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7月21日 懶

人に言えないくらい長く睡眠してしまった。炎天下に半日歩き回ったのがそんなに負担だったのか。それとも俺はもうダメなのか。だいたいEXPO'85の思い出を語り出すようじゃすっかりオッサンだよな。

7月20日 コスモ豊丸

昨夜就寝前に、紙資源ゴミを整理していたら愛・地球博の広告を目にした。そうだ、万博に行こう。ケータイの待受けも長らくキッコロモリゾーにしてるし。
思い立ったら吉日作戦。寝冷えで体調が変だが、資源ゴミを出してから始発に乗り込む。ラッキーな事に今日から青春18きっぷが解禁である。博覧会と言えば20年前の筑波万博を思い出す。科学少年だった私は集めうる限りの情報を集め綿密な計画を立てていたものだが、今回はほとんど知識なし。どうせ計画通りには行かないんだ、行けば何とかなるだろう。
車窓に「寝覚の床」を眺めつつ鈍行を乗り継ぎ3時間半、万博八草駅で下車。4月にリニモだけは乗車経験があるので、今回は歩いて瀬戸会場からゲートイン。パビリオン云々にあまり興味は無いが、NHKが宣伝してるスーパーハイビジョンってのは見てみたい。ともかく今日の目的は、ひたすら歩き回って人ゴミの写真を撮りまくる事だ。

seto←見ろ!人がゴ(略)・・・ってほどは混雑してないな。しかしそれでも人気企業パビリオンは2時間待ち、いや200分待ちとか。どんな特殊な訓練を受けたらそんなに待てるのだろう。なんて思いつつ、何かの整理券をゲット。寝覚の床、もとい「めざめの方舟」15時からだって。ああそういえばこれも見てみたかった。あとゴンドラに乗り合わせた人の話では、今日は雅子さまがご来場あそばせておられるらしい。
スーパーハイビジョン目指して地図の真ん中あたりに行ったら、ここでも整理券を配っていた。「オレンジホール」?…11時50分から。どうやら当たりらしい。割と首尾よく中に入る事が出来た。
4320本の走査線と22.2chのスピーカーは、多分世界一のシアターと言えるだろう。ホールが暗くなって騒ぎ出す子供が居たが、まさに文字通り「泣く子も黙る」展開となった。富士山をメインに、美ヶ原から眺める月や黒部ダムの放水も含めて、立体映像よりもずっとリアルな体験がそこにある。映像は現実には敵わないと信じていたのに、分からなくなったぞ。しかしこれを見てしまうと、安物プロジェクターでホームシアターを…というのがバカらしくなる。むちゃくちゃお金を貯めて、スーパーハイビジョンを買いましょう。
オマケで冷凍マンモスの展示が見られたが、…え、これ?

veloあとはテキトーにふらふらしよう。フミヤの「大地の塔」でも見ようと思ったら、ご来賓がいらっしゃるとかで目前で閉め切られた。ま〜〜しゃ〜〜こ〜〜!…
気を取り直してエジプト館に入る。筑波万博の時、最先端技術であった立体映像のパビリオンが混んでてどうしても見られず、「空いてるから」と入ったエジプト館が小学生の私にはとてもつまらなく感じた。万博顛末記のマンガを描いてそれもネタにした。…なんて過去を忘れていた。さて今の私には、まぁこんなものかなと。

有り難くもない森林ゾーンに入り「サツキとメイの家」遠望などひたすら歩くが、暑くて脱水との闘い。昼食はカロリーメイト。15時になり「めざめの方舟」を見る。いかにも押井守監督らしいモノだったが、物足りなさもあり。
最後に「やっぱ万博と言えば立体映像でしょ」と思って超電導リニア館に寄る。筑波万博にも浮上式リニアモーターカーはあったけど、未だに実用化の目処は立たない。それでもこうやって「輝かしい未来」として古い技術で紹介するあたり、郷愁というか哀愁というか。

寝不足でバタンキューなので、終電まで粘ったりせずこれにて退散。手元に残ったのは4回分余った18きっぷである。

7月19日 チャ梨花

TOYAfrom2珍しく朝寝坊せずに起きて、涼しいうちにチャリで浅間の激坂に行く。そろそろまた本腰入れて体を鍛え直さないと、と思って頑張ってみたが、すっかり足は弱っていて売り切れ。立ち漕ぎを多用せざるを得なかった。700mUPの第二チェックポイントまで。
夕方に、左足首の完治を祈願してまたクルマでほりで〜ゆ〜温泉に行く。回数券を持ってるとついつい通ってしまう。帰りに堀金村ベイシアスーパーで加工食品を安く買い溜め出来るという利点もあるし。

ところで最近、某商品の購入を検討するべくネットオークションをウォッチしてるが、いわゆるチャリンカーが大量に激安出品していて、心が揺れる。最後のババさえ引かなければメチャ得という、仕手株のようなチキンレースだ。
しかし仮に自分が得をしたとしても、その分泣く人間がいる。ゼロサムどころか明らかに世の中を悪い方向に向かわすことになるだろう。そんなダークサイドに手を貸す行為は、まず良心が咎めるべきだし、いずれは自分の生活を脅かす。
私は去年詐欺被害に遭っているが、金額よりも、そんな事実が恨めしい。

それにしてもチャリンカーって俗称はチャリダーと紛らわしくて迷惑だな。

7月18日 夢は地図上を駆け巡る

そろそろジョギング再開を、と思い取り敢えず5km走るつもりでドアを出た。…ダメだ、まともに走れない。まだ左足首の完治には日数がかかりそうである。250mほどで引き返し、今日のトレーニングは諦めた。
せっかく梅雨も明けたことだし、早くまた自由に走り回りたい。トレーニングの範囲を広げるべく五万分の一地形図を買い足し、それとなぜか「山と高原地図」鹿島槍・五竜岳も購入。眺めてるだけでも相当な時間が過ぎてゆく。五万図はサイクリング部で教わったように合理的に折り畳む。

それとは別に、就職情報誌にも目を通すようにはなった。パッとみ絶望的な気分にはなるが、まあまあの相性の仕事もあるだろう。あんまり生活の危機が差し迫る前に、余裕を持って求人の動向を把握しておきたい。

7月17日 マイファニーサイクリング

a-karasu昨日のパソコン漬けでまた生活を乱し、一日の活動が夕方から始まる。今日は「あづみ野やまびこ自転車道」の、ジョギングでは行かない堀金村以北をチャリで見に行く。大口沢を経由する際に往復で300mアップ程ある以外はほとんど平坦だけど、これこそ極めてフツーでファニーなサイクリングなんだよね。いつの間にか「高い所に登ってこそサイクリング」という妙な価値観が出来上がっていた。自分の原点は江戸川サイクリングロードであるのに。反省。

コンビニの誘惑 超ULTRA-LEMON

05-07-17_03-45嗜好が基本の暴君ハバネロ様に戻ったのはいいとして、一緒に買って来たのが【すっぱさ4倍】Fanta! 超ウルトラレモン【炭酸炸裂!】。こんな間食続けてたら確実に味覚障害。でもこういう無茶をしたくなる時ってあるでしょう。

7月16日 ハンドメイド地図

tateyamap丸一日、ひたすら立山登山記を書いてた。HTMLタグの手打ちは当たり前として、しかし地図をGraphicConverterのペイントツールを使いドット単位で作成してるのは間違いかも知れない。収録写真は20枚。
まぁともかくホームページの方へ来て下さい。

7月15日 無題

捻挫中(?)の左足首が痛痒くなってきた。いろいろ無理はかけたけど、ようやく回復軌道に乗ったようだ。自然治癒力万歳。
misuzukoBS本当は今日という日にやりたいことがあったのだが、この足では明後日あたりに延期だ。足首に負担の無いチャリでゆっくりと浅間の激坂を登る。野生の鹿が2匹いて、逃げてった。アップは美鈴湖まで。最近は習慣化してないせいか、普通に疲れた。
冷蔵庫の中がほとんど空っぽで、食事はネギご飯・卵ぶっかけでしのいでいる。明日は野菜をいっぱい買って来よう。

7月14日 ヘッドランプ・テールランプ

7/2に秋葉原参りをした時のことを書いてなかった。豆電球探しの話。駅高架下に日本一の(唯一の?)部品屋街があり、ここに無い電子部品は諦めるしかないだろう。豆電球屋も程なく見つかったが、目的の6V0.5W(≒0.1A)の物は無い。店員に聞くと「そんなにワットが低いのはないなぁ」だと。おいそれでも専門店か。他の発光ダイオード屋で1.5V0.3A(≒0.5W)の豆電球を見付け、バックアップとして買っておく。
ここは萌え系の聖地秋葉原。日曜日ということもあり、路上はそれ系のイベントで賑わっている。冷やかしに写真を撮りたい気もするが、振り切って北へ急ぎ歩く。
そこはチャリの聖地御徒町。最後の望みをかけて自転車専門店に突撃。・・・玉砕。そもそも豆電球自体を取り扱っていなかった。ランドナー乗りなんて希少だしお金を落とさないから、冷遇されるのも仕方なしか。2軒目も同じ。さよなら秋葉原。さよなら御徒町。

さてさて今日になってようやく、買っておいた1.5V電球をランドナーのテールランプに適用してみた。ダメ。ボルトが低いと点灯すらしないらしい。よく解らないけど。でもまあテールランプを切ったほうが、前方を照らすヘッドランプへのダイナモ給電量が増えて明るくなるので、暗い田舎道も安心ではある。
後ろは結局、ロードレーサー乗りがよく点けてる電池式LED点滅マシンを取り付けた。おのれ以外の動力をチャリに載せるのは悔しいが、点滅してくれた方がトンネル走行は安心だ。これなら上高地へのトンネル街道も…といきたいが、大雨被害で長らく通行止らしい。

7月13日 プロジェクタX

生活の乱れ極まり、夜更かし暁を覚えまくり。左足首は相変わらず使い物にならず、ならばチャリに乗ってみてはどうか。腰痛以外の万病を治す不思議なチャリ、大事にしていたランドナー。お庭で雨に濡れていた。17日ぶりにまたがってみる。チャリンコ人生でこれほどのブランクを空けたのは初めてで、久々の感触は何だか重い。だけど足首には負担が掛からないみたいで、ガンガンと大町市へ向かう。やがて緩い登りが延々と続くのだが小雨の中、完全ノンストップで標高1433m、扇沢に着いた。まだ朝8時10分である。
kurobe-rainbow実はここ扇沢からアルペンルート最高点の室堂までの往復が¥8,500¥5,770と安くなるクーポン券を後生大事に持っていたのだが、期限が明後日で切れるので是非使ってみたかった。天気悪そうだけどな。まずトロリーバスに乗り込む。バスなのにサウンドが電車だし、架線のあるトンネル内をけっこう飛ばす。頭の中には中島みゆきの「地上の星」がエンドレスに流れる。黒部ダムに着いて、左足をかばいながら展望台へのトンネル階段を登る。そこでむらよしが観た景色とは…?
tateyamaEケーブルカーを経由してロープウェーに乗り込む頃には、興奮のるつぼにあった。なんでチャリンコでちょっとの距離に住んでいながら、今までここに来なかったのかと。高度を上げるに従って、Tシャツ一枚じゃ寒くて耐えられなくなる。立山直下を貫通するトロリーバスの終点が室堂。実に標高2450mまで来た。でも足が悪いから軽く散策だけして帰ろうね。
・・・おい、ふざけるな。あこがれの3000m峰、立山山頂はすぐそこじゃないか。足に魔法を掛けてでも登れ。逆に悪化し始めた天候とスピードを競いながら、岩稜を制し私は一番高い所に居た。プロジェクタのスクリーンじゃお話にならない、全方位の繊細で雄大な地球を感じるか。空気は冷たいか。岩を掴む両手は痛むか。
MURODOfromFUJI魔法もクソも無い、左足首は一歩ごとに金切り声を上げる。おかげで下山には時間がかかり、扇沢への帰りは最終便になってしまった。混むんだろうなと思ったら、トロリーバス乗客オレ一人!? ロープウェーもオレ一人!? ケーブルカーも…。
17時51分、チャリに戻る頃には大雨。空腹が限界なので街へ下りた所のマクドに寄る。セットが安くなるクーポン券を後生大事に持っていたのだが、期限が明日で切れるので是非使ってみたかった。
松本への帰路は睡魔との闘いとなった。ともかく、チャリダーむらよし復活である。

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