7月25日 回復運転

妙な時間に寝たり起きたりしつつ、午前7時にジョギングに出る。そろそろ一昨日の、日帰りとしては自分史上最狂なサイクリングによる筋肉痛が吹き出してくる頃だ。それを押さえ込むように走るが、登り坂ではスピードもパワーも出ない。加速させろ。
ようやく登り切った朝の田溝池。風が凪いでいて水面に映る緑が美しい。さらに走って浅間温泉を経由すると、そこの野球場では高校野球の部員が交通整理をやっていた。「おはよウッス!!」…俺に挨拶されてもな。今日は昼から県大会決勝があるらしい。
結局12.5kmコースを走った形となった。もう左足首はかばう必要もないほど回復していて、むしろ一昨日酷使した膝の方が心配である。すぐに風呂に入って溶かす。
昼は探し物を求め本屋やCD屋を巡る。どうせ見つからないんだけど。市内だけの移動なら、チャリって何て楽な乗り物なのかしら。全てがすぐそこだ。

7月22日 惰眠とリハビリの日々

もう大丈夫だろう。短い距離からジョギングを再開するべく6kmコースへ。つい患いの左足首をかばうように走り始めてしまうし、体重を掛けるのが怖いのだが、様子を見ながら少しずつ普通のフォームに修正してゆく。
それとは別に、私はド近眼なので外出時はもちろん室内でも眼鏡又はコンタクトレンズが欠かせないのだが、実験的にどちらも付けずに走ってみることにした。すれ違う人の服装すらよく分からないが、走り慣れた道ならむしろ集中出来て良いかも知れない。乗り物には乗れないけどね。
なんちゃってインターバル走を交えつつ6km走り終えて、筋肉は物足りないと言っているが、足首にはやや違和感が残る。クールダウンに気を付けつつ、少しずつ距離をまた伸ばして行こう。

7月10日 自由への凡走

8日前にビデオ録画しておいたツールド美ヶ原の特集番組(30分)を今更ながら観た。自分が映ってるんじゃないか、てのが楽しみの一つだが見当たらず。しかし声だけは聞こえた。「ランドナー頑張れ!」の応援に対して「ウエイ!!」と返している。どうせならもっとサワヤカな返答にすれば良かった。「まかせとけ!」とかな。
さて今日は一昨日の雪辱を晴らすべく、また23kmのジョギングコースへ。目標タイムは2時間25分。一昨日にも増して筋肉痛がひどいが、痛みは初めのうちだけ 慣れてしまえば大丈夫。呼吸に気をつけてペースを維持する。折り返し地点「道の駅ほりがねの里」で行う給水・ストレッチに8分かかるのがもったいないが、自販機で買うスポーツドリンクが冷え冷えで、飲み切るのに時間がかかるから仕方が無い。
終盤もペースが落ちない。自分じゃないような不思議な感覚だ。結果2時間21分。よしっいい伸びだ。まだまだ凡走だがフリーダムに向かって走っている。

夜、何も食べるものがなくてスーパーへ歩く。一番心配な膝ではなく、左足首がダメージを受けていて、まっすぐ歩けない。背後で打ち上げ花火が上がる音が聞こえる。ドンドン。花火って楽しいんだろうな。スーパーの店内では「松本ぼんぼん」のテープがエンドレスで流れている。松本ぼんぼんって…。
a-house
(写真は7/6撮影のもの)

7月8日 はるか23キロ

今日あたり万博に行ってみようかという計画もあったが、見事に寝過ごした。これ以上ないってほど睡眠を貪った。しからば走るのみ。
一昨日と同じ23kmのジョギングコースを、目標タイム2時間30分として走る。例えば長野マラソンは制限時間5時間だから、ハーフの距離なら最悪その半分の時間をクリアしないと落伍してしまうからだ。しかし根強く残る筋肉痛が、スピードアップを許さない。
極めて平凡なペースだが走っているのは楽しい。自分の体を、たとえそれがほんの数十年の借り物でも、思うがままに操ってみたい。持久力を求めることはそんな自由への一つの道だ。原始人のように当たり前に何十kmも走り回れるとしたら、なんと素敵なことか。化石燃料の力を借りて走ることはストレスの解消にはなっても、自由とは異質のものである。
それに、有事の際はチャリで逃げるつもりだが、それが駄目ならランニングで逃げるよ。死ぬのは嫌だ、恐い。戦争反対!
コトコ、コトコと大糸線が走っているのが見える。距離1/4ごとにストレッチや給水などしつつ、後半は目標達成を目指して走りに集中する。しかし終盤ついに左膝が悲鳴を上げ始め、ガクンとペースダウン。結果2時間40分。まるで我が人生のように落伍確定。
いや、ぜってー復讐する。
azuminobashi
(写真は一昨日撮影のもの)

7月6日 アルプスに向って走れ

つーか最近ちっとも走ってないじゃん。油断すると太る体質だから、このままだと体重増加→膝痛悪化→走れない→体重増加、の悪循環で社会復帰がますます困難になるという恐怖が差し迫る。
あわてて外に飛び出し、ジョギングで西に向かう。高台に住んでいるので西の低地へ降りるのにやっかいな急坂があるが、抜けてしまえば等高線沿いに「十ヶ堰」が引かれ、またそれに沿って「あづみ野やまびこ自転車道」が伸びているから楽である。
azuminoCR広々とした安曇野の田園風景の中を走るのは気持ちがいい。時々ストレッチしながら、または写真を撮りながら安曇野横断を目指す。堀金村役場を折り返し地点としたが、ここまでの11.5kmで1時間30分もかかった。…遅すぎ。こんなペースじゃ仮にフルマラソン大会に出場しても時間制限オーバーで落伍してしまう。
飲んで動けば水野美紀なみに痩せるという「active diet」500mlを飲み干して、復路はペースを上げてみる。しかし普段走らない距離に突入してるから、足の推進力そのものがもう尽きている。若干寄り道して帰った結果、総走行距離23.5kmで2時間55分。ダメダコリャ、パァ。
でも一番心配していた膝痛は、やばい程は悪化しなかった。フルマラソンなんて奇人変人がやるものだと思い込んでたが、もしかして目指せるかも…? と欲が出て来た。そのためにはこれから果てしない練習量をこなさないとならないが。
やる気になるかどうかは、その日次第。

7月3日 水元ラプソディー

昨夜は月島に行ってもんじゃを会食。電車に乗れなくなると困ると思って酒はなるたけ控えた。ああ何て賢いんだろう。終電が高砂駅までだったので、そこから1時間歩いて実家に帰った。

mizumoto-p最近歩いてばかりいてちっとも走ってない。由々しき運動不足である。そこで、松本から運んできたジョギングシューズをようやく役立てることにしる。水元を一周するルートで、一部隣県の八潮市や三郷市をかすめて水元公園に至る。冬ソナ風のメタセコイア並木があったり、ドイツ風の河川風景があったり、菖蒲園の花がまだ残っていたりする。
足が疲れてきた。普段松本で使うジョギングコースは往路登るぶん復路は下りだから推進力がいらなくなる。しかしここは全く坂のない、関東平野のド真ん中。だから後半つらく感じるのね。子供の頃の遊び場であった水元公園の、懐かしい風景と変貌した部分とを目に焼き付けつつ帰宅した。距離は分からないけど、ゆっくりと2時間弱走ったかな。

6月29日 ほたる運河

洗濯をした後は、真っ昼間っから2ちゃんねる。ツールド美ヶ原関連のスレッドを発見して、目を輝かして読んでいたのだ。…なにやってんだ。

歩いて街へ出て、昔バイトをしていたピザ屋へ。公式Webページをいまだに担当しているからだ。ローカルではfork-projectというフォルダ名で、手書きHTMLながら当時はいろいろ充実を図っていたけど、ここ数年は2ヶ月ごとのキャンペーンを書き換えているだけ。なんとかしなきゃなと思うのだけど。
しかし今日はまだ来月分のチラシが店に届いておらず、店長も不在だった。かつての同輩S井(なにげに重役化してる?)に大まかにだけ聞いて帰った。

本屋をハシゴして、また「あゝ野麦峠」を探す。やっぱり探し方が悪いのか、見つからない。本屋なんか嫌いだ。

アパートに帰ると、まただら〜っとする。やばい、ここはダメ人間粒子が充満している。夕寝をしようとする体を無理矢理外に連れ出して、ジョギング開始。いざ走り出してしまえば、煙のように高い所が好き。煙は嫌いだけど。森の中の急坂を抜け、田溝池へ。iPod shuffleからは、夏川りみ、X Japan、aiko、小椋佳、島谷ひとみ、Ryu、Caetanoその他無茶苦茶な組合せで曲が流れる。一昨日と同じ12.5kmコースを回った。

iPodといえばphotoモデルが安くなったらしい。写真ストレージ機能は便利そうだが、写真を見るならQVGAにしてくんないと。すでに日本人はケータイで見慣れてるから、もう後戻りできねぇんだよ。というわけで購入は見送り。

もう6月も終わるが、今年はアパート脇を流れる沢に、あまり蛍を見かけなかった。いても一匹。「蛍〜!!」(田中邦衛風に)

6月27日 羽のように丘をのぼり

月曜日だーーー。世間様は今日からまたお仕事再開。昨日のレースで「どう見てもそれラストスパートしてないだろ」って人が多かったのは、奴ら走りながら明日の仕事のことを考えていたからかも知れない。だとしたら悲惨だ。
ともかく手前もおうちでゴロゴロしてないで、せいぜい体を鍛えなさい。さすがにチャリに乗る気はしないので、久々にジョギングに出る。膝への負担が怖くてしばらく自粛してたのだ。でも今日は体が軽く感じる。田溝池への急登をふわふわと越え、下り坂で両手を広げると空も飛べる。はずがない。
気分が乗ってきたので少し遠回りをし、12.5km走った。昨日に引き続き食欲がないのでカロリーメイトのパチもんで昼食を済まし、レースの疲れを癒しに温泉へ向かう。
上松美香のアルパ曲を聴きながら安曇野をドライブしていると「こんな平和が長く続いたらなぁ」と思う。でもこうやって石油を消費してレジャーだグルメだと浮かれていられるのは世界のごく一部。貧困に苦しみ、問答無用で命を奪われる人の方が圧倒的に多い。貧富の拡大はテロリズムを生む。松本盆地にもいつノドンだかテポドンだかが落ちてくる分かったもんじゃない。そん時ゃおいら、チャリで峠を越えて逃げるよ:-)
温泉は毎度の「ほりで〜ゆ〜」。サウナに入る予定はなかったが、57kgを切る自分が見たくなって急遽2セット。3回目はもう止めてくれと体が言った。結果、56.8kg。こうなるともっと軽くなってみたい。まったく人間の欲望とは尽きぬものよのう。露天風呂わきのリゾートチェアで雨に打たれるのがすごく気持ち良かった。

6月14日 ガキの使いだった

夜通し起きてた後、チャリで浅間の激坂へ。これまで「重いギア比で登るロードレーサーの方々に申し訳ないから」という理由でほとんど使わなかったランドナーのインナー1速を、ついに本気で解禁。戦いの為には、もはや手段を選ぶ余裕はないのだ。するとどうだろう、目論み通りタイムが早くなった。無理をせず中間地点(700mUP)で終わりにしたが、今日のペースで走り切れれば良い記録が出そうだ。それでも究極目標である“クラス内10位以内入賞”は絶対無理。ガキの使いみたいなトレーニングをしてる場合じゃなかったかな…。
asamaview引き返し途中まで下りて、数年前の山火事の影響でまだ禿げ山になっているポイントに行く。ここから箱庭気分で松本市街を見下ろせるのだ。午前8時半。みんなあくせくと出勤や登校をしている頃だ。まったりと座って自動車の羅列とかを眺めながら、どうしたら自分、この街でうまくやっていけるのだろうかと想う。まぁ今は考えるべきことじゃない。
昼は動画ファイルでも眺めながら、うだうだと体力の回復を待つ。夕方前に今度はジョギングへ、いつもの田溝池コース(10km)をゆっくりと。朝練夕練をこなしたことになる。ぜひ習慣化したいのだが。

6月11日 緑深まる水無月

昨日あれだけ登った後だと、ダルくてチャリに乗る気がしない。というわけで、雨が止んだスキにジョギングに出る。たまにはジョギングにしとかないと、iPod shuffleが活用できないし。
青空も覗く美しい雲たちの下、ゆっくりとだが坂をガンガン登り、標高900mにある芥子望主山の展望台へ(ちなみに自宅は標高600m)。誰もいない。景色は良いが、休んでしまうとトレーニングの効果が薄れる気がしてとっとと降りる。両膝の関節が痛いが、これを克服しないと夢のホノルル長野マラソンは不可能だ。
今日も釣り人たちで和む田溝池をかすめて山を降り、走行は10km。そろそろ新緑もあまり見られなくなる季節ね。

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