8/31 旺盛復古
昨日体調に気を付けようと書いた矢先から、心身の調子が今ひとつである。カーボローディングが必要だったはずの先週が妙に食が細かったのに比べれば、食欲旺盛なんだけど。いや、それも過ぎると良くないか。
今日はジョギング6.5kmのみを、遅めのペースで走ってみた。これで8月の記録は206.7km。やれやれ。
昨日体調に気を付けようと書いた矢先から、心身の調子が今ひとつである。カーボローディングが必要だったはずの先週が妙に食が細かったのに比べれば、食欲旺盛なんだけど。いや、それも過ぎると良くないか。
今日はジョギング6.5kmのみを、遅めのペースで走ってみた。これで8月の記録は206.7km。やれやれ。
じっとしているだけでも汗が吹き出るような暑い日よ、もう一度。毎年涼しくなると考える。季節の変わり目、せめて風邪をひかないよう気を付けよう。
ツールド美ヶ原の後は一週間以上チャリに乗らない事が多いが、今回の乗鞍ヒルクライム後はたった2日のブランクで早くも復活させる気になった。やはり滅茶苦茶キツいのは美ヶ原の方だということだろう。
と言っても人肉館経由美鈴湖の400mアップのみ。ついに浅間の激坂が通行止解除になっているのを見つけ、下りはそちらへ行ってみる。一部路肩が崩落している以外に7月豪雨の爪痕らしきは見当たらなかった。ともかくこれからは激坂を攻め放題。待ちに待ったぜ?
来月のカレンダーを作ったが、また上手くまとまらん。
まだ疲れが残っているが、乗鞍の参加賞PowerBarをむしゃむしゃしてやった。これで体を騙くらかし、薄川ランニングコースへ向かう。わりと好調なペースで16.5kmを走り終え、むりくり月間200kmを達成した。数字に振り回されてちゃしょうがないが、やはり達成感と安心感はある。
疲れをほぐすつもりのペースで、毎度の田溝池〜浅間温泉12.5kmをジョギング。曇りなので暑苦しくはなかった。
午後になるといよいよ体が動かなくなり、ほとんど横になって過ごす。騒がしかった昨日と比べるとあまりに静かな今日と、これからの現実。弱気になったっていい。
同じ松本市内でも、乗鞍高原の朝は予想以上に冷える。毛布一枚じゃ足りなかったが、風邪は引かずに済んだ。宿が会場のすぐ近くにあるというメリットを活かし、先に会場にチャリを置いてスターティンググリッド好位置を確保してから朝食をとる。
第21回全日本マウンテンサイクリングin乗鞍、通称「乗鞍ヒルクライム」。総エントリー者数は4000名を越え、自転車ホビーレースとしては日本一の人気を誇る大会だ。去年までは「ツールド美ヶ原の方が面白いやい」と斜に構えていた私であるが、どうしても乗鞍の魅力を否定できずにエントリーしてしまった。
天候は晴れ。早朝は山頂まで望めたが、やがて曇ってきた。ロードレーサー31〜35歳クラスのスタートが迫る。ランドナー(旅行用自転車)がこんなに前に陣取っていいのかしら。隣では何かと世話になっているGさん@山梨も虎視眈々と上位を狙う。そして号砲。標高1460mからの延々登り坂だ。
早速大勢に抜かれまくる。美ヶ原ではがっつく私にしては、超スロースタートを切ったのだ。この乗鞍は10年前に一度だけ参加しているが、その時はすぐにリタイアしたので実質初参加になる。しかも今月はあまり練習をしていないので、かなり慎重である。さすがに遅過ぎると思って徐々にペースを上げるが、既にGさんは遥か彼方に飛んでった。
決して心肺を追い込んだりはせず、いわゆるマイペースで登って行く。そうしているとライバルの顔ぶれも決まってくる。むしろこっちがマークされているかもしれない。「ゆっくり走ろう乗鞍を」というステッカーを挑発の為に貼ってあるし。
やがて石畳と謂われる急な坂に差し掛かる。ここで初めてフロントギアをセンターからインナーに落とす。やべぇ、足がへたっちゃった。しかし周りもみなガクンとペースが落ちるところで、やはりライバルの顔ぶれは変わらない。ただし隊列走行をしている訳ではなく、私はランドナーの軽いギア比を活かしてインベタごぼう抜きをしては直線で抜かれる、の繰り返し。先にスタートしたクラスもかなり大勢走っていて、うまくオーバーテイク処理できない時はブレーキも必要になる。
いよいよコースは森林限界を突破。いったいナンてところで我々はレースしているんだ! もう楽しくてしょうがない。苦しさ7割、楽しさ3割だけど。大雪渓からはラストスパート…、だめだ、すぐ体中の酸素が欠乏する。なにしろ空気が薄い。やはりマイペースは崩せないのだ。
そのまま標高2720m、畳平にゴール。無意識に右手を突き上げガッツポーズをしたのは、満足のいく走りが出来た証だ。そしてタイムはまさかの1時間18分39秒。ランドナーでチャンピオンクラス出場資格を得てしまった。今の体力・体調にあっては最善のペース配分だったのだろう。相対順位でも美ヶ原より好結果だった(クラス69位/554人中)。
Gさんは1時間10分を切っていた。そりゃあ敵わんわ。筑波大サイクリング部先輩のS浦さんともかち合い、やがてT井さんも到着。みなそれぞれ、良い走りができたようだ。
さすがに乗鞍岳山頂まで登山する気力は残ってないので、すぐ近くの大黒岳という丘だけ散策。去年ほどの見晴らしではないものの、雲上の別天地を満喫できた。チャリでの下山もハイマツ帯から大森林まで存分に楽しめた。宿に戻って温泉に浸かる。
閉会式まで出席。S浦さんが5位入賞、T井さんは抽選会でクロスバイクを当てていた。いいなぁ。そしてお別れ。私はもちろんチャリに乗って帰る。わざわざそのための体力なんざ残していないし、のんびりと乗鞍高原を離脱、無事に帰宅した。
夕食を食べ終わってみれば、何もかもが楽しい記憶として蘇る。
午前中は家でゴロゴロしているつもりだったが、それじゃあいつもと変わらないので10時に外出する。
妙に市街が渋滞してるなと思ったら、サイトウキネンフェスティバルの歓迎吹奏楽パレードがおっぱじまっていた。小中学生の演奏が次々とゲートを出発していく。夢でも見ているかのように、実に華やかだ。こんなことが出来る松本市ってレベルたけー! 日本最大の音楽イベントの真っ只中である。
最終組のスタートを見届けた後、そのまま西へ向かう。松本ICを過ぎた所で、スプロケを譲ってくれる手筈になっているGさん@山梨の車にドンピシャでかちあった。まさに最適なタイミング! その場で交換作業をして歯飛びのないチャリが出来上がった。踏み込めるって幸せ。この件については全て幸運に恵まれた。
あとは時間も余裕あるしゆるやかにゴーゴー。道は自転車を積んだクルマのパレード状態。日本最大の自転車イベントがまさに始まろうとしている。
900mアップして、15時に乗鞍高原到着。ヒルクライムの受付を済ませ、宿にチェックインする。松本市内に宿を取るなんて妙な気がするが、まぁのんびりと温泉に浸かろう。
やがてサイクリング部の先輩2人も到着。私は宿の予約をしてなかったが、この2人に便乗させてもらった形になる。
あぁ、飯がうまい。
近所の6.5kmだけ、ゆっくりジョギング。今日は疲れたくないし、完全に引き蘢っていても腰が痛くなるだけだし。
借りてきたビデオの2本目「あの、夏の日−とんでろ じいちゃん」を観る。内容は尾道を舞台に(略)。これで尾道三部作+新三部作のうち近所のレンタル屋に無い「さびしんぼう」以外の5つは観たことになる。すっかり心ここに在らず。
チャリのメンテナンス&掃除をする。掃除と言ってもチェーンを拭くタオルでついでにかっぱいだりするだけで、見た目は大して変わらないが。スプロケを外す訓練もしておく。
クルマのプラグも交換することにした。メカメカした事は苦手だが、車検屋にやらせることではない。適当に3つとも交換して、セルを回す。プラグインしたぜ! スパークしろ! Ya! キュンキュン!きゅるるん! あれ・・・・・・あ、無事始動。ガソリンが底打ってるので近所の坂だけをちょっと試走してみたが、550ccエンジンの非力さは相変わらずだ。でも何となく静かになった気がする?
という訳で、今日は手が黒い油だらけである。書道が下手な人は手が墨汁だらけになるのと同じ理屈だ。
映画ビデオを2本借りてきた。1本目はVHS版「あした」。aikoじゃなくて大林宣彦の作品。松本中を探してもDVD版は見付からず、これじゃあチョメチョメ出来ないじゃん。まぁ借りてる間に2〜3回観れば済む話だが。
内容は尾道を舞台に(略)。やっぱ尾道は自転車で走ったり渡ったりしてナンボだろうか。
先週までの生活の名残で、朝飯前ジョギング。今週はあまり走る予定じゃなかったのに、月間200kmの達成が怪しくなってきたので、それを意識している。月初に大きな貯金をしたので余裕だと思ってたのに、やはり一朝一夕にはいかないもんだな。浅間温泉から田溝池への左回りで12.5kmを走行。
あとはパソコンをいじったりギターをいじったり地図を眺めたりと怠け放題。午後は窓から西日が差し、じっとしているだけで汗が止まらないが、それもまた良し。
一雨降った後の夕方、チャリで山辺の谷へ向かう。
困った問題が発生した。チェーンを新品にしたのはいいが、スプロケ(ギア)の摩耗が激しかったので、新チェーンが咬んでくれないのだ。かろうじて1〜3速は使えるが、4〜7速はダメ。
ま、こういった問題は時間が解決するものだ。そのまま松本平随一のバカ坂だと思われる、桜清水坂(勝手に命名)を登る。本当のバカだけがチャリで登ることを許される、そんな急激坂だ。先月豪雨の爪痕も残るが通行には支障無く、やがて桃源郷のようなコテージ群が現れる。雨上がりだけに涼しいし、キャンパー達が楽しそうだ。でも急激坂はもうちょっと続く。県道分岐から峠まで約36分の面被りクロールだった。
三城牧場からは雷が来ませんようにと、姿勢を低くしながら大急ぎで下山。獲得標高差は850mほど。ついぞチェーンは4速以上に咬まないままだった。いまさら発注しても乗鞍には間に合わんだろうし、どうしたものか。平坦路や下り坂もあるツールド美ヶ原だったらとても戦えないが、登りだけの乗鞍ならなんとかなる?
夜、DVDの返却期限が迫っていることに気が付いた。ちょっと遠くのレンタル屋だ。クルマはガソリンが無いし、チャリは登り仕様になってしまっている。じゃあジョギングで行こう。片手塞がりのフォームにはなるが、涼しいし交通量ももうそんなにない時間なので意外に走り易い。復路では源池の井戸で給水しつつ、13km走った。
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