5/23 特休

今月二度目の下京。今回はずく(根性)が出ず、特別急行列車を利用する。車内で食べる予定で昨夜プリッツを買っておいたのだが、手元にあるものは何でも食べ尽くす性格ゆえ、今日まで残っている訳がない。キオスクでポッキーを買って乗車。
最近は普通列車以外使ってなかったから、とりあえず隣の塩尻までの弾丸のようなスピードに感動してしまう。でも乗り馴れないせいか、私ちょっと酔ってきちゃったみたい。
夜、葛飾の実家に到着。荷物を全部手に提げて持ってきたので、腕が痛い。PowerBookが余計だった…。

5/12 ファイト! 西行鈍行

Telbox 中央本線で松本へ帰る。途中、立川の近く(登戸)の友人宅にお邪魔し、昼食をごちそうになった。
あとは鈍行の旅。イヤホンを長時間付けてると耳が痛くなるし、さすがに退屈だ。おまけに何かアクシデントあって遅れるし。回復運転もっと頑張ってけろ。

夜になって松本に到着するなり、ピザ屋に寄ってWebサイト用の原稿を貰ってくる。たいした仕事ではないけど、今夜中に作らなきゃ。

5/10 なのにあなたは東京へゆくの

布団も敷かずに、畳にじかで寝てしまった。もうそんな季節だ。
親戚関係の都合で緊急下京する。お金がないから3年前にやったような無泊サイクリングを計画したが、週末にバイトがあるのでちょっと無理。JRの片道普通乗車券だけ買って、PowerBookと一緒に鈍行に揺られる。特別急行なら少しはサマになるんだけど(ならんならん)。
Ryotsu 高尾・神田・上野で乗り換え。長野県じゃ見掛けないファッションが居るし、上野のエキナカも楽しい事になっている。さすが東京、何だか見てるだけで若返るような気分だ。実際は老化物質がいろいろ浮遊してそうだけど。
最後に北千住で乗り換え、亀有で降りる。あとは歩いて実家に到着。列車に乗りっぱなしは腰が疲れるな。

さてダイヤルアップダイヤルアップ…。

2/6 臼井カツ代

ぼちぼち松本へ帰る日。近鉄電車を4つ乗り継いで名古屋着。やや遅い昼食は、ESCA内で名古屋名物のみそかつにした。昼時だとよく行列ができてる店で、確かに甘口の味噌ダレは旨い。しかし1000円以上という値段の割に、カツが薄いしキャベツもご飯も最小限で物足りない。まぁいいか。
重い旅行鞄を手に提げたまま、東急ハンズを見て回る。素直にコインロッカーを使えばいいだに、でも腕力が男のそれとは言えないくらい衰えてるのでたまには鍛えよう。結局何も欲しくならなかったが、創造力を刺激するにはいい店だ。

Millvender往復で予約しておいた高速バスに乗る。途中休憩のPAで面白い自動販売機を発見。豆から挽いて抽出してくれるカップコーヒーなのだが、自販機としては異例の大きな液晶ディスプレイが付いており、機械内の複数のライブカメラ映像を生中継してくれる。それなりに時間がかかるが、ノリの良いコーヒールンバがBGMとして流れるし、最終的に飲み口付きのフタまでして出て来るのでびっくり。もちろん缶コーヒーなどとは別格の味。

大阪や名古屋でも降っていた雪は長野県内に入るとさらに激しくなり、除雪車先導によるノロノロ運転にも見舞われたが、バスの運ちゃんが頑張ってくれて遅れは20分ほどに収まった。新雪をきゅっきゅっと踏みながらアパートに到着。さあインターネット…。

2/3 メイチカセツブン

2/3 メイチカセツブン

松本バスターミナルから名古屋行の高速バスに乗る。列車じゃなくてバスを使うようになったら負けかな、と思ってる。でも途中通る恵那山トンネルは未体験だったから良かったかも。トンネルで思い出すのは小学校低学年の頃。子供が公民館に集められて、交通安全教育の一環なのか日本坂トンネル事故のえぐいビデオを見せられた。燃え。今でもあの大惨事は夢に出てくる。でも高速のトンネルってゲームみたいで好きだけど。

名鉄バスセンターで降りて、あとは近鉄電車を乗り継げば松本→大阪(古市)の最安プランが完成する。でもそんなに急いでもしょうがない。道中の楽しみは名古屋しかないから、いかにここで暇潰しをするかにかかっている。お腹を空かせる為にもメイチカやユニモール、ESCAを散々歩き回り、昼食はひつまぶしにした。鰻の蒲焼ご飯を、一杯目はそのまま、二杯目は薬味を乗せて、三杯目はダシをかけて食べる。蒲焼の香ばしさがダシのうま味と合わさった時、確かに感動がある。名古屋名物の、ちょっと贅沢なお茶漬けだった。

東急ハンズで土産を買い、近鉄線に3時間余揺られて古市到着。

1/18 あらこんな所にホウレン草

Oumigawa 午前中には長岡市を出発し、もう暫しの鉄路の旅。青春18きっぷは使い切ってしまったので、門前仲町の某氏に貰ったJR割引券を効かして安くしている。新潟県も北海道に負けない雪景色だ。
長野−松本間だけ特別急行でワープして、ようやく積雪のない、見慣れた土地に帰ってきた。いやここが帰る場所なのかは疑問だが、何だかんだと自分なりには快適な住空間をこしらえてある。そして見上げる北アルプスや美ヶ原。

玄関には溜まった新聞。冷蔵庫の卵や野菜類はまだ腐ってなくて助かった。とりあえずコーヒーで一服でしょ。今夜は旅の反芻もせず、後先も考えず、ネット中毒の引き蘢りに戻る。

1/17 波の間に間に二つの山が

フェリーは客がますます少なく、4人部屋を一人で占領。気を使わなくて済む。到着するのは夕方だからと、余裕で寝坊ぶっこいてたら朝食の営業時間を過ぎてしまった。予め買っておいたコアラのマーチを食う。
Yahiko船は心配していたほどは揺れず、むしろ心地よい。海上版「岬めぐり」の様相だった北行きフェリーに比べると山形・新潟沖は特に観るものはなく、寒い甲板に出て写真を撮る必要もない。せいぜい佐渡島と弥彦山くらいだ。iPodを聴いたり風呂に入ったりしてゆっくりする。
こうしてほぼ定刻通りに直江津港に接岸。冬の北海道旅行は無事帰還をもって終了とする。

一人旅としては蛇足になるが、列車で長岡に移動して、友人宅に泊まる。私と同型のPowerBookを買ったと言うので、様子を見るのだ。
ああ、まだ体に船の揺れが残ってるわ。

1/16 パラダイス銀河線

1/16 パラダイス銀河線

北見市と池田町を結んだ国鉄池北線。分割民営化後は第三セクターの北海道ちほく高原鉄道「ふるさと銀河線」として運行していたものの、断トツの赤字っぷりにとうとう沿線自治体が耐え切れなくなり、あと3ヵ月で廃止されることになった。

という訳で、今回の旅の最大目的はこれに乗ることである。券売機が旧千円札にしか対応してないところからして終わってるなぁと思うが、北見駅からの快速銀河号は一両編成とはいえ常時20人以上の乗客があった。もちろん計算上はそれじゃ賄えないんだろうけど、ホントに廃止しちゃうの?

陽光の反射が眩しい雪景色の中を、途中何もないまま、2時間半かけて池田駅に到着。さよなら銀河線。天国で会おうぜ。

根室本線に乗り継ぎ、青春18きっぷの旅最終日は西への帰路に入る。帯広駅では名物の豚丼を弁当にしてもらい、車内で食す。タレが利いて旨い。

新得駅からの石勝線は鈍行が存在しないため特例で特急に乗る。道東ともお別れだ。新夕張駅からは盲腸のような夕張支線を往復する。夕張市の人口は最盛期の1/10。GO!GO!…という雰囲気ではない。

結局新たな仕事などは見つからぬまま、室蘭駅に帰ってきた。本州に帰るフェリーに乗船(往復割引を効かせてある)。それなりに冬の北海道に染まることが出来て良かった。

あとは、海が荒れそうなので船酔いだけが心配だ。

1/15 シベリア超鈍行

二度寝をしてしまい、気付いたら予定列車の発車20分前。大急ぎで着替え、朝食サービスのおにぎりを一コ掴んで札幌駅へ走る。間に合ったー。
Sapporoasahi そんなわけで青春18きっぷの旅二日目は、北へ向かう学園都市線(札沼線)の気動車から始まる。折しもビルの間からは日の出が。サッポロなのにアサヒとはこれいかに。しかし市街地を抜けると、ひたすらだだっ広いばかりの石狩平野が強烈に輝いているのみ。乗客は二人だけ。ようやく「旅をしている」気分になってきた。列車は浦臼駅から先、一日3往復しかなくて希少さを増すが、5人ほど乗り込んできた。何だか安心もする。
Ishikaribashi さいはての新十津川駅で下車。ここまで内陸部に来ると、さすがに松本なんかとはレベルが違う寒さを体感出来る。天気はいいのに、歩いてるだけで耳が痛い。石狩川を渡る橋では、ファンタジーの世界のような風景にしばし足も凍る。そうだ、ここはロシアかシベリアか。
4kmほど歩いて函館本線滝川駅に連絡。駅前再開発ビルにあるそば屋で、かしわうどん230円を食べる。ラーメンよりよっぽど旨い。
Asahikawa 昼過ぎには日本最北の中核市、旭川に至る。次の列車まで時間があるが、話題の旭山動物園に寄れるほどじゃない。せいぜい歩いて街を一回りする。なかなか活気があって楽しそうだ。こんな極寒の象徴のような都市でも、人間という生き物は頑張って社会を形成している。

大雪山系を遥かに、石北本線特別快速きたみ号は道東へ行く。寝不足でうとうとしているうちに、外は真っ暗になった。点在する電灯だけがスクロールする。ぼくらは実際には地べたを這っているわけだけど、もしあの灯りが恒星の数々で、汽車は闇を抜けてアンドロメダに向かっているとしたら・・・。いやもう、ここまで遠くに来てしまえばどっちでも同じことだ。
Kitami 北見駅に到着し、今日も東横インにチェックイン。夕食は「らしい」店が見つからず、デパート6Fの中華食堂にした。高い所から北見の街を見下ろせることに価値があった。

1/14 北斗の券

未明にホテルをチェックアウトし、新雪が深く積もった室蘭駅へ。さあ残り3回分の青春18きっぷの旅の始まりだ、と思ったら始発はあっけなく運休。次の列車に乗れはしたが、予定していた襟裳岬方面へは乗り継ぎが出来なくなってしまった。まぁ北海道まで来て温泉に入らないのも勿体ないし、副案としていた“登別”で途中下車する。脳内では恨めしそうに「岬めぐり」の歌がパワープレイされてるが、乗車したバスは登別温泉行き。どうせ襟裳の冬は何もない冬なんだろ…(それを言うなら春か)。
Jigokudani 温泉の香り強い温泉街をぶらぶらと歩き、地獄谷に至る。雪の中、大勢の台湾人が観光に来ている。共同湯の方はまだ朝なので独り占め。いい湯だな。
バスで登別駅に戻ってみると、ポイント故障の影響で待てど暮らせど普通列車が来ない。小さな駅舎の中で足止めを食らったまま、今日の計画がどんどん縮小されていく。結局、本日の全普通列車の運休が決まり「(18きっぷでも)苫小牧まで特急に乗ってもいいよ」と言われた。さんざん待った見返りがスーパー北斗7号か。アタッ!
せいぜい新千歳空港に寄って、ターミナルビルを冷やかす。夕方には札幌に到着し、東横インというビジネスホテルにチェックイン。荷物が重いからホッとするわ。

Tokeidai あとはカメラだけ持って夜の街に繰り出す。何たってここは北の大都市札幌、ワクワクしちゃってしょうがない。するとそこには時計台が。まさに日本三大ガッカリの筆頭格、今日も程よくガッカリするのであった。
寒いっちゃ寒いが、手袋なしでも大丈夫な程度。雪祭りの準備をしている大通公園からテレビ塔のライトアップを見上げて、さらに歩けばススキノだ。猛烈に腹が減って来たので何はなくともラーメン。ラーメン横町でコーンバターラーメンを食すが、ちょっと味濃いかな…。
食欲は満たしたことだし、さらに奥地へと歩く。街は碁盤目に整然としているのに、見上げれば路地裏に来たようなネオン。やっぱり客引きにつきまとわれる。そういう現象も期待半分だったけど、実際遭うと困るものだ。単騎で遊ぶ甲斐性なんてないから、今夜はあくまで写真撮影なの。ごめんね。
地下街も無駄に徘徊してからホテルに戻って、LANケーブルを借りる。よせばいいのにノートパソコン(PowerBook15インチ)を背負って来てるのだ。デジカメのストレージとして役に立ってるが、やはり旅先でも自分のパソコンでブロードバンドできるってのは便利だ。東横インはプロバイダにDCNを使っているので、このブログとも相性抜群?

つぶやき

最近の投稿動画

相互ブックマーク

勝手ブックマーク

更新ブログ

他の所有アカウント

Powered by Six Apart
Member since 05/2005