11/23-25 プラネタリ途中下車の旅

Vina_2木曜、JRの切符で松本から八王子へ。横浜線、相模線を乗り継ぎ海老名に降り立つ。ららぽーとは松本ジャスコみたいなショッピングモール。ビアードパパのシュークリームでも食っとけ。駅の反対側、ビナウォークは空間的に面白い。さらにダイエーや元サティもあるし再開発ガンガン進んでるし、海老名ってスゴイ。ビナウォークに戻るとたまたまプリキュアショーが始まり、劇やダンスをしている。興味無い振りして通り過ぎるが、前期ED「ぴょんぴょ〜ん」の所で危うく体が跳ねそうになった。恥ずかしいから心だけにする。^

とにかく体力〜と続けたいがもう疲れた。サティで親子丼を食べながらうだうだして、映画の時間。『ヤマノススメ おもいでプレゼント』は30分ほど。ひなたとあおいどっちがどっちか忘れてたくらいだが、ささやかなプレゼントという感じだ。

続けて、映画館での視聴は自己最多3回目となる『planetarian〜星の人〜』リバイバル上映。THXのスクリーン7「エビナナ」は流石の重低音だが、本当に雨の廃墟にいるような臨場感は幕張のウルティラが一枚上手だった。何れにせよ悲しさと嬉しさが畳み掛けて迎えるエンディング…ちょっと無理してでも観に来て本当に良かった。これが、最後になるだろうか。

茅ヶ崎で東海道線に乗り継ぎ横浜西口のカプセルホテル、グランパークに泊まる。

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Yoko_2金曜、未明のジョギング。最近は肋骨が壊れているので慎重に汽車道、桜木町、みなとみらいを周る。朝食バイキングは別料金なので利用者は少ないが、下手なビジホを軽く凌駕する内容で、つい3周。シャワーを浴びて、上野東京ラインの列車に乗り込む。はじめはラッシュの一員となるが、徐々にガラガラになる。

Washi_2時間がけっこう余りそうなので、 ぶらり途中下車することにした。久喜から東武線に一駅だけ乗ると鷲宮。木崎湖や大洗などと共に有名なアニメ聖地である鷲宮神社は、平日午前で同業者こそ少ないが境内の散歩は楽しい。らきすたと言ってもこなたとつかさどっちがどっちか忘れてたくらいだが。

東鷲宮まで歩いてまた東北線に乗り、黒磯でも途中下車して街を探索。古い建物が所々に残るし、黒磯神社は足のカミサマなんだとか。めっちゃ速くなりますように。目的地の福島県郡山に到着しまたビアードパパ食って、ヨドバシでスマホグッズを買い揃えて来月のAQUOS SENSE lite着弾に備える。発売前の機種だが、もう専用のケースやフィルムが置いてあって助かった。

Koori_2さて地上高世界一のプラネタリウム、スペースパーク宇宙劇場。ここの『planetarian〜ちいさなほしのゆめ〜プラネタリウム特別版』にまた来てしまった。途中の星空解説シーンが秋バージョンになり、しかもプロジェクタではなく光学式投影機スーパーヘリオスが見事なシンクロで使われる。ゆめみ心地の、こんな平和が続けられると良いのに。

駅のフードコートでローストビーフ丼を食って、街はずれのセントラルホテルに泊まる。

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Tsuru_2土曜、シンプルながらバランス良いホテル朝食を摂り小雨の郡山を発つ。磐越西線の車窓はやがて雪景色となり、猪苗代は積雪深60cmとか。突然の冬にダイヤも乱れ気味。会津若松で途中下車し少し離れた鶴ヶ城へ歩くが、べちゃ雪が悩ましい。城の風情はあるけれど。予定の列車がウヤになってしまったので、とりあえず駅前でソースカツ丼を食っとく。

Genrai_2

次の列車で、SLと行き違いつつ喜多方にも降り立つ。ラーメンなんて年に2,3杯しか食わなくなったけど、やっぱりここではね。駅近くの、元祖という源来軒でいいや。最初と最後がいい感じ。ちょっとだけ蔵の街も探索して、また磐越西線へ。

旅先では五感で土地を吸収するのが大事だからスマホいじりは最小限だが、新津まで来ればもういいや。タブレットでブログテキスト打ちながら信越線、えちごトキめき鉄道、しなの鉄道、篠ノ井線で夜遅く松本まで、ぐるっと鉄道一周を終えた。松本も光害や排ガス汚染は相当なものだが、標高が低い街に比べれば桁違いに星が多く輝く。

一つの作品にいつまで振り回されてるんだよと思うが、予定を詰め込まず余裕を持って方々ぶらぶら出来たのも含めて、充実した旅だった。きっかけは何でも良いのだ。予備日の日曜は安静にして、早く体を治したい。

12/28分 ぷらぷらブログねた探りあん

Enshu年末の休みが始まり、さっそく青春18きっぷで南へ向かう。中央西線から東海道線に乗り換え、静岡県の浜松に到着。これまで観たアニメの中で最高の感動作だったplanetarian(プラネタリアン)の聖地巡礼に来た。劇中では「封印都市」と云われる絶滅廃墟だが、今のところ人口80万を擁する平和な街。とりあえず高い所に登ろう、という訳でハーモニカを模したという超高層ビルのアクトタワー、45階の展望回廊へ。遠州灘や富士山も望み、もう眼が焼けてしまいそうな良い天気だ。

浜松科学館でプラネタリウム「ときめきら」も観る。美しい無窮のきらめきで、秋から冬の星座を学ぶ。後半はオリジナル番組で星雲の生解説だが、過度の寝不足がたたり、つい目が閉じてしまう。それもまた最高の贅沢かな。

Hanabishi自転車より歩いた方が楽な気がして、せっかく輪行で持って来たチャリは駐輪場に置いたままにする。ファンにとって思い入れの強い松菱(花菱)百貨店跡、有楽街と巡礼を進める。作品とは関係ないが徳川家康の本拠地だった浜松城も登閣。日が暮れてゆく。若干の不況風を感じる街に戻り、夕食は…うなぎは日本人が絶滅させたはず。浜松餃子にしよう。有名店が大行列なのでおこぼれ的に「たんと」で21個。この円形にずらっと並んだやつ(ご縁焼)を注文したかったの! 今日は食べ過ぎだよう。

Tanto耐寒キャンプをするズクは無くビジホ泊まり。5千円に満たないが大贅沢。

12/3-4 真田幸村ゆかりのいたずら赤ぞなえ

Subaru土曜朝、眠っているうちに高速バスが名古屋着。そこから近鉄線の急行を乗り継ぎ、電子書籍版「銀河鉄道の夜」を読んでいるうち大阪古市に至る。通常、大阪南部に用があるなら最安手段と思われる。一年ぶりに親戚宅を訪れ、広島土産を置けば用事は完了。ついでにジョギングで南を目指す。姉と二人の姪も自転車で付いてきて、一緒に富田林すばるホールのプラネタリウムへ。夕方の回は大型映像「銀河鉄道の夜」のリバイバル上映で、長めバージョン(星めぐりの歌付き)なので投影機による星空解説はない。しかしドームスクリーンで再現された宮沢賢治の世界は、さすが伝説のプラネタリウム番組と云われるだけある。本当に理想の鉄道旅行をしているみたい。観客はウチらだけだったが、機会ある人には是非観て欲しい作品だ。

Domyo「近鉄電車で行く真田幸村・大坂の陣」というパンフを拾ったので、日曜はそれを参考に歩き回ることにした。まず親戚宅から北を目指し、夏の陣激戦地の誉田八幡宮〜道明寺・道明寺天満宮へ。駅に「大河ドラマに登場必至!」なんてノボリが立ってるけど、ナレーションで終わらなければ良いが…。さらに石川を渡り、柏原の玉手山公園(小松山)へ。ここでは後藤又兵衛がヒーローだ。観光客の姿はほとんど見当たらないが、ドラマでの活躍次第でどっと増えるかも知れない。また北信濃・柏原出身の小林一茶ゆかりの地でもある。河内国分に着く頃にはもう昼。自転車があれば楽だったろう。

Sanada近鉄線で赤備えな上本町に移動し、また歩き。スケートリンクの楽しそうな真田山公園〜真田丸顕彰碑・三光神社へ。さすがに今が旬で、来訪者が多い。真田ロード商店街も面白い。あいにくの雨が降り出すなか、玉造から地下鉄で恵美須町へ。新世界紀行をして串かつ(二度づけしない)を食べたらタイムリミット。また地下鉄に乗って梅田へ急ぎ、高速バスに飛び乗る。松本直通は便利なようで、この世で渋滞の一構成員をなすことほど陳腐なことはない。銀河鉄道でサウザンクロスに連れてって。

6/18-19 ツツジがあかいな破風ヒヘホ

Uflower土曜、自分にしては早起きして6時半に自転車で出撃、ツールド美ヶ原前の最終タイムアタックをする。しかし夜型の生活が続いているのに無理したところで、十分な力は出ないか。先月の計測時より脚力は付いたと思うのだけど、タイム1:28'13"。49秒しか縮まってない。まあいいや、梅雨時なのに絶好の快晴、レンゲツツジの群落が美しい。ついでに台上まで散歩したいところだが、少しだけ写真を撮って、怒られそうなほどの猛スピードで下山する。渋池〜慰霊塔間の道路陥没でブッ飛びそうになった。

もりの国から美ヶ原温泉へ下り、9時集合に遅刻してしまったが、カフェピラータのイベント「湯ノ原線タイムアタック」に追いかけ参加する。既に美ヶ原を一本登った後だけに、こちらはゆるゆる漕ぐしかない。普段23分前後のところ、26'59"掛かった。初参加だったが、次の機会にはロードの連中を脅かしたいものだ。

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日曜、始発しなの1号で長野へ。連れのクルマで須坂市の五味池破風高原自然園に向かう。元々チャリで登ろうと考えてた坂だが、序盤の集落から急坂なうえ、その後は松本で例えれば扉温泉〜扉峠間(現在通行止)みたいな隘路が続き、ジョギングが一番楽なのでは?と思うくらいの険道だった。

Hafuともかく破風岳に急行すべく、第一駐車場から直に乳山三角点ルートを歩き登る。ここもレンゲツツジが見頃で、なだらかな牧場跡をピクニック気分で・・・と行きたいが雲行きが怪しい。そもそも地形図にない道だし配布されてる登山マップもアバウトで、草地を適当に登っているうちに実は遭難状態なんじゃないか? と内心不安になる。

標識を見つけてホッとしたのも束の間、まさかの雨が降ってくる。晴れて暑くなる予報を信じ切っていたので、対策をしていなかった。一応ウインドブレーカーだけ持参したし、連れも長袖ではあるが、あまり冷えてしまうと・・・。でもあとちょっとで頂上のはず、行こか戻ろか。結局強引に進むが、あとちょっとが長い。どうにか破風岳1,999mに到着するも、毛無峠や群馬は真っ白な霧の向こう。止まない雨も、あるんだよ。

下山は大平遊歩道に乗り、遭難を免れた。しかし後で風邪を引かぬか、心配は続く。みーるマーマのディナーバイキングで爆食いし、最終しなの26号で松本に帰る。

5/27-29 多摩の湖には魚多し

金曜は有休を頂き、松本から高速バスに乗って中央道日野で途中降車する。近くの甲州街道駅から、初めて多摩モノレールを利用。ワクワク、これがとある聖地か。立川北駅で降りクリスピークリームで軽く朝食を摂れば、立川シネマシティで劇場版ガールズアンドパンツァーの極上爆音上映が始まる時間。既に松本の映画館で観た作品だし、立川極爆のためだけに東京へ下るのもどうかと思って諦めていた。まさか、こんなBDが発売される頃まで上映を続けているとは思わなんだ。しかも平日午前に席が8割方埋まってるってどういうこと? 早めに中央付近を予約しといて良かった。序盤はイスまで揺れる重低音に戸惑うほど。ウーファーに注ぎ込まれている電気エネルギーが猛烈! 爆音と言うより爆風に曝されている感じ。館内無風なのにね。

Sayamako「ガルパンはいいぞ。」とお決まりのツイートをキメ、昼食は立川マシマシでマシライスのライスマシ。ラーメン苦手な自分にちょうど良いが、豚由来の脂肪が凄い。という訳で、モノレールに終点の上北ふたご…もとい上北台駅まで乗ってから、北へ歩こうランララン。丘陵地帯に入り、多摩湖の上と下を分離する堰堤を抜ける。期待して訪れた玉湖神社はひどく寂れている(後で調べたら「たまのうみじんじゃ」と読み、廃社されている)。さらに北側にあるのが、埼玉県所沢市の狭山湖である。こちらを見るのは初めて。それにしても、市街地に囲まれながらこんな広い自然っぽい風景があるんだな。水源地のため柵が張り巡らされ、散策の自由は無いが。

付近はトトロの森という雑木林が点在していたり、自転車用ペダルメーカーの三ヶ島があったりするが、時間切れで7kmのウォーキング終了。西武プリンスドームを見上げつつ、西武球場前駅から山口線「レオライナー」に乗る。案内軌条が側方にあり、コンクリート上をタイヤで走る珍しい電車だ。西武遊園地駅からは多摩湖線。次駅の武蔵大和って強そうな駅名だな。後は拝島線、新宿線を経て西武新宿駅へ。西武鉄道に乗るのも初めての経験だった。左右からの客引きをかいくぐりながら歌舞伎町を歩いて突っ切り、東新宿駅から東京メトロ副都心線で明治神宮前〈原宿〉駅へ。初めて乗る路線はここまでにして、後は普通に葛飾の実家に向かう。

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Laketown土曜、午前は法事関係。先週に親切だった伯父が亡くなった。午後は時間が出来たので、埼玉県へジョギング。しかし地図の記憶が曖昧で、曇り空だし信州みたいに山が見えないので方角が解らず、すっごい不安。平野部での方向感覚を鍛え直さないと、ロゲイニングで惨敗するよ。少々迷いつつもだいたい合ってたみたいで、そうか公園を経て走行14km、ホテルニュー越谷…もといジャスコレイクタウンに到着する。あいててよかった! 面積ダントツ日本最大、山形村アイシティ21の十倍はあるというショッピングモールに初見参。疲れたのですぐ入口のコールドストーンという謎アイスクリーム屋に入る。自分の注文時は遠慮してもらったが、バイトさんがアイスを混ぜ混ぜしながら歌うサービスが好評のようだ。アルプス一万尺が聴こえてくると体が縦に振動する、これ山雅FCを擁する松本の風土病。さらにふるさとの訛り懐かし的な気分でサンクゼールの店舗に寄ったり。しかしモール内を6kmくらい歩き回った割に何も欲しくはならず、ガルパンの4DX上映は満席で観られないし、土産に買ったのは十万石まんじゅうだけである。これはグンタマ地方でないと入手できないからね。

電車で実家に戻り、自宅では観られないNHK BS1「ラン×スマ」長野マラソン編を観ていく。毎年この時期、これを建前に帰省しているのだ。今回は東京よりサイタマ重点な。終了後すぐに発ち新宿へ。帰りの高速バスは臨時便しか取れず西口の旧バスターミナル付近での乗車となるが、せっかくだからバスタ新宿を見物していく。なるほど格段に便利になったが、ベンチが足りなすぎる様子。バスは臨時便でも無線LAN(Wi2)が使えて助かった。車内でブログの下書き等をしつつ、夜中25時ごろ帰松。

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日曜、疲労で家から一歩も出たくないが、レース直前週に自転車に乗らないのは如何なものか。という訳で林道湯ノ原線タイムアタックだけしておくが22’58”、あまり良くない。ピラータで昼食。漫画を読んだりガルパン談義をしたりして、週末終了。体調を持ち直して次を迎えたい。

5/21-22 塩尻ワイナリーフェスタ Vol.1

3月に参加した塩尻ワインロゲイニングの朝、駅前の観光センターに「塩尻ワイナリーフェスタ2016」のチケットを求める行列が出来ているのを見た。コンビニ端末での販売も瞬殺だったらしい。そんなプラチナチケットを連れが確保してくれていた。という訳で土曜はワインの飲み歩きへ。例年酒を飲むのはマウンテンサイクリングin乗鞍の前夜にコップ1〜2杯だけという超下戸の私だが、この日のために最近はなるべく毎日泡盛を飲んで、少し慣らしたんだ。

Festa参加者は土・日各2,500名。ロゲの時「このワイナリーいいなぁ」と思った城戸ワイナリーについては従業員3人で非常に生産量が少なく、各日96名しか買う権利が与えられない。買う権利と言ってもオプーナじゃないよ。その抽選箱に半券を投入し、いざ駅前会場スタート。まず意外性と品質を併せ持つワイナリーであるイモ高(志学館高校)に…と思ったがシャトルバス待ちの行列が悩ましい。あれに乗って正規の左回りルートを辿ると、常に混雑と闘うことになりそうだ。

という訳で逆回りに歩き出した。駅裏にサントリー塩尻ワイナリーがあり、敷地に入れるのはフェスタの日だけ。施設を見学したり専用の漆ワイングラスで試飲したりおつまみを買い食いする。ここでは無料試飲の他、有料試飲で岩垂原メルローの赤を頂く。なるほど濃い気がする。岩垂原を「いわだれっぱら」と発音するのは私だけでいい、と思ったら次の人もそうしていた。つられたのか、ガチのジモティなのか。つまみに信州鹿肉のミートボールと、開田高原アイスクリームも食す。フェスタの常連たちは自前のおつまみを持ち込んでいるようだ。

Kidoさらに南西へ長々と歩く。平出遺跡あたりの長閑な風景を堪能しつつ、憧れの城戸ワイナリーに到着。有料試飲が出来るってだけでも有難いらしく、人気集中を避けるためここだけはシャトルバスが通じていない。道中前後に人が歩いていなかったので不安だったが、正規ルートをすっ飛ばしてきた人々でやはり賑わっている。二人で1杯ずつ、ピノグリとシャルドネを頼んで飲み比べ。シャルドネの方が馴染むな。普段非公開な貯蔵庫の中は神聖な雰囲気で、代表がマニアたちに何やら説明している。あ、家族経営でもタイムカードがあるのね。他グループの記念撮影に応じたら「お兄さんにきっと好運が訪れるよ!」と言われた。

各務製粉でお茶を貰いつつ一休み。続いて桔梗ヶ原のワイナリー集中地帯に突入する。シャトー・メルシャンは巨大な樽が並ぶ地下セラーが、城戸とは対照的に良い意味で枯れている(後日注:現在は使われていないそう)。試飲所ではナイアガラ四重奏団がモーツァルトやムソルグスキーを演奏している。ずっと聴いていたいが、次へ行かねば。

Grape隣りの井筒ワインは有料・無料ワインの他にジュースの試飲も旨い。地下セラーはダンジョン気分。ここでは土産にぶどうジャムを買っていく。斜向かいにはロゲの入賞賞品だった五一わいん。トラクターの荷台に乗れるやつが面白そうだが行列なので諦める。有料の竜眼にごりワインが、今日の試飲で一番飲みやすかった。これくらいの度数の低さが自分にはお似合い。

奈良井川が形成した河岸段丘を2段降りると信濃ワイン。遅い昼食としてピザやジャンボフランク、ミノリヤアイスクリームを注文し、また名物の生ぶどうジャムがクラッカー付きで自由に食べられて良い。地下セラーは撮影禁止。ここの有料試飲(何だったか記憶が飛んだ)でシメ。ここまで7km余りの歩行距離だった。帰りはシャトルバスに乗ろう。周れたのは全11ヶ所のうち6ヶ所。だがロゲイニング競技じゃないから、勝ち負けなんてない。

駅前会場で抽選結果を確認すると…よっしゃ勝った! 当選率4%をくぐり抜けた。「お兄さんにきっと好運が訪れるよ!」と言われたはこの事だったか。今年はクジ運が半端無く好いから、年末ジャンボも買っちゃおうかって勢い。こうして「城戸ワイナリーオータムカラーズ ナイヤガラブリュット2015」を1,944円で購入する。私なんかには豚に真珠だろうが、きっと意味があると思いたい。

各務製粉の出店で旬菜花おやき、あと観光センターでチロルの森ソフトクリームやフォンビィコーヒーを頂き、人波が引いた駅前はすっかり祭りの後。自分らもリーブ。電車や階段で酔いが回り、松本駅でしばらく動けなくなってしまった。今日救急車の出動を2回見たことが脳裏をよぎるが、どうにか復活して無事帰宅。

Takabo翌日曜日、僅かに二日酔いを感じつつ自転車で高ボッチにアタック。度々ギアがインナーローに入る急坂続き。終盤ヘタレたのはMTB用クランクのせいにしよう。左右幅が広いので、輪行にも支障がありそうだ。崖ノ湯口信号から高ボッチY字路まで48'49"。今回も鉢伏ピストンは諦め、ゆるゆるともう少し登って高ボッチ駐車場へ。新緑と初夏のような陽気が昨日に続く今日でした。少し歩いた山頂1664.9mからは諏訪盆地を見おろすも、富士山は霞の向こう。

下山は塩尻峠方面へ。国道に出ると、昨日行きそびれたサンサンワイナリーがある。出来たばっかりピカピカである。今日のフェスタ参加者たちに混じって中を見学するが、さすがに試飲はしない。丘の上なので風景も良好。

中山の松川パン商店で遅い昼食にし、帰宅。すぐにクランクをランドナー用に戻した。こうして塩尻色の週末が終わる。買ったワインはいつ飲もう。

1/16-17 ツルツル・ド・美ヶ原

3jiroきっかけは、パルコの好日山荘に掲示されてた冬季美ヶ原への登山図。スノーシューやアイゼンが必要と書いてあったが、記録的な雪不足だしヘーキヘーキ。百戦錬磨のヤマヤか王ヶ頭ホテルの送迎を利用できる金持ちだけが到達できる夢の世界へ、いざ乗り込む。快晴の土曜、まずは自転車でアプローチする。いつもの桜清水坂は冬期閉鎖中だが、牛立からの市道は行ける。ローディーを追い抜いてからついペダルに力が掛かり、三城牧場に着く頃にはへろへろになってしまった。ヒルクライム練習が不足している。ここまで自宅から800mアップである。

残り600mアップはダテ河原コースを徒歩で登る。大部分は秋山のように歩きやすいが、一部凍結路もあり特に最後の0.2kmがツルツル。登山口から1時間余りで標高2034mの王ヶ頭を極めると…美ヶ原台上はうっすら雪が積もっただけという風情。向こうに見える浅間山や富士山もまるで雪が少ない。超本格装備で散策に来ている人達も物足りなそう。私としては楽に夢を果たせて良かった。

松本市街を見下ろす王ヶ鼻にも寄る。ここから桜清水に降りる八丁ダルミコースもあるが「冬山未経験者が足を踏み入れてはならない世界に単独で来ている」というイレギュラー感があるので、一番安全な「来た道を引き返す」という選択をとる。主流のダテ河原なら万一の際に通行人も期待できるし。無事に三城牧場まで下り、あとはとめどない鼻水と闘いながら自転車で帰宅。一応持参していた簡易アイゼンが活躍できず拍子抜けもあったが、久々に自分らしい無茶をしたという充実感は残った。

RouteDaijoHana

日曜は安曇野へジョギング25km。曇天だが北アルプスは昨日よりハッキリ見える。スピードを意識して平均5'03"/km、これが今の精一杯。さて今夜から雪模様とのことで、通勤どうなるかな。

来年の10月1日に第1回松本マラソンが開催されるらしい。スタート地点は現在の自宅から歩いて15分の総合体育館。序盤の道幅が狭いのは大きな空襲がなかった街の宿命か。コース設定最大の問題であろう国道19号越えはエプソン橋(またはエプソン大橋)と呼ばれる陸橋が有効活用され、馴染みの信州スカイパークがゴール。これは無視できない大会になる。新聞に載ってたアバウトなコース図から詳細を予想、ルートラボに投稿してみた。

10/17-18 あしたマミア〜ナ

長引いた風邪がようやく完治した土曜日、ジョギングで浅間の激坂を登り美鈴湖へ。遊歩道を一周して久々のサイクルカフェピラータ入り。ちょうど衛星放送でジャパンカップクリテリウムの生中継が始まるところで、これを楽しんでいく。漫画は読み進めず、明るいうちにゴルフ場ルートで下山する。来週末は[”美鈴湖”がぴーくす]というイベントがあるので楽しみ。

Kane日曜も天気良好、長野から連れのクルマで毛無峠へ。そこから徒歩で群馬県に侵入、小径を下りて御地蔵堂に至る。5月の訪問時には無かった慰霊の鐘を鳴らしてみるが、今日の小串鉱山廃墟探索は五区方面重点な。ひどいヤブだが、オフロードオートバイの連中と行き交う。スゴイ。学校跡を左にスルーして進み、初めて見る山神社は意外に立派な鳥居、それに常夜灯が片方立っている。ところが木造の祠は土台から左へ、そぉいと投げ出されたようにひっくり返っていてびっくり。雪解けなど自然の作用によるものか、人為的ないたずらなのか。

Club木の枝に取り付けられたピンクテープを頼りに、もっとひどいヤブを漕ぎ漕ぎ南へ進む。あまり深入りすると…「遭難」の文字が頭をかすめる。コワイ。ようやく少し広いところに出て、職員クラブ「狸穴御殿」が姿を現す。ほとんどの建物が潰された小串鉱山街にあって貴重な、生活を感じさせる遺構である。風呂、階段、トイレ、広間、暖炉…。コンクリート製ゆえ長く残ったようだが大きく傾いていて、平衡感覚がおかしくなりそう(右の写真はカメラ内蔵水準器で水平は取れている)。うっかり壁に手を付いたら一部崩れてしまった。こうして風化が進む。後で知ったがこの建物、熊のねぐらになっているとのこと。備えよう。

(参考:こにゃくうさん「オットの生家を訪ねる旅」裏山の探検隊さん「小串鉱山五区探索編」など)

戻るのもうんざりなヤブを何とか戻り、ジロー坂経由で峠へ戻る。あまりにジグザグ遠回りで、やはり却って時間がかかるな。だいぶ疲れるくらいには歩いた。満足して帰松。今年の毛無峠参りはこれで終了かな。

1/10-12 タンパクは味方 炭水化物は敵 炭水化物は敵

Takeda今冬の青春18きっぷは使い切れないし元も取れない、と思ってたが、結局はしっかり有効活用できた。その最終5回目は使用期限の1月10日、松本〜甲府往復で使う。駅で東京の友人と落ち合い、ほうとう屋「小作」でボリュームたっぷりのすいとんを食べる。それから歩いて武田神社にお参り。武田節で歌われる躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)と言った方が有名かも知れない。「人は石垣 人は城〜♪」 駅前に戻って甲府城も観光する。天守台から甲府盆地の眺めが良く富士山も見える。つーか普通、こっちが武田信玄の居城だと勘違いするよな。桔梗屋が経営している和カフェ「黒蜜庵きなこ亭」の信玄餅パフェは絶品。という訳で、8kmくらい歩いたが食べた量の方が多い気がする。

Gekiue日曜はジョギングで冬季閉鎖中の浅間激坂を登る。今のところ雪が少ない松本市とは言え、ここはアイスバーンの上に薄く積もった雪も凍っていて走りづらい。それにしても急な坂、ほんとに6月になったら自転車で登れるの? 美鈴湖畔のカフェピラータで毎度のようにパスタを食べながら漫画サイクル野郎を、今回は第16巻まで読む。寅さん並に旅の先々で恋多き主人公たち。下山はこちらも冬季閉鎖中な林道湯ノ原線で美ヶ原温泉方面へ。そのあと成人式で賑わう総合体育館を通り、「ぴっこ」でジェラート、ではなくロールケーキを1本買っていく。恵方巻き代わりに…。という訳で、17kmくらい走ったが食べた量の方が多い。

Iceart月曜はありがたき祝日。昨日「あめ市」をすっぽかした分、今日はジョギングで松本城の氷彫フェスティバルを見に行く。松本駅で18きっぷアンケートを提出し、お腹が空いたので食品スーパーでドカ食い。放光寺の厄除観音大縁日まで登って、またお腹が空いたのでコンビニでドカ食い。という訳で、12kmくらい走ったが食べた(ry

8/13分 ハコダテヤマノボレ0813

下北半島の佐井村で迎えた朝。いざ高速船で青森市へ渡るべくアルサスの定期船窓口に行くと、「本日欠航」の文字が私を絶望の淵に叩き落とす。そんなに風つよいかな…。どーすんだよ、膝が痛いから陸路で仏ヶ浦〜脇野沢なんて嫌だぞ。いっそ大間に戻ってフェリーで函館に渡るか。諦めていた北海道が一気に現実的になってくる。そうだそうしよう。着いたらフランチェスカちゃんグッズを買い漁って、特急列車で青森にとんぼ返りすればいい。

Daikan朝の便は行ってしまったので、昼前まで大間町をぷらぷらする。青い空、青い海。昨日よりハッキリ北海道が見える。やがて大函丸に乗船、出航。無上の旅情に包まれるひとときだ。朝ドラのように、伊東四朗が突堤から見送ってる気がする。さよなら本州私は行っちゃいます、ああ津軽海峡夏景色。




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Bayという訳でやってきましたほっかいどー! とんぼ返り? するわけないじゃん。サイクリング旅だとスルーしがちな函館の街を、今日はらくらく観光だ。まずはラッキーピエロのチャイニーズバーガーで昼飯にし、緑の島から対岸の赤レンガ倉庫群を望むなど。立待岬には石川啄木一族の墓がある。エロメガネとか言わない。

公園に自転車を置き、今度は市電1日乗車券による乗り潰しの旅。五稜郭は既訪なので行かなかった。そういうの長野県にもあるし…。函館どつく前駅から元町エリアの坂道をぷらぷらしてソフトクリームを食って、公園に戻る頃にはだいぶ暗くなってしまった。設営と炊事を急ぐ。夕食はいつものようにあくまで質素に、もやし入り麻婆豆腐のせご飯。

夜8時、函館山に登り始める。メインルートと思われる旧登山道コースを歩くが、街灯もなけりゃ行き交う人もない、真っ暗闇のスロープが続く。ヘッドライトだけが頼りで、所々慰霊碑のようなものが映るが気にするな。今日は脚休めのつもりだったのに、どうしてこうなった。そう思いながら七合目まで来ると山頂の照明が見えてきて、テンションアップ。ここから街灯だけはある。

Hakodate標高334mの山頂からは、ハッと息を飲む大夜景! こりゃ想像以上の美しさだ。自分の脚で登ってきたゆえの感動もちょっとプラスされてるかも知れない。ただしここからだとロープウェイが少し視界に入るので、駅舎屋上の展望台に回ってみる。…物凄い人だかりに笑ってしまった。これじゃ夜景を見に来たのか人を見に来たのか分からない。押すな押すな、早くどけよという惨状だ。下りのロープウェイも大行列に並んで50分待ちだって。歩いたほうが早いんじゃね?

さっきの空いてる好展望所は建物の裏手を回るため、ほとんどの人は行き方が分からない様子だった。海の向こうには本州下北半島の灯りも横に並んで見えている。後ろ髪を引かれる思いで下山へ。迷ったらシャレにならないので確実に旧登山道コースを選択し、下のロープウェイ駅まで降りたらキリンガラナが自分へのご褒美。あとはテントに帰って寝るだけ。

それにしても本当に北海道に来ちゃったんだなぁと、今更ながら旅の意外性にびっくりしている。

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