してみたかったけど、疲れてバタンキュー。 宿の夕食は(普段に比べれば)かなり豪華で、ご飯5杯で腹いっぱい。めっちゃ膨れた状態で温泉も楽しむ。 体調はいまひとつだし、昨日の棚卸しの仕事で腰を痛めてるが、明日は無事完走できるのか。

8/23 束間の山に出でし月かも

日程的に今日が朝練をする最後のチャンスだったんだが、寝過ごした。ああ何て意志薄弱なのかしら。代わりに仕事帰りの豊科CCヒルクライム。寄り道をした後だったのですっかり夜になってしまい、街灯の無い山道をダイナモランプだけを頼りに進んでゆくことに。北斜面は月明かりも届かず、振りさけ見れば枯れ尾花さえ見えない暗闇だが「この道なら走り慣れてるから大丈夫」という安心感がある。お化けなんてないさ♪お化けなんて嘘だッ!!!
しかしもう少しでエコトピア山田って所でやばい気配を察知。次の瞬間、狸を轢きそうになっていた。みぃ。ようやく至った山田集落がユートピアのようであった。それも束の間の幻のようにまた山道を下っていく。月がぼんぼん山の尾根、束間深瀬の里照らす…(松本ぼんぼんより)。こうして最後のトレーニングは終わり。全然足りねー!

ALPSLAB videoに投稿した乗鞍動画のviewカウンターが急に増えだしたな、と思ったらどうやら2ちゃんねるに晒された模様。他にも掲示板やブログにリンクを張られた形跡があり、こういった反響があるんだなぁと嬉し恥ずかしくもあり怖くもあり。

8/22 津軽林檎夏景色

8月下旬に一番気をつけなくてならない“寝冷え”をやってしまった。もう窓を大開放したまま朝を迎えるのは危険な季節になってしまったか。昨日までは頭と喉が痛かったが、今日は腹が痛い。まぁ多分回復基調だから大丈夫だ。今朝は何とか5kmのジョギングだけしておいた。
仕事帰りにスーパーに寄ってみると、もう早生のつがるりんごが出回りだしている。県産の小振りのなら安く買えるから、毎年秋になるとりんご太りするんだよね。というわけで今夜もさっそく3個を丸かじり。これでどんな病魔も退散だ。

先日の崖ボッチ〜鉢伏山のヒルクライム動画をまたALPSLAB videoに投稿してみた。う〜ん、10倍速にしても見てるだけで苦しくなってしまうような坂だ。

8/19 高ボチッとな

午後になるまで寝て、洗濯機を二度回すなど後手後手の家事を済ませる。こうして乗鞍本番前の最後の休日はもう夕方前になってしまったが、チャリで高ボッチ方面へ向かうとしよう。松本市街から200mアップした崖ノ湯口信号がスタート地点。ここから高ボッチスカイラインを登っていくのだが、スカイラインとは名ばかりの鬱蒼とした樹林帯の細道である。何といっても坂のキツさ。高ボッチ三叉路までの800mアップを7.5kmの距離で稼がなくてはならない。チャリが止まってしまうような激坂こそなけれ、平均しても10%を越える斜度の長大な坂は松本平四凶爆坂にでも数えたい。
Hachiskyline ただ高ボッチまで登って終わるものではない。地獄の鉢伏山ピストンが続くものである。始めはなだらかなアップダウンが続くが、いよいよ鉢伏山本体へ取りかかると草原の登り坂となる。見晴らしは良いが、見えているゴールがなかなか近づかないので精神的にキツい。おまけにハンガーノック気味だし。トレーニングと言うより足を付かずに登り切る事が目的となったが、ともかく市街から1250mアップの舗装路終点、鉢伏山荘前に到着した。もう夕暮れが迫っているし登山が目的じゃないので山頂には寄らず、ウイダープロテインバーだけ食べて下山へ。こここそ豪快な“空の道”。たっぷりと夕景を楽しみつつ、やがてまた樹林帯に入り崖ノ湯へ引き返す。小雨が降って来たので気持ちオーバーペースでの帰路となった。

やっぱりツールド美ヶ原前ほどのテンションはなく、記録を狙うようなガツガツしたトレーニングはついぞ出来なかったが、楽しく乗鞍を走るには充分かなとも思う。できればあと1〜2回朝練に出て仕上げておきたいが、それは生活を正す意思次第。

8/17 光芒ちゃん

Azumiyakei 今日から仕事再開。帰りに空模様を視ながらまたチャリで豊科C.C.ルートを上がってみる。一千舎展望台で三脚を立ててみるが……常念山脈にはちょっと雲がかかってしまった。でもまあまあの安曇野夜景が撮れたと思う。光芒(光の筋)を出す為にわざと絞って、かつ60秒露光なんて芸当が出来るのはこのカシオEX-V7という機種ならでは。200g以下の機種では他に無い。夜景撮影に関しては面白いカメラに出会ったものである。
もちろん動画機能も最強級。信州スカイパークで撮った動画のうち右回り分もALPSLAB videoに投稿した。前回の左回りより若干ていねいに同期をとったつもり・・・だけどよくわかんないや。

8/16 隣県勝負

なかなか起きない体を何とか外に放り出して朝ジョグ。といっても9時を回っているので既にカンカン照りだ。時間もなく6.5kmでおしまいにして、バイトへ出勤。
それにしても雨が降ったりして寒いイメージすらあるお盆の時期に、猛暑日が一週間くらい連続している。こんな実に頼もしい夏は、大好きだ。…猛暑日? そんな天気予報用語、昔はなかったぞ。と思って調べたら今年から定義された言葉なんだな。

さて今秋の大会参加予定がひととおり決定した。

  • 8月26日は乗鞍、は何度も書いたか。
  • 10月7日はいろいろあるので迷ったが新潟県の「グランフォンド糸魚川」にした。レースではないが標高差合計2000mと過酷なサイクリングになりそうで、翌週のハーフマラソンを前にここでガッと体を絞っておきたい。このイベントを選択した決め手は、ネット上に転がる各参加記において、総じてエイド食がうまいうまいと絶賛されていること。食って食って食いまくるぞ〜!・・・あれ?
  • 10月14日は長野県「大町アルプスマラソン」のハーフの部。去年抽選でお漬け物を貰ったお礼にまた参加したいけど、他県の大会にも打って出たいしな…と悩んでいたが、だったらハーフの部に出りゃいいじゃんと思い付いた。今年は三郷アップルマラソンがなくなっちゃったし。コースの魅力としてはフルを走ってこそだと思うのだが、ハーフでもそれなりにアップダウンだけはある。
  • 11月11日はいよいよ岐阜県「いびがわマラソン」でフルマラソン。全く土地勘のない場所でのマラソンは初めてになるが楽しみだ。大町ほどじゃないけどアップダウンもあるようで、坂馬鹿としては望むところ。

8/14 火事場の坂馬鹿力

お盆休みがそもそも5日間しかない上そのうち3日間をアルバイトに充てたので、休みは一昨日と今日の2日間しかないことになる。そんな貴重なお盆休み最終日は、やっぱりウツクシでしょう。

Yakesky 夏真っ盛り、昼過ぎの一番暑い時間帯に浅間温泉からチャリで登坂開始。あれーちっとも脚に力がない。35℃を超える気温だけの問題じゃない。最近「トレーニング→休養→超回復」の循環が乱れていたのでげっそり筋肉が落ちているのだろう。ちゃんと朝練を継続しておけば…と悔やみつつ、1時間40分30秒とさんざんなタイムで天狗の露地にゴールするのだった。この暑さじゃ他の自転車乗りは見掛けない。ともかくすぐに薄皮つぶあんぱんでタンパク質を補給。今日のランがいいトレーニングになってくれればいい。じたばたできるのは今週いっぱいまでだ。

さて半分くらい下山したところで、フロントキャリアに付けておいたポーチが消えていることに気が付いた。!?!、あれには今日撮った動画データ入りのデジカメや、各種カード入りの財布、そして携帯電話まで入っている。道を譲らないノロマなワンボックスカーを調子こいて追い回していた時にどこかですっぽ抜けたのだろう。悪い事はするもんじゃないな。つーかマジ洒落にならねー、ブログのネタどころじゃないぜ。
急いで今下りて来た道を引き返す。もう脚は終わってるはずなのに、火事場の馬鹿力のようにスイスイ登れるのが不思議だ。やがて徒歩で下山中の人に遭遇したので落ちてなかったか聞いてみる。「いや、見なかったなー」。 … も う だ め だ 。 ええと警察に行って、カード会社に連絡して、あと免許とかどーすんだっけ。パニック度さらにアップで脳内炎上。
しかし折しもそこは道が上下線分離して一方通行状態になっている部分だった。最後の望みとして下り線に回ってみると、あったー! 良かった〜! 轢かれもせず完全に無事である。良かった〜!

帰宅して西日の入る部屋で、畳の上に大の字になってくたばるのだった。

8/12 右回れ左

8月としては貴重な休日だが、洗濯をした後はただ暑くなるばかりの部屋でだらだらしてしまう。これが休日のあり方だよなぁという怠け心と、乗鞍までの残り日数が少ないよぅという焦り心が交錯する。結局、日中の暑さは避ける形で夕方になって信州スカイパークへ出向いた。クルマで行くことが多い場所だが今回はチャリで。
一周9kmのサイクリングコースの公式スタート地点は、松本市街から見て空港の反対側にある。家からそこまで片道13.5kmくらい走ってから、例によってチャリにデジカメを取り付け動画撮影を開始。まずは左回りに一周して、続けて右回りでも一周する。私がする平地走行にしては急いで漕いだから、いい運動になったように思う。
給水休憩だけして、今度は右回りにジョギング開始。しかし既に足がパンパンになっており呼吸も付いていかず、まるでスピードの維持が出来なかった。デュアスロンってこんなにキツいのか! 9kmを49分。
あとはチャリでちんたら帰宅するのだった。

撮った動画をパソコンのファンを唸らせつつ5倍速QVGAに変換し、ALPSLAB videoに投稿。自動ルート機能がサイクリングコースに対しては機能せず、手動で直線を結ぶ、の繰り返しだったので手間が掛かった。よってまだ左回り分しか完成していない。

右回りはALPSLAB video投稿の前段階としてとりあえずYahoo!ビデオキャストに投稿したにとどまる。

 

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