8/13 野母まで走れば大丈夫

Kushimaキャンプ地から無事撤収し、嬉野温泉の街外れにある轟の滝公園を散策。朝日が昇る〜♪

さよなら、佐賀。国道34号のラブホ峠を越えて長崎県に入り、新幹線の建設現場を見つつ大村湾沿いを南下する。せっかくだから大村公園を散策しよう。玖島城跡の石垣や櫓が立派だ。諫早を経て東長崎ジャスコで早めの昼食とする。建物の中は涼しいなあ。

ここから長崎半島の東側、県道34号を野母崎(のもざき)に向かって南下。海の向こうに島原半島や天草諸島を望む風光明媚な道だが、海岸沿いに良くあるアップダウンの激しさにたじたじ。休んでいると茨城県から帰省中と言うロード乗りが抜いていく。追い風なのは救いだが、それにしても暑い(この日、長崎市で今夏最高37.3℃を記録したらしい)。早め早めに自販機でスポドリを補充しながら進む。あまり人工甘味料入りばかりにならないように。

Kaba謎のサイクリングロード終点、そして風力発電所の丘を越えて、脇岬の集落に到着。時間はあるし、長崎県最南端の樺島に渡ろう。旧小学校脇の狭い激坂を登り、もうひと頑張りで樺島灯台。ひたすら海のパノラマ。振り返ると地下ダムという地形が見おろせる。すごく気になるけど、あそこまで下りるには飲料水が足りない。

本日最後のヒルクライムは野母崎権現山200mアップ。「手の平の力であらゆる病気を治します」と言う人が近づいてきて丁重にお断りすると、以降誰もいなくなる。展望台からはあまりにも有名な軍艦島が間近。ケムリクサの聖地だ。エンジンを点ければ今にも微速前進しそうな艦容だが、今は廃墟でしかない。アスベスト云々で今は上陸ツアーも無いようだ。遥か西には五島列島がうっすら並ぶ。いつか、あの島々を冒険するんだ。

Hashima海岸に下りて、アレガ軍艦島という温泉施設に入る。アレガって何だろう、星の名前?…浴室から「あれが軍艦島だ!」と叫ぶこと請け合い、程度の意味だろう。山の上から見るより、水平レベルからの方が何故か感動するな。濃厚な炭酸温泉は、他では得られない触感がある。

夕景のなか、公園でキャンプ。夜になるとちょっと雲が出て星が見にくいが、デネブアルタイルベガ…夏の大三角くらいは判る。本日走行123km、細かいアップダウンを積算すると1600mUPくらい。暑さと装備にしてはいっぱい走った。問題は明日、いよいよ台風が近づいてきた。

8/11-12 サイクルイン鳥

お盆休み、例によって青春18きっぷ輪行で、ひたすら西へ向かう。一週間自宅を遠く離れ移動し続けることになるが、ネット・クラウドではなくその土地土地からの情報を五感で最大限に得るべく、「旅情台無しアイテム」スマホは持たない。・・・のが恒例だったが、今回は実家の事情により止むを得ず所持する。折しも大型の台風10号が西日本に接近中で、九州直撃の可能性もある。スマホの使用は原則として、気象情報と運行情報を取得するにとどめよう。

Hakata_2という訳で車内でウトウトしたり、文庫版の宮沢賢治詩集を読んだり。イミワカンナイけど読み易い文体な気がするし、当時の宇宙観が伝わってくる。今とたいして変わらんね。岡山駅からは山陽新幹線でスピードアップ(どうせここまでの新幹線は激混みで輪行が困難)。福岡県に入り、夕暮れの博多駅に到着。ここまで冷房の効いた車内に居たから、駅前で自転車を組み立てているだけで、頭皮の全汗腺から一気にお湯が噴き出すような蒸し暑さ。とにかく西へサイクリングスタートだ。

Toriもうここが日本の首都でいいんじゃね?という大都会を抜けるあたりに室見駅や室見川がある。「波打際のむろみさん」の聖地かな。糸島市に入り、ドライブイン鳥(とり)糸島店で夕食。やや混みだがゾンビランドサガのコミカライズ版が置いてあって、読んでいるうちに順番が来る。「やき鳥一番 鳥めし二番」のCMソング通りに楽しめる一番定食をオーダー。鶏肉がクリスピーに焼けて旨い。鳥めしとスープも味わい深い。また食べたいね。

本日28km走り、公園でゲリラキャンプ。暑いのは仕方がない。

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Kagamiコンビニで朝食を済ませ、玄界灘沿いを西へ。いよいよ佐賀県に突入する。唐津市、虹の松原…ここで一ヶ月くらいキャンプしたい。一旦南へ折れて、鏡山ヒルクライム開始。16のカーブを数えて、標高280mほどの山頂公園に到達。青い海と空、緑の松原…最高の景観である。ゆっくりしてから松原に戻ると、からつバーガーの販売車がもう営業を開始している。ちょっと早めの昼食にしよう。

Houseアルピノにはコスプレの巡礼者がいる。駅前、小公園、砂浜、そして洋館とゾンビランドサガの主要な聖地を周る。無料のプラネタリウムがあるという少年科学館は休館日で残念。もう正午を回ったので次へ進もう。さらに西へ名護屋城なども気になるが、佐賀ばかり走る計画じゃない。南の伊万里へ急行する。いや、暑いので自販機で休み休みだけど。

ドライブイン鳥の本店はやはり混んでそうだし、まだお腹いっぱいなのでスルー。伊万里駅はJRとMR(松浦鉄道)で分かれている駅の構造が面白い。焼き物は展示を見るのが精一杯だわ。あと橋の欄干とかそれぞれ焼き物で趣向を凝らしている。道の駅山内で生姜ソフトクリームを食べ、さらに南へ。

Ureshino本日107km走り、やって来ました嬉野温泉。ここもゾンビランドサガの主要な聖地で、スタンプラリーも捗る。シーボルトの湯は建物内にキャラのポップが。入浴後は歩いて街を周る。うう、まだ暑い。また適当な公園でゲリラキャンプだが今夜はちゃんと飯を炊き、麻婆ソーセージを作ってかっ込む。さて天気予報を確認、明日までは大丈夫そう。

8/3-4 夢が鉢盛

Prime土曜の午後、フル装備のチャリで松本市内の自宅を出撃。うだる暑さだが、東側の鉢伏山にすっごい雨雲が掛かっている。西側の鉢盛山は微妙なところだが、そっちの山形村ルートを選んで走る。「お夏の碑」から朝日村に入り、中心部を通りすぎて御馬越(おんまご)の突き当り、標高950mにあるのがあさひプライムキャンプ場。ちょっと水場とトイレを借りるだけの自転車キャンパーにとって激安ビジホ並みの料金は高く感じるが、スポーツイベントなんてその土地に金を落とすのが存在意義だから、まぁいいか。実際せせらぎのフリーサイトはすごく気持ちが良い。じっとしていると寒い程だ。

Onatsu米を炊いてレトルトカレーとビタミンちくわが夕食。どうやら雨は降ってこないので、チャリで村中心部に下りる。「お夏まつり」…ネットにほとんど情報は無いが村民総出で盛り上がっており、特に子供にとっては松本ぼんぼんよりこっちがよっぽど楽しみだったんだなぁと。私は踊りをちょっと観てパンを買い食いする程度で、キャンプ場に登り帰る。200円で2分のシャワーが、一秒たりとも無駄にできないスリルを味わえる。

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Start日曜、少し明るくなってきた頃に撤収し、これにて本業(趣味)は終了。さて標高806mの朝日村役場に下りて、第2回日本三百名山鉢盛山2447登山マラソンの受付を済ます。距離38.3km、比高1,641m(積算だと+60m程)で、最高気温36℃?の酷暑に見舞われた去年の第1回は完走率54.5%という伝説的なサバイバルレースだった。自分の記録は5:18'余(参戦記)で、いくら標高差があるとはいえ長野マラソンの最終ランナーよりちんたら走ってたのはどうなの?と反省している。今年は予報33℃程度なのと、スタート時刻が30分早まっているから少し楽になるだろう。目標としては5時間を切って、さらに順位20以内が夢かな。トレーニングは7月200kmと、夏季は原則としてジョギングしない私にしては頑張った。須坂駅⇔毛無峠や、近所の城山遊歩道、Gトレイル等でそこそこ高低差にも慣らしてある。

それにしても参加者の雰囲気が一般的なマラソン大会と違う。みな脚がマッチョで太い。大会キャッチコピー「つわものだけが登ることを許される」の通り、本当に強者だけが定員いっぱい集ってしまい、気後れする。直前サプリは初めてベスパプロを試す。山頂コース参加者全員による記念撮影をして6時30分、だらだらとスタート。誰も行かないから、最初だけ私が先頭になってしまった。以降ずりずり下げる。順位を数えるが、アホだからだんだん分からなくなってきた。朝の曇り空は、御馬越あたりからもうかんかん照りに。さあ登るぞ。

Dirtばらけているが、多分10位グループの最後方で林道ゲートエイドを通過。ここからは未舗装路なので、ロード用シューズだと痛いだろう。今日履いているのはトレイル用のサロモンセンスプロ2、だがもうぼろぼろだ。大会攻略法のページにはしつこく「前半は温存して」と書いてあるが、登りの脚は登りのうちに使い切っちまう作戦。というかロゲイニング強豪のBさんにあまり離されたくなくて、つい追ってしまう。手持ちのスポーツヨーカンを食い、林道中間エイドを経て七曲りに入るといよいよ呼吸が苦しくなる。観念してペースを落とす。風は涼しいのに。

登山口エイドでバナナと塩飴を頂き、今回のテーマは「エイドでゆっくりしないこと!」なのでさっさとリスタート。Bさんと同時だったがもう完全に実力差がはっきりし、すぐ突き放される。膝を手で押しながらひいこら登り、村界尾根からは楽になる・・・が一度冷えた脚がつりそうで、やっぱり走れないわ。折り返してきたトップ選手らとすれ違いつつ、なだらかな所だけ少し走る感じ。

Norikura2:32'程で標高2447m鉢盛山山頂、の少し奥にある反射板に到達し登頂証の木札を貰う。穂高岳や常念岳は隠れ気味だが、今年は乗鞍岳が見える。お茶を沸かして1時間はまったりしていたいが、レース中なので1分も居られない。給水もないし、写真だけ撮ってさっさと引き返す。想定よりかなり早いので、後半に大崩れしなければ5時間は切れそうだ。それにしてもトレイル下山はやっぱり苦手で、後ろから迫ってきた選手にほいほい道を譲る有り様。村界尾根からの急坂はいよいよ脚の踏ん張りが効かなくなり、下る人優先なので登る選手を待たせてしまうのが申し訳ない。

腕もじんじんに痺れ一旦休んで補給すべき所だが、もうひと粘りして無事に登山口エイドに戻る。またバナナと、漬物等も頂きリスタート。ここを折り返し点とする林道コースの選手たちと混ざる。重力任せのペースで走っていると、山頂コースの選手が猛スピードで追い抜いていく・・・が、つってしまったようで先の方で止まっていた。以降、孤独なランが続く。いつになったらこの山奥から脱出できるのか。苦しい時は「マッチョアネーム?」を口ずさむと、ちょっとポジティブになれる。

今回ゲイターを装備しているので、靴の中に小石が入ってこないのは快適。だがウェア擦れが痛いのは想定外。汗のかき過ぎが原因だろう。スポーツヨーカンは走りながらだと食いづらいことが判明したので、予備のカーボショッツを服用しつつ林道ゲートエイドに到着。フラスク2本に入れていた塩水がもうからからなので、水を分けてもらう。

Hoseいよいよ熱風地獄のロード、去年ほどじゃないがさすがに暑い。針尾の集落に入ると住民が水シャワー装置などでもてなしてくれる。消防ホースぶっかけにはもちろんバンザイ突撃、生き返る〜。脚はもう終わっていて、また順位を2つ下げてしまうのだけど。20位以内は厳しいかな。残り1kmにある旧役場の新設エイドで給水し、最後に焼き土下座の坂を登らなくてはならない。なんとか走ってクリア。キャベツコーナーを抜けて、無駄に猛スパートして場を沸かせつつフィニーッシュ!

渡されたスポーツドリンクPETをすぐに飲み干し、もてなし給食へ。ああスイカが旨い、解凍トマトが旨い、キュウリが旨い、スープが旨い、サラダが全部旨い。おにぎりはちょっと喉を通りづらいけど…旨い。そういえばタイムは4時間38分位で、予想外の大幅PB更新となった。去年が遅過ぎたせいか。正確なタイムや順位は不明。今回はリストバンドによる電子計測がコース内の各ポイントにあるのだが、山奥で通信が確立できないため、機器を持ち帰ってからの解析になるそうだ。あと、山岳耐久レースチャンピオンという先頭ランナーが林道下りで軽快すぎて、元MTBチャンピオンのMTBによる先導が負けてしまったらしい。

Finish全身傷だらけでゴールした選手は、トレイルで落ちたか。ファミマで買ったコーラを呷っているうちに、林道コースの表彰式が始まる(もっと短いゲートコースはとっくに終わったようだ)。今回はクーラーの効いた庁舎の中なので、多少ギャラリーが居る。やがて山頂コースの表彰式も始まる。アスリートの女性はなんと美しいことか。庁舎内に飾ってある声優・羽多野渉さんのサイン色紙は、誰か気がついただろうか? まだ続々とフィニッシュする選手も居るが、参加賞のキャベツとスイートコーン?を受け取って、そろそろリーブしよう。フル装備のチャリでのんびり、松本市街地はさらに暑い。帰宅して洗濯したりテントを干したり。すぐ乾くから捗る。

完走率は山頂コース90.5%とのことで救急車沙汰も無し、と思ったら帰宅後にぶっ壊れて病院送りがいた模様。私も帰宅後、水やスポドリをいくら飲んでも飲んでも足りない調子だったし油断ならない。Web公開の記録速報によればタイム4時間38分05秒、総合順位19位/出走189名中で、何とかトップ20を確保できて嬉しい。後半だらしなかったので、次回出るなら今度こそ真面目に前半を抑えるべきだろう。という訳でこのコース、終始しんどいけど終始楽しいわ。だから出たのさ。

6/28-30 雨音は登坂の調べ

Orpheus松本市教育文化センターのプラネタリウムはリニューアルしてからだろうか、金曜の夜も投影がある。光学式投影機による丁寧な星空解説のあと、プロジェクタによる「コズミックコリジョンズ」の上映。これが今月限りなので、駆け込みで来たのだ。2003年の古い作品ながら緻密かつ迫力満点。最後に再び光学式投影機で補足解説してくれる。これで510円なら映画より断然良いと思うのだが、場所が辺鄙すぎて客は他に2名のみ。

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土曜、ツールド美ヶ原の前日受付がてら、ジョギングで軽く近所を一周。会場では大会裏方、ではなく今回選手として出るMさんや、乗鞍仲間のIさんMさんKさんらにエンカウント。ブース出店でマラソン大会で使えそうなバックポケット付きTシャツ等を買っておく。

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Start日曜は朝から雨。梅雨らしい梅雨は松本では珍しいのだが、それにしても土砂降り。距離4.7km、標高差400mの第1チェックポイント美鈴湖がゴールになると発表された。雨天中止は11年前にあるが、コース短縮での開催は初めてだろう。荷物預けをしてから軒下でじっとしていられず、ついうろうろして身体を冷やす。4年前の乗鞍と同じ失敗をしてしまった。会えたのはMさんと、乗鞍仲間のHさんだけで、他の方はDNSという。全体でもざっと出走率は50%くらいだろう。考え方は人それぞれ。私の考えを言えば、悪条件でも楽しみ経験値を積む、という貴重な機会を損失する訳にはいかない。

Sスタート時刻が各クラス7分遅れというのを聞かずにスタンバイしたものだから、もう歯がガチガチ言うほど体温が奪われている。断続的に強い雨が降るなかようやくスタート。応援賑やかな温泉街を抜け、名物の激坂へ。誰も転んでないじゃん。さらにキツめの坂が続くのだが、ちっともギア比を上げられない。二車線の平坦路に出て例年ぶっ飛ばす所も、もう集団下山が開始されてて一車線しか使えず勝手が悪い。油断するとセンターライン係を轢いてしまいそうだ(実際事故があったらしい)。

Misuzu結果、例年のCP通過タイムより1分も遅い20分28秒でフィニッシュ。この調子でやれるだけのことはやったし、何より開催されただけ有り難い。天候は回復してきたが、強風は相変わらず。あれっ、後輪のハブクイックが緩んでブレーキとホイールが接触してやがる。どの時点からだったのか、タイムに影響したかも知れないがまぁいいや。ゴール係のKさんと話したり、カフェピラータ前でうだうだしてるうちに下山がだいぶ遅れたが、浅間温泉に着いてもまだ10時前という。振る舞いの豚汁や出店の佐世保バーガーを食って、一旦帰宅しシャワーを浴びる。

Stadiumもうメットを被るのも面倒くさくて、グランフォンドKOMOROの痛いTシャツを来て、ジョギングで再び会場へ。すっかり晴れて蒸し暑いなか1時間早めての表彰式を観て、抽選会は何も当たらず。次の大会は鉢盛山登山マラソンだなーと思いつつ田溝池へ遠回りして帰る途中、またMさんにエンカウント。鉢盛山では世話になります。

去年はすっぽかしてしまったが、やはり私にとってツールド美ヶ原は年間最大のイベント。つまりこれで燃え尽きることになるが、ちょっと悔しさが残って、バネになるかも知れない。

6/22-23 夏至日の贅肉祭

土曜は午前中に安曇野を軽くジョギング。この「軽くジョギング」ってのが、新たな発見をもたらすことが多い。それぞれ書くほどでもない些細なことだけど「どぶ田堰」とか「けらっぽ堰」とか、ググっても由来が分からん。探せばもっと色々ありそうだ。

3rd午後、松本市教育文化センターのプラネタリウムへ。地元フルート奏者の桂聰子さんによる無料の星空ステージが行われるとのことで、開演20分前で整理券番号66/90、立ち客も出るほど盛況となった。ぐずる子供が数名いるが「最初はウォーミングアップ」と奏者も割り切っているだろう。第1部はヴェニスの謝肉祭で締め、第2部は通常の星空解説でアンタレスの由来など。第3部は最新の投影機を演出に使い、宵待草で締める。ドームシアターは音響が悪いと云うが、それはさほど気にならなかった。最後までぐずり続けるのが一人いて、気にならないと言えば嘘になる。有料で(客層を絞って)やって欲しいが、それだと集客にコストが掛かって難しいかも知れない。いずれにせよ次の星空ステージ企画が待ち遠しい。

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Hakama日曜は昼前に自転車でツールド美ヶ原コースを登る。最近食い過ぎてるせいか絶不調で、月初のタイムアタックに比べどんどん遅くなるありさま。土砂降りの予報があり、雲行きが怪しくなってきたので袴腰スキー場跡で止めてしまう。丁度レンゲツツジの花が見頃だ。路面のガタガタは補修工事がなされており、若干マシになった。ピラータで食事して、結局雨はあまり降らず、裏浅間峠だけ追加で登ってから帰宅。もう次の日曜はレース本番だ。

6/8-9 三笠の山に出でし霧かも

土曜の外出は芥子坊主山にジョギング程度。距離は無いが、300m近い標高差があり効率が良い。今月はどうしても自転車ばかりとなるが、あまりラン走力を落とさず来月以降に繋げたい。なぜなら8月頭の鉢盛山登山マラソンで、もうちょいマシな結果が欲しいから。

という訳でむらよしギムナシオンに去年の鉢盛山登山マラソン参戦記(詳細版)をアップ。なんとか今年の申込締切に間に合った?

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日曜はクルマで王滝村へ。年に一度の長距離ドライブ、と言っても2時間弱で着く。御嶽山二合目過ぎの駐車場からチャリで、スピリチュアルロードのヒルクライムスタート。タイムは計らないし序盤はゆっくりだが、中盤からはそれなりに追い込む。人車一体が楽しいのだ。終盤は霧で景色がなくなり、1時間半で田の原に到着。

せっかくだから残雪の参道を少し歩き、標高2256mの三笠山神社に登頂する。霧と木々に囲まれまさしく幽玄。水たまりに見えるのは小さな火口湖とのこと。チャリで下山途中、八海山神社にも寄る。ここは目の神様とのことで、湧き水も美味しい。もうひとつ十二大権現もお参り。さるぼこ人形を1つ持ち帰り子宝が出来たら人形12ヶを作り奉納するシステム。いざとなったらすがってみよう。三社とも、前回までスルーしてたのが勿体無い趣があった。

Mikasa

Hakkai

Juuni


駐車場に戻り、ひめやのほうば巻を購入。もうこれが楽しみで楽しみで、梅雨の季節に絶対外せない味覚となった。アップルパイも一つ買い、先に頂く。サクサクジューシー。周辺には霊神碑が無数に並び、散策して時間をつぶす。昼食は木犀舎で、ここのピザとコーヒーも毎年の楽しみ。下山で冷え切った身体がやっと暖まった。もう一つの選択肢だった王滝食堂が閉店したのは悔やまれる。

Houba今日はSDA王滝っていうMTBの大会があって様子を見に行こうかとも思ったが、雨が降りだしたし断念。クルマで松本に無事帰る。ほうば巻がどんどんなくなる。

6/2 荒れてるど美ヶ原

Uyariho土曜深夜まで引き篭もって動画編集をしていた影響も少なく、日曜そこそこ元気。一年以上ぶりにツールド美ヶ原のコースを自転車でタイムアタックする。薄曇りで涼しいが、やはりこのコースは腰に来る。どうにか目標の1時間30分をギリギリ切ったが、脚力も集中力も課題は多い。同量同質のトレーニングでは年々衰えるぞ。

スカイラインの景観は相変わらず別天地めいて最高なのだが、道は下り側が特に荒れている。レースの集団下山時は前走者と十二分な間隔を空けて、自分で路面状況を注意深く把握しないと吹っ飛んでしまうだろう。今日もオートバイの方が事故に遭われたみたいで、彼を乗せた救急車に付いて下山する形になった。途中の美鈴湖畔ピラータで昼食とし、冷え切った身体を温める。さらに、完成した動画をネット公開前に披露させて頂いた。

という訳で先週末の中央アルプスヒルクライムを、宮田高原ステージと駒ヶ根高原ステージをまとめた5倍速ダイジェストとしてニコニコ動画に紹介。ニコ動向けだしどうしても痛さ重点になる。BGMに使用した宮田村イメージソングは、会場のスピーカーからICレコーダーで録音したもの。ゆえに咳き込む声とか入ってる。ノーカットの垂れ流しはYouTubeに置いたが、パソコンが容量不足だし需要もなさそうなのでこれも5倍速のみとした。また少しでもイベントに興味を持って下さる方がいると、嬉しい。

→YouTube: 中央アルプス・ヒルクライム2019宮田高原ステージ(5倍速編)
→YouTube: 中央アルプス・ヒルクライム2019駒ヶ根高原ステージ(5倍速編)
→ニコニコ動画: 中央アルプスヒルクライム2019△宮田&駒ヶ根△5倍速ダイジェスト

5/24-26 わんこが宮田 コマガーネ

金曜未明から松本市内で火災煙が発生し、大気汚染物質の異常値と外出を控えよとの通達が出ている。にもかかわらずフル装備のランドナーで出撃。善知鳥峠で盆地を脱出する頃には、だいぶ喉が痛くなってしまった。だいじょばないか?

という訳でやって来ました上伊那郡宮田村&駒ヶ根市の駒ヶ根高原。平日に来たからには、軽食喫茶ガロのソースカツ丼を食う(土日は激混みなので)。今回はエビフライも乗ったミックス丼。予想以上に海老の味が強い。

Camp駒ヶ根キャンプセンターに連泊の手続きをとり、お湯を沸かしてスティックコーヒーを飲む。キャリア等を外した空荷チャリでまた出掛け、中央アルプス・ヒルクライムの受付へ。グランフォンド軽井沢と同じ運営なので、GRANFONDのフラッグがいっぱい立っている。参加賞は養命酒さんの提供が無くなった代わりに羊羹とホテル千畳敷のタオルが付く。近くの温泉に入ってねという配慮かな。去年は二日目のみの参加だったが、今年は初日からのダブルエントリーにした。体力は持つだろうか。

Wankoわんこ寺こと光前寺にお参りし、早太郎おみくじを引くと末吉。街へ下りて西沢スーパーで食材を買い出しする。と言ってもレトルトばかりだが。また登り返して早太郎温泉の宮田村側にある「こまゆき荘」に入浴。アルカリでぬるぬるする、いわゆる美人の湯が心地よい。

こまくさ橋を渡ってキャンプ場に戻り、米を炊いて夕食。暗くなるとさすがの星空で、おおぐま座がちゃんと大熊に見える。

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土曜、高原の朝は冷える。少しウォーミングアップしてちょうど良くなった。宮田村文化会館が宮田高原ステージの会場だが、少しパレードランをして、林道寺沢線の入口あたりが実際のスタートになる。朝7時から30秒ごと10名ずつスタートを切って行く。

Tera自分は中ほどのゼッケンなので2分後。いきなりの激坂におののいている間に同時スタートの連中はほとんど先へ行ってしまう。おっそろしいなあ。コースプロフィールは10.7km890mUPで、狭く変化が少ない。それでも登る程に時々、左手には停まって写真を撮りたくなるような風景が現れる。痛ジャージ勢のボス(?)武蔵野アニメーションやヤマノススメ、なつまちの青いの、しぶりんあたりは抜いたが、諏訪姫やなつまちの赤いのにはとうとう追い付けず。呼吸に気を付けつつラストスパートしてフィニッシュ、最低限目標とした50分は切れた模様。

保育園メダルとアクエリアス、預け荷物を受け取り、キャンプ場の炊事場では何とEAT&JOYさんが焼きたてのピザを振る舞ってくれる。状況をみて複数回オッケー。今年は開催時期を早めたためレンゲツツジの群落は観られないが、丘を歩き登ると宮田高原山頂の展望所に到達する。

Miyada!!……ここまで感動するのはいつ以来かと思う絶景。左手に浅間山や八ヶ岳、伊那美篶の河岸段丘、正面から右にかけ南アルプス自慢の名峰群と水鏡の伊那谷。後ろは明日登る千畳敷カールや宝剣岳が間近である。参加者のほとんどがピザに群がりっぱなしで山頂まで来ないのは、勿体なさ過ぎないか?

集団下山もまったりと進む。縦一列チドリ隊列を守らないと違反で失格だけど、たまに調子良く抜いてく人たちがいる。特にあの赤いチーム・・・急いだところで、先導車の後ろに馬鹿が団子になるだけだよ。「ふるさとみやだー♪」と村のイメージソングが流れる会場では、エビフライとソースカツの弁当とドリンク、菓子等が振る舞われる。この旨さがサプライズ。さすが期待以上のサービス感あるイベント、表彰式を見て解散。自分の成績は49'09"で完走66名中33位、ちょうど半分か。

Oonumaル・ノール・リヴィエールのアイスドーナツも旨い。キャンプ場に戻り、午後は丸々ヒマ。強制的に発生するヒマって良いもんだね。たらふく食べた分のカロリーは消化したいが、もうチャリは疲れた。暑いので街に下りたくもない。仕方がない、高原を走ろう。肺に負担を掛けない程度の超スロージョギングで家族旅行村、光前寺の裏を回って大沼湖など1時間。

さらに日陰のパノラマ遊歩道も小一時間歩き、スキー場の上からの展望や山歩きを楽しむ。筒井商店のりんごパイやすずらん飲むヨーグルトがこれまた旨い。あとはお馴染み「こまくさの湯」でまったり。同じ早太郎温泉でもこちらはさっぱりな湯。夕日が沈み、キャンプ2泊目。

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程よい筋雲、朝凪の駒ヶ池に映る山々が美しい日曜。中央アルプスヒルクライムは最終日の駒ヶ根高原ステージを迎える。参加者は約100名弱、去年より少し減ったか? 広報さんもっと呟いてよ。痛ジャージはろんぐらいだぁす!、ゆるキャン△、エヴァ、ラブライブ等増えた。今日の自分は黒森峰学園のジャージを来てクロモリ重戦車気分。実際、昨日の疲れが残り脚が重い。

Shirabi7時の2分後スタート。コースプロフィールは9.3km779mUPで昨日より少しだけお気楽極楽。またしても同時スタートのトレインには置いていかれるが、思ったほど後続に抜かれまくってはいない気がする。普段は路線バスと関係車両しか走れない狭い険道、深い谷の向こうに雪渓の山々が見え隠れする。

相変わらず心肺に負担を掛けられず、ケイデンスを上げるよりパワーで何とかしようとしがち。ラストスパートポイントは逃さず、力を出し切る気持ち良いフィニッシュでしらび平駅に到着した。チャリは下山トラックに預け、ドリンクと完走証を受け取る。

1000jouさあここからが本番だ。恥ずかしながらロープウェイ始発の前面にかぶり付き、千畳敷駅まで7分半の旅を楽しむ。標高2612m、ホテル千畳敷でドリンクとソースかつ丼弁当を受け取り、まったり昼食…じゃなくて朝食? 外に出ても、日なたは暑いくらいの陽気。左手に残雪たっぷりの千畳敷カーーーーール!と宝剣岳、右手に伊那谷と南アルプス、ちょこっと富士山も。サングラスを忘れたのを後悔しつつ、カールを軽〜く一周する遊歩道で別天地の雪上散歩を満喫する。ここまで来る参加者は3人くらい。ホテルからでも絶景が拝めるのでそんな無理しなくて良い。

Houken表彰式も和やかに終了。下りのロープウェイも前面にかぶり付くボク、お子ちゃまですいません。シャトルバスに乗り継ぎ駒ヶ根高原でチャリと再会、成績表を受け取る。44'32"で去年より18秒遅くなっちゃったが、これが2ステージ制の難しさか。完走87名中36位、二日間総合で46名中24位となった。イベントは基本ひとりぼっちの○○参加だが、ツイッター等で繋がりのある人に結構お声がけ頂いたのはとても嬉しい。「動画が役に立った」とか、最高の褒め言葉ありがとうございます。

すずらんソフトクリームを食べて自宅、じゃなかったキャンプ場に戻りテント回収。自走で帰る気力は残っておらず、駒ヶ根駅から輪行で松本に帰る。これも旅のうち。松本駅前はAACR参加者の輪行風景がみられる。中央アルプスの参加者が減った原因はこれと被ったせいか? 盆地の空気は元に戻っているが、市内は相変わらずキチガイじみたマイカー大渋滞。

6年前に参加した鳥海山以来のステージ制レースを、無事乗りきれてホッとしている。どちらも満足度では日本最高峰(多分)、これからもみんな頑張れ。

追記:ニコニコ動画向けダイジェスト↓

5/18-19 この素晴らしいプラネタリウムに広報を!

先月後半からイベントやツーリングが続いたので、自宅でゆっくりする週末は久々に感じる。とは言えちょっとは出掛けよう。土曜はチャリで山辺の松本市教育文化センターへ。ここのプラネタリウムは長らく半端なデジタル式(メディアグローブ)だったが、先月末に光学式のオルフェウス投影機を核とするハイブリッド式に生まれ変わった。

Orpheus11時はたっぷり星座解説オンリー回。プラネタリアンさんが新システムを使いこなせるのか?などと心配していたが、適宜録音された音声解説も使いつつ、とても分かり易く進行する。時間が短いと「知ってる話」ばかりになりがちだが、40分もあれば初耳な星座エピソードもそれなりに織り交ぜてくれる。そしてオルフェウスさんの表現力は星の数、色、またたきなど素晴らしいの一言。現状オーバースペックとも言えるが、光学式はなかなか陳腐化しない(明石のイエナさんは半世紀以上を経てなお美しい)から永きにわたって頼もしい。長野県内では佐久市子ども未来館にもオルフェウスさんが居るけど、あちらはさっさと子供向け配信番組に切り替わってしまうのが難。松本は大人向け番組回もあるし、毎月とは言わんまでも季節毎に見に来る価値はある。

問題は場所が辺鄙すぎて、90席のうちせいぜい十数席しか埋まらないこと。観覧料収入で運用費を賄うビジネスモデルじゃ無いとは言え、この素晴らしさを市民のほとんど誰も知らない状況は(税金が)もったいなさ過ぎる。広報、がんばってね・・・。

隣りの旧山辺学校校舎も観覧していく。昨日国宝になることが決まった旧開智学校については「高価で住民を苦しめた」と軽くディスり、「こちらはコストダウンを図り現実的であった」と胸を張る解説文が面白い。

Yamabe近くのスーパーで昼食後、山辺の奥へ向かう。斜度15%のコンクリが延々続く「桜清水坂」は、あまり時間を掛けたくない時に最も効率的なトレーニングが出来る。区間35'53"、うう遅い。帰りに宮原の道祖神に寄ってみると、抱擁像がユニークだ。彫られたのは天明の大飢饉の頃、繁栄への切実な思いが刻まれている。自分はちゃらちゃら走りまわったり食いまくったり、何だか申し訳ない気分。

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日曜は月例のギターサークルで、美鈴湖畔ピラータへジョギング往復。アンサンブルの練習が進捗してきたし、そろそろソロも考えなくては。

むらよしギムナシオンに、去年の中央アルプス・ヒルクライム駒ヶ根高原ステージ参戦記をアップ。今年は開催日が前倒しとなり、もう次の週末だ。前日の宮田高原ステージとダブルエントリーしたので、ちょっと大変だけど超楽しみ。

5/11-12 浅間山とカレーめん

Toast土曜の昼、輪行で小諸駅に降り立つ。自転車を組み立て、ティーサロン寿徳で小倉クリームトースト&紅茶を頂く。小諸に来たらこれは食いっぱぐれたくないもの。

爽やかな天気のもと、浅間側の坂を登っていけば信州青少年の家、前日祭会場である。ちょっとした補給食やクーポン券、勇者の証、あとキャラクターオプションとしてヤマノススメを追加してあったのでそのTシャツなども受け取る。今回ロゲイニングめいたイベントはないのでケバブを食ったりしてまったり、三宅大志さんらのトークショーは音響難で半分聞くくらい。

本番のビンゴ大会はお馴染み東城咲耶子さんの進行で。手持ちのカードがわりと早く揃ってくれてまだ高額賞品もよりどりみどりだったが、planetarianのバッジがあるなら私が頂かなくてはなるまい。

街へ下りて古久清食堂で夕食。スーパーで朝食を買い出しして、そこら辺の草地でゲリラキャンプ…毎年このパターン。そういえば何で三年連続で同じイベントに申し込んだんだろう。運営さんがネクロマンサーに扮したキービジュアルに惹かれた訳じゃないぞ?…でも小諸に来れば何か良いことがあるってイメージがあるんだ。夜空を見上げればうしかい座、おとめ座、しし座といった春の星座たち。

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Start日曜の朝、ちょっと冷えるが今日も良い天気になりそう。信州青少年の家に続々集まるオタクな青少年たち(ほぼおっちゃん)。実数は不明だが、値上げにも関わらず去年よりだいぶ増えたらしい。影山ヒロノブさんのゼッケンが340だからそれくらいかな? オタクの大群が公道を堂々駆けるイベントはレアだからな。キャラクタージャージもびっくりするほど多彩で、特にゆるキャンおじさんが増えたなー。けもフレは絶滅。走り易さを度外視したコスプレさんもちらほらいらっしゃる。あんたら優勝。

見た限りランドナー乗りは私ともう一人だけで、その人と昔話をしているうちに開会式、そしてグランフォンドKOMOROが7時の一斉スタートを迎える。パンツァーフォー! 序盤の1000m林道なら長蛇の列も無問題(?)。乗鞍仲間のKさんGさんらとだいたい同行して軽井沢エイドへ。ここからは北へ、峰の茶屋越えなので完全にばらける。

Tsuma楽に1イベントを完走することより、私が維持増進したいのは旅を楽にするための体力。今年も「クロモリ重戦車ゆるキャン△仕様」と銘打ってフルキャンプ装備を貫きつつ、登り坂は出来るだけ攻める。戦車は重い方が強い。去年との違いは、サイドバッグにガルパン黒森峰ワッペンを、フロントバッグにゆるキャン△ワッペンを夜なべして縫い付けてあること。マップケースやサコッシュはラブライブとプラネタリアンで飾る…いったい私は何おじさんなのか。

群馬県に入り、雄大な浅間山を望む北軽井沢エイドを経て、干俣のしみずにはキュアエイドが登場。わぁいぷいきゅあシールもらっちゃった。少し先には、かつて小串鉱山へ通じていた毛無道の入口を見つけ、いろんなことを思い出す。

Megumin嬬恋エイド前後のキャベツ畑が広がる風景も素晴らしい。雨には雨の良さがある、と思うけどやっぱり晴れているに越したことはない。いよいよ体力の残りが心配になってくる地蔵峠への登り。暑くてボトル水も心配になった、絶妙な位置にキュアエイドが再び登場。私設とのことだが完走率を10%くらい押し上げたに違いない。長野マラソンで壊した肺が完治してなくてちょっと苦しいが、どうにか最高標高地点1732mの湯の丸エイドに到達する。

Curry_2エイドのカレーライスだけだと重戦車には燃料不足なので、おもむろにガソリンストーブで湯を沸かし、カレーかぷめんを作って食う。もう一つ持ってきていれば、ゆるキャンなでしこコスプレの人にご馳走できたのになー。

長野県に戻り、霞んではいるが八ヶ岳・蓼科山の眺望も広大。運営サイドが「最も見てもらいたい景色」だろう。悪魔おじさんさんのエールを受けて最終難関のDevil's slopeも攻略。小諸エイドからほんの少し走れば100kmゴール。去年の苦情を受けてか「これでもか!」ってくらい分かりやすく表示してあって、同日開催のグランフォンド軽井沢の人達が間違って入り込むほどだった。

Hishino_2雨でひたすら先を急ぐしかなかった去年に比べると30分以上遅い。それだけ長い時間楽しめたのだから良しとしよう。ピカッとオジ☆チャンどもの背中を見るためのイベントなのだから、ボリュームゾーンの真ん中にいるのが一番おトクだ。しゃかりきにペダルを回した後はちるちるのジェラート。コスプレ組に準じるくらい目立つ格好をしていたので、道中たくさんの人に声を掛けて頂いた。こんな嬉しいことがあるか。名残惜しくお別れし、小諸駅に下りて輪行。駅の階段が凄くキツく感じられるほど、脚を使い切った一日だった。

最近話題のルール&マナー面は、さすがみな嫁を背負ってるだけあって大人しい。ドラフティング前提の声掛けが過剰にも感じられたが、無いよりは良いのだろう。それよりおクルマ様の気持ちを考えて隊列を短くするなど、背中に眼が付いているかのような背後に至るまでの気配りが大切ではないかな。まぁ、たまには皆でうわーっ!て走るのも楽しいね。

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