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8/30-31 桧 ボンバイエ

お盆ツーリングが終わると毎年のように、走る気が失せて食い気ばかりになる。平日は雨続きもあって、プチ夕練さえあまりしていない。それでも週末ごとに自転車で桜清水坂をタイムアタックしてみる。先週は33'44"、今週土曜は34'12"と振るわないが、あの凶悪な激坂を登る気になっただけマシかも知れない。

Akazawa標高1400mの三城集落は野菜の無人販売が魅力。虫穴のあいたキャベツとか有り難いね。スーパーのぴかぴか野菜に比べて数秒だけ寿命が伸びそうな気がするよ。あとついでに、桧沢林道を経て扉温泉・桧の湯に入浴していく。さすが「西の白骨、東の扉」と云われる名湯だが、自分にはちとヌルい。

日曜は暗くなってから岡田旧道〜浅間飲泉のジョギング11.5km。大阪マラソンが10月に迫っているのに、今月はちっとも走らなんだ。

ともかく次の週末は全日本マウンテンサイクリングin乗鞍。2008年を最後に遠ざかっている1:20'切りがなるか、微妙なところ。それよりツールド美ヶ原に続いてまた下山誘導協力員を承ったので、しっかりやりたいところ。大勢の合宿も楽しみだ。

キューが溜まる一方のむらよしギムナシオンには、去年10月のおんたけ湖ハーフマラソン参戦記をアップ。急がないと去年分を書き終わらないうちに今年が終わってしまう。せっかくお盆はネット断ちしたのに、帰ってきて中毒を悪化させてゲームばかりやってる場合じゃないぞ。

8/14-15分 Seven days 右往左往

函館の街を名残惜しく写真に収めながら駅で輪行。ちょうど上野発の北斗星が入線してきて人だかりが出来ていた。あれのチケットを取れなかった悔しさはあるが、結果として無理のない良旅になっているかも知れない。自分は始発の特急スーパー白鳥に乗って、本州へ帰る。JR北海道&東日本パスは函館〜青森間において、特急券を別に買えば乗車券として機能する。18きっぷだと木古内〜蟹田間しか特急に乗れないから、その違いを活かしてみたかったんだ。

Aomori青森駅で輪行を解き八甲田丸の周りをぷらぷらして、そろそろスタート。信号停止したところに浅草焼の店があって、つい寄ってく。上田のじまん焼きより小ぶりだが65円は安いわ。2個食って今度こそスタート。長野マラソンのTシャツを着てジョギングしている人を見かけ、ちょっと嬉しくなる。

陸上自衛隊を過ぎて少し登ると、はじめての三内丸山遺跡。物々しい入口の建物だが、入場は無料だ。園内は、確かにあのデカい矢倉?は凄いが、あとはプチ吉野ケ里ってとこ。それよりミュージアムはなかなか良く出来てる。「縄文人もびっくり!」というキャッチに負けてソフト栗夢を食べてみたり。

Art新青森駅前を経て、羽州街道旧道で大釈迦峠(102m)を越えると津軽平野。右手に岩木山が見えてくる。左手には南八甲田と北八甲田の山々。黒石市の「こみせ通り」を通り過ぎると、伊那市・ひたちなか市と並んで「日本三大田舎っぽい市町村名」と思われる田舎館村に入る。往路の列車旅で田んぼアートの駅広告をちょくちょく見掛けていたので、気になってたんだ。まず道の駅併設の第2会場から。200円を払って展望台に登ると、結構な人だかり。昨夜の函館山ほどじゃないけど、またずいぶんミーハーな所に来てしまったようだ。一枚の写真には収まらないほど横いっぱいに、サザエさん一家が色々な品種の稲で描かれている。

次に田舎館村役場の第1会場へ。展望台に5時から登れる整理券を配布している。え?15時の間違いじゃないのか。さすがに2時間も待てず下から見るにとどめたが、何の絵かさっぱり分からなかった。さぁラストランは気をつけて。立ちくらみするくらいに旅の疲れが溜まっている。昨日今日は大した距離を走らず、JR弘前駅でサイクリング終了。

もう自転車はいい。弘前観光も以前やったのでスルー。風呂の支度をして電車に乗り、大鰐温泉へ。新しい入浴施設じゃ旅情が無さそうなので旧温泉街を歩くと、ひどく寂れている。だがそれがいい。最後のひと頑張りで茶臼山に登り降りして展望を楽しんだあとは、共同浴場の零湯大湯でゆっくりする。古いが三階建ての建物は立派。休憩室のソファーに3分と言わず、ずっとうだーってしていたい。でも戻らなきゃ。

Oowani復路は弘南鉄道大鰐線に乗ってみる。良く揺れるローカル電車で中央弘前駅まで乗り、牛丼を食ってJR弘前駅に戻る。東口公園で津軽三味線のやかましい発車メロディーを聴きながら、テント泊。

翌日、朝焼けが見えていたが、撤収を終えたとたんに雨が降ってきた。晴れ男の魔法もここまで。あとはずっとしとしと模様の日本海沿い輪行旅が続く。流れる車窓をぼーっと眺めながら、気の遠くなるような乗車時間、一年分はあるかという考え事をする。休むに似たり。

もっとずっと、ケータイやパソコンから解放された旅を続けたい気持ちもある。七日間のネット断ちで新たに得たものは何もないが、取り戻したものなら色々ある。世の中に背を向けたダメダメな感じが良い。そこには自分の時が流れるのだ。まもなく、仕事の前後に血眼になってニュースサイトや動画チャンネル、ゲームログインをチェックする日々が帰ってくる。時代ゆえの仕方無さはあるが、またこうやってプチ失踪を楽しみたい。

Mutsumap夜遅くに松本駅に降り立つと、雨は一時的に上がっている。その隙にさっさと組み立てて、24時前ギリギリに帰宅できた。おつかれーーー…。

8/13分 ハコダテヤマノボレ0813

下北半島の佐井村で迎えた朝。いざ高速船で青森市へ渡るべくアルサスの定期船窓口に行くと、「本日欠航」の文字が私を絶望の淵に叩き落とす。そんなに風つよいかな…。どーすんだよ、膝が痛いから陸路で仏ヶ浦〜脇野沢なんて嫌だぞ。いっそ大間に戻ってフェリーで函館に渡るか。諦めていた北海道が一気に現実的になってくる。そうだそうしよう。着いたらフランチェスカちゃんグッズを買い漁って、特急列車で青森にとんぼ返りすればいい。

Daikan朝の便は行ってしまったので、昼前まで大間町をぷらぷらする。青い空、青い海。昨日よりハッキリ北海道が見える。やがて大函丸に乗船、出航。無上の旅情に包まれるひとときだ。朝ドラのように、伊東四朗が突堤から見送ってる気がする。さよなら本州私は行っちゃいます、ああ津軽海峡夏景色。




ship

Bayという訳でやってきましたほっかいどー! とんぼ返り? するわけないじゃん。サイクリング旅だとスルーしがちな函館の街を、今日はらくらく観光だ。まずはラッキーピエロのチャイニーズバーガーで昼飯にし、緑の島から対岸の赤レンガ倉庫群を望むなど。立待岬には石川啄木一族の墓がある。エロメガネとか言わない。

公園に自転車を置き、今度は市電1日乗車券による乗り潰しの旅。五稜郭は既訪なので行かなかった。そういうの長野県にもあるし…。函館どつく前駅から元町エリアの坂道をぷらぷらしてソフトクリームを食って、公園に戻る頃にはだいぶ暗くなってしまった。設営と炊事を急ぐ。夕食はいつものようにあくまで質素に、もやし入り麻婆豆腐のせご飯。

夜8時、函館山に登り始める。メインルートと思われる旧登山道コースを歩くが、街灯もなけりゃ行き交う人もない、真っ暗闇のスロープが続く。ヘッドライトだけが頼りで、所々慰霊碑のようなものが映るが気にするな。今日は脚休めのつもりだったのに、どうしてこうなった。そう思いながら七合目まで来ると山頂の照明が見えてきて、テンションアップ。ここから街灯だけはある。

Hakodate標高334mの山頂からは、ハッと息を飲む大夜景! こりゃ想像以上の美しさだ。自分の脚で登ってきたゆえの感動もちょっとプラスされてるかも知れない。ただしここからだとロープウェイが少し視界に入るので、駅舎屋上の展望台に回ってみる。…物凄い人だかりに笑ってしまった。これじゃ夜景を見に来たのか人を見に来たのか分からない。押すな押すな、早くどけよという惨状だ。下りのロープウェイも大行列に並んで50分待ちだって。歩いたほうが早いんじゃね?

さっきの空いてる好展望所は建物の裏手を回るため、ほとんどの人は行き方が分からない様子だった。海の向こうには本州下北半島の灯りも横に並んで見えている。後ろ髪を引かれる思いで下山へ。迷ったらシャレにならないので確実に旧登山道コースを選択し、下のロープウェイ駅まで降りたらキリンガラナが自分へのご褒美。あとはテントに帰って寝るだけ。

それにしても本当に北海道に来ちゃったんだなぁと、今更ながら旅の意外性にびっくりしている。

8/12分 オー!大間イキー

Shiriya羅針盤を北東に、大湊警備府を出撃。東通村に入るとだだっ広い田園風景があり「ここまで来れば青森県」って感じがする。風力発電所群もほど近く、近未来的というか幻想的というか。北岸沿いに進むと突如として現れる露天掘りと、三菱マテリアル・日鉄鉱業の巨大工場。工場萌えの人にはたまらん景観かも知れない。

やって来ました、本州最涯地の尻屋崎。この先には何もないという尖った地形の草原に、白亜の灯台が立つ。寒立馬(かんだちめ)の放牧はほとんど見られなかったけど、一番訪れてみたかった岬の感動は十分だ。

来た道を引き返し、途中から大間方面への短絡路へ。むつ市に入ったところに現れるのが、真新しいリサイクル燃料貯蔵施設。まるで映画に出てくる軍事施設のような、鼠一匹通さないセンサー囲いが印象的。

Oohata旧大畑町には、廃線終着駅の建物が残る。イカの町ということで、駅前食堂でいかすみらぁめんを注文。店の奥でイカスミを吐かされてる娘がいるのかなと妄想する。黒い麺が特徴だが、イカスミの味というのは私にはよく分からない。まぁ普通に旨い海鮮ラーメンだ。食堂らしくテーブルに新聞が置いてあるけど、なるべく日常から切り放たれた旅にしたいし、手には取らず。どんな天気になろうともラン初日の台風よりはマシなので、天気予報さえ気にならない。どうせ私の向かう先々は晴れるんだ。

情報に溢れた日常というのは、脳内で高速処理しているつもりでも、いつの間にかそれに追われ支配され、真実真理からは遠ざかってゆく。土を越え水を渡り、追い風も向い風も味方につけ、火で米を炊く。それだけの日々が欲しかった。ようやく、自分を少しだけ取り戻してきている。旅はさらに北西に進み、風間浦村の下風呂温泉には未成線のアーチ橋を整備した遊歩道がある。良さげな温泉街だけど、今日はもうちょっと走る距離があるんだ。津軽海峡の向こうには、うっすらと亀田半島の山々が浮かぶ。

大間町に入り、町道がカーブしたところに大間崎と土産物屋街がある。既訪だしちゃっちゃと写真を撮って怪しいマグロ串を食って、大間港へ。一番好きな朝ドラ「私の青空」のロケ地であり、函館との間をフェリーが行き来する。ちくしょー、北海道に行きたかったな。帰りの北斗星が取れなかったので諦めてしまったんだ。

Sai大間温泉に入り、買い出しは3日連続となってしまったマエダストア。かつて走った海沿いの道は原発建設のため潰され、迂回する新道を南へ進む。ホントに町のど真ん中に建ててるんだな。もう政党のポスターさえ見られない町。マグロだけではやっていけない葛藤と疲弊が垣間見える気がした。

佐井村でテント設営。予定していたランはここで終了し、明日から自由行動だ。もともと自由だけど…。とりあえず高速船で仏ヶ浦を見ながら青森市に戻ろう。それから八甲田山へ向かう? もう膝が痛くなってきたので輪行でいっそ北三陸へ飛び、ミーハーなロケ地巡りでもする?

8/11分 陸奥湾アトム

Kanitaごうごうとした風に飛ばされそうなテントを体で支える、寝苦しい夜だった。朝…風が和らぎ、太陽も顔を出す。もう大丈夫だ。がびがびのチェーンに注油してさぁ出撃。蟹田駅前の街路樹は昨夜の台風で根本から倒れていた。

陸奥湾沿いに、まずは青森市へ南下。向い風が残るけどしょうがない。対岸には下北半島や夏泊半島が見える。青函連絡船の時代に思いを馳せつつ青森ベイブリッジを渡ると、針路は北東へ。浅虫温泉のゆ〜さ浅虫に入り、展望風呂からは対岸に津軽半島の山々を望む。昼食もここで、Bグルメの牛バラ焼定食を頂く。スキヤキだー。

Natsu本日のメインは陸奥湾の真ん中に突き出た夏泊半島。大動脈の国道4号を離れ、田舎の漁村をつないで行く。こんな道を走っている今が嬉しい。夏泊崎から大島へ細い橋が架かっていて、西寄りに変わった強い風に気を付けながら歩いて渡る。さらに草むらの路を進めば丘の灯台に出るらしいが、他に行く人もいないし、風と時間を気にして引き返してしまった。100円のホタテ串を2本おいしく食べて、半島の東側へ。対岸の下北半島には夥しい風力発電所群が霞んで見える。さすが電源半島の趣。

野辺地から北は昔走った道なので、今回はJR大湊線を利用する。快速のキハ100形2両編成は混んでいて、ランドナーの輪行袋は比較的コンパクトとは言え、ちょっと申し訳ない気分。最果ての大湊駅で降り、またマエダストアで買い出しして設営地探し。高台の公園に着いたところで俄か雨が降ってきたので、東屋に逃げ込む。ここでいいや。

米を炊く時ガソリンコンロのポンピング棒がすっぽ抜けてピンチに陥る。だから陸奥で火遊びしちゃいけないんだ? 落ち着いて分解したら直ったけど。あとは、未だに定まらない体調が旅の課題。

8/9-10分 ほんまや、三厩

何もできないから、何もしなくていい。北海道&東日本パスという18きっぷに似た乗車券でのJR鈍行旅。廃人的な長距離輪行が松本から長野、新潟、庄内、秋田方面へ続く。期限は一週間。日常から離れる旅本来の雰囲気を蘇らせるため、ケータイの類はまた家に置いてきた。

盲腸線の男鹿線まで無駄に往復しつつ、追分で駅寝。俺みたいな人間が近付かないように、待合室のベンチは手すり付きになっている。始めは座って眠ろうとしたが苦しいので、床に銀マットを敷いて横になる。明日の天気以前に、無事に朝を迎えられるのか不安いっぱい。

…無事に8月10日が始まった。体調管理が甘くて少し喉が痛いのだけど。始発で新青森へ向かい、ハイブリットトレインの快速リゾートあすなろ龍飛1号に乗り換える。こんな日は客数少なく、サービスの三味線ライブもちょっと寂しい。

339という訳でやって来ました津軽線最果ての駅、三厩(みんまや)。頭の中はすっかり「雲のむこう、約束の場所」のBGMなんだけど、本降りの雨、どうしたらいいものか。こんな日にマラソン大会やってやがるし、負けるわけにはいかないな。

こんな日、こんな日…。そう、台風が絶賛接近中で風雨がキツいのだ。今年晴れ男の自分だが、台風には勝てなんだ。とにかく序盤は追い風に乗って北西の果てに向かう。岬が近づくにつれ突風になる。行き止まりになり、端島に渡ってみるも物凄い横殴りで潮ももろに浴びる。

それでも国道339号の「階段国道」は登らなくちゃな。スロープがあるので担ぎはあまり必要なく362段、標高差70mを押し上げた。灯台付近もモーレツな風で、最果ての景観はもうたくさん。階段とは別の戻り道を行くが、切り通しの部分はまっすぐ進めず何度も吹っ飛ばされそうになり、乗車は断念。時間は掛かるけど押し歩きで進む。

Takanoあじさいロードまで来れば一安心。向い風が強いけど、道の左右にせり出す青や紫のあじさいがキレイで和む。徐々に高度を下げ、三厩駅に戻る。ここからさらに松前街道を東へ進む。高野崎を過ぎると海岸沿いは本格的に向い風が強烈になり、「自転車は旧道を」という定石を破って内陸側の平舘バイパスでしのぐ。バイパスが終わればまた酷い風雨。まさに台風の中を突き進んでいる。こういう困難な旅ほど、後年記憶に残るものだ。らくらく観光旅行の、いかに印象が薄いことか。

蟹田町内のマエダストアで買い出しして、近くの公園に逃げ込む。何とか風を半分くらいしのげる場所を見付け、そこで炊事、設営を敢行。こんな悲惨なキャンプ今まであったっけ? あ、群馬遭難の時に比べればマシか。一応人里にいる以上、サバイバル感を楽しむ余裕はあるんだ。しかし一体いま台風はどこらへんを進んでいるのか、情報源がまったくない。

(お盆休みツーリング分のブログは多分一日おきくらいに更新していきます。)

8/2-3 信州循環鈍足

土曜日、松本から篠ノ井まで列車で移動する。あまり早起きしなかったので、ジョギング開始は昼前だ。ヤバいほど暑く、自転車で走るのも無謀であろう炎天下。もう歳なんだから無理はするなと、スポーツドリンクを序盤から多めに摂って慎重に進む。

Chikuma千曲川左岸のサイクリングロードを南下していく。アスファルトから吹き上げてくるような熱風。少し日が陰って楽になったが、休憩予定の戸倉上山田まで飢えと渇きを我慢できず、少し手前のコンビニで昼食にする。再スタートして歓楽色のある温泉街を抜け、少し元気にペースアップ。しかしジリジリする日差しが復活し、周囲に何もない土手道では不安におののく。遠くにドリンク自販機を見つけたら駆け寄ってまたスポーツドリンクなど。いったい何リットル飲む気だ。

善光寺平と上田盆地を分ける垂直の崖がだんだん近づいてくる。真下まで来ると、驚くような奇観。半過岩鼻(はんがいわばな)というらしい。背後から雷鳴が聞こえて来たので、もうひと頑張り先を急ぐ。33.3kmを4時間半かけて走り、ゴールは上田駅前。これで、信州循環急行を模したジョギングルートは5回に分けて完成した(松本→篠ノ井→長野、松本→小淵沢、小淵沢→小諸、軽井沢→小諸→上田、そして今回の篠ノ井→上田)。

電話ボックスの電話帳で銭湯を探すと、柳町にあるようだ。じまん焼きを買い食いしつつ歩いて、保命水をガブ飲みしてから柳の湯へ。いい湯でした。

1駅区間なら新幹線自由席は安いし、プチ贅沢で長野駅へワープ。まず権堂アーケードの外れに万両というラーメン屋を探し出し、チャーシューメンを注文する。周囲が赤く着色されたチャーシューが昔ながらっぽさを主張。うむ、松本・伊那にあった万両とは全然違うや。それだけ確かめたかった。

Binzuru間もなく長野びんずる祭りが始まる。第44回と長い歴史を持ち、ボーカルの無いお囃子で踊り歩く。手を合わせる振り付けが印象的で「そうだ、善光寺さんに手を合わせていかなきゃ」という気分にさせられたので、雨の中お参りしていく。長野マラソンだと数分で駆け下りる中央通りが今日は混雑。少々焦ったが予定の列車に間に合わせた。中央西線の豪雨災害の影響で特急しなのが長らく運休中なので、ほぼ同じスジで松本行きの臨時快速がある。ロングシートの211系3両編成でもありがたい。松本に到着すると、あ、松本ぼんぼんやってる。

日曜日、体が起動しない。昨日は3つの街をずいぶん歩いたからなぁ。二度寝して遅い朝食を摂り、自転車で美鈴湖まで登って遅い昼食を摂る。今日のサイクル野郎は2〜3巻。全巻読破のためのカフェピラータ通いはまだ始まったばっかりだ。

気がつけば次の週末からお盆休みに突入。寝台特急北斗星のチケットが取れなかったため北海道は諦め、自転車旅行の行き先は青森県だけ。期間後半の予定を考えていないが、がむしゃらに走るよりは滞在型もいいかな、なんて。一昨年の旅と同様に一切の通信機器を持たず、デジタルデトックス気取りでインターネットと自分を一週間切り離す。ブログは帰ってきてから追って更新します。

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