3/21 旭城に登る〜私は旅する〜♪

Asahi平成元年式のアルトバンを所有していたが滅多に乗らず、とうとう車検を通さずに廃車とした。MDデッキ、ツィーター、サブウーファーを取り付けてオーディオだけはゴキゲンだったが、存在自体がリスクだし。

という訳で、逆風と雨のなかチャリで松本からゆっくり一時間余、朝日村トレーニングセンターに到着。このご時世に諸対策をした上でイベントをやってくれるのがまず有り難いし、花粉症持ちとしては天恵の雨。去年の長和町ロゲでは途中の降雨に対応できず惨敗した。その反省から今回は地図を始めから袋に入れるし、カメラも防水のスマホで代用する。種目は男子ソロ。1月の松本あめロゲ(中止)でチームを組むはずだったGさんは強大なライバルとなる。

Flag正午、信州朝日村ロゲイニングの競技が3時間制限でスタート。北側の山中で時間半分になる事を目安に西から回る戦略だが、まず近場のコントロール回収から。会場すぐの信号でボタンを押し、車道側が赤になったタイミングでつい見切り発進、だが青になったのはもう一方の車道側で、自分は勢い渡ってしまう。他の参加者達はちゃんと待っているし、軽蔑の眼差しが背中にたくさん突き刺さる。この時点でメンタルが崩壊した。

インガオホーか、ランパックのドリンク用胸ポケットに入れているスマホが誤動作を繰り返すようになる。競技中セキュリティを切ってあるところに、水滴と胸部静電気の影響だろうか。あらゆるアプリが勝手に立ち上がったり、ブラウザのタブが大量に開いて意図しないアクセスをしまくっている。それはまるで「悪魔のイタズラ」のよう。これではカメラアプリを立ち上げるにも手間がかかり、非常にテンポの悪い戦いになる。走行ペースがちっとも上がらない。スマホ収納法を変えたところで余計悪化する可能性もあると思い、結局なんら対策をせずに進む。

Tono最西端は鉢盛山登山口(林道入口)。少し戻ってあさひプライムスキー場のゲレンデを逆走させるあたりは面白い。いよいよ北側の山中に入っていく。つーか小走りしているのに徒歩で来るひとに追い抜かれる。115番コントロールフラッグ以降、突き放されてしまった。時間もだいぶ押しているので一部カットして旭城跡へ。獣道めいたルートも多く、ちょくちょく迷いタイムロスが積もる。トレランシューズにロングタイツで笹薮を駆け抜けるのは気持ち良い。

行けてない所を大量に残し、もう絶望的な気分になりながら古銭出土跡というコントロールに着くと、スマホがとうとうハングアップしている。「悪魔のイタズラ」ここに極まる。どう操作してもカメラが立ち上がらない。コントロールを発見している以上、撮らなきゃ死んじゃう! 仕方なく再起動を掛けるが、一体何分のロスになっただろうか。

やっと、俺のロゲイニングが面白くなってきた。

Route残り2.7kmの登り基調を、11分半で走らないと遅刻する。どこにそんな力が残ってたんだって言う猛ダッシュを開始し、すぐに呼吸が苦しくなるけどスピードは落とさない。ラスト河岸段丘の坂で3時間をオーバーするが、じゃあせめて1分以内の遅刻に収めよう。こうしてフィニッシュタイム3時間00分55秒、マイナス100点な。ロゲで遅刻をするのは初めてで、むしろ清々しい。

「悪魔のイタズラ」はもう一つあった。確かに撮影したはずの115番コントロールフラッグ…写真データが消失している。写真が無い以上、得点証明にならないので加算出来ない。こうして合計得点1145点、男子ソロ41人中24位で、上位入賞どころか半分より下。長和より酷い惨敗となった。反省点が多すぎでどこから突っ込んでいいか分からないが、ちゃんと全部覚えて次に活かすしかない。こうして全ての悪事をテキストにさらけ出すのも一歩だろう。参加賞のたっぷりほうれん草は、帰ってさっそく炒めて食う。旨い。次戦のFDG in みよし(3時間ロゲ)はきっと上手くやる。その後には善光寺ウルトラ175kmがひかえるが、これは記念参加ね。

→Facebookアルバム: 信州朝日村ロゲイニング2021(得点証明となる全通過コントロール写真ほか)

参戦記&旅行記ページには2019年夏の「自転車キャンプツーリング記: 灼熱の九州再び。佐賀と長崎と台風と霧島」を追加。ゾンビランドサガ聖地巡礼をきっかけとした旅だ。遠くへ、行きたいなあ。

3/14 背負うならマグカップも

Mino18きっぷを使って岐阜県の土岐市駅で下車し、旅ジョギングを開始する。丘を登ったところの土岐プレミアム・アウトレットで早くも小休止。開店時刻から大変な賑わいのモールの中、スポーツブランドの店を見て回る。目当ては破れてしまったウインドブレーカーの買い換え…今回はニューバランスにしよう。

西の多治見市に入れば「やくならマグカップも」の聖地巡礼が始まる。まず痛マグカップを求めてセラミックパークMINOに入ると、建物が異様な熱気に包まれている。たまたまイベントホールでイオリンピアというボディービル大会が行われているらしい。今日は断念するが、一度はこういうものを見てみたいものだ。痛マグカップは売り切れていたが、ロケ地マップを入手する。

市役所には話題の痛公用車が堂々の構え。本町オリベストリートで普通のそれっぽいマグカップを買い、背負う荷物が増えたが旅はまだまだ続く。さすが焼き物の里、ながせ商店街の冨士アイスには長野県民にもお馴染みのじまんやき(今川焼)がある。あずきが美味しい。多治見を後に、北の可児市へ。

Akechi東側の丘陵地帯に入ってアップダウンを繰り返し、花フェスタ記念公園の隣りにある明智城を攻める。明智光秀の出自は謎だが、ここが有力候補の一つとされる。大河ドラマ「麒麟がくる」に向けて整備された遊歩道には桔梗坂・十兵衛坂と銘打たれているし、本丸には光秀のブロンズ像が立つ。展望台からは明智荘の景観が良く、御嶽山もちょっと見える。

中山道で西へ、木曽川を渡って美濃加茂市に入る。「のうりん」の聖地だが、もうそれを表すものは見当たらない。巡礼の予習もしてないしまあいいや。脚は余っているので西へもうひと頑張りしよう。日がだいぶ傾いて、終電が心配になってきた。ペースを上げる。

Sokyuこうして関市の関善光寺こと宗休寺に到着し時計を止める。ウルトラオリエンテーリング元善光寺-善光寺の完走祈願をするのだ。いかにもミニ善光寺という造りの本堂。卍戒壇巡りが出来る時刻はとっくに過ぎていて残念だが、八十八ヶ所石仏巡りはやって行こう。ちょっとした山登りだ。

走行距離は50kmほど。買い物・観光メインだとこれくらいが精一杯か。走力は余っているけど、膝とか足とかそれなりに痛いし。今回特筆すべきは道中に一切地図を見ず、予習の記憶だけで曲がり角45ヶ所に及ぶ複雑な経路を完遂したこと。あとは鉄道の時刻まで頭に入れておけば良かったのに。

関駅に辿り着いて一息、と思ったら列車が発車したところで、駅員がそれを止めて私を乗せてくれた。ありがとう長良川鉄道。美濃太田からは18きっぷで太多(たいた)線からの帰路となる。いつかラッピング気動車が走って、イタイタ線になりますように。

Tamap

3/1-2 空と近鉄のあいだに

Hataフジドリームエアラインズが珍しくタイムセールを行い、松本から神戸までのチケットを4800円という激安で取れた。追加料金もなく席を選べるので、眩しくならない北側を。問題は自宅から松本空港までどう行くか…。時間の合うバスが運休中とのことで、仕方なくジョギングを手段とした。先週までの通勤路で12kmを66分、フライトに間に合った。

搭乗率は四割ほど。私は生涯4度目の飛行機で、まだいろいろびびってる。機窓からの景色は圧倒的で、つい写真を撮りまくってしまうのだ。松本市街地から北アルプス、高山から白山、敦賀から若狭湾、明石海峡大橋の真上を下りて神戸空港に着陸。あっという間の55分、また乗ろうね。

ポートライナーは自動運転だが乗り心地は路線バス並み。三宮から阪神電車等を乗り継いで大阪へ少し戻る形となり、近鉄古市の親戚宅へ。お年玉を渡すというミッションを、疫病騒ぎが少し落ち着いた三月になってようやくクリアする。

Hinotori/

翌日は冷たい雨が降る。観光は難波の商店街を少しうろつく程度にして、本日のメインは最新型の近鉄特急ひのとり。今時の車内設備が特別感あるし、それでいて新幹線よりリーズナブル。スピードも乗り心地もそれなりだけど。名古屋からは高速バスで松本に帰る。

早期希望退職制度を利用したので、今月から求職者。活動を頑張らねば、建前上は。

2/21-22 甲斐善光寺もお参りしないと片参り?

Shio五月のウルトラオリエンテーリング・元善光寺-善光寺175kmに備え、まず「100km走るとはどういう事か」を体に思い出させなければならない。という訳で、日曜の朝6時過ぎに松本から甲府に向かってジョギングで出撃。序盤はなるべく脚を使いたくないが、登り坂に加え南風が強い。3時間掛けて旧塩尻峠を越える。今日は暑くなりそうだ。

判る範囲で甲州街道の旧道を使いつつ、すずらんの里駅付近で距離半分。富士見峠を越えると下り基調に加え追い風も強く、気持ちペースは上がる。いやもう足が痛いんだけど。左手にあった太陽は右に移動していき、代わりに九日ほどの月が昇ってくる。適宜食事休憩を入れつつ山梨県に突入。今年初めての、長野県外脱出となる。

Ubaそのまま国道20号を進む。ずっと正面に富士山が見えているけど、ほんの少しずつしか大きくならない。左手には七里岩の断崖が延々7里続く。そのニラの形をした台地の先端が韮崎で、すっかり暗くなってきた。予想していたけど、やはり走力としてはここまで。でも「なるべく歩かない」って決めたから、ゆっくりでも東へ進む。一旦止まるとリスタートがしんどいし、何で好き好んでこんなことをやってんのか。

こうして101.5kmを14時間05分掛けて、甲府のワシントンホテルプラザに到着。四年前のほぼ同旅程より遅いし、現状の何もかも足りない無力さを思い知る。「これを叩き台にパワーアップを」とか言う前にまず長距離に慣れないと、ウルトラオリエンテーリングの完走は絶望的だ。

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Zenko月曜有休。あちこち痛くて良く眠れなかったが、体調は良好だし怪我もない。朝食をがっつり頂いて、甲府市内を散歩する。近くの桔梗屋甲府本館で土産用に鬼滅の刃コラボの桔梗信玄餅を買い、東へ少し離れた甲斐善光寺をお参り。長野より若干小さいが立派な伽藍で、お戒壇廻りもこなす。これでウルトラ完走間違いなし!? さらに古事記や日本書紀にも書かれている酒折宮をお参りし、富士アイス東店でじまんやきとクリームソーダをイートイン。

甲府駅までで歩行10km、良いレストになった。電車で帰ろう。

2/13-14 ピザ爆食 ヒザ爆使

Jonen寝坊スタートの土曜、ジョギングで豊科カントリークラブの方へ登る。上ノ山付近からの常念岳を写真に撮りたくなった、ただそれだけの寄り道をしたくて。新旧2本の田沢橋を眼下に、奥へ続く街並みと常念岳が美しい。

芥子坊主山を経由して美鈴湖畔カフェピラータさんへ急ぐがやや遅刻。年一度?のピザをいっぱい焼く日だ。暖炉の上で焼く一風変わったピザ。帰りもジョギングなので腹を200パーセント満たすほどは爆食せずも大満足。調子良く美ヶ原温泉や松本城を経由して、走行33km。

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日曜もちょっと寝坊したが、まだ十分に早朝。松本城からのサイクリングという形で、明科池田ルートで大町へ。市街地を抜けてようやく積雪地帯らしくなってくるが、路面に雪が無いまま爺ガ岳スキー場に到着した。42kmを2時間10分…、マラソン選手に負けとるがな。山名は爺ヶ岳だがスキー場名は爺ガ岳、という表記ゆれに注意。

Cyc先々週のあさひプライム同様、レンタルスキーセットを借りて滑り始める。午前リフト券は13時まで使えるから3時間は遊べそう。眺望は後立山連峰こそ見えないが、松本平を北から見おろせるのは新鮮かも。下の方は初級者向けのだだっ広いゲレンデ。リフトで一番上まで行っても中級者向けの、キツ過ぎない斜度。今は練習あるのみの自分にはうってつけである。冬にしては猛暑の今日だが、雪質は悪くないと感じる。

View

11時に休憩がてら、早めのランチ。食堂が三つあって、パウダーパフさんの溶岩釜焼きピザを選択する。これも美味しい。食後はひたすら滑るのみ。ミニジャンプ台などのアトラクションや謎抜け道で飽きないし、コースバリエーションを一通り試したあたりで時間いっぱい。滑り足りないくらいが丁度良いか、また来ようね。

大町温泉郷「薬師の湯」でまた十分に休憩し、帰りも自走サイクリング。南行きの北アルプスパノラマロードは快走だが、後半は向かい風。久々にサイクリングでヘロヘロになりつつ帰宅した。

前日には東日本で震度6強の地震が発生、レジャーなんて不謹慎という考えもあったが、被害の無い所では経済を回すことが結果的に復興を早める。ましてスキー場はどこも苦しい。私だって貧乏なりに明るい空気を作ることは可能。「自粛」は使いようによって悪魔の言葉になるのだ。

2021/1/17 ウルトラ諏訪ジー

今年五月のウルトラオリエンテーリングは飯田市の元善光寺から長野市の善光寺まで175kmあるらしい。そんなキチガイめいた行動は別の生物がやることで、自分には絶対無理。それくらいの距離域は自転車が受け持つべきで、二本足で走るなんて非効率だろ。…しかし何だか日に日に気になってしょうがない。これに参加しておけば長野県のランニング大会に思い残すことが無くなるのではないか?

さて今月は松本あめロゲイニングがあり、日本選手権以来久々にGさんとチームを組むはずだった。しかし大会は市内の疫病騒ぎで中止。そのあおりでウルトラオリエンのエントリーをポチっとな。・・・大変だ。大変だ。もう一回言うぞ、大変だ。

Lake今日はロゲ練習として市内を回る予定だったが、趣向を変えウルトラオリエンの練習として、松本あがたの森から諏訪に向けて一緒に走る。Gさんは松本城→善光寺の優勝経験もある強力なステイヤーで、長い登坂も息を切らさずがんがん走ってしまう。私は余力の無さを噛み締めながらついていくのが精一杯。崖の湯から高ボッチ山を経由して行こうなんて話もあったが、今日は陽が当たらず低気温なため、時節柄あまり無理せず大人しく塩尻峠を越える。

国道20号の歩道は一部を除き積雪はなく、鳥居平やまびこ公園を経由しつつ岡谷の釜口水門に至る。ここから諏訪湖一周16kmを右回り開始。さあ平地だから楽になる、との淡い期待を打ち砕く結構なペースで引かれる。右側通行するランナーが多い諏訪地区の特殊ルール?も悩ましい。湖面の結氷による御神渡りに期待していたが、だいぶ解けてしまいまたの機会に。

Suwa終盤はフォームを意識しつつ持ち直して5分/kmペースを維持できたが、釜口水門に戻って来た所でギブアップ。Gさんは走り足りなそうだが、富士アイスのじまんやきを食べて電車で帰る。計50km余・積算標高差800mを平均6分/km切れたのは上出来で、一人じゃまず出来ない強度の練習だった。ウルトラオリエン完走の目処は立たないが、まずはこの強度に慣れていくしかないだろう。

むらよしギムナシオン(参戦記)久々の更新は2019年8月の鉢盛山登山マラソン

12/26-27 のちのちの

Marchen土曜、電車で茅野(ちの)駅に降り立つ。ウルトラオリエンテーリングのゼッケンを付けたランナーが多くてびっくり。そういえば木落し坂スタートでやるって話は知ってたけど、今日だったんだ。似たような格好をした自分が参加しないのは申し訳ない気分。参加者達は西口へ、自分は東口からのジョギングスタートとなる。

北東方向へ、鬼場橋から国道152・299号「メルヘン街道」を登っていく。理科大が近くアパートが多い。左手の蓼科山は良く見えるが、右手の八ヶ岳は雲に隠れがち。途中分岐を左へ進み、県道192号「ビーナスライン」に路線変更。道沿いに鬼石の案内板があり、その岩を良く見ると上から割れている。最近ちびっ子に人気のアレか。市街地から遠くて誰も来てないが。

Circle後で鬼石について調べてみると、浅間山からやって来た鬼がここで足を下ろしたと。鬼場で退治され、辺り一面が血の野原になったのが後の茅野という地名になった由来らしい。あくまで一説だが面白い。さて間もなく蓼科湖に到着。十月にも自転車で来ているが夕暮れだったため、円筒分水を見逃していた。それをしっかり見学するのが今回の旅の目的である。九対一で二箇所にしか分けてないのは、むしろ珍しいかも知れない。

Pepin

南へ下りて行くと、諏訪鉄山跡の案内板がある。この遺構は知らなかったから思わぬ収穫だ。かつて参加したハーフマラソン大会(今年で廃止らしい)が懐かしい尖石遺跡を経て3時間余、グラスリーぺぱんで時計を止める。手作りアイスが格別である。向かいの尖石温泉縄文の湯は程よい湯加減で長居したいが、そこそこで退出してバスの時刻。街中に入るまで客は私一人で駅に戻り、電車で帰る。旅ジョグらしい一日。

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日曜もジョギング。時期的にまだゆっくり走が続くが、来月のロゲイニングに備えて呼吸器系も鍛えておきたい。緩く長く続く三才山ルートで息を切らせながら美鈴湖へ。湖面は結氷を始めている。今冬は諏訪湖の御神渡りに期待しているがどうだろう。カフェピラータさんで一休みして、下りは桜ヶ丘トレイル。今月は250km目標でだいたいそれくらいになりそう。自由自在な脚を取り戻しつつある。

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さてブログが月イチくらいの更新になっててうっかりしたが、先月ニコニコ動画にアップロードした動画の紹介を忘れていた。一つは「【第三回自転車動画祭】松本空港でタッチアンドゴーしてみた」。平日の朝、出勤前に信州まつもと空港ミニ滑走路で撮ったものだ。自転車系の動画といえば無駄に長い作品が多い印象で、おまけに「心の狭い方はブラウザバックをお勧めします」みたいな無駄な前置きを15秒くらい付けやがる。その15秒に収まるものを目指した一発ネタ。

もう一つは「【自転車載10倍速】乗鞍高原への道」。はい、10分オーバーで無駄に長くてすみません。新島々駅から乗鞍高原までノーカットで紹介したかったんだ。ここのトンネル街道を自転車で走ることの是非は時に感情的な罵り合いになることは把握している。が、動画に付くコメントは今のところ全く荒れておらず、ホッとしたような寂しいような。

来年もサイクリング、ジョギングとも新しい楽しみ方を模索して行きたい。

11/28-30 あさま再塗装事件

土曜、ジョギングで美鈴湖へ登りギターサークル。ブログをさぼってて触れてなかったが、月初にピラータ音楽祭が、例年より小規模ながら開催された。ソロで「宵待草」「雪の降る町を」「早春賦」、デュオで「BWV1006a」、パーカッション入れて「コーヒールンバ」を演奏。さて次を考えねばなるまい。上手くなりたい上手くなりたい。

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Banzan2日曜、電車を乗り継ぎ中軽井沢駅から北へジョギング開始。これも自分的に毎年恒例化している、草津温泉への旅ジョグである。雪化粧を始めた浅間山の噴煙を間近に、ゆっくり時間をかけて峰の茶屋越え。群馬県に入って、分去茶屋跡から今回は西を行く。国道よりだいぶ交通量が少なくて走り易いが、コンビニが無いデメリットも。古来、草津への道はこっちだったのだろう。左手の樹間に四阿山や破風岳が見え隠れする。

Tsuma

万座・鹿沢口駅前にあるセブンイレブン嬬恋三原店は、かつて小串鉱山を命からがら脱出した時に爆食した思い出の店。平常時に来てもまぁ普通のセブンだわ。ここからはまた登り坂で、力を入れて走らないと止まりそう。でも前回までの国道羽根尾経由よりはだいぶ楽。目前に草津白根山が近づき、振り返れば今日走ってきたルートが見える浅間山北麓の景色も雄大。道沿いには草軽電鉄の遺構も点在するようだ。

Yubatakeこうして六時間余で湯畑に到着。日曜の夕方ともなれば閑散…を期待していたのに凄い人だかり。「GoToトラベルが中止になる前に」と考えることは皆一緒である。お陰でアテにしていたラスクジェラート食べ放題は受付終了している。仕方なく焼鳥等を食べ歩いて飯島館にチェックイン。おんぼろだが、わたの湯源泉を引いているのが稀少。凄く熱くて、免疫力みるみるアップ。

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189月曜は有休、まずは外湯でリラックス。宿の朝食を頂きチェックアウトし、路線バスで軽井沢に戻る。さらにバスでまた群馬県に入り横川へ。おぎのやの釜めし定食を昼食として、碓氷峠鉄道文化むらに入場する。まるで自分のようだからツイッターのアイコンにしている189系あさまと感動の再会…あれ、いつの間に再塗装されてる! あの痛々しい錆が良かった気もするが、少し安心。

Mugen折しも無限列車大作戦という謎解きゲームが開催中。一度は参加を断ったが、時間が半端に余りそうなのと、他の客は皆それを目当てに来てるっぽい様子。地図を読んで駆けずり回るのは大好きだし、私もチャレンジしよう。ただし帰りのバス時刻が迫っているので正攻法は採らず、冊子のヒントで半分は解いてしまう(さすがにネットには頼らない)。最後に無限列車仕立て?のアプトくんに一周乗って解答を確定させ、認定証を頂き終了。鬼滅の刃についてはダイジェストフジテレビ版を観た程度の知識だが、なかなか楽しかった。

軽井沢に戻って甘精堂マロンソフトクリームを頂き、電車で松本に帰る。また草津温泉に行きたいゲージを少しずつ溜めていこう。

10/10-12 テガ・エンタープライゼス

土曜、JRの「秋の乗り放題パス」を利用して松本から甲府を経由し東京に下る。電車に乗る事が危険なら都民はとっくに全滅している筈なのでゼロリスクと考えるが、念のため都心は避けて武蔵野線でぐるりと東側に回り金町駅下車。エアコンこそがヤバい疫病騒ぎ、それが不要な時期にようやく帰省出来た。事情があって毎月来たかったのに、我慢を重ねて8ヶ月ぶりである。

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Fujiice「秋の乗り放題パス」は秋の青春18きっぷと云われるが連続する三日間有効という制約がある。日曜もガラガラの列車を求めて千葉県を旅しよう。総武本線の八街(やちまた)で途中下車し、富士アイス…って休業日かぁ。山梨長野岐阜でお馴染みのじまん焼きがここでも食えるんだって確かめたかったのに、また今度。

成東駅から空港第2旅客ターミナルまでは路線バスを利用する。尤も現状で空港を利用する人はおらず、他の客4人は成田ジャスコが目当てのようだ。バスを降りて1タミまで小走り、ここは知らなかったら迷う道だろう。成田空港駅からまたJR、これで成田線の未乗区間は解消だ。さらに我孫子まで乗り、ホームの弥生軒で唐揚げそばを頂く。昔から評判の店だが、通過しかしたことなかったから初めて。

Tega霧雨模様ながら手賀沼沿いにジョギングを開始する。手賀沼を見るのも初めてだし、かつてここにディズニーランド建設計画があったことを最近知り、もし完成していたらどんなだったろうと想像しながら走る。南岸はコースが広くて気持ち良くスピードも乗るが、賢い自転車乗りに比べてランナーは左側通行で統一しきれておらず、度々チキンレースになるのが難。てんでバラバラな諏訪湖ランナーより若干マシなくらい。

それにしても意外に距離がある。面積は諏訪湖の1/3なのに、一周は2km長い18kmある。少し足せばハーフマラソンになるんだな。水質改善はもう少し頑張って欲しいが、いつかここの大会にも出てみよう。我孫子駅に戻って、マックスコーヒーで素早く水分糖分たんぱく質を補給して強くなる。

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Raku月曜は有休。また武蔵野線で都心を避け、群馬の横川を目指す…が列車遅延情報が出ている。気が変わって川越線に乗り換え川越下車。以前も「神様はじめました」の聖地巡礼に来ているが、今回は天文学や地質学を扱ったアニメ「恋する小惑星(アステロイド)」の巡礼となる。予習不十分でたくさんはポイントを見つけられないが、ベーカリー楽楽のパンくらいは押さえておく。

八高線を経由し未乗だった五日市線をいちいち往復しつつ、あとは中央本線で松本への帰路。次に東京へ下れるのはいつだろう。

10/4 ミナカミヤマノボレ1004

Mount日曜の9時過ぎ、長野市の篠ノ井駅に降り立つ。先週参加した信州松代ロゲイニングの反省ランに早速やってきた。撮り逃がしたコントロールポイント3ヶ所を全て回収するのだ。岩野橋を渡り、長野マラソンを懐かしく思いながら堤防道路を進む。

松代地区のコントロール2ヶ所を回りつつ、ロゲ入賞賞品を提供していた大渡製菓舗で買い物。大門踊(おおもんおどり)という直径12cm円盤のカステラ煎餅が、10枚箱入りで720円+税とお値打ちだ。コントロールの一つだった山神の石碑から皆神山の登山道に入る。通行止つまり自己責任状態で倒木が多いが、崩落などの危険は無い。まだ虫が多いのが難。

Top謎の古墳を経て、ロンダルキアめいた台地に到達する。「世紀末オカルト学院」ではここに学校がある設定らしい。山頂は3つ。まず三角点のある西の峰を目指すが、地形図上の道は見つからず藪に突進し立往生。何とか道路に復帰するが南からやや遠回りになってしまった。しかも三角点があると思われる場所はまた藪の中。必死に探すが諦める。服が種子だらけになって、全部引っぺがすのに時間が掛かるわ。

もう一度北側の廃道を探索して、また種子だらけになるし…。皆神神社前から、次は最高地点と思われるの東峰へ。標高665m位に稲荷の祠が建つが、辺りはソーラーパネルだらけでやや残念な景色。いよいよ中枢の中の峰へ。謎ゴルフ場に囲まれたエリアに沢山のお宮が合祀されている。景色は遠くに北信五岳が見えそうなくらい。今日は曇りで今ひとつ。

Minakami駐車場には皆神山の由来が記されている。全文コピーは他サイトに任せるが、かいつまんで言うと古事記にも出てくる須佐之男命が重力制御によって造山した世界最大で最古のピラミッドであり、ダイナモ機能山塊による磁力と反重力で天の羅摩船を垂直に離着陸させる宇宙空間への航行基地であるとのこと。凄い!! 何だかピラミッド・パワーによって元気が湧いてきたよ。

西村京太郎サスペンス「愛と死の伝説」の舞台になっていたこともうっすら思い出す。山の南側は軽トラが往来する程度の車道があり、途中には岩戸神社の岩穴がある。何かするとピラミッド内部に入れるとか入れないとか。こうして山を脱出し、北麓に戻って松代温泉の国民宿舎「松代荘」で外来入浴。高張性高温湯は内陸では珍しい気がする。黄土色の湯はドロっとしているようにも感じられる濃厚さで、湯船の底は再結晶化した?塩分がじゃりじゃりしている。

Oomonせっかくサッパリしたがもう少し走ろう。昔見学した松代大本営跡も含め、強烈にディープで濃厚な印象を残す松代の町を後にする。オリンピックスタジアムで最後のコントロールを回収し、篠ノ井駅に戻ってラン終了。これぞ理想的なジョギング旅である。大門踊は割れもなく無事で、美味しいのですぐ食べ尽くす。

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