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8/19 奇々粥粥

昨日は当然晩飯抜き。今朝はお粥を食い、後はくたばり続ける。
寄食家への道は遠いな。仮に昨日の失態から精神的に立ち直ることが出来ても、とんでもない量の糖分を摂取してしまった事実は残る。走らなきゃ…。ご飯無し納豆とヴァームゼリーを口にして、夕方ジョギングに出撃。疲労が残っているのでストライドは伸びずピッチ寄りの走法となりつつ、浅間飲泉から田溝池へ上がる。もっと走らなきゃ、と思って遊歩道をさらに登り、芥子坊主山の展望台に至る。やはりここは高低差感のある見晴らしが良い。松本は素晴らしい。14.7km走行で帰宅。

8/18 崖の上の糖尿

18きっぷの4回目は中央西線の始発から乗り継ぎ、愛知県春日井市の高蔵寺駅で下車。ここから南に向かってジョギング開始だ。一旦名古屋市に入り、森林公園ゴルフ場を上り下りしてるうちに尾張旭市に入る。曇ってはいるけど蒸し暑い、松本とは明らかに違った空気だ。瀬戸市からまた丘に掛かる。今日は山登りに来た訳じゃないんだぞ。トレイル用デイパックを背負ってるから格好はそれっぽいが。

Morikoro 長久手町に入り、やってきました愛・地球博記念公園「モリコロパーク」。あん時ゃ一回しか行ってないが、それでも名残の数々に感動しっぱなしである。ほとんど残さなかった某科学万博記念公園とはえらい差だ。サツキとメイの家は当日券が余ってるようだが、また遠くから指をくわえて眺めるだけでいいや。万博の時はそれさえ押し合いへし合いでままならなかった。崖の上のポニョ展も相まって園内は親子連れでなかなかの賑わいだ。

公園をざっと一周、に一時間以上掛けてしまった。陽が出てますます暑いリニモ沿いを西へ走る。品川を発ったリニアモーターカーは飯田を経てこれに接続するんだよね。右手には長久手古戦場、秀吉と家康の激戦があった所だ。さてどっちが勝ったでしょう?
スポーツドリンクや水道水をがぶ飲みしつつ、いよいよ大名古屋市街地に突入。消火栓蓋の丸八マークで解る。

高蔵寺のスタートから33km、4時間13分をかけ天白区の植田トロン温泉でゴール。ショボい終わりだが、身を清めておく必要があった。疲れたので地下鉄に身を委ね3つ目、いりなか駅で下車。坂を登って行くと目前には重食喫茶、霊峰マウンテン! 今日は登山に来たのだ。15時半でもほぼ満席で賑わっている。観光地化が著しいことに昔からの登山家が嘆いてるところも含めて登山っぽい。
席につくと隣りには壮大な遭難、つまり食べ残しの跡。ネットとか見て軽い気持ちで登ろうとしたのだろう。あ〜あ、だから山を甘く見るなと。私は甘口バナナスパに掛かろうと心に決めていたが、主峰の甘口抹茶小倉スパなら二年前に余裕しゃくしゃく単独登頂に成功している。似たようなのじゃ進歩ないなあと思って、壁の貼り紙に適当っぽく書かれた「あつげしょう(中)1350円」に急遽オーダーを変更。他メニューの倍する値段がおかしい。あとストロングコーヒー。
Atsugeshow まず付け合わせの菓子と未体験な濃さの飲み物が来る。うんストロング、これはこれでいける。そしてうやうやしげに運ばれて来た「あつげしょう(中)」。ざわ…、ざわ…。周りの視線が集まるのも無理はない。刃渡り30cmはあるフランスパン丸々一本の上にだっぷりどっぷりと生クリーム。両脇には甘いチェリーがあしらわれ、山に例えるなら何だろう。もはや日本のものではない。

予想以上のテーブルマウンテンに身震いするが、急いで登れば何とかなると思った。いざピッケル、もといナイフとフォークを手に取り、登攀開始。!?…岩が固くてナイフの歯が立たない。恐るべしフレンチマウンテン。これは長期戦の構えだ。しかし長引けば長引く程に戦況は不利になる。おまけにクリームとパンの間にはおはぎ十個分はありそうな大量の甘いつぶあんが化粧の層をなす。嫌な汗が出る。すみません山を甘くみておりました。走り疲れている時って食が細くなるもんだし風邪気味であることも災いした。三合目でもう酸欠症状を起こし始めたのである。
いやいやいや、出された食事を残すなんて倫理的にあってよいものか。世界中には、と言うより自分自身が今の調子じゃ来年には飢餓に苦しむだろう。甘い物が恋しくておはじきを口にする話とかなかったか?

一歩一歩、時にひと啜りの特濃コーヒーで休憩しながらフォークを手繰り寄せていく。「諦めたら楽になるぞ〜」という悪魔の甘い囁きが脳を溶かし始める。幻聴だっ。たまらずズボンを緩めてみても効果はない。そういう問題じゃなくて、これはもう砂糖の暴力だ。あつげしょうというネーミングからも悪意しか感じない。充分な下調べをせず自らの体調も省みなかった己が全て悪いのは分かっているのに。既に仲間のレスキューに失敗している隣りの山は、ヒソヒソとこちらを遠望している。付け合わせの菓子ならサクサク食えるのに、クリームでホワイトアウト、あんこでブラックアウトを繰り返し、パンの甘みさえ苦痛に感じられれば崖っぷち、もう全く唾液が出ない。これ以上は土石流災害が発生してしまう…。パンパカパーン!私はついに悪魔に魂を売ったのだ。残り二合が甘りに絶壁だった。山を甘く見ていた。失意の遭難者は申し訳ない気持ち一杯で過去の精算を済ませ、とぼとぼと下山するのだった。もう二度と、ここでの単独登山は行わないだろう。

まだ地盤が緩んでいるので、地震は危険だ。地下鉄には乗れず、鶴舞駅まで歩く。うぷ。あとは18きっぷで帰松。今の私は何をやってもダメだなぁ。一体何しに出掛けてたんだ。ひいぃっ、火で炙るとドロドロに融ける白い粉! 暫くは砂糖恐怖症になること請け合いだ。

8/17 イガイガ34分

Owago 夏風邪が長引いてる様相なので、チャリで遠出する予定を大幅下方修正して、桜清水坂トレーニングで済ますことに。坂の入口まで緩く登る9km程の距離がウォーミングアップに丁度良く、いきなり激坂に掛かる浅間温泉〜美鈴湖よりは体に優しい気がする。あとは4.75km、標高差610mを全力で機関燃焼させウイルスの退散を図るのだ。
まだ今ひとつ脚に力が宿らないが、タイム34分2秒と前回よりは縮めた。復調復調。しかし残念ながら喉のイガイガは治まっていない。薬を持ってないからコーヒーやお茶でも飲みまくってごまかそう。風邪薬なんてそもそもカフェインの塊みたいなもんだし?

8/16 走るヘンテコリン

出るゴミの量なら日本一を誇るという諏訪湖花火を観たくて、昨日の夕方にチャリで南へ向かったのだが、晴れの予報にもかかわらず塩嶺の空は不気味なほどに真っ黒け。雨具とか用意してないなー、とテンションを落としつつ峠に掛かったところで土砂降りとなり、小坂田公園に避難する。レーダー予報によれば2時間先も真っ赤っか。こんな山の中腹に居ても、下手すりゃ退路を断たれるので無念の下山となった。風邪を引いているので人混みに行かなかったのは良かったかも知れないが、また体を冷やしてしまった。帰宅しておとなしくビデオ編集する。

という訳で先日の乗鞍チャリ載動画をアップロード。カメラが傾いちゃってたのは悔しい。毎度悩みの種となるBGMは、せっかくGarageBandというソフトを持っているのだからと起動して適当にループ素材を放り込んでみたら、ヘンテコリンなものが出来上がった。まぁこういう失敗には意義がある、かも。
本日一通り作業を終え、まだ喉がゲホゲホするもののダルいのはいつもの事だ。ジョギングをゆっくり12.3kmこなす。これが新型インフルならどんなに気楽になれることか。
ニコニコ動画:全日本マウンテンサイクリングin乗鞍試走【エコーライン10倍速】
zoome:全日本マウンテンサイクリングin乗鞍試走【エコーライン10倍速】※高画質版
zoome:乗鞍エコーラインダウンヒル(5倍速)

8/14 ノリクーラント

喉が痛い。どうやら寝冷えだな、情けない。冷えには温泉が効くだろう。
という訳でやってきました乗鞍高原。この夏何回目だよ。今回は午後になってしまったが、その方が駐車場に空きが出始めてて良いかも。にしてもこの煮えたぎる音はどこから聞こえるんだろうね・・・うわぁぁ不凍液が大変だ! 見なかった事にしよう。

Tatamipref 温泉の前にヒルクライムだ。自転車を組み、そこら辺を少し流してからレースコースのアタックに掛かる。序盤呼吸一杯に無理をしたのか、中盤以降になると集中してはいるものの、あまり頑張れない。いや単に体重増とパワー&スタミナ不足だろう。目安の1時間25分から15秒遅着して畳平にゴール。仮にも風邪っぽい体調ではダメージ感が大きく、周辺の小ピークへの登山すらせず下山開始。ドン冷えだ。
温泉『湯けむり館』はやや混みだが困るほどでもなく、体を暖め直すことができた。でも喉痛が治るほどではなく。

8/12 奇々こいこい

Lights8 昨年12月にオープンした南松本のシネマライツ8に初めて行ってみた。映画館は4年振りという私のお目当ては『サマーウォーズ』。信州上田の風景をアニメ化したってだけでも興味を引くし、友人の薦めや日に日に高まるネット上の評判、最後には特報のエフゲニー・オネーギンが背中を押した。昨日『時かけ』のテレビ放映があった今日であるが、客席の埋まりは七割くらい。
前半は信州ネタが畳み掛け、館内のざわつきがくすぐったい。後半はメタモルフォーゼに謎の感動。総じて2時間の密度が濃く、脳内デフレーション状態の私でも正規料金1,800円が高いとは思わなかった。

暗くなってからジョギングに出撃。考え事しか出来ないジョグ中は、余韻の整理に最適である。世界を救うチャンスをことごとくパーにしておきながら咎められない大家族の面々の、馬鹿っぷりが後から沸々と可笑しいのだ。
いつの間に田溝池から浅間飲泉、そして野球場。ああここ映画に出てきたね。さらに美ヶ原温泉まで回って16.5km走行。昔は四人家族でよく花札をして遊んだものだ。一瞬だけ映る松本市街地の風景はどこだったのだろう。

8/10 ナンバー言い種

Susukieast チャリで桜清水坂へ。県道分岐の停止線から桜清水コテージを過ぎた峠状の部分まで4.75km、610mアップ、平均斜度12.8%という区間でのタイム計測が恒例となりつつある。最近弱っているので35分を切るのは難しいと思ったが、涼しさに助けられてまずまずの集中力を維持し、10秒の早着となった。復調の兆しなら嬉しい。
涼しいとは言っても大量の汗をかくから、下りはちょっと寒い。まだ8月の前半なのになぁ。帰宅すると乗鞍の参加証が来ていた。ナンバー1193。毎度良番は外すな、とか考えてみたり。

8/8 幸せは雲の中に

心身バテ気味になったので走る気になるまで休んでようとしたら、まる二日生活が崩れるだけだった。まぁたまにはひたすら部屋で懐メロに溺れていたいこともある。
Souden とにかく今日はチャリで美ヶ原林道へ。数ヶ月不調だったシフトレバーをようやく直して、でもまだあちこち不具合のあるランドナーである。始めは暑さのあまり早々に引き返したくなったが、日が陰ってくると気分が良くなり第2チェックポイントも通過。こんな気持ち良さがあるから、ヒルクライムって止められないんだな。
つつじヶ原から雲の中に入り、その雲行きも怪しいので今日は武石峠までの1200mアップでおしまい。近頃毎日ひどい夕立がある影響で路面の流水が多く、慎重に下山する。タイムは散々だったので、甘い物を控えるとかした方が良いのかな。

8/5 前座エース

夕方の爆雨が止んでから、夜ジョギング。昨日までのサイクリング疲れで脚はガチガチだが、ジョグへの影響は少なく、むしろ体が軽く感じられて走り易い。岡田東区でさっさと引き返す予定を浅間の飲泉所まで足を延ばし、8km走行。

遅ればせながら長岡大花火の動画をアップした。エンコードはQuickTimeに丸投げだが悪くない。カメラ動作確認のつもりで撮ったものも前座的に入れたので、目玉の“天地人”、“スーパーフェニックス”と合わせて8分余の長尺になってしまった。他人の時間を8分も奪うとはどういうことなのか。
まあ自分で撮ったものならいいじゃん。YouTube等には既に同花火の動画がたくさんアップされているので、様々な角度から見比べてみるのも楽しい。カメラマン泣かせ、打ち上げ幅2.7kmの超ワイドな迫力をまた体感できる日は来るのだろうか。
zoome:長岡大花火2日目:天地人、スーパーフェニックス他

8/4 万代三唱

もうあんま走る気しないし、長岡からのんびりと北へ向かってチャリを漕ぐ。今日も向かい風で、計算通りには目的地に着かない。
やがて信濃川は大河津分水路によって分流される。分水路を行けば海は近いが、あくまで最下流を目指そう。ただし左右にうねる川沿いの道からは離れ、国道116号を直進。程良い夏の陽気の下、巻という街で昼休み。
信濃川は関屋分水路でも分流し、それでもまだ広々とした本流。川沿いにはサイクリングロードがある。こういう小綺麗な河岸のある街って憧れるなぁ。間もなく新潟市を象徴する万代橋に到着。万歳バンザイセガバンダイ!

Kakou もうちょっと進むと河口が見え始め、入船みなとタワーの展望階からは長雨で濁った大河がブルーの日本海に混ざり合うさまを良く見下ろせる。松本上田佐久善光寺、それぞれの平に降った雨はここで海に還る。普段は信濃川水系だなんて実感出来ずに生活しているが、ようやく海まで繋げてイメージ出来るようになった気がする。

そこそこ賑わう砂浜で海水に触れ、あとは万代橋を渡って新潟駅で輪行。18きっぷで入場し1705発の快速くびきの号に乗車。直江津から普通列車を乗り継ぎ2301松本着。慣れない事をした二日間で体のあちこちが痛い。

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