7/21 未完のうた

朝食後、朝ドラを観てから仕上げジョグに出る。田溝池への登りは飛ばし、復路の下りは疲れを残さぬようゆっくり走り10.4km。帰ってからの水シャワーも何だか生ぬるい。

むらよしギムナシオンのページに先日『2010/1自転車旅行記 徳島-高松と下関-佐世保』編をアップしたのだが、ブログで紹介するのを忘れたまま次に掛かっていた。室温35℃からなかなか下がらない部屋に閉じこもり、『2010/4自転車キャンプツーリング記 伯耆〜出雲〜石見』編を書き上げ。本当は明後日の富士登山競走までに溜まっていた参戦記を全て終わらせて、思い残すことの無いようにしたかった。
かくなる上は、猛暑レースへの対策を十分に取って現地へ向かおう。そういえばまた宿を取ってないぞ。

7/18 ピーカンとピークハント

また排気ガスで森林をモクモクと覆いながら、乗鞍高原にやって来た朝。第1駐車場は満杯で、たまたまタイミング良く開いたので駐められた。富士登山競走に向けた最後の高地トレーニングを8時に開始。ここ数日の頭痛が残っており、痛みが引くまではゆっくりジョグになる。
位ヶ原山荘前より 鈴蘭大橋手前から登山道に入る。そろそろ真面目にトレーニングしなくちゃいけないし、道が安全であればとにかく走ろう。摩利支天バス停を境に、走れる箇所は激減するが。車道がつづら折りになって登山道が出たり入ったりしてるあたりは自転車野郎と良い勝負になるので、負けじと息が上がる。

位ヶ原山荘から、前回は避けた“雪渓のある登山道”を進む。今年は迷わないぞ。靴をガッガッと足場の雪を固めながら登攀し、2ヶ所の難所をクリア。自転車野郎には置いて行かれたなぁ。宝徳霊神からは沢沿い歩き。何度か沢に足を突っ込むが、冷たくて気持ち良い。大雪渓でまた雪渓歩き。

権現池と白山 肩の小屋からは、これまでの人気のない登山道と打って変わって、畳平までシャトルバスを利用した大群が鈴なりになっている。自分が渋滞の一員になる事ほどマヌケな話はないが、対富士の日程的にどうしても今日か明日になっちゃうんだよなぁ。私の異常な呼吸近接音を聴いて道を譲ってくれる人も多いが、皆が甘やかしてくれる訳じゃない。せいぜい絶対に落石を起こさないよう慎重に登ろう。蚕玉岳からもう一息。

という訳で2時間26分余で剣ヶ峰3026mに登頂。天気良好で松本市街をハッキリ見下ろせるが、雲が発生しだして槍穂や御岳は見えず。5日後に登る富士山も確認できない。少々ゆっくりして、復路も肩の小屋まで渋滞。

摩利支天岳より剣ヶ峰方面 標高2700m以上地帯をさらに駆けずり回るのも良いトレーニングになるだろう。今回は大雪渓を降りずに、まず摩利支天岳へ。山頂は国立天文台の敷地で入れないが、ここからの景色もある。
続いて定番の好展望地である富士見岳を登り降りし、畳平のお花畑遊歩道を速歩で一周。魔王岳ではコマクサや雷鳥に出会い、締めは桔梗ヶ原を望む大黒岳。通行可能な乗鞍岳6ピークを全て制覇した。もうだいぶ脚が言うことを聞かないや。

車道と交差する登山道 下りは県境から車道を走る。しかしマイカー規制路とはいえそれなりにバス・タクシーの排ガスを被るので、位ヶ原山荘からは登山道に隠れることにする。冷泉で硫黄の味がする水を補充しつつ、乗鞍高原まで下山。距離29.5km、獲得標高差2030mを6時間56分余。

今日こそは湯けむり館で汗を流す。微細な切り傷の多いスネ周りに沁みる。あとはクルマでの帰路だが、乗鞍高原の気になるパン屋さん『ル・コパン』に寄ってみる。狭い車道の、こんな奥地にあったのか。惣菜パンは売り切れてて食パン類しか残ってないが、一つ買っておく。
クルマは町に降りてから大渋滞。う〜ん、マヌケだ。しかも自分のオンボログルマは夏の渋滞に滅法弱い。エンジン温度計が危険域まで上がり、ボンネットが白煙を吹くし大いに焦った。ギリギリのところで帰宅し、あとは放っとけ。

高い食パンは実に上品な舌触り。原料油脂はオリーブ油だけだし、これなら「寿命がショートニング」なんてことはない。
肩の小屋からの登山道(摩利支天岳より) 魔王岳のコマクサ 富士見岳下の車道より乗鞍高原方面 乗鞍雪解け水の池 ル・コパンの「あずきと黒豆の食パン」

7/15 長峰の眺めね

何を食べても、立ち上がるとフラフラする貧血のような堕落が続く。今日は美ヶ原を走る予定だったが「大雨警報出てるし〜」とか。午後になる。

Rainnagamine 雨は止み警報から注意報に変わったが、ぬかるみが面倒なので登山道はやめて道路をジョギング。自宅から山田〜豊科カントリー倶楽部を登り降りし、大口沢田沢間の県道を渡ると林道城山線の登り坂。光城山912mの展望は狭いが一応寄って行く。ポツポツ降りだした雨を気にしつつさらに北へ、林道長峰線で長峰山934mへ。晴れていれば最高の場所なのだが、いよいよ雨が本降りになってきた。舗装路は工事中とのことで迂回路の砂利道を降りると、合流するところに金玉池(注意:きんぎょくいけと読む)が丸く二つ並んでいる。
明科市街まで降りて、四賀方面の峠を探索するプランもあったが雨ですっかり弱気に。駅の裏から国道19号の裏道を田沢方面に戻り、土砂降りの痛みの中を大口沢へ。ありゃ、国道143号の四賀方面が崖崩れで通行止になっている。下手にあっち行ってたら帰ってこれなかったかも。さらに登って田溝池は外灯の光を映し、まっくら森を降りれば自宅はもうすぐ。距離38.8km、獲得標高差900mを4時間46分半。

Summerpizza シャワーで雨泥を流してから、晩飯にキッチンメイドの夏ピザを注文。レモンソースのさっぱりさと、大エビ&タコの歯応えのハーフ&ハーフを楽しんだ。これで元気になあれ。

7/10 三本マスター

一昨日40km近く走ったダメージが足腰に残っていて…、なんてごちゃごちゃ言い訳してる場合じゃない。今日の晴天を活かすほうが大事である。という訳でクルマでモクモクと乗鞍高原まで移動し、対富士山の為の高地トレーニング開始である。
位ヶ原 車道でもゆっくりジョギングがせいぜいだし、登山道に入ると歩きも多くなるが。位ヶ原は去年の教訓から、雪渓が残っているであろう登山道を避けて車道を行く。次々と自転車野郎に抜かれる。スキーヤーで賑わう大雪渓は、アイゼンなしでも何とか雪上を歩ける。肩の小屋からはいよいよ空気の薄さを感じ、あまり走れないけど目一杯頑張って、2時間40分で標高3026mの剣ヶ峰山頂に到着。

蚕玉岳より剣ヶ峰 雲が多くなって景色は今ひとつだし、プロテインバープロだけ食ってさっさと下山開始。肩の小屋でカロメ半箱を追加補給し、こまめに給水も取りつつ大雪渓、位ヶ原、摩利支天までは登った道を引き返す。ここから登山道をもう少し降りた所に三本滝への分岐がある。去年は通行止になってたが、今年は通れるのかな…冒険してみよう。途中で対向者に道を聞かれるが、こっちが聞きたい。沢まで降りて、橋のトラロープを見て通行止だと勘違いし迂回路を探すうちに迷うし。
三本滝パノラマ合成 三本滝はさすが日本百選で素晴らしい。小雨も混じる中、深呼吸を繰り返す。帰り際、濡れた丸太に足を乗せてスッテーン! 今度は膝を打った〜。今日は何回すっ転んでいるんだ。

沢沿いを下りていくルートは怪しいので、レストハウスまで登ってカロメもう半箱食ってから、南へ大きく逸れる遊歩道を走る。孫市平は人気がなくて幻想的。東大ヒュッテを経て、脚が痛くて泣きそうなころ夜泣峠。この後も懲りずに遊歩道をあちこち彷徨し、駐車場に戻り着いたのは出発から7時間後となった。距離推定28.5km、獲得標高差1700m。
満身創痍の体を癒すべく、風呂の支度をして隣りの温泉へ。しかし観光バスが団体客を吐き出す光景を見て諦める。自分ならいつでも来れるさ。代わりにソフトクリームを買い食いして、クルマで松本市街まで無事帰宅。

7/8 百曲のダンディ

せっかくの晴天日。今日は乗鞍高原へジョギングに行こうと思っていたが、体調が上がらないまま午後になってしまった。行先を副案の美ヶ原に切り替える。玄関の前にこんな山があるのがラッキーだし、ガソリン代が浮いたと思えば。

玄関の前というのは大げさで、実際は登り口までそれなりの距離がある。シューズは久々にアディゼロテンポ。1時間で桜清水坂の入口に立ち、激坂を登って峠まで44分。ゆっくり目のチャリと変わらないな。
100magari 三城牧場から熊鈴を付け、いよいよ登山道らしい道に入る。「百曲」という魅惑的な名前の道で、距離は短いが走るのは困難になる。こんなんじゃダメだと思いつつ、だいぶ歩いた。樹林帯を抜け、切れ落ちた台地が見えてくると間もなく美ヶ原高原。自宅から3時間で塩クレ場に到着し、カロリーメイト休憩を取る。もう夕方だし、じっとしてると風が寒いからすぐに再出発。

Hanasunset 少し戻ってから台地の縁を行く裏ルートで烏帽子岩を経由し、山頂の王ヶ頭2034mへ。自宅620mからジョギングのみとしては最高到達点となる。西へ進み、松本市街地側に伸びた王ヶ鼻から八丁ダルミで下山する。夕雲の美しさにジンとしつつ、やがて樹林帯に入る。調子こいて走っていたら右足首をグギャっとやってしまった。幸い軽傷だったが、以降慎重に。
石切場からは舗装路の桜清水坂を降りるだけだから安心、と思ったら腕が痺れて足も止まった。ふらふらと、ブレーキ故障車用の緊急避難所をワンツースリーフォー8つ数えて県道67号まで降り、自販機でキーホルダーの五百円玉を崩してスポーツドリンクを飲む。すると出発前の体調不良さえ嘘のようにすっかり元気が回復して、松本の夜景を眺めつつ山辺の谷をさらに降り、予定外のラストスパートをかけて帰宅。39.2kmを6時間20分。教訓としては持参ドリンクが500ml×2本じゃ足りなかったってことか。

7/1 SHOW by 等倍

ジョギングシューズがとろけそうな、昼時の炎天下。でも松本だからカラッとしている。いいねぇ、ずっとこんな季節が続けばいいのに。いつもの浅間温泉〜田溝池12.5kmルートでトレーニング再開である。給水なしだとこれくらいの距離がせいぜいかな。

さてツールド美ヶ原のチャリ載映像、とりあえず等倍速を前後編に分けただけのものをzoomeにアップした。音声はICレコーダーで別録りしていたのだが、少し篭る印象だし、呼吸音は拾うくせに風の強い場所では風切り音だけになってしまう。録音設定に改善の余地がありそうだ。ともかく映像にタイミングを合わせて放り込み、出力する。zoomeの200MB制限に合わせるなどエンコード試行錯誤の深みにハマって、その間ほかの作業ができずにいた。
あとは5倍速編の製作だが、チェックポイント毎に分ける予定のBGMをまだ用意してないし、あと何日かかることやら。

zoome:ツールド美ヶ原2010自転車載映像(等倍速)前半 38'26"
zoome:ツールド美ヶ原2010自転車載映像(等倍速)後半 46'26"

6/22 ユーザーフレットリー

注文していたリムが届いたので、新旧で重さを比べてみたら124gも増加しやがった。ちょっと不利か。ともかくホイールを組み直し、振れをランドナー的な許容範囲内に収める。また真円を意識するとかなり面倒。そこそこにまとめていざタイヤを付けてみると、タイヤ自体が歪んでて乗り心地が悪い。普段そんなこと気にしないくせに。どう嵌め直しても収まらないので、ママチャリ用タイヤなんてこんなものだと諦める。

Misuzupark 今日は美ヶ原天狗の露地まで最終タイムアタック〜、の予定だったが、近頃の疲労抜けの悪さを考えると「いま記録にこだわるよりは疲労をゼロに近づける方がベターだ」と思って断念。単に楽をしたいだけじゃん? 一応第2チェックポイントまで登り、39'28"。もがいてやっと40分切れたのに、去年の本番ではさらに3分早く通過している。何だったんだ。
美鈴湖から三才山側に下りて、オマケで浅間峠越えをして帰宅。

夕方にはジョギングで浅間温泉〜田溝池12.5kmルートを走る。今日は体がよく動くのだけど、傷みかけていた右膝は回復途上。悪化に歯止めがかかって一安心だが、本気走りはもうちょっと治ってから。

参戦記は去年のつくばマラソンをアップし、ようやく去年の分が完了した。早く今年の旅行記・参戦記も追い付かせて思い残すことを無くしたいが、ちょっと一段落。

6/18 パウダー買うだ

少し長い距離をジョギングしようかと思ってまず田溝池に登ったが、下りに入ったところでまたしてもエネルギー切れ。依然17%を超えている己の体脂肪はただの飾りか。まぁ単純に昨日の疲れだろう。少し歩いて回復を待ち、結局いつもの浅間温泉ルートで12.6km。どのみち右膝に故障の前兆があるので、速くは走れなかった。今度こそ悪化させないようにケアしていこう。

Powder ところで海軍のように頻繁にカレーを作っているのだが、ルーの原材料名をみると成分の殆どは怪しい油脂と小麦粉だ。無くてもいいんじゃね?という訳で試しに香辛料のみのカレー粉を買ってきた。面倒臭いレシピは抜きにして、肉の下味を(伯方の)塩多めに、玉葱炒めを念入りにする以外は普通に作ってみる。量なんか適当。トロミとか旨みとかは工夫の余地があるのだろうが、自分にはこれで十分だった。味覚の養生にもベターではないか。

6/15 異音バカン

Sanjirogreen 早くも「貴重な」梅雨の晴れ間がやって来た。チャリで桜清水坂へタイムアタックに行く。調子よく激坂を登っているはずだったが、実際の時計は33分36秒。前回より52秒遅かった。寿命を越えたリムが異音を発し始めているのが精神的にマイナスかも。高いもんじゃないし慌てて注文するが、ツールド美ヶ原に間に合うかどうか。自宅からの獲得標高は850m。

雲行きが怪しくなった夕方は、ジョギングで浅間温泉の遊歩道を見晴し台へ登る。それなりの勢いで浅間峠を越え、バタバタと下り始めたらエネルギー切れ。燃やすべき脂肪はまだたくさんあるのになー。ハンガーノックで苦しい思いをしないよう、慎重なペースに切り替える。しかし大粒の雨が降ってきたのであまりゆっくり出来なかった。距離14km、標高差300m。

調子を上げるためにはガッツリ食ってもいい。よーし近くの定食屋で山賊焼の大盛頼んじゃうぞ。

6/13 季節は夜更け過ぎに梅雨へと変わるだろう

午前中は天気大丈夫? という訳でジョギングで浅間温泉桜ヶ丘からのトレイルコースを登る。雨期にぬかるんでしまう前に走っておきたい。急なジグザグもあるがMTBでも定番コースらしく、一台降りてきた。マナーはしっかりしている。
大音寺山横谷城跡から激坂を見下ろす もりの国前から美鈴湖、番場池を伝い大音寺山遊歩道に入る。地面が砂質で滑り易く、慎重に歩きながらの下山になる。景色は良いのだけど、あくまで遊歩道だから。帰宅して走行距離12.8km、標高差(積算)500m。

午後になり、もう少し天気は持ちそうだ。忍法イマノウチ!という訳でチャリ出動。稲倉峠を頑張って越え、刈谷原トンネルはダラダラ抜け、豊科カントリー倶楽部への坂を踏ん張って登る。小規模ながら理想的な三峠トレーニング? 標高差(積算)850m。これでたっぷり疲れておけば。

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