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7月31日 人間ルーレット

膝や足首の調子は良好だが、今度は右足中指の筋が痛む。歩いて買い物に行く時も困った。二日ほど放っときゃ治ると思ったんだけど。
ならチャリで坂でも登ればいいのだが、外は夏の雨が降って僕は部屋でひとりケータイゲーム、という堕落っぷり。眼が疲れた…。山の緑でも見に行こう。雨が止んだのでジョギングに出る。足指の痛みは我慢しろ。みんな、いろんな痛みをこらえて生きているんだ。
往路は標高差150m・田溝池への急坂をマックスパワーで登る。復路は善光寺街道を選択。緩い下り坂を効率よく利用するため、自分の体をチャリに置き換えてイメージし、フォームを変えてみた。足が車輪、手がペダルである。するとかなりスピードが乗った。そんな自分らしからぬペースでは長くは走れないだろう、と思っていたら、何台かのチャリを抜き去ってそのままウチまで走り抜けてしまった。
走行距離は10.5kmだったので、その程度ならスピードも出せるようになってきたってことか。でもそれが目的じゃない。今日は単に、早く帰りたかったんだ。

7月30日 ガラスの三十代

朝、昼と気ままに過ごして体力回復を図った後、夕方にようやく外出。ジョギングの距離をさらに35km、40kmと伸ばすためには鉄の心臓が必要であると、昨日痛感した。ガラスの心臓では簡単に砕けたり融けたりしてしまう。
という訳で、チャリで浅間の激坂へ。一番軽いギアを使わないようにして本気で登り、心臓への負荷を試みる。足は昨日使い切れなかった分が残っているが、やはりまず呼吸からいっぱいいっぱい。それに耐えながら400mUPの美鈴湖に着く頃、急に心臓に来た。これ以上頑張っても体に悪そうなので、下山。ぼうっとしてたら蛇を踏みそうになった。

夜、ケータイアプリを一つダウンロード。昔懐かし「イースI」。遊んだ事はない筈なのに、BGMだけは何故か覚えている。どこで刷り込まれたんだ。面白い。こんな事してたらまた生活が崩れてしまう。指が痛い。

7月29日 三十路記念ジョギング

2週間前に実行予定だった【三十路に入っちゃった記念・30kmジョギング】は、怪我で今日に延期になった。朝8時15分スタート。目標は一応3時間ということで。
とはいえ飛ばすこともなく、ゆっくりとしかし休まず走る。12km地点・堀金村道の駅でスポーツドリンクを買うために数秒の停止は余儀なくするが、あとは飲みながら走る。安曇野の要・穂高町に入り、神社のあるところが折り返し地点。丁度1時間半だ。遥か遠くにゴール近くの城山が霞んで見える。あそこまで走り切れるのか…?
23kmを過ぎるといよいよ未経験の距離となる。一気にブレーキがかかる。今まで意識した事の無い“心拍”がどうもヤバいのだ。気が付けば昼の炎天下だし、足腰やスタミナがどうと言うより熱射病と闘っているのかも知れない。走るのがこんなに辛いものだとは…。
残り2kmでは心臓破りの坂(勝手に命名)が心臓を直撃。歩くようなスピードに押さえて、なお走る。一瞬でも気が緩んだら本当に歩いてしまいそう。結果、3時間12分。目標を大幅にオーバー。あと12.195km走ろうなんて気が起きる訳も無く、牛乳飲んで部屋で大の字にくたばる。なんとか起き上がり、風呂に入って大量に水分摂取して、コーンフレークとリンゴを買い食いして、氷嚢をしてまたくたばる。
とにかくこの季節、30km走はキツい。やるならもっと早朝とか曇りの日とかにしないと、、ああ今日はむしろ精神的に壁を作ってしまった。いわゆる「35kmの壁」を見る事無く今夏のトレーニングは終わってしまうのか。

夕方になってようやく動けるようになり、そのタイミングで株式配当金を貰い忘れていることを思い出した。ゲッ、今日が郵便局渡しの締切日じゃん。あわてて中央郵便局に駆け込んだが、金融窓口は16時で閉まっていた。てやんでぇ、とっとと完全民営化しやがれってんだ。そういえばア○ゾンからは「ご注文の商品が11日経っても確保出来ておりません。」なんてメールが来てたし、ツいてない。
genchi
源智の井戸で水を4.5リットル汲み、インド産コーヒー豆買って帰宅。

7月28日 iPod shuffle artist

isSB1iPod shuffle ステッカーズブック」という本が発売された。シールのデザインがプロ/アマ合わせて276パターンあり、私が“MRA”名義で応募した3作品も掲載されている。採用者へのプレゼントとしてその本が今日届いた。多分「名前が書ければ合格」みたいな採用基準だったとは思うが、ニッチでも自分の作品が世に出るというのは嬉しい。
今でこそ下火だが半年前は大変なブームで、私も必死こいてたくさんアップロードしていた。調子に乗り過ぎて2ちゃんねるで大批判を食らったり、アプリケーションの使いこなしに問題があったりしたが、おかげでいい勉強になったと思う。また、やる気を見つけて新作をアップしたい。(応募作以外ではSONY電池風やMAX Coffee風などを作った。)

今日はせっかくの好天だが体調が悪く、食料の買い出し以外は籠城を決め込む。久々にギターを出して「浜辺の歌」を覚えようとするが挫折。

isSB2(こんな風に本から適当に選んでシール用紙に印刷→)

7月27日 ツアーで美ヶ原

台風一過で暑くなる予報。しかも空気が澄んでいるから、山の景色とか良さそう。こんな日に標高600mレベルにいちゃ煙人間の名が廃る。いざチャリで高い所へ。
手近で高い所と言えば美ヶ原高原。今年はトレーニングとレース合わせて4回登っているが、いつも山頂手前の駐車場で果ててしまう。美ヶ原の真髄は山頂の草原地帯なのだから、そこまで行こう。
nakayama15p朝のうちに8月分オリジナルカレンダーのアップロードを終え、出撃。おなじみの浅間の激坂ルートではなく、南側の扉峠を経由するルートをとる。こちらにも分岐がいくつかあって、わざわざ標識に「狭路・急坂」と書かれた中山沢沿いの道を選択。これがもう笑っちゃうくらいの急坂。斜度15%のコンクリート舗装が延々と続く。笑うしかない。クルマの人も私を見て笑ってるしね。後で地図で調べたら4.7km区間で620mもアップしている(つまり平均13%)。急坂というより激坂…というより急激坂だな。
benus-ochiai三城のキャンプ場地帯に入ると、目指す美ヶ原がギアナ高地のようにそそり立って見える。しかしそこから離れるように南下して扉峠へ。だいたいここら辺で足が売り切れる。美ヶ原の東側に回り込んでビーナスラインを北上。クルマで走るぶんには日本一爽快なワインディングロードなんだけど、チャリにとってはアップダウンの繰り返しが憎らしい。落合大橋からは九十九折りの坂を駆け上り、美ヶ原高原の東口にあたる山本小屋に到着。3時間も掛かっちまったよ。浅間激坂ルートなら死ぬほど急げば1時間半だってのに。
u-kogen3とりあえずプリッツを食ってから、牛伏山1990mの山頂へ歩いてみる。緑眩しい草原も良し、台風の残り雲で見え隠れする遠くの山々も良し(富士山・八ヶ岳・蓼科山・浅間山・北信五岳・北&中央&南アルプスのフルパノラマ)。山本小屋に戻り、疲れてるのでこけももソフトクリームに手を出してしまった。いけないわ。
u-kogen5ここから3kmほどチャリと一緒に高原を縦断。一般車両乗り入れ禁止なので、押し歩きにはなるがチャリの特権だ。と言うかこんないい所はゆっくり歩かないと勿体ない。放牧されてる牛たちものんびりしてることだし。高原西口の王ヶ頭が最高地点2034m。チャリで登れる日本百名山ということだ。
天狗の露地駐車場まで降りれば、あとは慣れた道。オートドライブモード感覚で帰宅。下界は夕方になってもまだ暑い。

7月26日 脱蛍光灯生活?

日没とともに寝て、夜明けとともに起きた。これが習慣化できるなら、文明が崩壊して竪穴式住居で暮らす事になっても大丈夫だ。
雨の日にひねもす引き蘢ってるのもキモイので、やや小降りのスキにジョギングだけはしておく。無理せずずいぶんゆっくりと、しかし中心市街南側の薄川までぐるりと回り13km。たまにいつもと違うルートで走ると、街のスケールを実感できて良い。
帰ってからは、また妙な時間に寝たり起きたりする。我慢が足りない。

7月25日 回復運転

妙な時間に寝たり起きたりしつつ、午前7時にジョギングに出る。そろそろ一昨日の、日帰りとしては自分史上最狂なサイクリングによる筋肉痛が吹き出してくる頃だ。それを押さえ込むように走るが、登り坂ではスピードもパワーも出ない。加速させろ。
ようやく登り切った朝の田溝池。風が凪いでいて水面に映る緑が美しい。さらに走って浅間温泉を経由すると、そこの野球場では高校野球の部員が交通整理をやっていた。「おはよウッス!!」…俺に挨拶されてもな。今日は昼から県大会決勝があるらしい。
結局12.5kmコースを走った形となった。もう左足首はかばう必要もないほど回復していて、むしろ一昨日酷使した膝の方が心配である。すぐに風呂に入って溶かす。
昼は探し物を求め本屋やCD屋を巡る。どうせ見つからないんだけど。市内だけの移動なら、チャリって何て楽な乗り物なのかしら。全てがすぐそこだ。

7月24日 浮かない話

疲れ過ぎてるとむしろ目覚めが早い。しかし洗濯や買い物など一定の家事が終わるともう動けなくなる。昨日のような激しい運動を6日連続でこなせる特殊な人が、芸能界やモーレツビジネス界で成功するんじゃないかなって思う。考えるだけで気が狂いそうだ。ただ、翌日の休みを確保した上でたまに挑戦するなら、楽しくてしょうがない経験である。
というわけで今日は確保されていた休日とみなして、クラシック音楽でも聴きながらひたすら重力に身を任せる。「浮け」などと念じる気力もないわ。

7月23日 軽井沢への重い業

昨日、足が「走り足りない」とほざきやがった。なら嫌と言う程走らせてやる。たしか先月「今の体力じゃ無理だ」と思って廃案にした、松本⇔軽井沢の日帰りサイクリングプランがある。実行に移せ。そもそも一日170kmを超える距離が平地でも未経験な上、大小たくさんの峠を越えなければならない。

というわけで、朝の5時半に松本を出撃。目標は日没までに帰って来る事。すぐに第一関門の三才山トンネルへ登り500mUPが始まる。予想外に雨が本降りになり、避暑地に着く前に体がヒエヒエになる。
mochizuki丸子町側に降りると雨は止む。長門町から立科町へ、地図からは確認しにくいごっつい峠がある。ここからは中山道に入り、芦田宿、茂田井宿、望月宿と、所々江戸時代の風情を残した宿場町のアップダウンをクリアして行く。望月町は9年前のGW合宿で買い出しをした際、確か映画館があって「小さな町なのにがんばってるな」と思ったのだが、今日ぐるぐる探してみても映画館は見つからない。記憶違いなのか、潰れちゃったのか。今は望月町ではなくて佐久市に編入されてるし。
八幡宿、塩名田宿、岩村田宿、小田井宿、御代田宿。もう疲れてるのに、ここからさらに登りがキツくなるが、北国街道と合流する追分宿に至る。狩人の「コスモス街道」(あずさ2号の次に売れた曲)に歌われているので感慨深い。「右は越後へ行く北の道 左は木曽まで行く中山道♪」コスモスは咲いていない。

11時過ぎ、ついに軽井沢駅に到着。ここまでコンビニ休憩以外は5時間半走りっぱなし。帰りもそれだけ走らなきゃならないと考えると、大変気が重い。ともかくハヤル気持ちを押さえてまずは碓氷峠へ。駅からすぐだけど。うわぁい群馬県群馬県。霧で何も見えないし、寒い。さすが避暑地軽井沢。
引き返して駅の南側に降りると、巨大アウトレットモールがある。土曜日ということもあるが、大変賑わって繁盛している。これだけでもセクハラ大魔王●さんの力たるや、某国の主席なんかよりも強かったんだなと感心できる。
karuizawaTBレンタサイクルじゃなくて自分のチャリで観光してるのは珍しいかも。旧軽井沢に行くと、歩行者天国のメインストリートはさらに人だかり。見ろ!人がゴ(しつこい)。郵便局にチャリを置いて、ソフトクリームだけ食って無駄に歩き回ってたら、2時間が経過してしまった。ここを観光するのは初めてだったから…。帰りはマジ急がないとやばい。

追分宿から北国街道に折れ、しばらく下り坂が続く。晴れて来たのはいいが、急に暑くなる。小諸懐古園をスルーし、海野宿も通過して、上田から松本街道に入る。最大の関門、青木峠への600mUPがつらい。登り坂ではもはや加速どころか速度の維持もできず、実に弱々しく進む。
最後に名も無き峠を2つ越え、19時前、日没ギリギリに帰宅。はい、もう嫌と言う程走りました。足が参ったと言っております。ちなみに距離は概算177kmで自己新。アップも合計2200mで自己記録大幅更新。明日の事は知らないが、今日は満足感でいっぱいだ。

7月22日 惰眠とリハビリの日々

もう大丈夫だろう。短い距離からジョギングを再開するべく6kmコースへ。つい患いの左足首をかばうように走り始めてしまうし、体重を掛けるのが怖いのだが、様子を見ながら少しずつ普通のフォームに修正してゆく。
それとは別に、私はド近眼なので外出時はもちろん室内でも眼鏡又はコンタクトレンズが欠かせないのだが、実験的にどちらも付けずに走ってみることにした。すれ違う人の服装すらよく分からないが、走り慣れた道ならむしろ集中出来て良いかも知れない。乗り物には乗れないけどね。
なんちゃってインターバル走を交えつつ6km走り終えて、筋肉は物足りないと言っているが、足首にはやや違和感が残る。クールダウンに気を付けつつ、少しずつ距離をまた伸ばして行こう。

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