9/24-25 二時のソナタ

土曜は動画の編集作業をしていて、これが終わったらジョギングに出るんだ、と考えた。アップロードまで終え気が付いたら外は真っ暗、腹ぺこぺこ。天気が晴れていたのか雨だったのかさえ分からない。まぁ、今日できなかったことは明日やれば良い。

Pmusicと言っても日曜はピラータ音楽祭。いつものようにクラシックギターを担いで、ジョギングで美鈴湖畔まで登り降りするだけだ。プラグドは屋外、アンプラグドは店内で次々と演奏される。聴いているだけならどんなに気楽だろう。しかし自分も二時ごろ、一曲弾く手筈なのだ。他の方々はセミプロ、ハイアマチュアレベルが多く、さすがに気後れする。二十年近いブランクと練習の不真面目さがあって、人に聴かせられるレベルじゃない。人前で弾くのはほぼ初めてとなるベートーベンの悲愴を何とか終えるが、私だけ1曲のみでアンコールも掛からないし、評価は0、ゼロ。もし次の機会があるならば、この0を1にするために頑張るずら? お前はもう音楽に関わるな、とゴーストが囁くけれども。それにしても音楽祭自体はすごく楽しかった。

Interという訳で、6月のツールド美ヶ原と8月のマウンテンサイクリング乗鞍をまとめて5倍速ダイジェストとし、ニコニコ動画に【美ヶ原】松本ヒルクライム2016【乗鞍】として公開した。前作のヒルクライム王滝編は、評価値と言えるマイリスト数が実質0(1つは自分なので)、ゼロだった。この0を1にすべく猛省して構成を大きく変えてみたが…どうだろう。もうお前は動画を投稿するな、とゴーストが囁くけれども。投稿者側で画質をコントロールできずサーバー側で強制再エンコードが掛かる仕様になった件は、10分を超えない程度なら心配したほど悪くならないな、と思った。

余談だが乗鞍のレース前日にNBS長野放送のインタビューを受けていて、本放送で一寸だけどオンエアして頂いた。趣味を長く続けていれば、良いこともあるものだ。

7/19-21 トンボ日記

土曜。そういえば3月のロゲイニング賞品だったフューエルツールポーチ、要するにミニ水筒をまだ使ったことがなかったので、とりあえず塩水を入れて持ち出す。夏場の半端なジョギングには丁度良さそうだ。薄川を遡り、東城山の入口に林町会製の散策マップが置いてある。一部頂戴して読んでみると、林大城から大嵩崎(おおつき)集落に通じる道があるようなので、今日はこれを登り降りしよう。下山路はやや急だが、立ち止まって深呼吸したくなる夏の雰囲気。大嵩崎を経て、林小城の山も登り降りする。どちらの山も曲輪の数が半端ない。市街地の小松パン屋まで走って終了。牛乳パンが売り切れてるので味噌パンにする。

日曜はチャリで出掛ける。またチェーンがフロントインナーの内側に落ちる現象が悪化してきて、調整に時間が掛かる。当面は少しディレーラーが当たる程度にしておこう。そして松本イチのロング激坂である桜清水のタイムアタック。県道分岐から菖蒲沢林道分岐までを前半として、そのタイムを2倍して1分を足した値が後半の目標となるが…それより1分半遅れた。鞍部までトータル34分01秒なら悪くない、と思うのは甘えだろうか。

Fukashi急ぎ帰るも、まつもと大歌舞伎の登城行列には間に合わず。副案的に考えていた、松本深志高校の“とんぼ祭”に行ってみる。15年間もすぐ近所に住んでいながら、足を踏み入れたことがなかったんだ。目的は吹奏楽部の公演。「受験校なんて課外活動には力を入れないものだ」と思い込んでいたが、それを覆すキッチリした演奏で驚いた。ああヒルクライムレースの会場でよく掛かってる曲はオーメンズ・オブ・ラブっていうんだ、と考えるヒルクライム脳はともかく、アルメニアンダンスは楽しくて何度でも聴きたくなる。自分にもこんな時代があったのか無かったのか、記憶が薄れゆけば無かったのと同じことになる。後は(無駄に一千万掛かっているという)天体ドームなど校舎内を見て回り、近くの和菓子屋まるやまでロールかすてらを買って帰宅。

三連休らしいことを何もしないまま迎えた月曜も、近所ジョギングに出るだけ。美ヶ原温泉から渋池に抜ける作業道を走る、つもりが間違えて美鈴湖もりの国あたりに登りついた。まあいいや。桜ヶ丘へのシングルトラックを降りて行くと、野球場からは高校野球県大会の歓声が聞こえる。

遅れ遅れの参戦記は、昨年9月1日に短縮コースで行われた全日本マウンテンサイクリングin乗鞍編をアップ。ああ、今年こそ頑張らなきゃ。

11/19 廃線上のアリャー

Urusha 今更ながら少しは秋らしさを感じに行こうと、チャリで明科へ。こちらのほうが松本より標高が低いから残っているかも。駅前から『旧国鉄篠ノ井線廃線敷コース』トレッキングガイド通りに進むと、去年は塞がっていた三五山トンネルが通行できるようになっていた。しかし「廃線敷はウォーキングのための道です。自転車の通行は禁止」との表示がある。アリャー。膝が悪いので歩きたくないが、やむを得ずここからは押して歩くことに。どのみち路面は大粒のバラストなので乗り入れは困難だろう。緩い上り勾配をジャリジャリと進む。すれ違ったのは老婆一人のみ。ハイライトの漆久保トンネルを経て、駅から1時間でゴールの旧第2白坂トンネル入口に到着。この中では何かを培養しているらしく進入できない。国道で引き返すが、下り勾配はもう寒い。結構登ってきたんだってことを実感する。
帰りは田沢から大口沢への坂を経由。普通に走ると弱っている心臓に負担が掛かるので、気が付いたらパワーを緩める、の繰り返しで帰宅。年内は外出できてもこの調子だろう。

ところでパソコン用スピーカーとして古いラジカセのスピーカーユニットをプッチンプリン容器に押し込んだものを使っていたのだが、どうにも音質がシャカシャカしすぎてMacBook内蔵モノラルスピーカーで聴いた方がマシでは、という状況になっていた。という訳でとうとう棄却。
iALARMという、iPod用のスピーカーシステムがあった。目覚まし時計を模した小さな筐体からは、やや篭りながらもサイズに見合わぬ低域豊かなサウンドを奏でてくれた。しかし本体にはタイマーも電源スイッチもなく基本的に通電しっぱなしで、勿体無いからとオーディオタイマーと組み合わせて不使用時は切るようにした。すると仕様なのか欠陥なのか、iPod側から電気が逆流してバッテリーが空になってしまう。
いいや、これをバラしちゃえ。という訳でスピーカーユニットを外してアルミカップ酒のフタに固定して、コンビニ缶コーヒーのオマケが入っているキャップに嵌めて小さなパソコン用スピーカーが完成。
Speaker38 早速聴いてみるが、低域は期待したほどじゃない。こういうのは左右に分離することで筐体内部で逆位相を打ち消し合ってくれることがなくなるので、エンクロージャーにウレタンを詰めてみたところで余り効果がないのかな。よく解らんけど。とはいえ先代に比べれば出ている。高域はユニットを自分に向けられるようになったことで開放的になり、篭もりは改善。結果としてfバランスには優れたシステムになった。ただし音量を上げるとビリビリ言うようになり、若干控え目に抑える必要がある。そもそも8Ωのユニットを基本16Ω以上のイヤホンジャックからドライブするのが間違っているような気がする。8Ωの抵抗を買ってきてかませればいいのかな。相変わらずよく解らない。まだいろいろ調べたり改造したりする余地はありそうだ。

10/1 ハープニング

Kawakubo 薄川ジョギングとシャワーを済ませ、街まで歩いて降りると四柱神社の秋祭りが始まっている。たくさんの出店で賑やかな中、最大の目玉イベントは川窪裕子アルパコンサート。8年くらい前に地域情報誌の表紙を飾っていた記憶があるが、演奏を聴くのは初めてだ。背後の壁が影絵のようで幻想的。オリジナル曲以外は上松美香のレパートリーと被っているので、アレンジのちょっとした違いや独特のテンポコントロールも楽しめる。酔っぱらいが迷い込んできて一時場が殺気立つも、そのあと小さな子供も迷い込んで和んだのでグッドジョブ。

コンサートが終わると女鳥羽川で花火。小規模ながら間近でとんでもない爆音のものもあり、幼児がみんな泣き出すほど。縄手沿いのナイヤガラで締め。

9/17 カナルからの手紙

新しいiPod nanoは本体がクリップになっていて、シャツの肩あたりに止めればジョギング中も邪魔にならない。さらに驚異的な小ささと意外な操作性を実現した割には音質もまあまあ良好。長く使えそうだし色はシルバーにしといて良かった、と気に入っている。

Hf5 そうなると、先代nanoと同時に紛失した高音質イヤホンも買い戻したくなる。この出費については弁解のしようもないが、先代ER-6iよりワンランク上のhf5を購入した。13800円…。補聴器メーカーお得意の鼓膜に最も近い所で鳴らすタイプで、抜群の遮音性ながら装着感に慣れるのに一週間はかかる。
「自分はひねもす着けていても大丈夫だったし」といきなり外耳道の奥まで突っ込んだら痛い痛い。おろしたてのイヤーチップは硬いんだった。既装の3段キノコSサイズ(写真)では遮音性がイマイチだったので付属のMサイズに換装し、今慣らしているところ。音質は評判と期待通りで申し分ない。これさえあれば雨期にアパート脇の沢が増水しても気が付かないし、国鉄115系電車のMT54サウンドが反響する塩嶺トンネルや笹子トンネル内でもシンと静かに音楽を楽しめるのだ。音量を上げる必要がないから他人の迷惑にならないし耳にも優しい。
ちなみにER-6iなら今、信じたくないほど安く手に入るようだ(→価格.com)。正しい装着方法を会得するには情報収集力が要るが、慣らしを楽しめそうだと思う人にはオススメ(→参考画像)。原音ってこんなに豊かだったのかと世界が変わる。ダメならノイズキャンセリング逝き。

Skyparksep さて今日は耳休めにして、チャリで信州スカイパークへ。風が気持良くてこのままサイクリングにしたいところだが、しっかりジョギングするのが目的。1kmあたり4分30秒のペースを目標に周回コースを走り始める。最近すっかりサボっている自分にはかなりのハイ設定で、数十分もすると呼吸の自由が効かないあの症状が現れる。喘息じゃないと思うんだけど何なんだろう。2周目後半から「もうだめだ」「いや行けると思えば行ける」と苦しい葛藤の末、何とかラストスパートで全体としては目標ペースに間に合わせた。18kmを1時間20分57秒。そういえば空港にFDA社のジェット機が就航してから初めて来たが、時間が合わなくて見られなかった。コンビニで唐揚げ棒食ってだらだら帰る。

9/8 スクリーンにスクリーム

台風の影響による小雨がわずかに残るなか、田溝池へ10.5kmのジョギングとシャワーを済ませ、歩いて街に降りる。上土ピカデリーホールという古い映画館を活用した建物があって、サイトウ・キネン・フェスティバルを同時中継したスクリーンコンサートが入場無料で行われるのだ。チラシに書かれた開場時間より早く着いたが、240席は既にほぼ満員。松本城公園での上映が雨天中止となった影響もあるようだ。

Pica 午後7時過ぎに小澤征爾登場。立って歩くことさえ痛みをこらえてやっとという容態だが、ファンの為にチャイコフスキー弦楽セレナード第1楽章だけ指揮を振るう。なんという人だろう。音楽の才能だけではない高み。SKOが日本で別格のスーパーオーケストラであり続けた理由がここにある。

指揮は健康的な下野竜也による代行となり、権代敦彦デカセクシスの世界初演が始まる。意味不明な現代音楽もSKOの手にかかれば面白く、グッと集中してスクリーンを凝視し続けた。休憩時間の後はブラームス交響曲第1番。これを作るのも凄いが演じ切るのも凄い。圧巻のフィナーレに会場は興奮の坩堝と化し、スクリーン越しと言えど拍手は鳴り止まないのだった。音響もそこそこの広さで量感たっぷりだったが、いつかは本会場でもっと繊細な高音の響きを味わってみたい。

12/13 ウィッシュムラムラ

某コンビニで専用Edyを使うとiTunes Cardが20%OFFになるということで、その子カードのおサイフケータイで3,000円分を買ってみた。何気に複雑な条件と滅多に出ない商品の組み合わせでは、懸念していた通り店員がものすごく不慣れでパニクった挙げ句「ありがとうございました」の言葉も無かったが、ともかくこれでiTunes Storeのウィッシュリストをちょっとだけ消化できる。今回試験的にレビュー。(なおリンクはアフィリエイトになってないので興味があれば安心してクリックして下さい)

帝国のマーチ (ダース・ベイダーのテーマ)/栗コーダーカルテット
恐怖・死を突きつけられるような映画史上の有名曲を、今流行の栗コーダーが渾身のアレンジ。素晴らしいの一言。

JEWEL SONG/BoA
有線が聴こえる店で憂鬱まじりに奮闘していた一時代、耳に残った名曲。BoAといえばこの曲しか知らない。

赤いスイートピー/CHiYO
アイドル歌謡曲の基本。当時の女性は煙草の臭いが好きだった。これはカバー版。

待つわ/あみん
昔、従姉妹がカラオケで歌ってて耳に残った曲。そんないつまでも待ってたら一生終わっちゃうじゃんと幼心に思った。

インカ帝国の成立/つボイノリオ
アンデスの伝承を壮大に歌い上げる。詳細はWikipedia参照。…彼のPodcastを毎月愛聴しているので、これくらいの対価は払っていいと思った。

リリー・マルレーン/加藤登紀子
聴いているだけで幸せな気分になる陽気な曲。こんなちょっと泣ける歌詞があったとは。ネットで調べてみるとこの曲は実に数奇な運命を辿ったことも分かるが、私は女性が憧れの対象だった時代に想いを馳せたい。

アランフェス/高中正義
アランヘスのかっこいいヒージョンアレンジ。

Starwars Samba/高中正義
こんな愉快なスターウォーズもある。前述の“帝国のマーチ”と合わせて聴くと楽しさ倍増。

ファムレウタ (Acoustic Version)/新良幸人パーシャクラブ
歌詞の美しさは、自分が知る狭い限りでは世界一だと思う。

以上で半分の1,500円分を使った。上記の個々の曲をお薦めするというよりは、こんなバラバラなチョイスをドライブ前のひとときに楽しむ、そんなiTunes Storeの利用法をお薦めしたい。曲が気に入れば改めてCDを買えば良い、くらいの気持ちの余裕を持てれば。

5/29 タイムりみット

隣県長岡市から友人H氏が来た。私をマラソン趣味に引きずり込んだ張本人と言える。というわけでジョギングに出る。はっきりとした行き先を決めずに出たが、田溝池から芥子坊主山に登ることにした。標高差300mアップは脚にも来るし心臓にも来る。往復で距離は10km程度なんだけども。

Tokotowa 夜は松本文化会館まで歩き、泣く子も眠る夏川りみのコンサート。2001年6月だったかの深夜放送で「何だ!この歌のうまい人は?」と驚きファンになって以来、ついに念願のチケットを入手できたのだ。
んでやっぱり途中に「みんなでカチャーシー」なんてイベントがあるのだが、そーゆーの一度やってみたかったので良かった。

でもね、今さら言ってもしょうがないけど、やっぱり舞台側に立ちたいなー…。そりゃ思っても言わないことだけど。

今晩はブログのタイトルがなかなか決まらず、24時のタイムリミットを過ぎてしまった。

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