« 2011年1月 | メイン | 2011年3月 »

2/24 展望の改革

ジョギング月300kmを超えてきたところで、シンスプリント(足首の痛み)が悪化したので二日間停止。とっくに寿命が過ぎているシューズを履き続けているのが原因だが、買い換える予算がないから仕方ない。アイシングで乗り切るハラである。

Skate 今日は代わりに自転車で美鈴湖まで上がる。奥にある浅間温泉国際スケートセンターは先日廃止され、もう永遠に営業することは無いんだそうな。結局一度も利用することはなかった。最後に滑ったのは小学生の頃、松戸のサニーランドだったろうか。近ごろの陽気で美鈴湖全面に張る氷は踏めば割れそうだ。かつてリフトや国民宿舎が存在し賑わったはずのリゾートはもう、釣り人と酔狂なサイクリストが訪れるだけの静かな湖畔となる。

さて旅行記や参戦記のない時期のネタ繋ぎとして、むらよしのホーム直下に『自転車&歩きで目指す 松本の展望台』ページを設置した。これは5年前に作りかけたまま放置状態だった「松本の展望台MANIAX」ページを再構築したものだが、世の中にはもっと凄いことをしている人達がいて全然マニアックじゃないので、MANIAXの文字は省いた。
しかし旧ページに比べてだいぶ垢抜けたんじゃないかと思う。その為に馬鹿みたいにバカバカ時間が掛かったのだ。シンプルかつ機能的なインターフェイスをと意気込んで地図画像やスタイルシート周りで微調整を無数に繰り返し、ようやく仕様が決まってきたところでXHTML1.1ではクリッカブルマップが実質使用できないことが発覚。CSSで無理やり実現したが、おかげで地図上の文字がマウスポインタで反転するなど少し今風になった。
展望所一覧テーブルには全9エリア・60ヶ所を記載しつつも、各紹介ページは松本市北側の3エリア・10ヶ所まで作成したところでβ版としてローンチ。対象がニッチであまり人の役に立たないかも知れないが、今後少しずつ埋めていくつもりである。鉢盛山などまだ登ったことのない山もあるし、記憶があまり残ってない所もある。今年中に何とかなるだろうか。

2/22 平瀬で冷や汗

いのちと平和の森 芥子望主山の近くに「いのちと平和の森」という場所がある。どこかの宗教団体が鳥葬か散骨でもしてるのだろうと思って今まで立ち寄ることはなかったが、どうも様子が違うのでジョギングで行ってみることにした。標高800mほどの狭い丘に、松本市長や小澤征爾らの植樹がある。活動の趣旨は解らないが、勝手に入っても良い事だけ判れば十分。すぐ近くの一千舎展望台よりずっと視界が開ける好展望地だった。

さて一千舎展望台から少し進んだ左手に、下の平地まで降りて行けそうな山道がある。思い切って進んでみたが、やがて道が無くなってしまった。右に左に迷ってみても獣道しかなく、仕方ないからカンに任せて真っすぐ下る。木々にしがみつきながら何とか降りる急斜面で、ポケットのデジカメを落としたことに気付いた。斜面には落ち葉が堆積し、モグっていたら非常にやっかいである。それともさっき崖下に落ちていった石のようなものがデジカメだったのか? もしかして大ピンチ? しかし最後に写真を撮ったあたりをもう一度よく探したら見つかった。助かった―。
八滝神社 松本トンネル入口付近まで降りたところで、八滝神社なる建物を発見。半壊しているが廃社されてる訳でもなさそう。地図にもWebにも載ってないし、こうして迷わなければまず出会えない神様だ。

料金所の駐車場でスポートドリンクを買い飲みし、さらに平瀬川集落まで降りて踏切を渡ると謎の丘がある。私有地だとヤバいかなと思いつつ裏手から登ってみると、「坂下一号古墳」という標柱があった。これも地図やWebにはない、レアな物件である。

平瀬城跡 国道19号を北に走った下田集落に「平瀬城跡入口」という大きい標識がある。ずっと気になっていたので、今日こそ登ってみよう。山道は急斜面を巻いてはいるが、走れるほど緩くはない。やがて本郭と思われる平坦な頂に出る。712.7mの三角点があり、犀川を真下に西側の景色が非常に良い。思わぬ収穫をずっと眺めていたくなる。かつてこの強固な山城に篭もった武将204名が討ち死にしたらしいが、武田晴信にとっては赤子の手を捻るようなものだったのだろうか。

ここから下田まで引き返すのは面倒臭いので、稜線をそのまま登る。強烈に深い堀割があるわけでなく、概ね踏み跡もあるので簡単に上の車道に出た。でもこっちから平瀬城を目指すと別の尾根を下りてしまう危険はあるだろうな。

芥子望主山をかすめて帰宅。距離は17kmでも3時間半かかった。勝手知ったるような近所の山でも、まだまだ知らない場所が沢山あることを実感。むらよしの冒険はいま始まったばっかりだ。

2/16 岬登りのバカは走る

昨日は今月初めてジョギングせず。これで故障する確率を若干下げられたことにして、今日はしっかり走っておこう。雲ひとつない青空のもと安曇野市に渡り、高速の側道を北へ。ワサビ地帯を過ぎて高瀬川を渡ると明科押野に着く。安曇野で東山と呼ばれる丘陵は犀川流出口を挟んで、主に池田町東側の尾根となる北半分と明科・豊科東側の尾根となる南半分に分かれており、ここに北の最南端が岬状に突き出している。
Oshino 押野山695m。標高は松本市基準だと大したことないが、明科まで下ると520mからのアップとなるので意外に登る。一部凍結しているコンクリート舗装路で山頂に至ると、雪で埋もれかかっている三角点の周りに各テレビ局の電波塔が立っている。松本方面の眺望を期待したが、ちょっと電線が邪魔になって今ひとつ。穂高地区越しに常念山脈を眺められるポイントはあった。ここで補給食休憩。
帰路は光〜田沢〜新橋と急行するが終盤ヘタり、計36.2kmを平均6'02"/km。昨日脚休めをしたのだから言い訳は効かない。体脂肪は20%前後と高水準を維持しているくせに、スタミナは足りない。まだ慌てる時期じゃないけど、体重を軽くできれば足首や膝の故障率は下がるんだろうな。

2/11 アナーキー in the 軽

僕だって毎日走ろうと思えば走れるんだ、と言わんばかりに今月に入ってからずっとジョギングを続けている。ペースは二日周期で、距離は三日周期で上げ下げし、質と量の両面をアップさせているつもり。一時体調を崩しつつ持ち直した。しかし去年の2月も毎日無理に走った挙句に故障したので、今年こそは念入りにケアを行いつつ、状況次第でパッタリ諦めよう。

Tamizowhite 今日はゆっくり短めの日。とうとう松本にも雪らしい雪が降る中、市北部の田溝池まで登って浅間温泉まで回る基本コースで12.7km。明日から路面がどうなるか心配だなあ。

午後は二年に一度の恐怖である車検。アルピコ自工任せで問題箇所は少なかったのだが、底にサビ穴が開いているので板金ン万円コースらしい。錆止め塗装はしておいたはずだが、6年も経つとダメなのか。まったくクルマってやつはバカみたいにバカバカお金が掛かるものだ。こうなったら元年式のこの軽貨物、平成の世が続く限り千代に八千代に乗り続けてやる。

代車で帰宅後、気を紛らわすように雪かきを行う。ついでに猫除けの雪壁を作ってみたり。糞害との戦いはまだまだ続く。

2/7 アイム シナグラー

この季節なら熊は出まい。以前行きそびれた稲倉(しなぐら)城址を目指してジョギングする。峠口から舗装林道ではなく、沢沿いの古道を登ってみる。倒木や沢渡りなど意外に野趣があって、走るどころか歩きづらい。一旦車道に出てまた古道っぽい方を登る。あれ、どこで間違ったのか道がなくなった。上を目指して山林をバキバキと彷徨ううちにようやく車道に復帰。あとで地図を確認したら、中途半端にひとつ西の刈谷原峠に向かいかけてたらしい。ともかくだいぶ稲倉峠近くに来てしまったので、予定外だが峠まで往復しておく。たぶんこっちへの古道は残されていないんだろうな。

稲倉城址 車道で戻り、半分ほど降りた所に稲倉城址の案内図がある。さあここからまた急登の山道だ。息を切らせながら尾根の城跡に辿り着く。三つの郭が長く連なり、それを区切る大きな空堀も残されている。城跡マニアなら唸るであろう遺構だ。景色は東側の崖上から三才山集落方面を垣間見る程度だが、「よくもまあこんな山の上に城を構えたものだ」と昔の人の無茶っぷりには感心する。底がツルツルのランニングシューズでは下山も恐る恐るで。帰宅までおよそ19kmを3時間、標高差は合計600mとなった。

車検間近なので、クルマをイエローハットまで持って行きオイル交換を任せる。量り売りだし多分こっちの方が安上がりだろう。あと劣化しまくっていたワイパーブレードも交換。誰も聞いてない所で「ビビってんじゃねぇぞコラ!」と凄む楽しみは暫くお預けだ。帰宅後も若干整備し、さらに滅多にやらない部屋の掃除までして腰がくたびれた。珍しいことばかりしてるから、そろそろ雪が降るかも。

2/1 フール オン アイス

Gotensit 好調と不調が一ヶ月周期でくるとして、今は少し悪い感じがする。ジョギングというよりハイキング気分でゆっくりと、芥子望主山に向かって走行開始。すぐに気が変わって浅間温泉から御殿山見晴台に目標を移し、遊歩道を登って行く。見晴台に先着していたオッサンに「勢いが無いねぇ」と言われるくらいのペース。
標高が上がるにつれ風を受けるが、今日は南風が心なしか暖かい。冬はまだまだ続くけど、一番ヤバイ寒気は去ってくれたようだ。もう朝起きて室温2℃とか無いよね。

美鈴湖はさすがの全面結氷。氷上立ち入り禁止と書いてあると余計に歩きたくなるし、足跡もちらほら。それはともかく「もりの国」入口まで登って、桜ヶ丘遊歩道を下る定番トレイルコースで帰宅。一部の日陰を除き積雪は無く、対岸の火事ならぬ山脈の向こうの大雪じゃん・・・なんて油断したら罰当たるかな。14.1km走行。

去年12月まではしょっちゅうアイスクリーム(アイスミルク)を食べていたが、今年に入ってぱったり食わなくなった。それでも体重・体脂肪率は高水準をキープしている。どうやら餅の食い過ぎが悪いらしく、アイスは関係ないね。という訳で今日久々に一個食ってしまった。

つぶやき

最近の投稿動画

相互ブックマーク

勝手ブックマーク

更新ブログ

他の所有アカウント

Powered by Six Apart
Member since 05/2005